復讐の亡者
エクストラパック2017には4テーマも入っていてなんだかすごいことになっています。
その中のひとつがアンデット族儀式テーマのヴェンデット。
テーマ内のカード枚数は少ないですが、アンデット族はサポートも豊富なのでなんとかやっていけそうな気配。
この記事では新テーマ、ヴェンデットを紹介していきます。
ヴェンデット
EXTRA PACK 2017でカテゴリ化される「ヴェンデット」と名のついたカード群。
属するモンスターは全て闇属性・アンデット族で統一されている。・引用元:遊戯王カードWiki
ヴェンデットとは
ヴェンデットはアンデット族の儀式テーマで、儀式素材となったときに儀式モンスターに効果を付与するモンスターが多いです。
これは儀式魔人やカオスソルジャーなんかでも同様の効果がありました。
付与する効果は相手ターンにも使える除去と非常に強力。
儀式モンスターのレベルも低いため、様々なサーチカードに対応しているのが良いですね。
また、ヴェンデット・リボーンで相手モンスターを強制リリースできるのが強い。
ウィキにもありますが、除外を多用するテーマなので、不知火と組み合わせても面白いのではないでしょうか。
《リヴェンデット・スレイヤー》
闇属性・アンデット族の儀式モンスター。
相手モンスターとの戦闘の際に墓地のアンデット族を除外することで自身を強化する効果、儀式召喚した自身が墓地へ送られた場合に儀式魔法をサーチしヴェンデットモンスターを墓地へ送る効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
《ヴェンデット・レヴナント》
闇属性・アンデット族の下級モンスター。
相手によって破壊され墓地へ送られた場合に自己再生できる効果、ヴェンデット儀式モンスターにフリーチェーンのモンスター除去を付与する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
《ヴェンデット・ヘルハウンド》
闇属性・アンデット族の下級モンスター。
ヴェンデットを捨てて自身を自己再生できる効果、ヴェンデット儀式モンスターにフリーチェーンの魔法・罠除去を付与する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
《リヴェンデット・ボーン》
儀式魔法。
手札・フィールドのモンスターをリリース、または墓地のアンデット族を除外する事で手札・墓地からヴェンデット儀式モンスターを儀式召喚する効果、《リヴェンデット・スレイヤー》が破壊される場合に代わりに墓地から除外する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
《ヴェンデット・リボーン》
通常罠。
相手モンスターをリリースし、そのモンスターと同じレベルのヴェンデットトークンを生成する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
ヴェンデットと相性の良いカード
このテーマはアンデット族なのでユニゾンビ、馬頭鬼などの汎用アンデット族を組み込みやすいのがウリ。
また、儀式の準備、儀式の下準備にも対応しており、儀式までの段取りを整えやすい。
リヴェンデット・ボーンは除外をコストに儀式召喚を行えるので、不知火との相性もなかなか。
除外されたモンスターを回収するために、不知火の隠者とユニゾンビを採用して、PSYフレームロード・Ωを狙うのもいいかもしれない。
ヴェンデット デッキレシピ
メインデッキ :40枚
エクストラデッキ:5枚
【 モンスター 】17
ヴェンデット・ヘルハウンド ×3
ヴェンデット・レヴナント ×3
リヴェンデット・スレイヤー ×3
ユニゾンビ ×3
不知火の隠者 ×3
馬頭鬼 ×2
【 魔法 】14
ブラック・ホール
パーピィの羽根箒
リヴェンデット・ボーン ×3
儀式の下準備 ×3
儀式の準備 ×2
おろかな埋葬
異次元からの埋葬
手札断殺 ×2
【 罠 】7
神の宣告
神の警告
ヴェンデット・リボーン ×3
不知火流 燕の太刀 ×2
【 エクストラ 】5
PSYフレームロード・Ω
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン
ブラック・ローズ・ドラゴン
えん魔竜 レッド・デーモン
魔王龍 ベエルゼ
回し方・運用想定
このレシピでは、ヘルハウンドまたはレヴナントを素材としたリヴェンデット・スレイヤーと、クリスタルウィング等のシンクロモンスターを並べる盤面を目標としています。
妨害系のモンスターを2体並べることが可能なら、制圧力はかなりのもの。
儀式モンスターはEXモンスターゾーンを使わないため、大型モンスターを2体並べることも可能です。
シンクロに関してはアンデット族お得意の不知火の隠者を使ったコンボから出します。
不知火の隠者を通常召喚→効果でユニゾンビをリクルート→ユニゾンビで馬頭鬼を墓地へ送り不知火の隠者を蘇生。
…という流れでレベル8シンクロまでもっていくことができます。
この流れはPSYフレームロード・Ωを出して馬頭鬼を使い回すのが定番ですが、えん魔竜 レッド・デーモンで全体除去してからレヴナントを素材にしたリヴェンデット・スレイヤーを立てるのもいいかなと思います。
肝心の儀式ギミックですが、ヴェンデットは儀式の準備、儀式の下準備の両方に対応しており、条件を整えるのが非常に簡単となっております。
(ようは書くことがない。)
デッキレシピ・構築について
前述のように、儀式ギミックを発動させるための儀式の準備、儀式の下準備は最大限に投入。
そしてシンクロギミックで必要となる不知火の隠者、馬頭鬼、ユニゾンビを採用しました。
問題は、リヴェンデット・スレイヤーはヘルハウンドかレヴナントを素材にしなければそれほど『圧』がないことで、その素材を盤面に持ってくる方法が少ないことでしょうか。
これに関してはゴブリンゾンビなどを採用するといいかもしれません。
今回は採用していませんが、儀式魔人と組み合わせても強い。
狙うはやはり特殊召喚メタのリリーサーでしょうか。
不知火モンスターを採用したのでなんとなく不知火流 燕の太刀も入れてみましたけど、どうですかね。
ないならないでいいかも。
ヴェンデット まとめ
ヴェンデットもテーマ内のカードが少ないので組めるか心配でしたが、意外と簡単に組むことができました。
さすが汎用性の高いアンデット族。(でも汎用性高すぎて種族テーマ出しにくそう。)
最初にも触れましたが、ヴェンデットは妨害系のモンスター2体同時に立てられるのが強み。
相手ターンに使える除去は普通に強い(確信)。
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