堕天使との相性
が良いカードを考えていきます。
堕天使はレベルが高いから、マスク・チェンジ・セカンドが使えないのが少し悲しい。
この記事では、堕天使と相性の良いカードを紹介していきます。
新堕天使のデッキレシピ、『デステニー・ソルジャーズ』で追加される堕天使については下記リンク参照。
・【構築】新規「堕天使」デッキレシピ 私的評価・考察【デステニー・ソルジャーズ】
・【新規】「堕天使」カードリスト 私的評価・考察―堕天使ルシフェル、堕天使の追放など―【デステニー・ソルジャーズ】
堕天使
ブースターSP-デステニー・ソルジャーズ-でカテゴリ化される「堕天使」と名のついたカード群。
属するモンスターは全て闇属性であり、悪魔族の《堕天使マリー》を除いて天使族である。・引用元:遊戯王カードWiki
旧堕天使・闇属性サポート
今までの堕天使では、墓地を肥やすためにダーク・グレファーがよく使われていました。
闇属性、高打点ゆえにウイルス系カードもいいかもしれません。
既に登場していた堕天使には全体除去能力を持った『堕天使ゼラート』といった強力なカードが多いです。
中でも『堕天使スペルビア』は展開札として使いやすく、エクシーズ素材やルシフェルのリリースに使えるため優先度が高いと考えています。
スペルビアの良いところは、堕天使しか蘇生できない堕天使の戒壇で他の天使族を釣り上げられること。
これでアテナやクリスティアといった強力な天使族を展開することができ、相性が良いのです。
この堕天使スペルビアを使ったギミックは発売直後の大会で大流行し、コンボの根幹の一つとなっています。
堕天使デッキのキーカードの一枚といっても過言ではありません。
大会レシピに採用されているカードは後述します。
遊戯王カード TRC1-JP016 堕天使スペルビア(スーパーレア)遊戯王アーク・ファイブ [THE RARITY COLLECTION] |
天使サポート
闇堕ちしたとはいえ、堕天使たちはいちおう天使族なので天使族サポートが使えます。
天使族は光属性が多いため、カオス・ソルジャー―開闢の使者―といったカオス要素とも相性がバツグン。
過去の堕天使デッキを調べると、カオス・ソルジャーが投入されているものもありました。
少し話がそれますが、デッキを掘るのも重要なギミックなので、いっそのことライトロードを投入してカオスライロ風味にしてしまうのもいいかもしれません。
高レベルモンスターが多いため、『神の居城‐ヴァルハラ』のお世話になることは多いでしょう。
それをサーチできるヘカテリスも重要。
ヴァルハラに関しては、現状3積み必須と考えています。
・【構築】新規「堕天使」デッキレシピ 私的評価・考察【デステニー・ソルジャーズ】
これらと相性が良い『大天使クリスティア』もいいかもしれません。
ただし、クリスティアは自分の特殊召喚も妨害してしまうため、気を付けなければなりません。
(などと言っていたら大会環境のデッキではクリスティアが必須カードに……。実は非常に出しやすいのです。)
そして、堕天使スペルビアと相性の良い『アテナ』。
ループさせるギミックもありますが、それを使わずとも採用価値があると思います。
墓地肥やし
墓地からの展開が得意な堕天使において、墓地へ送るカードは重要。
おろかな埋葬はもちろんのこと、闇属性モンスターということで終末の騎士、ダーク・グレファーが使えます。
上記のカードはモンスター限定ですが、堕天使サポートカードは堕天使の共通効果で墓地から発動することができ、モンスター以外を墓地へ送るカードも必要になってきます。
そういうカードの代表として手札抹殺がありますが、最近の環境で相手のドローを加速してしまうのは、個人的には危険と考えています。
堕天使はハンドアドバンテージが取りにくそうなので、そういった面でも微妙かなァと思います。
そういう点も考慮したときに秀でているのは、クリバンデット。
相手のデッキを掘らないのは大きなメリット。
維持できるならカードガンナーとかもいいかもしれません。
ネットで調べていると、同じような理由で名推理との相性がささやかれています。
堕天使はレベルがバラけているため特殊召喚しやすく、運が良ければ堕天使サポートを墓地に送ることができます。
1枚で特殊召喚と墓地肥やしというふたつのギミックができると考えるとかなり強い。
クリバンデットも狙ったカードを送ることはできませんが、堕天使の追放といったサポートカードを落とすことができ、堕天使の共通効果を手助けできるのが魅力。
召喚権があまりがちな堕天使とも相性が良いです。
遊戯王カード CPL1-JP002 クリバンデット(レア)遊戯王アーク・ファイブ [コレクターズパック 伝説の決闘者編] |
ライフ関係
新しい堕天使の多くがライフを削って墓地の魔法罠を使う効果を持っています。
それゆえライフ管理は重要な要素。
さいあく回復手段を投入しなくても、ダメージを受けなければ7回くらいは使えますが、あるに越したことはありません。
堕天使は攻撃力が高いため、神秘の中華鍋、デストラクト・ポーションはアリ。
アロマで活躍したドレイン・シールドも候補。
ただ公式デッキレシピサンプルを見ていると回復カード一切入ってないんですよね。
むしろソウルチャージでライフを削りにきている……。
これはライフを気にせず速攻で決めてしまえという公式のお達しなのでしょうか。
堕天使の回復手段について友人に相談したところ、
「いっそのことライフを削りまくって、トドメの一撃はチキンレースで通さない」
という案をいただきました。
チキンレースはドローソースとしても使えるため、わりかしアリな気がしています。
リリース要員
堕天使ルシフェルはアドバンス召喚でのみ場に出すことができます。
堕天使を大量展開できる効果は強力で、堕天使ゼラートを使えば一気にゲームエンドまで持っていけるポテンシャルを秘めています。
・【新規】「堕天使」カードリスト 私的評価・考察―堕天使ルシフェル、堕天使の追放など―【デステニー・ソルジャーズ】
基本的には特殊召喚に頼る堕天使で、アドバンス召喚のギミックは邪魔ですが、特殊召喚できるカードが来なければ動けないこともまた真。
さいあく、ルシフェル以外の堕天使をアドバンス召喚してもいいですし、アドバンス召喚のギミックが腐ることは少ないと思います。
ということで、アドバンス召喚のギミックについて考えていきます。
堕天使ルシフェルのウィキでは、高レベルモンスターと相性の良いレベルスティーラー、闇属性と相性の良い終焉の焔が紹介されています。
堕天使ルシフェルとの相性を考えるなら、地獄の暴走召喚もアリ。
リリース要員を確保しつつ相手の展開を助けるため、堕天使大量召喚の布石が打てます。
展開されたモンスターは堕天使ゼラートを絡めることで処理してしまえば無駄がありません。
過去の堕天使デッキを調べると、高確率で死皇帝の陵墓も入っています。
終焉の焔と違い、こちらは使い減りしないのが利点。
新しい堕天使はライフコストを払うため難しいかもしれませんが採用も視野です。
前述したチキンレースと一緒にテラ・フォーミングを採用するのは……さすがに重いか。
また、最近のテーマだと天帝従騎イデア、冥帝王従騎エイドスの帝リリース要員が使いやすいと思います。
イデアはレベルスティーラーとワン・フォー・ワンを共有でき、エイドスは墓地肥やしと相性が良いカードです。
遊戯王カード SR01-JP002 冥帝従騎エイドス(スーパーレア)遊戯王アーク・ファイブ [STRUCTURE DECK -真帝王降臨-] |
大会入賞レシピからの考察
大会で入賞されたデッキレシピを調べていくと、トレード・インや闇の誘惑といったドローソースと堕天使イシュタムを使い、驚異的な回転率で手札を整えていくという戦法を取るようです。
考えてみると、堕天使はアドバンスドローにも対応していて、ドローソースに恵まれたテーマといえるでしょう。
手札を整えた後は特殊召喚を妨害する大天使クリスティアや虚無魔人を場に出します。
クリスティアは、堕天使の戒壇でもスペルビアを挟むことで蘇生することができ展開しやすく、元から召喚権の余りやすい堕天使では虚無魔人をアドバンス召喚することは容易だと考えられます。
また、クリスティアは墓地の天使族が4枚ぴったりだと自身の効果で特殊召喚することもできます。
墓地の天使族は堕天使アムドゥシアスで枚数調整ができ、この効果による特殊召喚は意外と発動しやすいようです。
ちなみに、この効果で特殊召喚すると墓地の天使族を回収することができ、さらにアドバンテージを稼ぐことができます。
どうやらクリスティアは、堕天使と猛烈に相性が良かったようです。
クリスティアが投入されているという情報を見ていると、光属性をもう少し増やしてカオス・ソルジャー-開闢の使者-を投入するのもありかなと思いました。
レベル8だからトレード・インを使えば手札で腐ることもありませんし。
光属性を増やしたことで闇の誘惑が使えないということも考えられますので、考えなしに突っ込むのはデッキの回転を悪くすると可能性には注意。
昇霊術師 ジョウゲンなら、虚無魔人と似たような効果で、下級モンスターなので相性が良さそうです。
打点の問題があるので、虚無魔人の方が維持がしやすいというのはありますが。
最後に
先に少し触れましたが、公式のサンプルデッキレシピを見ると回復カードが1枚も入ってないんですよね……。
(いちおうルシフェルが入っています。)
むしろソウルチャージで積極的にライフを削りにいっている。
新規堕天使はライフを気にせずガンガンいこうぜで行くのが良さそうです。
公式デッキレシピで面白いと思ったのはアドバンスドローを採用しているところ。
闇の誘惑だと除外してしまいますが、アドバンスドローなら墓地にいくので再利用ができるのです。
今回紹介したカードのほか、新しい堕天使はハンドを回復するカードがないので、増殖するGなんかもよさそう。
背徳の堕天使がありますが、特殊召喚を妨害されると詰むので魔法罠除去の採用もありでしょうか。
モンスターに対しては打点が高いからゴリゴリ押せそう。
打点、サーチ、除去とテーマ内に主要なギミックが揃っているのが良いですね。
・デッキレシピ→【構築】新規「堕天使」デッキレシピ 私的評価・考察【デステニー・ソルジャーズ】
・新規カード→【新規】「堕天使」カードリスト 私的評価・考察―堕天使ルシフェル、堕天使の追放など―【デステニー・ソルジャーズ】
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