――世界の神秘に『神碑』で挑め!!
タクティカル・マスターズ収録の2つ目のテーマは、ほぼ速攻魔法で構成された『神碑/ルーン』。
デッキを削る共通効果を持つ珍しいカード群です。
遊戯王は特殊勝利以外の特別な勝ち方を狙うデッキが少ない印象ですが、神碑はどうでしょうか。(その分特殊勝利手段はけっこう多い)
テーマレベルで見ても、デッキデスを狙うテーマは多分初めてかも。
この記事では『タクティカル・マスターズ』収録の新規カードの紹介、相性の良いカードを考察しています。
新カードを使ったデッキレシピ、戦術はこちらの記事で紹介。
デッキ構築の参考にどうぞ!
アンケート
#タクティカル・マスターズ で登場する #神碑 でデッキを組む?
*母数を増やしたいのでRTしてもらえると助かります
#遊戯王好きと繋がりたい— 昔の遊戯王ブログ (@mukasinoyuugiou) February 25, 2022
神碑/ルーン
遊戯王カードWiki
デッキビルドパック タクティカル・マスターズでカテゴリ化される「神碑」と名のついたカード群。
属するモンスターは全て融合モンスターである。
除外デッキデス!?速攻魔法中心のテーマ『神碑/ルーン』
神碑/ルーンに属するカードはほとんどが速攻魔法で、速攻魔法は以下の共通効果を持ちます。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。このカードの発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。
●(固有効果)。その後、相手のデッキの上からカードを○枚除外する。
●EXデッキから「神碑」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。
そう、つまり神碑はデッキデス系のテーマ。
デッキデスという観点から見ると、デッキを除外するので相手の墓地リソースを増やさないのが利点ですね。
固有効果は除去やモンスター効果の無効など様々ですが、相手を妨害するには十分な性能でしょう。
また、大量のカードを除外できるのでD.D.ダイナマイトと組み合わせると結構な火力が叩き出せそうです。
D.D.ダイナマイトだけで勝利を狙う場合、1枚だと27枚除外しなきゃいけないからアレですが。
とは言え、2枚だとその半分で済むので全く現実的でないわけでもありません。
速攻魔法以外ではフィールド魔法の神碑の泉が強い。
神碑速攻魔法が発動した時に神碑速攻魔法をデッキに戻し、その枚数だけドローする効果を持ちます。
実質手札を使った分だけ回復できるため、こういう特殊な勝ち方を目指すデッキでは重宝するでしょう。
神碑速攻魔法はデッキデス効果以外にも融合モンスターを特殊召喚する効果を持っています。
神碑融合モンスター3種は攻撃力が0の代わりにサーチ・サルベージ効果を持ち、モンスターというよりは魔法カードのような感じ。
全ての神碑速攻魔法がこの3種の融合モンスターの効果を使えると考えるとわかりやすいかも。
特にキーカードである神碑の泉を引き込める神碑の翼フギンが強い。
総評として、デッキデステーマとしてはけっこう強いんじゃないかと思います。
ニードルワーム等と比べると、モンスターでない分除去を気にせず戦うことができますし、サイクルリバースよりはうまくいきそう。
個人的にはD.D.ダイナマイトや連鎖爆撃を組み合わせたチェーンバーンを作りたいですね。
神碑/ルーンと相性の良いカード
チェーンバーン系のカード
神碑は速攻魔法中心のテーマでチェーンが増やしやすく、それゆえチェーンバーンに採用できるカードは採用しやすいと考えています。
例えば連鎖爆撃なら高ダメージを与えることができ、積み上げる幸福ならドローソースにすることが可能。
バーンによるダメージで勝利を目指す場合、D.D.ダイナマイトでかなりの火力が期待できるので、相性はそこまで悪くないんじゃないかなと思っています。
神碑でデッキを除外させつつ、魔獣の大餌でエクストラデッキも除外してD.D.ダイナマイトを発動できれば理想。
ただ、元々デッキデスを狙うテーマにバーン要素を組み込む余裕があるかは不安が残るでしょうか。
あと、チェーンバーンに使われるカードは相手の状況に無関係に発動できるものが多いのですが、神碑は除去効果が多いのでうまくチェーンを重ねられないかも……
バーン軸の場合はD.D.ダイナマイトを主軸にして、連鎖爆撃はサブ火力くらいに考えると良さげに思います。
そのほか、最近登場したサプライズ・チェーンもチェーンを増やしやすいテーマとは高相性。
ドローソース
次にチェーンバーンに採用されることが多いドローソースの紹介。
神碑はソリティア系のコンボデッキになると思うので、手札は多いに越したことはないでしょう。
エクストラもほぼ使わないため、強欲で金満な壺あたりは採用しやすいと思います。
速攻魔法を多用するテーマなので命削りの宝札とも相性が良いでしょう。
また、ミスティック・パイパー&金華猫のドローエンジン、カードカー・D、無謀な欲張り、死なばもろとも、裁きの天秤あたりもチェーンバーンに投入できるドローソースです。
特に死なばもろともは、相手にもドローさせるのでデッキデスという点では神碑と相性が良いですね。
防御札
これもチェーンバーンのカードになりますが防御札も見ていきます。
デッキデステーマの神碑でもさすがに1ターンに全てのデッキを削り切るのは無理だと思うので、防御札はあった方が無難。
候補としては、速攻のかかし、バトルフェーダー、クリフォトン、威嚇する咆哮、和睦の使者、一時休戦あたり。
この中でも、一時休戦はお互いにドローさせつつダメージを軽減するため、デッキデス、ハンド回復、ダメージ回避の3点で相性の良い特盛カード。
あと、こちらは基本的にモンスターを使わないので、大熱波とかも良いかも。
デッキデス系のカード
最後にデッキデス系のカード。
神碑自体がデッキデスの性質を持っているわけですが、それに既存のデッキデスを組み合わせようという考え。
チェーンバーンとかよりもこっちの方が相性いいかもしれない。
ニードルワームを筆頭に、メタモルポット、カオスポッド、手札抹殺、トリックスター・リンカーネイション、皆既日蝕の書、プレゼントカードあたりが採用候補。
一部カードは相手の手札を増やしてしまうのがデメリットですが、その分3~5枚とデッキデスカードしてはなかなかの性能だと思います。
個人的に好きなのは、相手の手札を全て除外して同じ枚数ドローさせるトリックスター・リンカーネイション。
トリックスター・キャンディナでサーチできる上、リンカーネイションは蘇生効果を持っているので壁として使うことができます。
ちなみに、ドロール&ロックバードと組み合わせると全ハンデスできる凶悪カードに……
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