明かりの勇者 掲げし剣に光を束ね 大いなる闇を討ち祓わん
これは星杯に選ばれし者に記されている一節。
今回紹介するのは新弾で登場するカード群『星杯』です。
リンク召喚を主軸とするバニラモンスターのテーマとなっています。
メタルフォーゼなんかもそうでしたが、フレーバーテキストに書いてある『機怪』なんかはこれから新カードとして登場しそうですね。
そういうフレーバーなつながりは好きです。
この記事では新しいテーマ『星杯』の個別カードの考察をしていきます。
星杯を使ったデッキレシピ、相性の良いカードはこの記事で紹介していますので、こちらも宜しくお願い致します。
・【遊戯王】「星杯」デッキレシピ! 動かし方、回し方・構築についての私的評価・考察【コード・オブ・ザ・デュエリスト】
・【選抜】「星杯」と相性の良いカード! 私的評価考察【コード・オブ・ザ・デュエリスト】
*価格情報は遊戯王☆カード検索を利用しました。
・遊戯王☆カード検索
星杯
CODE OF THE DUELISTでカテゴリ化される「星杯」と名のついたモンスター群。
・引用元:遊戯王カードWiki
概要
星杯は通常モンスターを主体とするリンク召喚テーマです。
新しい召喚方法が出るとバニラテーマが登場するのはペンデュラム召喚の時もそうでしたね。
通常モンスターということで、サーチや展開手段が豊富というのは大きなメリットです。
専用サポートの魔法・罠はサルベージ、展開のカードで、ちょっと強すぎな雰囲気があります。
リンクモンスターは特殊召喚効果を持ったものが多く、それとは別に以下の共通効果を持っています。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果はリンクモンスターを素材としたリンク召喚をした際にも発動でき、ボードアドバンテージを減らさず戦うことができます。
(そういえば星杯戦士ニンギルスを出したときってどういう処理になるんだろ? 微妙にタイミングがズレてドローできないかも。)
メインモンスター
《星杯を戴く巫女》
水属性・魔法使い族の下級モンスター。
・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
31円 | 27円↓ | 26円↓ | 26円→ |
《星杯に選ばれし者》
炎属性・サイキック族の下級モンスター。
・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
26円 | 26円→ | 25円↓ | 25円→ |
《星杯に誘われし者》
地属性・戦士族の下級モンスター。
・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
26円 | 26円→ | 25円↓ | 25円→ |
通常モンスター3種はまとめて紹介。
通常モンスターを中心に固めていくうえで注目したいのは星杯を戴く巫女。
このカードはレベル2であり、トライワイトゾーンに対応しています。
大量展開を考えるなら投入してもいいでしょう。
・【選抜】「星杯」と相性の良いカード! 私的評価考察【コード・オブ・ザ・デュエリスト】
また、星杯通常モンスターは攻守いずれかが0なので、おもちゃ箱に対応しています。
メタルフォーゼと組み合わせて2体を瞬時に並べるギミックは面白そうです。
・【遊戯王】「メタルフォーゼ」好相性サポートカード 私的評価・考察【ザ・ダーク・イリュージョン】
メタルフォーゼはイムドゥークの素材にしたりもできるので、相性はかなりいいのではないでしょうか。
《星杯の守護竜》
風属性・ドラゴン族の下級モンスター。
自分フィールドのリンク状態のモンスターを対象とする効果の発動を無効にし破壊する効果、通常モンスターをリンク先に蘇生する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
26円 | 26円→ | 25円↓ | 25円→ |
リンクモンスター版武神器のような効果を持ったモンスター。
①の効果は星杯を対象としていないので、わりと汎用カードとして使えると思います。
テーマ内で考えると、むしろ星杯神楽イヴと役割が若干かぶっている印象です。
②の効果は①で墓地に送ってから使えるので無駄がなくていい感じ。
《星杯の妖精リース》
光属性・天使族の下級モンスター。
召喚・特殊召喚に成功した場合に星杯モンスターをサーチする効果、手札・フィールドのモンスター1体をコストに自身をサルベージする効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
113円 | 103円↓ | 101円↓ | 102円↑ |
フィールドに出した時のサーチ効果と自身をサルベージできるちょっとスゴイ効果。これ出して大丈夫かな?
通常モンスターの星杯でサーチしたいカードはそこまでないから大丈夫なんでしょうか。
このカードで星遺物-『星杯』を手札に加え、リースをイムドゥークにし、星遺物-『星杯』を通常召喚して効果を使うというのも考えましたが、イムドゥークには素材指定があるのでこの流れはできませんね。
《星遺物-『星杯』》
闇属性・機械族の上級モンスター。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターを墓地へ送る効果、同名カード以外の星杯モンスター2体をリクルートする効果、星遺物カード1枚をサーチする効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
84円 | 100円↑ | 102円↑ | 102円→ |
ライオウのようなメタ効果と展開効果、サーチ効果の3つを併せ持つモンスターです。
特にイムドゥークとは相性がよく、手札にこのカードと通常モンスターが1枚あれば2体のモンスターを並べることができます。
リンクモンスター
《星杯竜イムドゥーク》
風属性・ドラゴン族のリンクモンスター。
星杯モンスターの召喚権を1度だけ増やす効果、リンク先の相手モンスターと戦闘を行う場合にそのモンスターを破壊する効果、フィールドから墓地へ送られた場合に手札から星杯モンスターを特殊召喚する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
27円 | 26円↓ | 25円↓ | 26円↑ |
最初は使い方がわからなかったモンスターですが、星杯専用の二重召喚と考えると非常に強力です。
このカードのおかげで、星杯通常モンスターは実質召喚権を増やす共通効果を持っているといっても過言ではありません。
イムドゥークを起点とし、それ以降のリンク召喚につなぐことができますので、3積み安定になりそう。
*実際にに組んでみたサンプルデッキレシピはこちらで紹介しています。
・【遊戯王】「星杯」デッキレシピ! 動かし方、回し方・構築についての私的評価・考察【コード・オブ・ザ・デュエリスト】
《星杯神楽イヴ》
水属性・魔法使い族のリンクモンスター。
リンク状態の場合に自身に耐性を付与する効果、リンク先のモンスターが破壊される場合に身代わりになる効果、フィールドから墓地へ送られた場合に手札から星杯モンスターを特殊召喚する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
104円 | 95円↓ | 95円→ | 101円↑ |
召喚条件が微妙にゆるいリンクモンスター。
例えば、ドラコネットやジャンク・シンクロンを使うと手札1枚から出せるのが特徴。
そのぶん打点や効果は控えめなように思います。
比較的種族や属性がばらけているシンクロンデッキなんかにもやろうと思えば投入できそうですね。
《星杯剣士アウラム》
炎属性・サイバース族のリンクモンスター。
自分の墓地の星遺物モンスターに比例した自己強化をする効果、リンク先の星杯モンスターをリリースしてそれ以外の墓地のモンスターをリンク先に蘇生する効果、フィールドから墓地へ送られた場合に手札から星杯モンスターを特殊召喚する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
518円 | 664円↑ | 656円↓ | 635円↓ |
蘇生効果を持った星杯モンスター。
蘇生対象に指定がなく、星杯以外のモンスターを墓地から復活させられるのは強い。
見た感じ、星杯にも頑張ればシンクロギミックを投入できそうなので、大型のシンクロモンスターを復活させられれば大きなアドバンテージになりそうですね。
遊戯王 / 星杯剣士アウラム(スーパーレア) / COTD-JP049 / CODE OF THE DUELIST(コード・オブ・ザ・デュエリスト) |
《星杯戦士ニンギルス》
地属性・戦士族のリンクモンスター。
リンク召喚に成功した場合にリンク先の星杯モンスターの数だけドローできる効果、お互いのフィールドからカード1枚ずつ選んで墓地へ送る効果、フィールドから墓地へ送られた場合に手札から星杯モンスターを特殊召喚する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
536円 | 441円↓ | 427円↓ | 388円↓ |
星杯最強ともいえるアタッカー。
ドロー効果と強力な除去能力を有しています。
星杯は手札の消費が激しそうなのでドロー効果はいい感じ。
除去範囲も広く、耐性をものともせず処理できるのがすごい。
素材にリンクモンスターを指定しているので、シンクロモンスターでいうところのシューティング・スター・ドラゴンのような立ち位置だと思うんですが、意外と登場するのが早かったですね。
アクセルシンクロみたいなのはもっと後になると思ってました。
ちなみに、リンク1とリンク2のモンスターで出せるので、スターター2017に投入しても十分働いてくれそうです。
その場合はリンク・スパイダーとハニーボットからリンク召喚できますね。
・【遊戯王】3箱で作る「スターターデッキ2017」デッキレシピ 私的評価・考察―回し方・動かし方、構築についてなど―サイバース・ガジェット投入型―【STARTER DECK(2017)】
遊戯王 / 星杯戦士ニンギルス(アルティメットレア) / COTD-JP050 / CODE OF THE DUELIST(コード・オブ・ザ・デュエリスト) |
魔法・罠
《星遺物との邂逅》
フィールド魔法。
・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
47円 | 41円↓ | 40円↓ | 40円→ |
相手の効果によって破壊されるか、戦闘で破壊された場合に星杯を蘇生する効果を持っています。
能動的に使うとなると自爆特攻させるしかなく、かなり使いにくい印象です。
しかも、ウィキによるとリンクモンスターは守備表示で蘇生できないため、このカードで蘇生できないとか。
うーん、ちょっと使いにくいカードですね……。
《星遺物の加護》
通常魔法。
・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
84円 | 71円↓ | 73円↑ | 80円↑ |
星杯専用のサルベージカード。
先にも書いていましたが、星杯は手札消費が激しいのでそれを補完できるカードは優秀だと思います。
貪欲な壺と同じで、墓地のリンクモンスターをエクストラデッキへ戻すというのも重要な役割です。
ただ、星杯はアウラムなどで蘇生させることもあるので、あまり多様してもどうなのかという疑問はあります。
《星遺物の導き》
通常罠。
・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
60円 | 46円↓ | 43円↓ | 42円↓ |
モンスター2枚を蘇生できるのはなかなか強力な効果。
ただし、星遺物をコストにするので発動条件が若干厳しい印象です。
これから星遺物は増えそうなので、そこらへんは徐々に改善されていきそう。
星杯 まとめ
メインアタッカーのニンギルスまでは簡単につなげられそうなので、けっこう強そうな印象の星杯。
展開に特化しているのでリンクモンスターを並べるのは簡単そうです。
反対に除去や妨害に関しては若干弱いと思うので、そこらへんを補強したらより強くなりそう。
魔法罠に頼ってもいいですし、シンクロやエクシーズを投入するのもよさそうです。
・【遊戯王】「星杯」デッキレシピ! 動かし方、回し方・構築についての私的評価・考察【コード・オブ・ザ・デュエリスト】
・【選抜】「星杯」と相性の良いカード! 私的評価考察【コード・オブ・ザ・デュエリスト】
コメント