変身する幽霊
ウィキによると、「オルター・ガイスト」は「変身する幽霊」、または「年老いた幽霊」というニュアンスを含んでいるようですね。
オルター・ガイストにはフィールドとデッキのモンスターを入れ替えるカードがありますので、個人的には前者の方が近い意味合いを持っているように思います。
このオルター・ガイストは『サーキット・ブレイク』にて追加される新テーマ。
アニメの登場人物が使う予定とのことですが、果たしてその性能はいかほどか。
この記事では、オルター・ガイストの新カードについて考えていきます。
オルターガイスト
CIRCUIT BREAKでカテゴリ化される「オルターガイスト」と名のついたカード群。
属するモンスターは魔法使い族で統一されている。・引用元:遊戯王カードWiki
オルターガイストの特徴
オルタ―ガイストは魔法使い族で統一されたリンク召喚テーマです。
種族以外は属性、レベルがバラバラ。これはリンク召喚テーマが持つ特徴のひとつですね。
魔法使い族はサポートに恵まれているので、期待したいところ。
テーマとしての特徴は罠カードを主軸に戦うというところ。
メインデッキのモンスターは罠に関する効果を持ったものが多く、またテーマ専用の罠カードも強力なものが多いです。
魔法使いらしいトリッキーな動きが楽しめそう。
メインモンスター
《オルターガイスト・マリオネッター》
光属性・魔法使い族の下級モンスター。
召喚に成功した時にオルターガイスト罠カードをデッキからセットする効果、オルターガイストカードを墓地へ送り、オルターガイストモンスターを蘇生できる効果を持つ・引用元:遊戯王カードWiki
オルターガイストにおけるキーモンスターの一体。
デッキから専用罠カードを引っ張ってこれるほか、内臓された蘇生効果で他のオルタ―ガイストの召喚時効果発動を助けます。
サーチする罠は疑似的なスキルドレインとなるオルタ―ガイスト・プロトコルが定石でしょうか。
蘇生コストには「オルターガイストカード」を指定しているので永続カードをコストにしてもいいかもしれませんね。
このモンスターはレベル4なので、地味にサモンプリーストでリクルートできるのは強み。
《オルターガイスト・シルキタス》
風属性・魔法使い族の下級モンスター。
自分のオルターガイストカードと相手のカードをバウンスする効果、フィールドから墓地へ送られた場合にオルターガイスト罠カードをサルベージする効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
相手ターンにバウンスが打てるちょっと強いカード。
相手ターンのバウンスはプレアデスを彷彿させます。
発動コストに自分フィールドのオルターガイストカードを必要としますが、このテーマは場に出たときに発動するカードが多いため、むしろメリット。
打点が少しこころもとないですが、逆にリクルート手段に恵まれているということにもなるのでなかなか強い。
《オルターガイスト・メリュシーク》
水属性・魔法使い族の下級モンスター。
直接攻撃可能な効果、戦闘ダメージを与えた時、相手のカードを墓地へ送る効果、自身がフィールドから墓地へ送られた場合にオルターガイストをサーチする効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
戦闘ダメージを与えたときに発動する除去。さらに直接攻撃もできるというこちらもちょっとすごいモンスター。
効果が1枚で完結しているカードが弱いわけありません。
戦闘に関する効果はターン内の発動制限がないため、3体並べば3体とも効果を発動することができますね。
地獄の暴走召喚で並べたら強そう。
さらにフィールドから墓地へ送られた場合にテーマ内のモンスターをサーチする効果まで。
リンク素材にしてしまえば簡単に発動でき、こちらも超優秀。
《オルターガイスト・クンティエリ》
地属性・魔法使い族の上級モンスター。
自分フィールドにオルターガイストカードが存在する場合に自身を特殊召喚して相手モンスターの攻撃を無効にする効果、特殊召喚に成功した場合に相手フィールドの表側表示カードの効果を無効にする効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
オルタ―ガイスト専用のバトルフェーダーのようなカード。
守備力もそこそこ高いので場もちも良さそう。
特殊召喚時にフィールドのカード効果を無効にする力があります。
この効果が自身で特殊召喚した場合でも、オルターガイスト・マリオネッターの効果で出てきた場合でも使えるのが魅力。
《オルターガイスト・プライムバンシー》
闇属性・魔法使い族のリンクモンスター。
オルターガイストをリリースしてオルターガイストをリンク先にリクルートする効果、墓地へ送られた場合にオルターガイストをサルベージする効果を持つ・引用元:遊戯王カードWiki
フィールドとデッキのオルタ―ガイストを入れかえる能力を持ったリンクモンスター。
オルターガイスト・シルキタスを使ってバウンスしたり、オルターガイスト・クンティエリを出して効果無効を発動するといった戦法が考えられます。
状況によって最適なオルターガイストを選びたいところ。
ただ、素材数が3体と若干重め。
現在のオルター・ガイストは展開力に乏しいため、素材をまかなうのが課題となってきそうです。
《オルターガイスト・カモフラージュ》
通常罠。
装備モンスターを攻撃対象にされないようにする効果、装備モンスターを対象に発動した相手モンスターの効果を無効化する効果、墓地の自身を身代わりに除外することでオルターガイストカードを破壊から守る効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
オルター・ガイストは効果が強いものの、攻撃力が低いモンスターが多く戦闘に弱いのが特徴です。
それをこのカードで守れるのは優秀。
しかし、直接攻撃は通るので何かしらの対策は必要ですね。
《オルターガイスト・プロトコル》
永続罠。
オルターガイストカードの効果の発動と効果を無効化されない効果、オルターガイストカードをコストに相手モンスターの効果を無効にして破壊する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
オルター・ガイスト専用の天罰のようなカード。
しかも永続カードなのでターンをまたげば再度発動可能というのが強力。
最近はモンスター効果に頼るテーマがほとんどなので、使用頻度はかなり高そうです。
オルター・ガイスト まとめ
オルター・ガイストはモンスター効果が非常に強力なうえ、専用罠も対モンスターに特化しいた粒ぞろい。
しかし、そのぶん打点が低いのが目立ちますね。なんかマジェスペクターを思い出します。
オルター・ガイストはマジェスペクターと違って展開力がイマイチですが、そこらへんが改善されれば環境に入れそうな潜在能力を感じます。
アニメのキャラが使うテーマですし、今後の発展が期待されます。
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