オルターガイスト デッキレシピ 2023
アニメ「VRAINS」でゴーストガールの操るテーマ『オルターガイスト』のデッキレシピを考えていきます。
オルターガイストは大会でも成績を残し、一部規制されることもあった強テーマ。
しかし現在は規制も解除され、フルパワーで組むことができます。
そんな紆余曲折を経たオルターガイストですが果たして、今回の強化でどれほどのパワーアップを果たしたのでしょうか。
オルターガイスト/Altergeist
CIRCUIT BREAKでカテゴリ化された「オルターガイスト」と名のついたカード群。
遊戯王カードWiki
属するモンスターは魔法使い族で統一されている。
オルターガイスト デッキレシピ 2023
メインデッキ :50枚
エクストラデッキ:14枚
【 モンスター 】26
3オルターガイスト・メリュシーク
2オルターガイスト・ペリネトレータ
3オルターガイスト・プークエリ
3オルターガイスト・ピクシール
3オルターガイスト・シルキタス
2オルターガイスト・マルチフェイカー
2オルターガイスト・マルウィスプ
3オルターガイスト・マリオネッター
2オルターガイスト・クンティエリ
3金華猫
【 魔法 】9
1サンダー・ボルト
1パーピィの羽根箒
3魔法族の里
1ワン・フォー・ワン
3ワンチャン!?
【 罠 】15
2オルターガイスト・カモフラージュ
2オルターガイスト・マテリアリゼーション
2オルターガイスト・リバイタリゼーション
3オルターガイスト・プロトコル
3パーソナル・スプーフィング
2オルターガイスト・エミュレルフ
1オルターガイスト・フェイルオーバー
【 エクストラ 】14
2オルターガイスト・キードゥルガー
2オルターガイスト・ヘクスティア
2オルターガイスト・プライムバンシー
2オルターガイスト・アドミニア
2オルターガイスト・メモリーガント
2オルターガイスト・ドラッグウィリオン
2リンクリボー
回し方・運用想定
様々な妨害カードを用いて真綿で首を締めるようにアドバンテージを稼ぐ魔法使い族・リンク召喚テーマ『オルターガイスト』のデッキレシピ2023バージョン。
新規カードが追加されていますが動きにそこまで変化はなく、これまで通りのいやらしいプレイングで戦います。
オルターガイストの基本は、強力な制圧効果を持つオルターガイスト・プロトコルでモンスター効果を封じること。
厄介なカードはオルターガイスト・メリュシークや、オルターガイスト・シルキタスで処理し、盤面をコントロールしていきます。
さらに、リンク2のオルターガイスト・ヘクスティアで魔法・罠も封殺できれば理想です。
オルターガイスト・プロトコルは、オルターガイスト・マリオネッターやオルターガイスト・ピクシールで引き込むことができ、準備は容易。
とりあえず、プロトコルとモンスターが1体あれば及第点で、除去効果要員のメリュシークか、シルキタスが並んでいればベターと考えています。
さらに、今回は新規カードのオルターガイスト・アドミニアの展開パターンを考察。
手札消費2枚で以下の盤面まで持っていくことができそうです。
・条件:手札にオルターガイスト・メシュリーク、オルターガイスト・プークエリが1枚ずつ。合計2枚。
・結果:フィールドにオルターガイスト・アドミニア、オルターガイスト・ヘクスティア、オルターガイスト・プロトコルが並ぶ。
- メシュリークを召喚し、手札のプークエリと共に素材としてオルターガイスト・ヘクスティアをリンク召喚。(プークエリサルベージ)
- メシュリークの効果でオルターガイスト・マルウィスプをサーチし、マルウィスプの効果で自身を特殊召喚。
- マルウィスプの効果で墓地のメシュリークを蘇生し、ヘクスティア+マルウィプス+メシュリークでオルターガイスト・アドミニアをリンク召喚。
- アドミニアの効果でオルターガイスト・プロトコルをセット、ヘクスティアの効果でオルターガイスト・リバイタリゼーションをサーチ。
- 相手にターンを回し、リバイタリゼーションでヘクスティアを蘇生。
これでフィールドにアドミニア、ヘクスティア、プロトコルの3枚が並びます。
この盤面に、適当な魔法・罠をセットすればアドミニアで相手効果モンスターを奪うことが可能。
奪ったモンスターはオルターガイストモンスターとなるため、ヘクスティア、プロトコルのコスト要員にできます。
以上が新規カードを投入したオルターガイストの運用想定。
かつてのオルターガイストはコントロール寄りのデッキゆえに打点が足りず、攻めきれない印象がありました。
しかし、3000打点アタッカーかつ寝取り効果を持つオルターガイスト・アドミニアの登場でいくらか改善したように思います。
オルターガイスト・マルウィスプのおかげで高リンク召喚に繋げやすくなったのも追い風。
デッキレシピ・構築・採用カード
既存オルターガイストの優先順位はメリュシーク>プークエリ>マリオネッター>>>それ以外、くらいの感覚。
メシュリークとプークエリがあればヘクスティアへと繋げやすくなるため、優先度は高いと考えます。
マリオネッターはプロトコルを引っ張ってこれるのでこれまた重要。
上記3枚の優先度がダンチで、それ以外は適宜、という風に感じました。
さらに今回はレベル1軸という感じで、レベル1モンスターを多めに採用しています。
オルターガイストは比較的このレベルに有用なモンスターがまとまっているように感じました。
ということで、テーマ外サポートはレベル1ギミックを投入しています。
採用したのはワン・フォー・ワンはもちろん、レベル1をサーチできるワンチャン!?
メシュリークがフィールドにいる時にワンチャン!?でプークエリをサーチできれば、上記の展開パターンに繋がるという寸法です。
ただ、オルターガイストは比較的フィールドを空けがちなテーマのため、2000ライフのコストはなかなか痛いかもしれません。
遊戯王カード ワン・フォー・ワン(スーパーパラレルレア) 20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION(20TH) | 通常魔法 スーパーパラレル レア |
その他レベル1ギミックとして、金華猫とリンクリボーを採用。
メシュリークとペニネトレータはフィールドから墓地に送られた時に発動する効果を持つため、金華猫で蘇生→リンクリボーの素材とすることでアドバンテージを稼ぐ予定です。
ただし、オルターガイストリンクモンスターはオルターガイストしか素材にできないため注意。
その他、魔法使い族かつあまり魔法カードを使わないテーマのため、魔法族の里も入れてみました。
プロトコルと里ロックでモンスター効果と魔法カードを封殺できれば、相手はほぼ何もすることができないでしょう。
とはいうモノの、ヘクスティアでも魔法カードの妨害はできるため、そこまで優先度は高くないかも。
魔法族の里の他、魔法使い族サポートに関してはこちらでもまとめているので、良かったらどうぞ。
遊戯王 HC01-JP048 リンクリボー (日本語版 ノーマルパラレル) HISTORY ARCHIVE COLLECTION |
マストカウンター・対策・弱点
最後にオルターガイストの弱点考察。
プロトコルとヘクスティアが揃った時のロックが強力に思いますが、逆に言えばそこまで準備できないとけっこう脆い?
墓地封じ
オルターガイストは墓地を利用するカードが多いので、墓地を封じられるとキツイ。
この記事を書いてる時期のマスター・デュエルではイシズ・ティアラメンツが暴れているので、とばっちりを受けるかもしれませんね。
特に、アドバンテージ源であるメシュリークを、墓穴の指名者等で除外されると目も当てられません。
この辺はできるだけ対策したいですね。
遊戯王 RC04-JP058 墓穴の指名者 (日本語版 ウルトラレア) RARITY COLLECTION ─QUARTER CENTURY EDITION─ |
罠除去
オルターガイストはオルターガイスト・プロトコルによって相手の動きを大きく縛るため、このカードが処理されてしまうのも厳しいでしょう。
一応、オルターガイスト・エミュレルフで守ったり、オルターガイスト・シルキタスでサルベージしたりもできるのですが、気を配った方が良い点だと考えています。
ちなみに、サーチ効果を持つパーソナル・スプーフィングも重要なアドバンテージ源ですが、こちらは上記2枚には対応していません。
手札誘発の打ちどころ
手札誘発で止められると厄介なのは、やはりオルターガイスト・プロトコルをサーチできるオルターガイスト・マリオネッター。
コイツは相手も真っ先に狙ってくるのではないでしょうか。
モンスターサーチができるメシュリークを狙われるのも危険。
墓地発動のためエフェクト・ヴェーラーを気にしなくて良いのはうれしい反面、灰流うららや墓穴の指名者には止められてしまいます。
とはいうモノの、オルターガイスト・プロトコル発動中なら効果は無効化されないため、多少は安全。
やっぱりプロトコルをサーチできるマリオネッターを優先して守るべきでしょうか。
高打点によるワンキル
これは考えても仕方ないことかもしれませんが、高打点モンスターによるワンキルにも気を付けたいところ。
オルターガイストは中低速のテーマのため、こちらの準備が整う前に高火力で押し切られる可能性はあると考えています。
今の環境だとプロトコルで1回無効にしたくらいだと踏み抜いて来そうだし。
妨害札には限りがある以上、マストカウンターはしっかり見極めたいですね。
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