黒魔導の覇者
魔力カウンターが出始めたころはちょうど小学生くらいで、魔導戦士ブレイカーが出るか出ないかあたりでしばらく遊戯王から離れていた記憶。
魔力カウンターが出たあたりは「なんやコレ?」と思っていた記憶があります。
今ではシンクロやらペンデュラムやら魔力カウンターより複雑なルールにも対応できるようになり成長したもんです。
エクストリーム・フォースでテーマ化される魔導獣はこの魔力カウンターを扱ったテーマ。
しかもペンデュラムテーマでもあるということでちょっと気になっています。
ということで、この記事ではこの魔導獣を紹介していきます。
魔導獣/マジック・ビースト
EXTREME FORCEでカテゴリ化される「魔導獣」と名のついた効果モンスター群。
属するモンスターは魔法使い族で統一されており、以下の共通効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
魔導獣とは
魔導獣/マジック・ビーストとは、古き良き魔力カウンターを使うテーマ。
それに加え、前環境で猛威を振るったペンデュラムモンスターたちで構成されています。
元からPモンスターは魔力カウンターと相性が良さそうでしたが、今回ついにテーマとして登場しました。
魔力カウンターを使う関係で、モンスターには以下の共通効果が存在します。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを〇つ置く。
しかし、面白いことに魔導獣はPモンスターなのにペンデュラム召喚を多用するテーマではなさそうです。
ほとんどのP効果がもう片方のPゾーンにカードが存在しないことを条件としており、スケールも4で統一されているっぽいからです。
リンク召喚環境になってからP召喚が厳しくなったとはいえ、まさかP召喚しないPテーマが登場するとは。
かなり思い切ったテーマです。
メインモンスター
《魔導獣 ジャッカル》
闇属性・魔法使い族の下級ペンデュラムモンスター。
片方のペンデュラムゾーンが空いている時に自身を破壊しフィールドに魔力カウンターを補充するペンデュラム効果、魔法カードが発動される度に自身に魔力カウンターを置くモンスター効果、魔力カウンター3つと自身のリリースをコストに同名以外の魔導獣効果モンスター1体をリクルートするモンスター効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
《魔導獣 ガルーダ》
光属性・魔法使い族の下級ペンデュラムモンスター。
条件付きで自身と魔法・罠カード1枚を破壊するペンデュラム効果と相手の召喚・特殊召喚をトリガーに自身を手札から特殊召喚し、そのモンスターをバウンスする効果、魔法カードのカードの発動をトリガーに自身に魔力カウンターを置く効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
《魔導獣 バジリスク》
光属性・魔法使い族の下級ペンデュラムモンスター。
・引用元:遊戯王カードWiki
《魔導獣 メデューサ》
光属性・魔法使い族の下級ペンデュラムモンスター。
・引用元:遊戯王カードWiki
《魔導獣 キングジャッカル》
闇属性・魔法使い族の上級ペンデュラムモンスター。
・引用元:遊戯王カードWiki
《魔導獣 マスターケルベロス》
光属性・魔法使い族の最上級ペンデュラムモンスター。
反対側のペンデュラムゾーンが空いている時に自身を破壊しレベル7以下の魔導獣をサーチするペンデュラム効果、魔法カードが発動される度に自身に魔力カウンターを置くモンスター効果、魔力カウンター4つ以上の時に効果破壊耐性を得るモンスター効果、魔力カウンター4つをコストに相手モンスターを除外しその元々の攻撃力分自己強化するモンスター効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
メインとなるPモンスターたちの紹介です。
注目はやはりアタッカーとなるマスターケルベロス。
魔力カウンター4つ以上で耐性が付与できるのはありがたい効果です。
さらに除外効果持ち。
対象に取れない以外のほぼすべての耐性をする抜けることができ、非常に強力。
魔力カウンターさえあればターン内に何度も使えるというのも魅力。
除去、耐性ともに参照するのは自分フィールドの魔力カウンターなので、このカードにカウンターが乗っていなくとも発動できるのが良いところ。
魔力カウンター4つ以上は一見難しそうですが、魔力カウンターを乗せることに特化したデッキならさほど難しくはないでしょう。
トゥーンのもくじを連続発動するだけでも3つたまるし。
魔法・罠
《魔導加速》
速攻魔法。
コストとしてデッキトップを2枚墓地へ送り、魔力カウンターを2つまで置く効果、相手に破壊された場合に特定のモンスターをリクルートし、そのモンスターに魔力カウンターを2つまで置く効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
《魔導変換》
永続罠。
相手モンスターがモンスター効果を発動する度に魔力カウンターを置く効果、自身を墓地に送り魔法カードをサーチできる効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
こちらは新弾で登場する魔法・罠カード。
魔力カウンターに関する効果を持ちますが、厳密には魔導獣カテゴリに属するカードではありません。
個人的に気になっているのは魔法カードをなんでもサーチできる魔導変換。
条件が若干厳しいとはいえ、今までサーチ手段の乏しかった魔法を手札に引き込めるようになったのは大きい。
キーカードが魔法のファンデッキでは非常に重宝しそうなカードです。
魔導獣と相性の良いカード
魔導獣と相性の良いカードはもちろん魔力カウンターに関するカード。
魔法都市エンディミオンを筆頭に魔力掌握、メガトン魔導キャノン、魔法族の結界あたりは採用候補。
地味に熟練の赤、青魔導士は魔力カウンターを置くことができるのも覚えておいてもいいでしょう。
魔力カウンターを置く効果がなくとも、魔法を発動すればカウンターを置くことができるため、手札の減らない魔法カードは重宝します。
例えば、成金ゴブリンやトゥーンのもくじ。
この二枚は王立図書館を使った図書館エクゾにおいて、高速でカウンターを溜め、デッキを圧縮するという使い方をされてきました。
これらは魔導獣とも相性が良いでしょう。(というか、魔導獣が図書館エクゾと相性が良い。)
魔力カウンターを使うモンスターでは、先に紹介した王立魔法図書館や、マジカル・コンダクター、マジカル・アブダクター、マジックアブソーバーあたりが候補でしょうか。
マジックアブソーバーは墓地から速攻魔法を回収でき、魔導加速とも相性が良さそうです。
そして、強力なシンクロモンスターであるマジックテンペスターとアーカナイト・マジシャン。
特にマジックテンペスターのバーン効果は引導火力とすることもでき、魔導獣との相性は抜群。
マジックテンペスターを主体としたワンキル魔導獣デッキを作ってもいいかも。
あと、魔導獣はいちおうPモンスターなので、同じ魔法使い族Pテーマのマジェスペクターを組み合わせてもいいかもしれません。
魔導獣のP効果は使いにくくなってしまいますが、マジェスペクター魔法で魔力カウンターを溜めたり、魔導獣だけではできなかったP召喚ができるようになるのは利点だと考えています。
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