オリンピアの天使
新たに追加された儀式テーマ『メガリス』は地属性・岩石族で統一されたモンスター群。
見た目は天使族っぽいですが、全員岩石です。
儀式モンスターなのに専用の儀式魔法がないというのが特徴で、なんと共通効果で儀式召喚できるというテーマ。
以前からペンデュラム効果で儀式召喚できるようにすればいいんじゃないかと思っていましたが、それと似たような感じのが出てきましたね。
メガリス
IGNITION ASSAULTでカテゴリ化される「メガリス」と名のついたカード群。
属するモンスターはレベル4か8の地属性・岩石族の儀式モンスターで統一されている。・引用元:遊戯王カードWiki
儀式モンスターで儀式召喚できるメガリス!
メガリスは地属性・岩石族で統一されたモンスター群で、属するモンスターはすべてレベル4かレベル8。
すべて儀式モンスターであるというのも大きな特徴です。
そしてそれ以上に注目したいのは、儀式魔法を使わずモンスター効果で儀式召喚できるという点。
レベル4のメガリスモンスターは自身を儀式魔法の代わりにすることができ、自分のレベル+素材としたレベル以下の儀式モンスターを出すことができます。
最大の利点は、高等儀式術のようにテーマ外の儀式魔法としても使えること。
これにより影霊衣やカオスマックスを同時採用なんて荒業も可能。
ユニコールとカオスマックスを同時に並べられたら強そう。
一方、レベル8メガリスは手札で儀式魔法の代わりとすることができます。
こちらはメガリスモンスターの儀式召喚にしか使えず、レベル4メガリスのように自身のレベルをコストに加えることができないため若干使いにくいかも。
墓地の儀式モンスターを参照して火力を上げるメガリス・ファレグと、除去を打てるメガリス・べトールは強い。
メガリスはこのテーマ単体で戦うというよりは、他の儀式テーマと組み合わせて戦うと良さそうですね。
まあその場合は『そのテーマ単体で戦った方が強い』と言われないように気を付けたいところ。
メガリスは相手ターンに儀式召喚できるのも強みなので、そこらへんを使って差別化したいですね。
メガリスと相性が良いカード
メガリスは儀式テーマということでまずは儀式サポート。
メガリスは専用の儀式魔法がないため儀式の下準備が使えず、逆に下級儀式がいるので儀式の準備が使えます。
メガリス・オクは相手ターンにも儀式召喚ができるので、ターンを渡す前に立てておきたいですね。
同様に、儀式モンスターをサーチできるマンジュ・ゴッド、センジュ・ゴッドは相性バッチリ。
メガリスは召喚権も使わないのでフル投入しても良いかも。
岩石族サポートでは、地球巨人ガイア・プレートやブロックドラゴンが強い。
ガイアプレートは戦闘時に相手の攻守を半分にできるアタッカー。
維持コストが若干キツイですが、レベル8である点も強み。
ブロックドラゴンは破壊耐性の付与とフィールドから離れた場合のサーチ効果。
合計レベルが8になるように3枚まで岩石族をサーチできるというのは魅力。
メガリスは岩石族には欠かせない岩石族コアキメイルたちとも相性が良いですね。
下級メガリスは地属性・岩石族・レベル4なので儀式コストになるのはもちろん、同胞の絆にも対応。
下級メガリスから同胞の絆で岩石族コアキメイルを展開して、妨害しながら戦うのは強そう。
メガリス・オグなら相手ターンに儀式召喚できるので、同胞の絆のデメリットをすり抜けられますし。
そしてお待ちかねのテーマ外儀式モンスター。
下級メガリスはテーマ外の儀式モンスターも儀式召喚することができるのでこれを使わない手はありません。
筆頭はウィキにもあるようにアタッカーのブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴンと、モンスターメタが強力なユニコールの影霊衣。
そのほかに候補となりえるのは、全体除去が強力なデミス系。
終焉の悪魔デミスは1枚しか破壊できないものの、儀式召喚時に発動できるのでメガリス・オグと併用するのはアリだと思います。
霊魂鳥神は対象を取らない大量バウンスというのが強い。
スピリットなのでエンドフェイズに手札へ戻ってしまいますが、逆に言えば何度も使えますし、トークンを残してくれるというのもありがたい。
モンスターをバウンスする彦孔雀、魔法・罠をバウンスする姫孔雀の2種類がいます。
個人的に注目しているのが虚竜魔王アモルファクターP。
儀式召喚に成功すると相手のメインフェイズをスキップ、融合、シンクロ、エクシーズモンスターの効果を無効となかなか強力な効果を持っています。
リンク召喚主体の環境とは言っても他の召喚方法に頼るテーマは多いので、抑止力としては強力な1枚。
遊戯王OCG 虚竜魔王アモルファクターP アルティメットレア SHVI-JP044-UL 遊戯王アーク・ファイブ [シャイニング・ビクトリーズ] |
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