発掘! 採掘! シンクロ召喚!
10期ラストでようやく誕生した岩石族シンクロテーマ『アダマシア』。
ここまでシンクロモンスターはいましたがチューナーがいなかった岩石族に待望のチューナーが登場です。
しかもけっこう強い。これは期待できるテーマです。
アダマシア
デッキビルドパック シークレット・スレイヤーズでカテゴリ化される「アダマシア」と名のついたカード群。
属するモンスターは全て岩石族で統一されており、チューナーは地属性、それ以外は炎属性・水属性・風属性で構成されている。・引用元:遊戯王カードWiki
初の岩石族シンクロテーマ!アダマシア!
アダマシアは岩石族初のシンクロテーマ。
属するモンスターは岩石族で統一され、チューナーは地属性、非チューナーは水・風・炎属性となっています。
こうして見ると地属性統一で種族が異なるジェムナイトの反対を意識したのかなと思ったり。
属するチューナーは以下の共通効果を持っています。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):(固有条件)このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中からチューナー以外のレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
固有効果は特殊召喚に関する効果で展開がしやすいのが特徴。
共通効果でデッキからリクルートできるのも強い。
共通効果はランダム性が強いのが欠点ではありますが、デッキの順番を入れ替えるサポートも豊富なため、ほぼ確実に特殊召喚が狙えます。
最近ありがちな効果発動後に特定の特殊召喚を縛る制約がないのも良いですね。
ハリファイバーとか呼び放題ですよこれ。
逆に岩石族とかシンクロ召喚しかできないとか、何らかの縛りがあった方が良かった気がしますが……
特殊召喚がたやすいチューナーの一方で、非チューナーは以下の共通効果があります。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「アダマシア」カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。(固有効果)
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の(自身と同じ属性)属性Sモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主のEXデッキに戻し、このカードをデッキの一番上に戻す。
チューナーで特殊召喚すると非チューナーの効果が発動するというわかりやすいコンセプト。
デッキトップを操作できるのでチューナー側の効果をサポートできるのが面白いですね。
シンクロモンスターもデッキトップを参照して効果を発揮するため、そのサポートにも。
②のフィールド・墓地の同じ属性のモンスターをデッキに戻す効果は、相手ターンにも使えたらもっと面白かったですね。
さらにシンクロモンスターは以下の共通効果。
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。(固有効果)。めくったカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
(2):自分の墓地に(自身と同属性の)モンスターが存在する場合、(固有効果)。
せっかく属性がわかれているんだから、素材に属性指定があっても面白かったのに。
まあそこまでやるとジェネクスみたいですが。
非チューナーの効果でデッキトップを操作できるので、効果を使いやすいのがウリ。
特に魔救の奇跡-ドラガイトは対象を取らない複数指定のバウンスということで超強い。
魔救の奇跡-ラプタイトもリクルート効果があるのでクリスタルウィングなどの大型シンクロにつなげられるのがデカい。
テーマ内の魔法・罠にはデッキトップ操作、展開、除去、カウンターと幅広くそろっているのが良いですね。
専用のサーチカードがないものの、フィールド魔法のアダマシア・ラピュタイトでデッキトップを操作して魔救の奇跡-レオナイトで回収する流れで引き込めるでしょう。
総じて、展開してからの強力なシンクロ、除去やカウンターといった魅力的な魔法・罠があるバランスの良いテーマであるように思います。
その一方で、サーチカードがほぼないのが少し心配。
アダマシア・ラピュタイトで積み込みができるとはいえ、デッキの潤滑油がないのは遅そうに見えてしまう。
でもめちゃくちゃ強いテーマだと思うんですよね。
何と言ってもナチュル・ビーストがめちゃくちゃ出しやすい。
レベル3地属性モンスターを採用する必要がありますが、チューナーからリクルートできますし。
魔法を使うテーマには大打撃でしょうか。
アダマシアと相性の良いカード
アダマシアチューナーは展開力が高く地属性であるため、やっぱり目についてしまうのがナチュルシンクロ。
特にナチュル・ビーストを立てれば特定のテーマを完全に機能不全へと追いやることができます。
テーマ外からレベル3モンスターを採用する必要がありますが、岩石族には電磁力の戦士、岩石の番兵、N・グラン・モールとレベル3が粒ぞろい。
採用候補として悪くないのではないでしょうか。
他に種族面で相性が良いのはメタビートの雄、コアキメイル。
自身をリリースすることでさまざまなカードへのカウンターが打てる4種のモンスターたち。
ただ立てておくだけでも妨害性能はなかなかのもの。
あと岩石族ではブロックドラゴン。
手札・墓地から地属性3枚を除外というコストが重い反面、墓地へ送られた場合にレベル8になるように岩石族をサーチできるのが強み。
岩石族テーマでは、E-HERO アダスター・ゴールドでダーク・コーリングを引っ張ってE-HERO ダーク・ガイアにするという手もあります。
シンクロ関係では魔救の奇跡-ラプタイトから狙えるクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンも相性が良いでしょう。
そしてこのテーマで最も面白そうなのが、シューティング・スター・ドラゴン。
アダマシア・ラピュタイトでチューナーを積み込みして5回攻撃を狙えるというのがワクワクします。
問題なのがシンクロ素材となるレベル2チューナーですが、これも水晶機巧-ハリファイバーで準備できます。
ただ、それでもターンを1回またぐので、それだけがちょっと不安。
でも浪漫枠としてここまで楽しそうなのもそうそうないですね。
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