古より語られる黄金の都
シークレット・スレイヤーズのアンデット枠はアンデット族らしい蘇生効果を持ったエルドリッチ。
このテーマは1枚を除いてすべて魔法・罠という潔いテーマ。
最近のアンデットはシンクロ以外でもけっこう活躍していますね。
エルドリッチ
デッキビルドパック シークレット・スレイヤーズでカテゴリ化される「エルドリッチ」と名のついたモンスター群。
・引用元:遊戯王カードWiki
墓地から蘇る亡者!エルドリッチの特徴は?
シークレット・スレイヤーズで追加されるアンデット族はエルドリッチ、エルドリクシル、黄金郷の3つのカテゴリで構成されています。
エルドリクシルと黄金郷はエルドリッチ(黄金卿エルドリッチ)に関する効果を持ち、それぞれがお互いをサーチできる関係にあります。
肝心要のエルドリッチは、今回は黄金卿エルドリッチしか収録されないようです!
つまりモンスターが1種類しかいない閃刀みたいなテーマのようですね。
黄金卿エルドリッチは手札から自身と魔法・罠1枚を墓地へ送り、フィールドのカード1枚を墓地へ送る効果。
そしてこのカードが墓地にある場合にフィールドの魔法・罠を墓地へ送り、自身をサルベージして手札からアンデット族を特殊召喚し、さらに特殊召喚したモンスターにパンプアップと耐性を付与します。
①の効果は耐性を取るとはいえ破壊を介さない除去というのが強い。
手札消費がありますが、エルドリクシルと黄金郷は墓地で発動する効果があるためコストに最適。
②の展開効果は手札でダボついたアンデット族を有効活用できますが、基本的にアンデット族は墓地から特殊召喚できるのでそこまで強くはないかも……
その分パンプアップと耐性付与がなかなか強い。
エルドリッチのサポートカード、エルドリクシルは様々なゾーンからエルドリッチを特殊召喚することができます。
さらに、フィールドにエルドリッチがいる場合には対象がアンデット族すべてに広がるのでかなり強い。
アンデット族においては、単純にドーハスーラのリクルート手段が増えるだけでかなり強くなると思うんですよね。
ユニゾンビといった展開の起点となるカードを引っ張ってくるも良し。
黄金郷カードは久しぶりに見たトラップモンスターたち。
永続罠なのでエルドリッチの蘇生コストとして運用する想定でしょう。
フィールドにエルドリッチがいる場合は追加効果を持ち、除去などができます。
ざっくり見ていきましたが単体で見ると若干パワー不足?
とはいえ汎用性の高いアンデット族として見ればかなり有用なカードだと思います。
普通のアンデット族テーマに出張させるのも良いですし、永続カードを多用するテーマに出張させるのもよさそうですね。
エルドリッチと相性のいいカード
黄金卿エルドリッチと相性のいいカードについて考えていきます。
エルドリッチは手札から魔法・罠をコストに除去が打てるので、墓地へ送られても問題のないカードとは相性が良いハズ。
例えばブレイクスルー・スキルやコズミックサイクロンなどが当てはまります。
最近出たカードで言えば巨神封じの矢とは相性抜群。
相手がエクストラデッキから特殊召喚した場合に再セットできるので、手札コストが手札コストになりません。
そういう点で見ればウィッチクラフトとの相性も良いんですよね。
次に黄金郷罠モンスターと相性が良いカード。
神炎皇ウリアは永続罠をコストにできるアタッカーなので相性が良いと思います(エルドリッチと食い合うけど)
発動ターンには使えませんが、いまだと融合徴兵でサーチできるのも強みですね。
また、エルドリッチは一部戦華などと同様にスキルドレインを能動的に取り除くことができ、これも相性が良いカードと言えるでしょう。
個人的に推しているのが苦紋様の土像。
罠モンスターが特殊召喚された場合にフィールドのカードを破壊できる罠モンスターです。
黄金郷罠モンスターでも問題なく発動できるし、いざとなればエルドリッチのコストにもできるし使い勝手が良さそうです。
そして最後に忘れちゃいけない死霊王ドーハスーラ、屍界のバンシー、アンデットワールドのアンデット族三点セット。
アンデットワールド発動中は脅威の妨害性能を持つドーハスーラはアンデット族テーマにはなくてはならないカードですね。
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