属性を操るエレメントセイバー
その昔、フィールドのモンスターの属性によって効果が付加される「エレメント」という名前のモンスターたちがいました。
ぶっちゃけそこまで強い印象はなく、記憶も薄味なモンスターたちでした。
そのモンスターたちとはまったく関係のないテーマ「エレメントセイバー」が登場します。
こちらは墓地で属性を変えることができ、特定の条件を満たすことで発動するカードのサポートとして非常に強力。
霊神との関連のあるということでちょっと楽しみなテーマとなっています。
エレメントセイバー
FLAMES OF DESTRUCTIONでカテゴリ化される「エレメントセイバー」と名のついたモンスター群。
属するモンスターは戦士族で統一されており、下級モンスターは以下の共通効果を持っている。・引用元:遊戯王カードWiki
霊神のしもべ、エレメントセイバーとは!
エレメントセイバーは戦士族で統一されたテーマであり、過去に登場した霊神と深いつながりのあるテーマ。
戦士族ゆえ、増援、戦士の生還などのサポートが豊富なうえ、下級モンスターは以下の共通によって霊神を強力にサポートします。
(2):このカードが墓地に存在する場合、1ターンに1度、属性を1つ宣言して発動できる。墓地のこのカードはターン終了時まで宣言した属性になる。
墓地で属性を変える効果は霊神だけでなく、たいていの墓地リソースを扱うテーマとのシナジーも抜群。
例えばダーク・アームド・ドラゴンやライトレイ、開闢の使者をはじめとするカオスモンスターのコストとしても有用。
属性を変えることでサルベージやダークバーストの対応カードにできるというのも面白いですね。
霊神の特殊召喚条件を考えると、とにかく墓地を肥やさなければならないので、また隣の芝刈りが使えそう。
今年は何かとお世話になっている気がします。ちなみに霊神の共通効果がこちら。
このカードは通常召喚できない。自分の墓地の〇属性モンスターが5体の場合のみ特殊召喚できる。このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。(固有の効果)。
(2):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合、次の自分ターンのバトルフェイズをスキップする。
霊神の特殊召喚条件ってちょっとわかりにくいですよね。
霊神は指定の属性が5体ならばほかの属性が何枚あってもよく、例えば水属性5体と炎属性1体が墓地にいる場合でもムーラングレイスは特殊召喚可能です。
詳しくは類似効果を持つダーク・アームド・ドラゴンの公式Q&Aや「霊神 ほかの属性」などでググってみてください。
自分でもわかんなくなることがあるので確認しておきました。
《エレメントセイバー・マカニ》
風属性・戦士族の下級モンスター。
手札からエレメントセイバーを墓地へ送ることでエレメントセイバーか霊神をサーチする効果、墓地の自身の属性を操作する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
《エレメントセイバー・マロー》
炎属性・戦士族の下級モンスター。
手札からエレメントセイバーを墓地へ送ることでデッキからエレメントセイバーか霊神を墓地へ送る効果、墓地の自身の属性を操作する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
《エレメントセイバー・ラパウィラ》
光属性・戦士族の下級モンスター。
手札からエレメントセイバーを墓地へ送ることで魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する効果、墓地の自身の属性を操作する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
《エレメントセイバー・ウィラード》
光属性・戦士族の上級モンスター。
手札からモンスター2体を墓地へ送ることで自身を特殊召喚する効果、その特殊召喚効果のコストとして墓地へ送ったモンスターの属性に応じてエレメントセイバー及び霊神に耐性を与える効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
《霊神の聖殿》
フィールド魔法。
墓地のモンスターの属性に応じてモンスターを全体強化する効果、エレメントセイバーをサーチし次の自分ターンのバトルフェイズをスキップする効果、手札・フィールドのエレメントセイバーの手札コストをデッキのエレメントセイバーで代用する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
《霊神統一》
永続罠。
《霊神の聖殿》に耐性を付与する効果、エレメントセイバーをリクルートする効果、墓地の霊神をサルベージする効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
エレメントセイバーと相性の良いカード
次にエレメントセイバーと相性の良いカード。
主力となる霊神は可能ならば全種類入れたいところですが、霊神は蘇生できないのでグランソイルあたりは優先度低めでしょうか。
また、最初に書いたように、霊神の発動条件を満たすためにそれなりの墓地が必要になるため、隣の芝刈り、手札断殺などの墓地肥し手段は有用。
理想は初動でエレメントセイバーを五枚以上墓地へ送ることですが、そう考えるとやっぱり隣の芝刈りは強いと思うんですよね。(デッキ枚数多くなって引けないことも多いけど)
汎用墓地肥しが使えるので、ネクロガードナー、ゾンビキャリアなどの墓地発動効果を持ったカードも採用できそう。
あとダーク・アームド・ドラゴンやカオスモンスターたち。
墓地の調整が非常に簡単なため、墓地の属性を参照するカードとは相性抜群。
そして、青天の霹靂。
霊神は特殊召喚時に効果を発動するため、自身の効果で特殊召喚しなくても禁止カードクラスの能力を使うことができます。
(ただし、青天の霹靂以外での特殊召喚はほぼ不可能なので注意。)
使用後はデッキに戻ってしまうのが玉に瑕ですが、霊神による強力な効果を手軽に使えるという点を考えれば悪くない選択肢ではないでしょうか。
霊神の聖殿と相性が良さそうだなと思ったのは轟雷帝ザボルグ。
エクストラデッキから6属性のカードを一度に墓地へ送れるので、即座に1200パンプのフィールド魔法に早変わり。
ザボルグ・エレメントセイバーはけっこう面白そうです。
ザボルグのギミックはズァークデッキにも採用でき、これらとエレメントセイバーを組み合わせるのもなかなかのロマン。
ザボルグ・ズァーク・エレメントセイバーなんでキメラを作っても楽しそう。
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コメント
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少しでいいからテストプレイしてみてから記事を書いてはいかがでしょうか?
ウィラ、ラパ聖殿の強さに一切触れず、一番出しやすいソイヤを戦力外通告して墓地除外のカオスを指す等とても正気とは思えません。