咲き誇る聖なる大樹
セレクション10でついにヴレインズのスペクターのカードがOCG化!
アニメを見ていたころから面白そうだったんですよね、サンアバロン。
遊作たちを苦しめたそのカードたちの性能はいかに!?
*ツイッターアンケート(11月21日より1週間)
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#セレクション10 に収録される #サンアバロン でデッキを組む?
*母数を増やしたいのでRTしてもらえると助かります
#遊戯王好きと繋がりたい— 昔の遊戯王ブログ (@mukasinoyuugiou) November 21, 2020
サンアバロン
SELECTION 10でカテゴリ化される「サンアバロン」と名のついたカード群。
属するモンスターは全て地属性・植物族・攻撃力0のリンクモンスターで統一されている。
サンヴァイン及びシリーズカードの聖種とは関連性が深いカテゴリである。・引用元:遊戯王カードWiki
神木・サンアバロンからニュルニュル湧き出るサンヴァイン!!
サンアバロン、サンヴァイン、及びサンシードは地属性・植物族のモンスター群で、リンク召喚を使って戦うテーマです。
名前はサンア『バ』ロン、サン『ヴァ』インなので検索する時などに注意(最初間違えた)
サンアバロンは攻撃力0でも統一されており、以下の共通効果を持ちます。
(X):このカードは攻撃対象にされない(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる)。
(Y):自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。その数値分だけ自分のLPを回復し、EXデッキから「サンヴァイン」モンスター1体を特殊召喚する。
ようはダメージを受けると回復してサンヴァインをエクストラデッキから呼び出せる効果。
MTGで言うところのシステムクリーチャーのような立ち位置で、サンアバロンがいるとエクストラデッキから展開できるというのが面白いですね。
Yの効果はリンク数が上がるとその分だけ発動できる回数が増えるのもポイント。(例えばリンク1なら1回、リンク2なら2回発動できる)
リンク4の聖天樹の大母神になるとこの効果はなくなってしまいますが、リンク先のリンクモンスターをリリースし、マーカーの数だけ除去が打てるのが強い。
サンアバロンはほぼ手札消費0で大型リンクモンスターが出せるので、1対2以上の交換が期待できそう。
このサンアバロンの効果で出せるサンヴァインは以下の共通効果を持ちます。
植物族の通常モンスター1体
(1):自分フィールドの「サンアバロン」リンクモンスターが効果でフィールドから離れた場合に発動する。このカードを破壊する。
サンアバロンは実質戦闘耐性を持っているものの、効果破壊には無力なので若干怖い。
まあ、ほぼノーコストで出しているのでこれくらいの能力が妥当かなとも思います。
特にアタッカーの聖蔓の剣士はサンアバロンのリンクマーカーを参照して攻撃力を上げることができ、MAX4000という骨太の打点に。
アニメでもこいつを使って切り込むシーンが多かったですね。
総評として、耐性が若干心配なものの、爆発力はあるテーマだと思います。
起点となる聖種の地霊はレベル1バニラ植物族とサポートが豊富なのは強み。
エクストラデッキがカツカツになりそうなのも不安要素ではありますが、逆にメインデッキの枠はありそうなのでそこで補えるでしょうか。
あとちょっと思ったんですけど、ダンディライオン復帰が遠のいた気がします。(素材に綿毛トークンが使えるから)
サンアバロン・サンヴァインと相性の良いカード
サンアバロンは植物族ということでまずは植物族サポートを見ていきます。
サンアバロンでは聖種の地霊を素材に聖天樹の幼精をリンク召喚することで聖蔓の社がサーチでき、そこからリンク2まで伸ばせるため、聖種の地霊を準備する手段を増やしたいところ。
ということで、植物族と言えばやっぱりローンファイア・ブロッサム。
そして超栄養太陽からも聖種の地霊をリクルートできるので優先度が高いと考えています。
そのほかお手軽展開要員として、スポーア、バラガール、六花精スノードロップ、イービル・ソーン、捕食植物オフリス・スコーピオあたりは良さげ。
中でもイービル・ソーン、スノードロップ、オフリス・スコーピオあたりはコンボが考えやすそう。
・聖種はレベル1が多いので同じくレベル1のイービル・ソーンはサポートを共有させられる。
・スノードロップは六花聖ティアドロップという除去要員にエクシーズすることができる。
・オフリス・スコーピオもダーリング・コブラをリクルートすることで融合を引っ張ってこれる。
と、それぞれメリットがあります。
個人的には植物族の万能サーチャー、光の王 マルデルが好き。
ロンファはもちろんのこと、王の影 ロプトルからもリクルートでき、サーチ効果を使えるのはポイントが高いと思います。
次にレベル1サポート。
レベル1サポートの中でもワンチャン!?はエンドフェイズにダメージを受けられるので、サンアバロンの共通効果のトリガーとすることが可能。
レベル1が多いので金華猫とミスティック・パイパーのドローエンジンもいける。
特殊召喚を縛るのが聖蔓の社と聖種の影芽くらいなので気を付けていれば大丈夫そう。
(ていうかこのテーマ、EXを縛るのがこの2枚くらいだから、サンアバロンの展開から普通の大型リンクモンスターも出せるのでは?)
バニラサポートではレスキューラビット、苦渋の決断、予想GUYあたりが候補。
聖種の地霊をリクルートしたいのでどれも採用したいところですが、それぞれ微妙にかみ合ってないので入れても1種類でしょうか。
聖種の天双芽の効果を考えると、墓地を準備できる苦渋の決断がけっこう良さげに見えます。
個人的に期待しているのがブラック・ガーデン。
召喚・特殊召喚に反応して出されたモンスターの攻撃力を半分にし、お互いにトークンを精製するフィールド魔法で、サンヴァインのリンク素材に当てることができます。
サンアバロンは元々攻撃力が低いので攻撃力半減もそこまで痛くないかなーと思ったり。
遊戯王OCG 苦渋の決断 ノーマル SR04-JP027 遊☆戯☆王ARC-V [STRUCTURE DECK R -恐獣の鼓動-] |
最後に自分にダメージを与えるカード。
これはサンアバロンの共通効果を能動的に発動するために必要になります。
破壊輪なんかは使いやすそうですよね。
トリッククラウンに代表されるEmもダメージを受けるカードが多いので採用価値がありそうです。
BF-精鋭のゼピュロスは増草剤を使い回せるというのも利点。
中でも死霊の誘いが面白い。
カードが墓地に送られるたびにその持ち主がダメージを受ける永続罠で、サンアバロンをリンク召喚した時に墓地へ送られた素材でダメージを受け、共通効果で展開することが可能。
古いカードなのでターン中の回数制限もないし、無限にリンクを伸ばせるんですよね。
昔のカードが新規カードのおかげで日の目を見るというのもめちゃくちゃ良いです。
*21年1月10日追記
久しぶりにwikiを見返したらサンアバロンと死霊の誘いのコンボが調整中になっていました。
元々このコンボはセレクション10発売前のwikiから引用していたのですが、発売日当日に調整中になったみたいですね。
詳しくは聖天樹の幼精のwikiを参照。
この記事は11月に書いたものなので追記しておきます。
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