ヴァレット
男の子の大好きなものと言えば、ドラゴン、そしてピストル。
その男の子のロマンが合体したテーマ、『ヴァレット』が新弾『サーキット・ブレイク』で登場します。
なんかこれもアニメキャラの使うテーマみたいですね。
ドラゴン族リクルートを主体とした感じのテーマですが、果たしてその性能はいかがなものか。
この記事では『サーキット・ブレイク』で登場するテーマ『ヴァレット』の新規カードについて考えていきます。
ヴァレット
CIRCUIT BREAKでカテゴリ化される「ヴァレット」と名のついたモンスター群。
属するモンスターは全て闇属性・ドラゴン族の下級モンスターで統一されており、共通効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
ヴァレットモンスターの特徴
ヴァレットモンスターは闇属性ドラゴン族で統一されたテーマ。
属性も種族もサポートが多いのはいい感じ。
専用サポートは現在速攻魔法のみ。(6月8日時点)
銃+ドラゴンがモチーフなので『早打ち』をイメージしてるのでしょうか。
そして、ヴァレットモンスターには共通して以下の能力が備わっています。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。このカードを破壊する。その後、(カード毎の固有効果)
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。デッキから(同名カード)以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
②の効果で場もちが良く、生き残ったヴァレットモンスターで次のターンにリンク召喚していく感じでしょうか。
リクルーターテーマだとすると、リンク召喚版『竜星』のような使い心地になりそうです。
さらに、②の効果は自分で破壊しても発動します。
それゆえ、去年話題となっていたメタルフォーゼ、真竜と相性が良いと考えられます。
・【遊戯王】「真竜皇・真竜」デッキレシピ 回し方・構築・大会結果、対策についての私的評価考察【マキシマム・クライシス】
・【遊戯王】「メタルフォーゼ」好相性サポートカード 私的評価・考察【ザ・ダーク・イリュージョン】
ただし、リクルートするタイミングがエンドフェイズで少し遅い。
この点をどう考えるかでヴァレットの評価はずいぶん変わるでしょう。
①の効果はリンクモンスターに対象に取られなければ発動しませんが、現在対象を取るリンクモンスターが多くないのが残念なところ。
リンクモンスターが増えれば徐々に使いやすくなりそうです。
総評としては、『対リンクモンスター』に関してはイイ線行っているけど、肝心のリンクモンスターが少なくてまだ使いにくい。という印象です。
これはリンクモンスターが増えるごとに改善されると思いますが、正直まだちょっとキツイかな~。
せめてリクルートタイミングが破壊された直後だったらまだ使いやすかったんですけど……。
メインモンスター
《アネスヴァレット・ドラゴン》
闇属性・ドラゴン族の下級モンスター。
ヴァレットモンスター共通のリクルート効果と、ヴァレットモンスターの共通条件で発動し、モンスター効果と攻撃を無力化する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 7月15日 | 7月22日 | 7月29日 |
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《オートヴァレット・ドラゴン》
闇属性・ドラゴン族の下級モンスター。
ヴァレットモンスター共通のリクルート効果と、ヴァレットモンスターの共通条件で発動し、魔法・罠カードを墓地へ送る効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 7月15日 | 7月22日 | 7月29日 |
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《マグナヴァレット・ドラゴン》
闇属性・ドラゴン族の下級モンスター。
ヴァレットモンスター共通のリクルート効果と、ヴァレットモンスターの共通条件で発動し、モンスターを墓地へ送る効果を持つ。
初動価格 | 7月15日 | 7月22日 | 7月29日 |
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新規ヴァレットモンスター3種はリンクモンスターに対象に取られた場合にそれぞれモンスター効果無効、魔法罠の除去、モンスターの除去を行う効果があります。
特にワン・フォー・ワンによるリクルートができ、モンスター効果を無効にできるアネスヴァレット・ドラゴンは使いやすそう。
《ゲートウェイ・ドラゴン》
闇属性・ドラゴン族の下級モンスター。
自身を特殊召喚する効果、手札のモンスターを特殊召喚する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 7月15日 | 7月22日 | 7月29日 |
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ヴァレットモンスターとは直接関係ありませんが、同じ弾で登場する相性の良いモンスター2枚も紹介します。
ゲートウェイ・ドラゴンは自身を特殊召喚する効果と手札からモンスターを特殊召喚する効果の2つを持っています。
ここからリンク召喚につなげられればベターでしょうか。
地味に破壊剣-ドラゴンバスターブレードとシンクロしてレベル5シンクロができるため、最近気に入っているボウテンコウ→タツノオトシオヤのコンボにつなげられるのはデカい。
*ボウテンコウ+タツノオトシオヤのコンボはこちらで詳しく紹介しています。
・【遊戯王】3箱で作る「サイバース・リンク」デッキレシピ 動かし方、回し方・構築についての私的評価・考察【サイバース族】
《スニッフィング・ドラゴン》
闇属性・ドラゴン族の下級モンスター。
召喚・特殊召喚に成功した場合に同名カードをサーチする効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 7月15日 | 7月22日 | 7月29日 |
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ドラゴン族版3色ガジェットのような効果を持ったモンスター。
手札が減らないのはどんなテーマにおいても強力なギミックのひとつ。
使い勝手の良さはピカイチ。
リンクモンスター
《ヴァレルロード・ドラゴン》
闇属性・ドラゴン族のリンクモンスター。
モンスター効果の対象にならない効果、モンスターの単体弱体化を行う効果、攻撃する際に相手モンスターのコントロールを得て、次のターンのエンドフェイズにそのモンスターを墓地へ送る効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 7月15日 | 7月22日 | 7月29日 |
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対象に取られない3000打点という超強力なアタッカー。
対象を取るデバフでヴァレットモンスター共通の効果をサポートし、さらにゴヨウ・ガーディアンと同等の寝取り効果も付随しているというパワーカード。
リンクは左右、左右下に伸びており、どこに出してもリンクできる反面必ず2つぶん無駄になってしまうという一長一短の性能。
まあファイアウォール・ドラゴンも上下のリンクが腐りがちなので、このデメリットはさほど気にならないように思います。
唯一の欠点はリンク素材。
効果モンスター3体以上を指定しているため、他のリンク4のモンスターと比べて素材確保が難しいこと。
例えばファイアウォール・ドラゴンの素材はモンスター2体以上なので、展開しやすいトークンやバニラを使うことができます。
仮にトークンが使えなくても、プロキシー・ドラゴンなんかを中継すればなんとかなることは多いんですが、効果モンスターが3体必要なせいでコストが非常に重い。
仮にスケープゴートから強引に出すとしたら、プロキシー・ドラゴン+リンク・スパイダー×2が必要で、一応出せますがエクストラ消費的には赤字な気がします。
そのコストに見合った効果を持ち合わせているとは思うので、出せるなら積極的に出していきたい1枚。
《ツイン・トライアングル・ドラゴン》
闇属性・ドラゴン族のリンクモンスター。
リンク召喚に成功した時、レベル5以上のモンスターを蘇生させる効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 7月15日 | 7月22日 | 7月29日 |
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EXモンスターゾーンに出してもメインモンスターゾーンに出しても腐らないリンク先を持ったモンスター。
そういうと聞こえはいいですが、EXモンスターゾーンに出すならリンク・スパイダーの方がいいですし、メインモンスターゾーンに出すならプロキシー・ドラゴンの方が使いやすいと思います。
上記2枚のどちらにも使えるという意味では、エクストラデッキの枠を節約できるかもしれませんね。
リンク召喚時の蘇生効果を使うことで実質リンク3分の素材とできると考えれば強いかも。
星刻なんかと組み合わせたらイイ感じに動いてくれそうです。
魔法・罠
《スクイブ・ドロー》
速攻魔法。
ヴァレットモンスターを破壊し、2枚ドローする効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 7月15日 | 7月22日 | 7月29日 |
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ヴァレットモンスター専用のサポートカード。
ヴァレットモンスターは共通効果でリクルートできるため、実質ノーコストでドローできるのが強い。
相手ターンに使えばエンドフェイズにリクルートする効果も気になりません。
《クイック・リボルブ》
速攻魔法。
ヴァレットモンスターをリクルートする効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 7月15日 | 7月22日 | 7月29日 |
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ヴァレットモンスター専用のリクルートカード。
展開札があるのはリンク召喚的にはうれしい限り。
テーマ以外にレベルなどといったリクルート先の制限がなく、後々暴れそうな気配のするカード。
ヴァレット 新規カードまとめ
ヴァレットモンスターは今のところ落ち着いた性能のモンスターが多いですね。
ドラゴン族に闇属性という恵まれたステータス、そしてアニメキャラのテーマですし、これから超絶強化されそうではあります。
ドラゴンに銃というモチーフは好きなのでこれからも頑張ってほしいテーマです。
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