超越竜 デッキレシピ 2023
『ワイルド・サバイバーズ』収録の新テーマ『超越竜』のデッキレシピを考えていきます。
このパックは過去に登場したカードのリメイクが収録されているのがけっこう好き。遊戯王の長い歴史を感じさせます。
恐竜族と言えば一時は隆盛を誇った種族の一つ。超越竜で栄華を取り戻すことはできるのでしょうか。
*ツイッター下馬評(2023年2月25日より1週間)
アンケート
#ワイルド・サバイバーズ で登場する #超越竜 は強い?
*母数を増やしたいのでRTしてもらえると助かります
#遊戯王好きと繋がりたい— 昔の遊戯王ブログ (@mukasinoyuugiou) February 25, 2023
超越竜
デッキビルドパック ワイルド・サバイバーズで登場する「超越竜」と名のついたモンスター群。
属するモンスターはいずれも恐竜族の特殊召喚モンスターで統一されている。
また、エクシーズモンスターの《超越竜ドリルグナトゥス》を除き、全てレベル12であることも特徴の1つ。
超越竜 デッキレシピ 2023
メインデッキ :53枚
エクストラデッキ:15枚
【 モンスター 】30
3ゼノ・メテオロス
2超越竜メテオロス
3フロストザウルス
3メガロスマッシャーX
3レスキューラビット
2究極伝導恐獣
2幻創のミセラサウルス
3魂喰いオヴィラプター
3プチラノドン
1クロノグラフ・マジシャン
2ヴィサス=スタフロスト
3珠玉獣ーアルゴザウルス
【 魔法 】16
1サンダー・ボルト
1パーピィの羽根箒
3グラウンド・ゼノ
3化石調査
3ロストワールド
3超自然警戒区域
2究極進化薬
【 罠 】7
2ジュラック・インパクト
2激流葬
3超越天翔
【 エクストラ 】15
2超越竜ギガントザウラー
2超越竜グレイスザウルス
2超越竜ドリルグナトゥス
1エヴォルカイザー・ソルデ
2エヴォルカイザー・ラギア
1エヴォルカイザー・ドルカ
1電脳堺凰-凰々
1No.24 竜血鬼ドラギュラス
1相剣大公-承影
1セキュア・ガードナー
1リンクリボー
回し方・運用想定
強力な恐竜族モンスターを呼び出して力押しするテーマ『超越竜』のデッキレシピ。
今回の構築は基本に忠実な恐竜族グッドスタッフという感じです。
超越竜の出し方はゼノ・メテオロスからの展開が一番ラク。
ゼノ・メテオロスはカードが破壊された場合に自身の特殊召喚、手札・フィールドの恐竜族を破壊して恐竜族・通常モンスターをリクルートする2つの効果を持っています。
ゼノ・メテオロスさえ出せればレベル6のフロストザウルスをリクルートして、レベル12シンクロorランク6エクシーズに繋ぐことが可能。
超越竜は共通効果として、「自身が破壊された場合、墓地の通常モンスターをデッキに戻して蘇生」する効果を持ちます。
初動では墓地に通常モンスターがいないため、素材として通常モンスターを墓地に送れる超越竜グレイスザウルスを出した方が良いかもしれませんね。
また、グレイスザウルスは蘇生された恐竜族に耐性を付与できる点も優秀。
肝心のゼノ・メテオロスの特殊召喚方法ですが、グラウンド・ゼノがサーチと破壊を1枚で行えるので、ゼノ・メテオロスを実質リクルートできます。
グラウンド・ゼノは融合魔法として使うこともでき、超越竜ギガントザウラーを融合するためにも使えます。
以上が超越竜の基本的な動きとなります。
ゼノ・メテオロスもグラウンド・ゼノも、コストとして手札を破壊するため、破壊対象にプチラノドンを絡められれば理想(厳密にはコストじゃない)。
超越竜全員が実質的な破壊耐性を持ち、ステータスも高い。そのパワフルな能力を活かして敵を蹂躙したいですね。
デッキレシピ・構築について
今回は超越竜と相性の良い恐竜族サポート、というか、汎用の恐竜族サポートを多めに投入。
種族がテーマレベルでサポートされているというのは、サイバース族に近いとかもしれませんね。
具体的には究極伝導恐獣、幻創のミセラサウルス、魂喰いオヴィラプター、化石調査を採用。
特にオヴィラプターはサーチ効果に加え、破壊効果も持つためゼノ・メテオロスとの相性もいいです。
究極伝導恐獣は単純に強い(あまりにも強いので他に言うことがない)。
恐竜族サポートについてはこちらに詳しくまとめているので、デッキ構築の参考になればと思います。
・【遊戯王】今すぐ使える「恐竜族」汎用サポート一覧 下級・エクストラ・魔法・罠【汎用】
次に破壊に関する効果、破壊対象となるカード。
これはプチラノドン、ロストワールド、クロノグラフ・マジシャン、ヴィサス=スタフロスト、珠玉獣ーアルゴザウルス、ジュラック・インパクト、激流葬あたり。
プチラノドンはゼノ・メテオロスで破壊するカードとしては最も相性が良いモンスター。
後続の恐竜族をリクルートできるので、実質アドバンテージを失わずに展開できるのがウマテイスト。
足りなければ類似効果のベビケラサウルスも投入したいですね。
ヴィサス=スタフロスト、珠玉獣ーアルゴザウルスもゼノ・メテオロスの特殊召喚トリガーとして相性が良く、優先度は高いと考えています。
特にヴィサス=スタフロストはレベル6チューナーのため、プチラノドンを破壊するとゼノ・メテオロスとほぼ同じ動きが可能。
ヴィサス、プチラノドン、ゼノ・メテオロスが手札にいれば、超越竜2体を並べることもできるでしょう。
一方、アルゴザウルスはカードを破壊して究極進化薬をサーチできるのが強み。
なのですが、究極進化薬は肝心のゼノ・メテオロスをリクルートできないのが多少気にかかります。
とはいえ、超越竜メテオロスや究極伝導恐獣をリクルートでき、恐竜族的には悪くありません。
アルゴザウルス→リンクリボー→セキュア・ガードナーと繋げることで究極進化薬のコストも確保できます。
続いて恐竜族のお手軽ギミック、レスキューラビットのバニラコンボの紹介です。
方法はレスキューラビットからメガロスマッシャーXをリクルートしてエヴォルカイザーをエクシーズするだけ、以上。
エクシーズ先はエヴォルカイザー・ラギアが特に強力で、神の宣告とほぼ同じ効果を持つというのは強力のひとこと。
素材が落ちれば通常モンスターを2体も墓地に準備できるのは超越竜的にもメリットです。
また、レベル4・恐竜族・通常モンスターを採用することで、ゼノ・メテオロスからレベル10シンクロができる点も強みとなります。
ただし、通常モンスターが増えるのは事故要因。
加えて超越竜本来の動きとはそこまでシナジーを感じないので、そのままゴソッとリストラしても良いかも。
そしてエクストラデッキ。
ここには前述のエヴォルカイザーの他、ランク6の電脳堺凰-凰々、No.24 竜血鬼ドラギュラスや、レベル10シンクロの相剣大公-承影を採用してみました。
これらはゼノ・メテオロスの縛りに引っかからないモンスターで、ゼノ・メテオロスからレベル6、レベル4モンスターをリクルートして出すことができます。
超越竜は高いステータスと蘇生効果を持つ代わり、除去担当の層が薄いと感じたので、エクストラデッキで補強したいですね。
超越竜デッキを考えていて思いましたが、やっぱり除去効果が少ないように感じます。
そこで投入したいのが超自然警戒区域。
通常モンスターの特殊召喚に反応して相手カードを破壊でき、ゼノ・メテオロスやレスキューラビットの効果をトリガーとして発動することができます。
類似の発動条件を持つ切り裂かれし闇とも悩みましたが、今回は除去要員を意識してこちらを採用。
あと、蘇生カードも超越竜の共通効果に頼りきりだと足りないかも。
バニラモンスターが枯渇して復帰できないパターンは十分あり得るので、死者蘇生などの汎用蘇生カードを追加しても良さそう。
超越竜は通常モンスターを採用しやすいので、戦線復活の代償とかも良さげ。
マストカウンター・対策・弱点
実質的な破壊耐性を持つ超越竜ですが、一度墓地を経由する都合上、墓地封じ系のカードが苦手。
墓穴の指名者や屋敷わらしは弱点となるので対策したいところ。
また、そもそも破壊以外の除去にも無力なため、その辺にも気を付けたいですね。
マストカウンターとなるのはやはりゼノ・メテオロス、及びゼノ・メテオロスをサーチするグラウンド・ゼノ。
ゼノ・メテオロスは通常モンスターをリクルートする効果にエフェクト・ヴェーラー、灰流うららを撃たれる可能性が高く、ここを狙われると展開が止まってしまいます。
超越竜は起点となるカードがハッキリしており弱点もここ。しっかり守りたいですね。
とはいうものの、恐竜族には究極伝導恐獣という切り札がいるため、ゼノ・メテオロスをオトリにしてこちらを通す、というプレイングはアリでしょう。
あと繰り返しになりますが、魔法・罠にも触れないっぽいのでその辺もちょっと心配ではあります。
例えばセンサー万別などで封殺されると、恐竜族で構成された超越竜は手も足も出ません。
超越竜グレイスザウルスの耐性で守るか、レスキューラビットからエヴォルカイザー・ラギアを出せればなんとかなるか?
今回の構築では、超自然警戒区域で魔法・罠を割れるので一応の対策となるでしょうか。
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