タキオンデッキレシピ2024
『輝光のデュエリスト編』の収録カードを使った『タキオン』のデッキレシピを考えていきます。
このテーマはランク8エクシーズさえできれば制圧要員やアタッカーを出せるので、攻守にスキがないように感じました。
意外と一般的なメタも効きにくそうで、そういった面でも強いと思います。
タキオン
遊戯王カードWiki
デュエリストパック-輝光のデュエリスト編-でカテゴリ化される「タキオン」と名のついたカード群。
属するモンスターは全て光属性・ドラゴン族で統一されており、エクシーズモンスターはギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴンにも属する。
タキオン デッキレシピ 2024
メインデッキ :50枚
エクストラデッキ:15枚
【 モンスター 】22
3時空の雲篭
3銀河眼の時源竜
3輝光竜セイファート
3無限竜シュヴァルツシルト
3星雲龍ネビュラ
2光と昇華の竜
2闇と消滅の竜
3銀河の魔導師
【 魔法 】19
1サンダー・ボルト
1パーピィの羽根箒
3時空の七皇
2七皇昇格
2殲滅のタキオン・スパイラル
3竜の交感
1バリアンズ・カオス・ドロー
1RUM-七皇の剣
1三戦の号
1三戦の才
3銀河遠征
【 罠 】9
1時空混沌渦
1タキオン・ギャラクシースパイラル
3ロード・オブ・ザ・タキオンギャラクシー
3タキオン・トランスミグレイション
1不朽の七皇
【 エクストラ 】15
2No.107 銀河眼の時空竜
2CNo.107 超銀河眼の時空龍
2神影金龍ドラッグルクシオン
2銀河衛竜
1No.46 神影龍ドラッグルーオン
1No.97 龍影神ドラッグラビオン
1No.90 銀河眼の光子卿
1No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー
1光と闇の竜王
2レベル8のドラゴン族(コスト用)
回し方・運用想定・展開ルート
ドラゴン族ランク8エクシーズが得意な光属性テーマ『タキオン』のデッキレシピ2024バージョン。
ドラゴン族サポートからランク8エクシーズを呼び出し、タキオンの基本ギミックで制圧・ワンキルを目指します。
ベースとなる動きは以下の通り。
基本の立ち回り
- No.107 銀河眼の時空竜をエクシーズ召喚する
- バトルフェイズに銀河眼の時空竜で表側表示モンスター全ての効果を無効・攻/守を元々の数値に戻す
- 上記の後で相手フィールドに銀河眼の時源竜を特殊召喚し、タキオン魔法・罠をサーチ
タキオンで最初に目指すべきはNo.107 銀河眼の時空竜のエクシーズ召喚。
そしてバトルフェイズ中に銀河眼の時源竜を相手フィールドへ特殊召喚すること。
このパターンに持込めば銀河眼の時空竜を攻撃力4000の状態で2回攻撃させることができ、初期ライフならこの時点で後攻ワンキルが成立します。
この時、銀河眼の時源竜でタキオン魔法・罠をサーチすることが可能。
殲滅のタキオン・スパイラルで相手モンスターを処理したり、タキオン・トランスミグレイションで魔法・罠を無効にできるため、安全に攻撃を通すことができます。
先攻の場合はタキオン魔法・罠で相手ターンに備えることもでき、攻守を器用にこなせるのも強み。
主力となる銀河眼の時空竜のエクシーズ方法は、無限竜シュヴァルツシルト・星雲龍ネビュラといったドラゴン族の汎用サポートを使用。
これらは時空の七皇、輝光竜セイファートや竜の交感で引き込めるので、初動の安定性も高めだと考えています。
遊戯王 DP29-JP003 無限竜シュヴァルツシルト (日本語版 スーパーレア) デュエリストパック─輝光のデュエリスト編─ |
銀河眼の時源竜・No.107 銀河眼の時空竜を使った基本の展開ルート
- 採用カード:銀河眼の時源竜、No.107 銀河眼の時空竜
- 条件:手札に銀河眼の時源竜がいる状態でNo.107 銀河眼の時空竜をエクシーズ召喚する
- 結果:フィールドに攻撃力4000・2回攻撃可能なNo.107 銀河眼の時空竜が1体。手札にタキオン魔法・罠1枚
- 展開後の縛り:なし
- No.107 銀河眼の時空竜をエクシーズ召喚する。
- バトルフェイズに入り、銀河眼の時空竜を発動。自身以外の表側表示モンスター全ての効果を無効・攻/守を元々の数値に戻す。
- 手順2の後で相手フィールドに銀河眼の時源竜を特殊召喚し、タキオン魔法・罠をサーチ。
- 銀河眼の時空竜の攻撃宣言時に銀河眼の時源竜の効果が発動。銀河眼の時源竜がX素材となり、銀河眼の時空竜の攻撃力が1000パンプアップ・2回攻撃が可能に。
こちらは基本の展開をより具体的にしたルートです。
結果、攻撃力4000×2回攻撃できる状態のNo.107 銀河眼の時空竜を出すことができ、後攻ワンキルを狙うことができます。
手順3でタキオン魔法・罠を引き込むこともできるので、それらで相手ターンに備えることもできるでしょう。
銀河眼の時源竜でサーチする魔法・罠の候補は、先攻なら万能カウンターのタキオン・トランスミグレイションや、全体除去ができるロード・オブ・ザ・タキオンギャラクシー。
後攻なら同じくタキオン・トランスミグレイションか、同じく全体除去効果を持つ殲滅のタキオン・スパイラルでしょうか。
タキオン罠はギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴンがいれば手札から発動することもでき、サーチしたターンにも使えるのが魅力ですね。
神影金龍ドラッグルクシオンから12700打点・2回攻撃可能なNo.107 銀河眼の時空竜でワンキルする展開ルート
- 採用カード:銀河眼の時源竜、神影金龍ドラッグルクシオン、No.107 銀河眼の時空竜、銀河衛竜
- 条件:神影金龍ドラッグルクシオンをエクシーズ召喚する
- 結果:フィールドに攻撃力12700・2回攻撃可能なNo.107 銀河眼の時空竜1体、手札にタキオン魔法・罠1枚
- 展開後の縛り:相手が受ける戦闘ダメージが半減
- 神影金龍ドラッグルクシオンをエクシーズ召喚し、銀河眼の時源竜をサーチ。
- ドラッグルクシオンの効果でX素材を2つ取り除き、自身の上にNo.107 銀河眼の時空竜を重ね、銀河衛竜をX素材にする。
- バトルフェイズに入り、銀河眼の時空竜の効果を発動。X素材となっている銀河衛竜を取り除き、表側表示モンスターの効果無効・攻/守を元々の数値に戻す。
- 墓地の銀河衛竜を除外して、銀河眼の時空竜の攻撃力を10700にする(以降、相手が受ける戦闘ダメージ半減)。
- 手札の銀河眼の時源竜を相手フィールドに特殊召喚してタキオン魔法・罠をサーチ。
- 手順5をトリガーに、銀河眼の時空竜の攻撃力を1000パンプアップして2回攻撃を付与。
- 銀河眼の時源竜に銀河眼の時空竜で攻撃して、銀河眼の時源竜の効果を発動。銀河眼の時源竜を銀河眼の時空竜のX素材にする。
- 手順7をトリガーに、銀河眼の時空竜の攻撃力が1000パンプアップ。
こちらの展開方法はwikiを参考にしています。
この方法ではフィールドに12700打点×2回攻撃できる銀河眼の時空竜が立ち、ワンキルを狙うことができます。
先に紹介した展開方法と違い、こちらはランク8エクシーズの神影金龍ドラッグルクシオンさえ出せれば良く、要求手札が少ないのがストロングポイント。
銀河衛竜のデメリットで戦闘ダメージが半減しますが、合計攻撃力が25400になるので問題なくワンキルできるでしょう。
さらに、このパターンでもタキオン魔法・罠がサーチできるため、相手の妨害を踏み越えて攻撃することができます。
遊戯王 DP29-JP004 神影金龍ドラッグルクシオン (日本語版 ウルトラレア) デュエリストパック─輝光のデュエリスト編─ |
デッキレシピ・構築・採用カード
タキオンカード
メインデッキのタキオンモンスターは2種類しかいないので現状フル投入。
でも神影金龍ドラッグルクシオンを使うパターンなら、銀河眼の時源竜をサーチできるので減らしても良いかも。
タキオン魔法・罠もサーチ方法が多いので、2枚前後でも良さそうに思います。
ただし、時空の七皇は起点となる無限竜シュヴァルツシルトを引き込めるのでフル投入。
その他、殲滅のタキオン・スパイラル、タキオン・トランスミグレイション、ロード・オブ・ザ・タキオンギャラクシーあたりが強いと思うので、この辺は多めに採用してみました。
テーマとしてのタキオンは以下の記事にて紹介しています。
今回採用していない相性が良いカードにも触れているので、構築の参考にどうぞ!
ギャラクシー・フォトンカード
続いて、タキオンと相性が良いと考えられるギャラクシーとフォトンのカードについて。
今回の構築では、銀河の魔導師と銀河遠征の2枚を投入しています。
銀河の魔導師は銀河遠征や、銀河眼の時源竜のサーチ要員として採用。
銀河眼の時源竜を引き込めれば上記の展開パターンにアクセスできるので結構有用に思います。
4枚目以降の輝光竜セイファートとして考えることもできそう。
銀河遠征は銀河眼の時源竜のリクルート用に入れてみました。
ただ、発動条件を満たせるのが銀河眼の時源竜とレベルが上がった銀河の魔導師くらいなので、今回の構築では微妙かもしれません。
いっそリストラするか、ギャラクシーとフォトンの比率を増やしても良いかも。
遊戯王カード 銀河遠征(シークレットレア) QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE(QCCP) | ギャラクシー・エクスペディション 通常魔法 シークレット レア |
ギャラクシーとフォトンについてはこちらの記事で解説。
タキオンとはサポートを共有できるカードが多いので、混合型を作る際には参考になるかと。
光属性・ドラゴン族サポート
光属性とドラゴン族のサポートからは、輝光竜セイファート、無限竜シュヴァルツシルト、星雲龍ネビュラ、光と昇華の竜、闇と消滅の竜、竜の交感の6種類を採用。
重要度が高いのはやはり、手札1枚からランク8エクシーズができる無限竜シュヴァルツシルトでしょう。
シュヴァルツシルトから一発で銀河眼の時空竜が出せるため、宗教上の理由がない限りは採用したいカードと言えます。
遊戯王 DP29-JP003 無限竜シュヴァルツシルト (日本語版 スーパーレア) デュエリストパック─輝光のデュエリスト編─ |
セイファート、竜の交感は無限竜シュヴァルツシルトのサーチ用。
サーチカード込みで12枚体制となり、初動の安定性はかなり高いハズ。
ただし先攻の場合、セイファートがいると無限竜シュヴァルツシルトの特殊召喚条件を満たせない可能性がある点には注意。
光と昇華の竜、闇と消滅の竜は特殊召喚しやすいレベル8ドラゴン族として採用しています。
一応、光と闇の竜王を出すこともできますが、無限竜シュヴァルツシルトとの噛み合いが悪く、「とりあえず出せる」くらいの認識。
遊戯王 INFO-JP011 闇と消滅の竜 (レア) INFINITE FORBIDDEN INFO インフィニットフォビドゥン 日本語版 |
遊戯王カード 光と闇の竜王(ウルトラレア) インフィニット・フォビドゥン(INFO) | ライトアンドダークネス・ドラゴンロード 融合 光属性 ドラゴン族 |
光属性とドラゴン族の汎用サポートはこちらの記事でまとめています。
無限竜シュヴァルツシルトはドラゴン族縛りが発生するので、種族サポートの方が採用しやすいかもしれませんね。
エクシーズ召喚サポート/採用したエクストラデッキ
そしてエクシーズ召喚サポートとEXデッキ。
エクシーズ召喚サポートには、七皇昇格、バリアンズ・カオス・ドロー、RUM-七皇の剣、不朽の七皇あたり。
EXデッキにはギャラクシーから、No.90 銀河眼の光子卿、No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシーを採用しました。
特に七皇昇格は時空の七皇をサーチでき、結果的に無限竜シュヴァルツシルトを引き込めるので結構重要。
とはいえ、シュヴァルツシルトのサーチ方法は既に大量投入しているので、2枚くらいしか入れてませんが。
バリアンズ・カオス・ドローは手札1枚からナンバーズを立てられるので、銀河眼の時空竜を出すのに重宝するでしょう(あと単純に好き)。
銀河眼の光子卿はドラゴン族ではないものの、タキオン・トランスミグレイションの発動条件を満たすことができ、モンスター効果を無効にできるカードとして。
タイタニック・ギャラクシーは魔法を無効にできるドラゴン族エクシーズとして採用しています。
無限竜シュヴァルツシルトなどのデメリットでドラゴン族縛りが発生することが多く、銀河眼の光子卿を出せるかは少し微妙。
出せるタイミングが少ないならリストラ候補となります。
遊戯王カード バリアンズ・カオス・ドロー レア デュエリストパック 深淵のデュエリスト編 DP26 Yugioh! | 遊戯王 カード 通常魔法 レア |
遊戯王カード No.90 銀河眼の光子卿(ウルトラレア) QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE(QCCP) | ギャラクシーアイズ・フォトン・ロード エクシーズ |
遊戯王カード No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー(ウルトラレア) QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE(QCCP) | エクシーズ |
エクシーズ召喚そのもののサポート、汎用ランク8エクシーズについては以下の記事を参照。
タキオンはオーバーハンドレッドナンバーズなので、汎用サポートは結構多いように感じています。
その他採用カード
最後にその他の採用カードとして、三戦の号と三戦の才を紹介。
これらは送り付けた銀河眼の時源竜をトリガーにでき、タキオンなら発動条件を満たすのは容易でしょう。
相手に手札誘発などを使われた際にも発動できるので、汎用カードとしても悪くありません。
マストカウンター・対策・弱点
キーカードは無限竜シュヴァルツシルトと神影金龍ドラッグルクシオン!
タキオンはNo.107 銀河眼の時空竜か神影金龍ドラッグルクシオンをエクシーズ召喚するのが基本。
それゆえ、ランク8の起点となる無限竜シュヴァルツシルトを止められるとかなりキツイように感じます。
また、神影金龍ドラッグルクシオンを出したところで止められると、タキオン・トランスミグレイションをはじめとしたタキオン罠の発動条件を満たせず、ジリ貧になってしまうでしょう。
以上のことから、タキオンのマストカウンター・アキレス腱は、無限竜シュヴァルツシルトと神影金龍ドラッグルクシオンの2体であると考えられます。
手札誘発の打ちどころ
灰流うららの打ちどころは、無限竜シュヴァルツシルトの発動時。
ここで打たれるとランク8エクシーズができず、展開が止まってしまう危険があります。
セイファートなどにうららを打たれるのも困りますが、そこよりシュヴァルツシルトに打たれる方がキツイ。
ただし、星雲龍ネビュラがあればリカバリーはできるので、比較的うららには強いように感じます。
遊戯王 RC03-JP010 灰流うらら (日本語版 ウルトラレア) RARITY COLLECTION─PREMIUM GOLD EDITION─ |
エフェクト・ヴェーラーは神影金龍ドラッグルクシオンに打つのがベター。
というか、タキオンはフィールドで発動する効果が少ないため、ヴェーラーの打ちどころが少ないように思います。
仮に銀河眼の時空竜がいる状態で打たれてもタキオン・トランスミグレイションで防げるので、やっぱり神影金龍ドラッグルクシオンを狙われるのが一番困る。
遊戯王OCG エフェクト・ヴェーラー ノーマルパラレル 20AP-JP077-P 遊☆戯☆王ARC-V [20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVE] |
定番のメタに対してだいたい強い?
その他タキオンの弱点を考えてみましたが、意外と定番のメタに引っかからないような気がしています。
例えば、「墓地をあまり使わないので墓地メタは効かない」・「魔法・罠はタキオン・トランスミグレイションで防げる」・「ニビルに引っかかるほど展開しない」・「攻撃力が高く打点不足に悩まない」など。
発動済みの魔法・罠を処理するカードが少ないのは欠点に思いますが、意外と弱点らしい弱点がない優秀なテーマのように思いました。
御前試合・群雄割拠・センサー万別に引っかかる
そしていつもの拘束系永続罠に引っかかるか問題。
タキオンの場合、光と闇属性を使うことが多く、御前試合には引っかかってしまう可能性があります。
また、ドラゴン族で統一されるためセンサー万別にも弱い。
これら永続罠はタキオン・トランスミグレイションで無効にできますが、先に発動されてしまうとちょっと厳しいでしょう。
一方、種族統一された恩恵で群雄割拠に引っかかることはありません。
群雄割拠はタキオンに採用しても良さそうですね。
コメント