恐竜族汎用サポート
男の子が大好きなものトップ10には入るであろうモチーフ『恐竜族』の汎用サポートを紹介していきます。
恐竜族と言えば、原作『遊戯王』にてダイナソー竜崎が使う種族ということでも一定の知名度があると思います（すぐ脱落するけど）。
特にエクシーズ期のエヴォルカイザー・ラギアが強かった印象ですが、汎用サポートはどういったものがあるでしょうか。
＊23年4月更新
恐竜族
主に恐竜をはじめとする化石爬虫類がモデルのモンスターが属する種族。
日本未発売１種を含まず、WORLD PREMIERE PACK 2022までで120種類が登場している。
属性別では闇属性11体、光属性５体、地属性58体、水属性８体、炎属性32体、風属性６体。
地属性のものが大半を占めてきたが、第６期～第７期ではジュラックとエヴォルダーの影響から炎属性が急増した。・引用元：遊戯王カードWiki
メインデッキの恐竜族モンスター
最初にメインデッキに採用できる汎用恐竜族モンスターを紹介していきます。
恐竜族は他の種族と比べてアタッカークラスがメインデッキに多く、単体で強力な効果を持つものが多い印象です。
その分横に並べられるモンスターが少ないようで、展開力が必要な召喚方法とは相性が悪そうに感じました。
＊超越竜及びゼノ・メテオロスについては後述。
- サーチ：魂喰いオヴィラプター、珠玉獣ーアルゴザウルス
- リクルーター・特殊召喚：ベビケラサウルス、プチラノドン、幻創のミセラサウルス、ダイナレスラー・コエロフィシラット、カーボネドン、ジャイアント・レックス、らくがきじゅう－すてご、双頭竜キング・レックス
- 除去：らくがきじゅう－てらの、ダイナレスラー・パンクラトプス、炎霊神パイロレクス、怒炎壊獣ドゴラン
- アタッカー：ディノインフィニティ、究極伝導恐獣、オーバーテクス・ゴアトルス、超古代恐獣、ジュラック・タイタン、竜王キング・レックス
恐竜族でも特に優秀なのが、サーチ・墓地肥しができる魂喰いオヴィラプター！
サーチ先に種族以外の指定がなく、アタッカーから除去要員まで何でもサーチできるのが強み。
幻創のミセラサウルスやカーボネドンを墓地に送ることでチューナーをリクルートすることもでき、そこからシンクロに繋げることもできます。
特に理由がなければ真っ先に採用候補に挙がる1枚でしょう。
いつの間にか制限解除で3積みできるようになりましたし。
 | 遊戯王OCG 魂喰いオヴィラプター スーパーレア SR04-JP002-SR 遊☆戯☆王ARC-V [STRUCTURE DECK R -恐獣の鼓動-] |
リクルーター・特殊召喚要員では幻創のミセラサウルスが有用。
ミセラサウルスは手札から捨てることで恐竜族を守ることもできるため、リクルーターとしての用途以外でも採用候補となります。
ジュラック・グアイバやハイドロゲドンからランク4エクシーズを作るギミックも面白いのですが、戦闘を介するので最近の環境では微妙か……
恐竜族は超越竜登場後にレベル6の需要が高まったため、双頭竜キング・レックスなんかも優秀。
ちなみに、恐竜族はベビケラサウルスやプチラノドンといった、効果破壊をトリガーにリクルートするモンスターが多めだったりします。
除去要員はダイナレスラー・パンクラトプス、怒炎壊獣ドゴランといった汎用性の高いものが多いのが魅力。
繰り返しになりますが、こちらもオヴィラプターでサーチできます。
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 | 遊戯王 RC03-JP013 ダイナレスラー・パンクラトプス (日本語版 シークレットレア) RARITY COLLECTION─PREMIUM GOLD EDITION─ |
そして注目のアタッカーである究極伝導恐獣！
恐竜族2体を墓地から除外することで特殊召喚でき、全体攻撃、相手モンスターを裏守備にする効果、裏守備にしたモンスターをそのまま墓地に送って1000バーン与える効果を持ちます。
裏守備にする効果は相手ターンにも使えるので制圧札にでき、破壊耐性持ちも裏守備のまま墓地に送って突破できる攻守に優れたカード。
3500打点あるので単純なアタッカーとしても優秀な上、全てのモンスターに攻撃できるので、展開しきった相手から巻き返すことも。
個人的にも現役でお世話になっているモンスターなのでけっこうおススメです。
余談ですが、オヴィラプター、プチラノドン、究極伝導恐獣の3枚は『ストラクチャーデッキR－恐獣の鼓動－』で登場した同期。
オヴィラプターや究極伝導恐獣の破壊効果をトリガーにプチラノドンの効果を発動させるコンセプトみたいですね。
 | 遊戯王OCG 究極伝導恐獣 ウルトラレア SR04-JP001-UR 遊☆戯☆王ARC-V [STRUCTURE DECK R -恐獣の鼓動-] |
恐竜族をサポートする魔法・罠
続いて、恐竜族をサポートする魔法・罠。
こちらでは化石調査、究極進化薬、時空超越、ロストワールド、らくがきちょう－とおせんぼ、ジュラシック・パワー、超越進化薬βを紹介しておきます。
遊戯王あるあるですが、モンスターが優秀だと魔法・罠の層が薄くなる印象ですね……
とは言うものの、恐竜族専用の増援である化石調査は強力。
化石調査はレベル6以下の恐竜族をサーチでき、ここから魂喰いオヴィラプターを引き込むことで実質全ての恐竜族を手札に加えることができます。
 | 遊戯王 RC04-JP054 化石調査 (日本語版 スーパーレア) RARITY COLLECTION ─QUARTER CENTURY EDITION─ |
恐竜族をリクルートできる2枚の進化薬カードも単純に強い。
究極進化薬は手札・墓地から恐竜族とそれ以外のモンスターを除外してレベル7以上の恐竜族をリクルートする魔法カード。
召喚条件を無視できるため、前述の究極伝導恐獣のような強力なアタッカーをポン！と出すことができます。
コストに恐竜族以外のモンスターが必要ですが、手札誘発モンスター等を当てられるのでさほど気にならないでしょう。
超越進化薬βは恐竜族を含む2体をコストに、その合計攻撃力以上・レベル5以上の恐竜族をデッキ・エクストラデッキからリクルートするカード。
究極進化薬と違い、こちらは特殊召喚モンスターを呼び出せないものの、エクストラデッキからも特殊召喚できるのが最大の特徴。
ダイナレスラー・ギガ・スピノサバットなどの微妙に出しにくい恐竜族モンスターを呼び出すのに最適です。
これら進化薬は、珠玉獣ーアルゴザウルスやオーバーテクス・ゴアトルスでサーチできる点も非常に魅力。
サーチ方法が豊富なのでデッキの主軸に据えることもできるでしょう。
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エクストラデッキの恐竜族モンスター
そしてお待ちかねのエクストラデッキ！ ……ですが、こちらも候補が少ない。
メインデッキのモンスターがかなり優秀なので、それと比較すると若干物足りないように思います。
しかし23年に超越竜が登場し、この問題は多少改善しました。詳しくは後述。
そんな現時点のカードプールで候補となれるのは、ダイナレスラー・スピノサバット、エヴォルカイザー・ラギア、エヴォルカイザー・ドルガあたりでしょう。
特に強力なのが、神の宣告とほぼ同じ無効範囲を持つエヴォルカイザー・ラギア。
レベル4恐竜族×2体の素材で比較的出しやすく、レスキューラビットからバニラ恐竜をリクルートするだけでエクシーズ召喚できます。
ちなみに素材は恐竜族指定ですが、本人はドラゴン族。
また、超越竜登場後はランク6エクシーズにアクセスしやすくなったため、エヴォルカイザー・ラーズ、エヴォルカイザー・ソルデこれらも採用候補となるでしょう。
相手のカードを何でも無効にできるエヴォルカイザー・ラーズは、強い……！
 | エヴォルカイザー・ラギア ノーマルパラレル 遊戯王 20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVE 20ap-jp084 |
汎用恐竜族テーマ『超越竜』
ここで汎用の恐竜族テーマ『超越竜』について紹介。
超越竜はレベル12orランク6モンスターで統一されたモンスター群で、現在シンクロ・融合・エクシーズ・特殊召喚モンスターが存在します。
・カテゴリ：超越竜
最大の特徴は「破壊された場合に墓地の通常モンスターをデッキに戻し、特殊召喚できる」共通効果。
恐竜族は元々通常モンスターとの相性が良く、この共通効果で実質的な破壊耐性を持っていることになります。
また、超越竜と同時に登場したゼノ・メテオロスは、恐竜族・通常モンスターをリクルートする効果を持ったレベル6・チューナー。
こいつでフロストザウルス等のレベル6モンスターをリクルートすることで、超越竜へのシンクロ・エクシーズができ、墓地に通常モンスターも用意できます。
さらに、グラウンド・ゼノでゼノ・メテオロスをサーチすると、即座に特殊召喚することも。
ちなみに、ゼノ・メテオロスのリクルート先はレベル6だけでなく、恐竜族・通常モンスターなら他のレベルも可能。
自身がチューナーのため、リクルート対象によってはレベル7以上のシンクロができることは覚えておくといいでしょう。
ただし、現状恐竜族・通常モンスターにレベル1とレベル5はナシ。
リクルート効果を使うと特定種族以外はエクストラから出せなくなる点に注意。
ゼノ・メテオロスとグラウンド・ゼノは、効果を使うために自分または相手カードの破壊が必要です。
通常ならデメリットとなる効果ですが、恐竜族にはプチラノドンなどの破壊されることで発動するモンスターがけっこういて、これらとのシナジーが。
よって、超越竜も恐竜族グッドスタッフ的に採用することができる訳です。
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少ない手札消費で大型恐竜族に繋ぐお手軽コンボ
最後に数枚の手札から大型恐竜族に繋ぐ汎用ギミックの紹介です。
基本は究極進化薬と、究極進化薬を引っ張るカードの組み合わせとなります。
パターン1：珠玉獣－アルゴザウルスを使った方法（手札消費2枚）
- アルゴザウルスで手札の恐竜族を破壊して究極進化薬をサーチ。
- アルゴザウルスを素材にリンクリボー→セキュア・ガードナーとリンク召喚。
- 墓地のアルゴザウルスとリンクリボーを除外して究極進化薬を発動。
このギミックに必要な手札はアルゴザウルスと恐竜族モンスター1枚なので、恐竜族デッキなら問題なく採用できるでしょう。
あまり余計なカードを採用する必要がないのがこのギミックの魅力。
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パターン2：オーバーテクス・ゴアトルスおよび終末の騎士を使った方法（手札消費2枚）
- 終末の騎士でオーバーテクス・ゴアトルスを墓地に送り、究極進化薬をサーチ。
- 墓地のゴアトルスと手札・墓地の恐竜族以外のモンスターを除外して究極進化薬を発動。
終末の騎士が進化薬のコストに使えればベストなのですが、フィールドのモンスターはコストにできないので注意。
こちらは恐竜族以外のテーマに出張させやすく、終末の騎士を共有させやすい闇属性テーマなんかにおススメしたいギミックです。
究極進化薬の発動に除外も絡むため、サンダー・ドラゴンとかで使っても面白い。
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