黄昏の支配者
新パック『CODE OF THE DUELIST』ではかつて猛威を振るい、時折環境に復権することもあったあのライトロードが強化されました。
その名も『トワイライトロード』。
光属性から闇属性に代わり、新たな力を手に入れたライトロード。
コイツは気になるテーマです。
この記事ではコード・オブ・ザ・デュエリストで登場するトワイライトロードについて考察しています。
トワイライトロードを使ったデッキレシピ、相性のいいカードについては下のリンクからどうぞ!
・【遊戯王】「トワイライトロード」デッキレシピ! 回し方・構築についてなどの私的評価・考察【コード・オブ・ザ・デュエリスト】
・【厳選】「トワイライトロード」と相性の良いカード! 私的評価考察【コード・オブ・ザ・デュエリスト】
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ライトロード
LIGHT OF DESTRUCTIONでカテゴリ化した「ライトロード」と名のついたカード群。
光属性の「ライトロード」と、闇属性の「トワイライトロード」で構成されており、その多くがデッキからカードを墓地へ送る効果やそれに関連した効果を持っている。・引用元:遊戯王カードWiki
トワイライトロードとは
トワイライトロードとは、光属性だったライトロードを闇属性としてリメイクしたテーマ。
『ライトロード』の名を冠しているため、もちろん旧来のサポートカードの恩恵も受けることができます。
属性は光属性から闇属性となったため、カオス・ソルジャーなんかのカオスモンスターも無理なく投入できそうです。
光と闇が合わさり最強に見える。
・【厳選】「トワイライトロード」と相性の良いカード! 私的評価考察【コード・オブ・ザ・デュエリスト】
基本的なステータスは元にしたライトロードと同じ。
効果も光属性だったころの効果とほぼ同じですが、発動に以下のコストが必要になりました。
(1):「手札・墓地からライトロードモンスターを除外し~」
除外コストが必要になったぶん、リメイク前よりも効果がパワーアップしたものが多いです。
このコストにはトワイライトロードも使うことができ、いちおう『純・トワイライトロード』デッキを組むこともできそう。
とは言っても、墓地から除外したほうがアドバンテージ面で優れているため、光属性のライトロードと組み合わせて構築したほうが強いでしょう。
手札から使う場合はビースト ウォルフや、アーチャー フェリスといった通常召喚できないモンスターをコストとして使うと無駄がありませんね。
そして、リメイク前との一番の違いはデッキトップを墓地へ送るタイミング。
これはライトロード最大の特徴ですが、闇属性となってこう変わりました。
(2):1ターンに1度、このカード以外の(自分の)「ライトロード」モンスターの効果が発動した場合に発動する。
自分のデッキの上からカードを○枚墓地へ送る。
旧ライトロードはエンドフェイズに強制的にデッキトップを削っていくため、耐久デッキには弱いという特徴がありました。
しかし、トワイライトロードはある程度自分でデッキを掘るか決められるので、その弱点を克服したといえるのではないでしょうか。
また、ビースト ウォルフなどをエンドフェイズに出してしまい、無駄になってしまったなんて誤爆も減るでしょう。
最大の欠点を乗り越えたライトロードは新環境でも期待が持てます。
メインモンスター
《トワイライトロード・ジェネラル ジェイン》
闇属性・戦士族の下級モンスター。
自分の手札・墓地のライトロードモンスターを除外することで相手モンスターを弱体化させる効果、トワイライトロード共通のデッキトップからカードを墓地へ送る効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
27円 | 26円↓ | 26円→ | 25円↓ |
除外したモンスターのレベルぶんだけ弱体化させる効果を持ったモンスター。
今のところ、最大で2100ポイントまで減少させることができますが、採用数の多いであろう下級レベル4でもマイナス1200ポイント。
ブルーアイズと相打ちにできると考えるとなかなか高性能です。
《トワイライトロード・ソーサラー ライラ》
闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
魔法・罠カードの発動をトリガーに自分の手札・墓地のライトロードモンスターを除外することで表側表示の魔法・罠カードを破壊する効果、トワイライトロード共通のデッキトップからカードを墓地へ送る効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
27円 | 27円→ | 26円↓ | 26円→ |
こちらは魔法・罠カードの発動をトリガーに除去が打てるカードです。
リメイク前のライラと比較すると能動的に使いにくくなったものの、相手のカードにも反応し、相手ターンにも除去できるのが強み。
永続カードに依存するテーマやペンデュラムを主体としたデッキなんかには効きそうですね。
ただ、ライトロードってモンスターが優秀なぶん、あんまり魔法罠に頼るイメージがないので、能動的に使えるか疑問。
やっぱり能動的に除去できたほうが強いかな~と思うので、個人的にはリメイク前のほうを採用したい。
《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》
闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
自分の手札・墓地のライトロードモンスターを除外することでライトロードを帰還させる効果、トワイライトロード共通のデッキトップからカードを墓地へ送る効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
864円 | 777円↓ | 728円↓ | 646円↓ |
除外ゾーンからの帰還させる能力を持っています。
帰還させるモンスターに制約がないのが強力。
また、手札・墓地から除外コストを払えるため、実質手札からの特殊召喚や蘇生カードとして使うことも。
例えば、手札か墓地にライデンがいれば、帰還させてレベル7シンクロへ持っていくことも。
(ライトロード・アーク ミカエルは素材指定があるので注意。)
展開の起点ともなりえるので、リンク召喚のギミックを投入する際などにも重要となりそうですね。
*トワイライトロードを使ったデッキレシピはこちら!
・【遊戯王】「トワイライトロード」デッキレシピ! 回し方・構築についてなどの私的評価・考察【コード・オブ・ザ・デュエリスト】
遊戯王 / トワイライトロード・シャーマン ルミナス(スーパーレア) / COTD-JP026 / CODE OF THE DUELIST(コード・オブ・ザ・デュエリスト) |
《トワイライトロード・ファイター ライコウ》
闇属性・獣族の下級モンスター。
自身が召喚・リバースした場合、自分の手札・墓地のライトロードモンスターを除外することでフィールドのカードを対象をとることなく除外できる効果、トワイライトロード共通のデッキトップからカードを墓地へ送る効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
27円 | 27円→ | 26円↓ | 26円→ |
「対象を取らない」、「破壊を介さない」除去というメチャクチャ強力な除去モンスター。
最近は破壊耐性、対象耐性を持ったモンスターも増えていますが、そういったカードにも対応できるのがスゴイ。
発動タイミングも召喚・リバースした場合なので、リメイク前よりもより能動的に発動可能。
例えるなら『チビ・トリシューラ』と言えるカードです。
そんなモンスターが優秀じゃないハズがありません。
《戒めの龍》
闇属性・ドラゴン族の特殊召喚モンスター。
除外されているライトロードモンスターが4種類以上の場合に特殊召喚できる召喚条件、ライトロードモンスター以外のお互いの墓地と表側表示で除外されているカードをデッキに戻す効果、自分のライトロードモンスターの効果が発動した場合にデッキの上からカード4枚を墓地へ送る効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
317円 | 195円↓ | 175円↓ | 169円↓ |
トワイライトロードの切り札。
ライトロードモンスター以外の墓地、除外ゾーンのカードをデッキへ戻す効果があり、旧ライトロードでいうところの裁きの龍に相当します。
全体除去能力を持った裁きの龍と見比べるとやや落ち着いた効果に思いますが、墓地発動するカードへの対策が取れるのは地味に良いところ。
裁きの龍で全体除去したあと、戒めの龍でデッキへ戻すという流れが理想でしょうか。
これなら墓地のカードで妨害されず、安全に攻撃を通すことができます。
また、ネクロ・ガードナーといったライトロードと相性のいいカードを除外ゾーンから戻して再利用することもできますね。
地味に墓地へ落ちた裁きの龍はデッキへ戻せるのも魅力。
遊戯王 / 戒めの龍(ウルトラレア) / COTD-JP028 / CODE OF THE DUELIST(コード・オブ・ザ・デュエリスト) |
魔法・罠
《黄昏の双龍》
通常魔法。
自分フィールドに《戒めの龍》が存在する場合に《裁きの龍》をサルベージしてデッキトップを墓地へ送る効果、ライトロードの効果で墓地へ送られた場合に《戒めの龍》をサルベージしてデッキトップを除外できる効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
37円 | 32円↓ | 32円→ | 32円→ |
ライトロードの裁きと近い立ち位置のカード。
①の効果で裁きの龍をサルベージできますが、フィールドに戒めの龍がいないといけません。
戒めの龍が出せる場合には墓地のライトロードの枚数が減っている可能性も高く、微妙にかみ合っていないような気が……。
一応、発動後にデッキトップを墓地へ送れるので、ここで裁きの龍の発動条件を満たせるかも……。
②の効果はライトロードの裁きと発動条件が似ており、こちらは墓地から戒めの龍をサルベージすることができます。
ライトロードは墓地がたまりやすいテーマですが、デッキからサーチしてくるライトロードの裁きと比べるとやはり見劣りしてしまいます。
さらに妖精伝姫-シラユキとエクリプス・ワイバーンを併用したコンボでドラゴン族をサーチすることができ、採用はなかなか厳しい。
《闇の進軍》
通常魔法。
ライトロードモンスターをサルベージし、その後デッキトップを除外する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
70円 | 65円↓ | 66円↑ | 64円↓ |
《黄昏の交衣》
通常罠。
墓地のライトロードを除外した強化する効果、ライトロードモンスターの効果で墓地へ送られたターンに破壊耐性を付与する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
33円 | 31円↓ | 30円↓ | 30円→ |
遊戯王カード COTD-JP073 黄昏の交衣(ノーマル)遊戯王VRAINS [CODE OF THE DUELIST] |
《トワイライト・イレイザー》
通常罠。
種族が同じでカード名の異なるライトロードが存在する場合、墓地のライトロードをコストにフィールドのカードを2枚除外する効果、ライトロードの効果で墓地へ送られた場合に手札からライトロードを特殊召喚する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
初動価格 | 4月22日 | 4月29日 | 5月6日 |
40円 | 36円↓ | 34円↓ | 34円→ |
やや発動条件の厳しい除去効果をもった罠です。
ライトロードは戦士、獣戦士、魔法使い族の種族が多く、そのあたりをうまく展開させると発動させやすいと思います。
例えば獣戦士族のフェリスやウォルフは特殊召喚能力を持っているので並べやすいかも。
ただ、この2枚は通常召喚できないのが難点。
獣戦士族よりも、新旧ルミナスを使って魔法使い族ライトロードを展開するのが一番手っ取り早いかな。
それよりも、個人的には特殊召喚できる②の効果のほうが強いように思います。
トワイライトロードはメインフェイズにデッキトップを墓地へ送るので、トワイライト・イレイザーで特殊召喚したモンスターをシンクロやリンク召喚で有効活用しやすいと考えています。
トワイライトロード まとめ
トワイライトロードは旧ライトロードよりだいぶ強くないですかね?
特にデッキトップを墓地へ送るタイミングがエンドフェイズじゃなくなったあたりがだいぶ強化されたように思います。
ライトロードはフェリスやウォルフから展開してエクシーズにつなげるのが強かったと記憶しています。
それゆえ、メインフェイズに墓地落としができるようになったのはデカいハズ。
展開できればリンク召喚へのプロセスともなりえます。
さほどエクストラに頼るわけでもないですが、これからの発展が期待できるテーマですね。
・【遊戯王】「トワイライトロード」デッキレシピ! 回し方・構築についてなどの私的評価・考察【コード・オブ・ザ・デュエリスト】
・【厳選】「トワイライトロード」と相性の良いカード! 私的評価考察【コード・オブ・ザ・デュエリスト】
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