紫炎の忍軍団
最近のパックは新テーマ+旧テーマのパワーアップ・リメイクのふたつが登場しますがデッキビルドパックでも同様の流れをくんでいます。
今回強化されたのは以前から強力であった六武衆! 今回は忍者集団の影六武衆が追加されます。
六武衆っていうと普通に強かった記憶はもちろん、タッグフォースでツァン・ディレが使うことで印象深いです。
アイツ強かったなぁ……
この記事では新規追加される六武衆たちを紹介していきます。
六武衆
STRIKE OF NEOSでカテゴリ化した「六武衆」と名のついたモンスター群。
全てのモンスターが戦士族で統一されており、その多くが他の六武衆と並べることでモンスター効果を発揮する。・引用元:遊戯王カードWiki
影六武衆の新規カード!
新たに追加される影六武衆は忍者をモチーフとした忍の軍団です。
それぞれが固有効果のほかに以下の共通効果を持っています。
(2):自分フィールドの「六武衆」モンスター1体のみが効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
通常の六武衆がフィールドで他の六武衆を身代わりにして耐性を付けるのに対し、影六武衆は墓地から自身を除外して身代わりになることができます。
影から仲間を守るのは忍者っぽい効果ですね。
ただ、ウィキを見るぶんにはあまり評価できる効果ではありません。
1体のみが破壊される場合にしか対応できないため、発動タイミングがあまりにも狭い……。
せめて全体除去にも対処できればよかったんですけどね。
個別の効果は特殊召喚に関するものが多め。
六武衆のキーカードである六武の門とのシナジーは悪くないように思います。
新規魔法・罠で注目なのは忍の六武。
一発決まれば超強力なロマンカード!
メインモンスター
《影六武衆-フウマ》
風属性・戦士族の下級モンスターのチューナー。
被破壊時のリクルート効果と、自身を墓地から除外することで六武衆1体の効果破壊の身代わりとなる効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
《影六武衆-ゲンバ》
炎属性・戦士族の下級モンスターのチューナー。
召喚に成功した時に除外された六武衆をサルベージする効果、六武衆モンスター1体のみが破壊される場合、身代わりとなって墓地の自身を除外する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
影六武衆チューナー2体。
単純にチューナーが増えると真六武衆-シエンにつなげやすくなりますね。
ゲンバは影六武衆の共通効果やハツメと相性がよく、除外されたカードを再利用することが可能。
六武衆の荒行から六武衆の御霊代をリクルートし、レベル5シンクロへ持っていけるのは強い。
注目はやはりリクルート効果を持ったフウマ。発動条件がゆるく、自分のカードで破壊した場合にも効果が発動できます。
通常六武衆の身代わり効果もトリガーにできるほか、メタルフォーゼのP効果でも発動できるのが魅力。
この効果は発動場所の指定がないため、真竜の手札コストや連鎖破壊でもリクルートできるのがすごい!
《影六武衆-ハツメ》
水属性・戦士族の下級モンスター。
フィールド・墓地の六武衆2体を除外することで墓地の六武衆を蘇生する効果、自身を墓地から除外することで六武衆1体の効果破壊の身代わりとなる効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
《影六武衆-ドウジ》
闇属性・戦士族の下級モンスター。
他の六武衆が召喚・特殊召喚された時デッキから六武衆を墓地へ送る効果、自身を墓地から除外することで六武衆1体の効果破壊の身代わりとなる効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
《影六武衆-キザル》
地属性・戦士族の下級モンスター。
特殊召喚に成功した時に自分フィールドに存在する属性以外の六武衆1体をサーチできる効果、自身を墓地から除外することで六武衆1体の効果破壊の身代わりとなる効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
新たに追加される六武衆非チューナーたち。
ハツメは除外コストが若干重いですが、自信を除外コストにできるっぽいので実質2枚での蘇生が可能。
蘇生対象はやはりエースモンスターのシンクロシエンですかね。
荒行で露払い、ミヅホの除去効果持ち2枚をリクルートできるのは強いかも。(ハツメいなくてもできるけど)
ドウジは特殊召喚した場合に墓地を肥やすことができ、ハツメのコストを軽減することができます。
キザルは自分フィールドに存在しない属性の六武衆をサーチするというユニークな条件のモンスター。
地属性は手札に加えられないため、展開しやすい六武衆の師範を引き込めないのは残念。
融合モンスター
《影六武衆-リハン》
光属性・戦士族の融合モンスター。
自分の手札かフィールドに表側表示で存在する六武衆カードを除外する事でフィールドのカード1枚を除外する効果、六武衆が戦闘・効果で破壊される場合に身代わりとなって墓地の自身を除外する効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
影六武衆のエースモンスター。
シンクロシエンがメタに寄っているせいか、こちらは除去系の効果を持っています。
融合条件はゆるいものの、フィールドのモンスター3体はコストとしては重く、正直こいつを出すならほかのシンクロやエクシーズを出した方がいいかな、という印象をもってしまいます。
考えようによってはレベルにバラつきがある六武衆で、属性の異なる3体というのは出しやすい部類でしょうか。
融合魔法を含めれば、通常の融合召喚でも3枚消費は当たり前ですし。
でも召喚に3枚消費して、除去効果を使うにしてもコスト1枚を要求するらな相手ターンにも使えるようにしてほしかったなぁ。
ターン内の回数制限もいらなかったように思います。
魔法・罠
《六武衆の影忍術》
速攻魔法。
自分フィールドのモンスター1体を墓地へ送り、除外された六武衆モンスター1体を帰還させる効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
六武衆専用の帰還カード。
六武衆の理で蘇生できますが、影六武衆をメインにするならコチラが優先されるでしょうか。
ハツメとのコンボでワチャワチャやるといい感じになりそう。
《忍の六武》
通常罠。
属性の異なる六武衆6体が自分フィールドに存在する場合にのみ発動でき、次の相手ターンをスキップする効果を持つ。・引用元:遊戯王カードWiki
カードゲーム界最強能力のひとつ、ターンスキップ効果を持ったカード。
「追加の1ターンを得る」と言い換えることもでき、マジック・ザ・ギャザリングでいう所のタイム・ウォークと同様の効果と言えるでしょう。
タイム・ウォークはMtGでは『パワー9』と呼ばれるMtG最強最悪のカードの一角として恐れられています。
ターンスキップはそれくらい強力な効果です。
まあタイム・ウォークと違って忍の六武は発動条件が超絶に難しいんですけど。
フィールドに六武衆6属性全てを並べなければならず、それゆえエクストラのモンスターを含めます。
つまり実質8枚の消費+忍の六武の合計9枚が必要になります。(あっ、偶然パワー9と同じ9枚……)
個人的にはロマンカードが大好きなので、このカードは積極的に使っていきたいですね。
影六武衆と相性の良いカード!
最後に影六武衆と相性の良いカードを紹介していきます。
って言っても六武衆は属性、レベルがバラけているので専用サポート以外は投入しにくいと思うんですよね……
唯一戦士族という点で共通しているので、増援や戦士の生還といった種族サポート、一族の結束なんかは採用してもいいかも。
あと群雄割拠あたりもよさそう。
個人的には風林火山を採用したいところ。
六武衆の影忍術を狙う構築なら風林火山も間違いなく狙えるでしょう。
属性がバラけていることを活かして召喚獣、フウマの効果を活用するための真竜皇を組み合わせるというのも相性がいいと思います。
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