「六武衆」解説
戦士族で統一された融合・シンクロ・エクシーズ・リンク召喚テーマ『六武衆』の解説をしていきます。
このテーマは展開力が高く、初心者でも比較的扱いやすいテーマ、という印象があります。
タッグフォース5をやり込んでいたので使い手のツァン・ディレにも思い入れがありますね。
六武衆
遊戯王カードWiki
STRIKE OF NEOSでカテゴリ化した「六武衆」と名のついたカード群。
全てのモンスターが戦士族で統一されており、その多くが他の六武衆と並べることでモンスター効果を発揮する。
この記事ではテーマとしての『六武衆』の紹介、展開や相性が良いカードを扱っています。
『レイジ・オブ・ジ・アビス』収録の新カードを使ったデッキレシピ2024バージョンは以下の記事にて公開中。
構築の参考にどうぞ!
三行で教える「六武衆」
- 戦士族で統一された融合・シンクロ・エクシーズ・リンク召喚テーマ
- 展開効果を持つモンスターが多く、他の六武衆と並べることを条件に発動できる効果が多い
- 一部モンスターは自身が破壊される場合に他のモンスターを身代わりにできる
メインデッキの「六武衆」モンスター
『六武衆』は5期に登場したモンスター群で、属するモンスターは戦士族で統一。
モンスターは部下である『六武衆』と、大将の『紫炎』で構成されたテーマです。
属するモンスターは特殊召喚効果を持つものが多く、展開するのが得意。
六武衆は他の六武衆が並んでいる時に固有効果を使えるものが多いため、「展開効果で並べる→固有効果を発動」という流れができる訳ですね。
また、自身が破壊される場合に他のモンスターを身代わりにできる効果も多く、複数並べることで残したいモンスターを生存させやすいのも特徴です。
六武衆モンスター
初期の六武衆モンスター
まずは最初期に登場した六武衆から紹介。
初期の六武衆は以下の共通効果持を持っています。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分フィールドの「六武衆」モンスター1体を破壊できる。
ちなみに、この効果は真六武衆-シエン・大将軍 紫炎も同じ効果を持ち。
この効果により場もちが良く、複数並べることがメリットとなります。
特にシエンと紫炎は制圧要員となるため、破壊を他の六武衆に肩代わりさせられるのは大きな強み。
そして、それぞれに以下の固有効果。
発動条件は「自分フィールドに同名以外の六武衆モンスターが存在する場合」で共通しており、やはり複数並べることに意味があります。
とはいえ初期のモンスターなので固有効果は流石に薄味……
個人的にはメインデッキのサーチできる除去は優秀と考えていますが、あくまでサブ要員でしょう。
カード名 | 属性 | 星 | 攻撃力 | 固有効果① |
---|---|---|---|---|
六武衆-カモン | 炎 | 3 | 1500 | 同名以外の自分「六武衆」モンスターが存在する場合、表側表示の魔法・罠を破壊 (発動後、自身は攻撃不可) |
六武衆-ヤイチ | 水 | 3 | 1300 | 同名以外の自分「六武衆」モンスターが存在する場合、セットされた魔法・罠を破壊 (発動後、自身は攻撃不可) |
六武衆-ヤリザ | 地 | 3 | 1000 | 同名以外の自分「六武衆」モンスターが存在する場合、直接攻撃できる |
六武衆-イロウ | 闇 | 4 | 1700 | 同名以外の自分「六武衆」モンスターが存在する場合、裏守備モンスターに攻撃した時にそのまま破壊 |
六武衆-ザンジ | 光 | 4 | 1800 | 同名以外の自分「六武衆」モンスターが存在する場合、自身が攻撃したモンスターをダメージステップ終了時に破壊 |
六武衆-ニサシ | 風 | 4 | 1400 | 同名以外の自分「六武衆」モンスターが存在する場合、2回攻撃できる |
真六武衆モンスター
六武衆登場からしばらくして、7期にてシンクロ召喚ギミックを搭載した真六武衆が登場します。
真六武衆は以下のモンスターに加えてシンクロモンスターの真六武衆-シエンがおり、初期の六武衆と比較的して特殊召喚効果を持つものが増えました。
真六武衆の中でも、手札から六武衆を特殊召喚できる真六武衆-カゲキ、自身を特殊召喚できる真六武衆-キザンが使いやすいでしょう。
特にキザンはターン中の回数制限がなく、サーチ・サルベージすることで同名カードを何度も特殊召喚することができます。
ちなみに、初期六武衆が持っていた身代わり効果は真六武衆-シエンのみに。
共通の発動条件ではなくなりましたが、他の六武衆が並んでいる場合に効果が使えるという特徴は健在です。
カード名 | 属性 | 星 | 攻撃力 | 固有効果① | 固有効果② |
---|---|---|---|---|---|
真六武衆-カゲキ | 風 | 3 | 200 | 召喚時、手札からレベル4以下の「六武衆」モンスターを特殊召喚 | 同名以外の自分「六武衆」モンスターが存在する場合、自身の攻撃力を1500パンプアップ |
真六武衆-シナイ | 水 | 3 | 1500 | 自分「真六武衆-ミズホ」が存在する場合、自身を手札から特殊召喚 | フィールドの自身がリリースされた場合、同名以外の「六武衆」モンスターをサルベージ |
真六武衆-ミズホ | 炎 | 3 | 1600 | 自分「真六武衆-シナイ」が存在する場合、自身を手札から特殊召喚 | 自身以外の「六武衆」モンスターをリリースして、フィールドのカード1枚を破壊 |
真六武衆-エニシ | 光 | 4 | 1700 | 同名以外の自分「六武衆」モンスターが存在する場合、墓地の「六武衆」モンスター2体を除外して、相手表側表示モンスター1体を手札バウンス(相手ターンに発動可) | 同名以外の自分「六武衆」モンスターが2体以上存在する場合、自身の攻/守を500パンプ |
真六武衆-キザン | 地 | 4 | 1800 | 同名以外の自分「六武衆」モンスターが存在する場合、自身を手札から特殊召喚 | 同名以外の自分「六武衆」モンスターが2体以上存在する場合、自身の攻/守を300パンプ |
影六武衆モンスター
さらに時代が進み、9期にて融合モンスターを含む影六武衆が登場。
影六武衆は忍者をモチーフとし、現時点で融合モンスターの影六武衆-リハンを含めて6体のモンスターが存在します。
影六武衆は他の六武衆派生モンスターとは違い、影六武衆を指定するカードがあるのも特徴のひとつ。
といっても六武衆の真影くらいしかいないため、基本的には他の六武衆と同じ扱いと考えて良いでしょう。
また、メインデッキのモンスターは以下の共通効果を持っています。
(2):自分フィールドの「六武衆」モンスター1体のみが効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
初期六武衆が持っていた肩代わり効果が、自身を墓地から除外するに変わった感じです。
戦闘破壊時に使えなくなってしまったものの、六武衆の共通効果と組み合わせることで2回の破壊を防ぐことができ、場もちがさらに良くなったと言えるでしょう。
影(墓地)から主人を守るのも忍者モチーフっぽくて好きです。
カード名 | 属性 | 星 | 攻撃力 | 固有効果① |
---|---|---|---|---|
影六武衆-フウマ | 風 | 1 チューナー | 200 | 自身が戦闘・効果破壊された場合、同名以外の「六武衆」モンスターをリクルート |
影六武衆-ゲンバ | 炎 | 2 チューナー | 500 | 召喚時、除外状態の「六武衆」モンスターをサルベージ |
影六武衆-ハツメ | 水 | 3 | 1600 | フィールド・墓地から「六武衆」モンスター2体を除外して、同名以外の「六武衆」モンスターを蘇生 |
影六武衆-ドウジ | 闇 | 4 | 1700 | 自身が既に存在する状態で同名以外の「六武衆」モンスターが召喚・特殊召喚された時、デッキから「六武衆」カードを墓地に送る |
影六武衆-キザル | 地 | 4 | 1900 | 特殊召喚時、自分フィールドに存在する属性以外の「六武衆」モンスターをサーチ |
固有効果は上記の通り。
自身の破壊をトリガーにリクルートできる影六武衆-フウマ、特殊召喚時にサーチができる影六武衆-キザルが優秀でしょうか。
フウマはレベル1であり、聖騎士の追想 イゾルデでリクルートしやすいのが強み。
キザルは地属性・レベル4でM.X-セイバー インヴォーカーでリクルートできるのが魅力です。
六武衆の~モンスター
続きまして『六武衆の~』という名称のモンスター。
フレーバー的には六武衆ではなく、六武衆の補佐・関係者といった存在です。
ゲーム的には六武衆モンスターとして扱われるため、対戦時にはあまり気にしなくて良いでしょう。
これらには初期六武衆が持つ身代わり効果はないものの、六武衆モンスターではあるので破壊を肩代わりさせることができます。
優秀なのは特殊召喚効果を持つ六武衆の指南番、六武衆の破戒僧、六武衆のご隠居、六武衆の師範あたり。
六武衆は同名以外の六武衆を並べることで真価を発揮し、各種召喚方法の素材にもなるため、展開効果は他テーマ以上に重要と言えるでしょう。
また、六武衆の指南番、六武衆の破戒僧はチューナーであり、主力となるシンクロ召喚のキーカードとなります。
チューナー
カード名 | 属性 | 星 | 攻撃力 | 固有効果① | 固有効果② | 固有効果③ |
---|---|---|---|---|---|---|
六武衆の影武者 | 地 | 2 | 400 | 自分「六武衆」モンスターが効果の対象になった時、対象を自身に移す | ― | ― |
六武衆の指南番 | 地 | 2 | 200 | 同名以外の自分「六武衆」モンスターが存在する場合、自身を手札から特殊召喚 | 自身がフィールドから墓地に送られた場合、デッキ・墓地から「六武式」カードを手札に加える | 自身をS素材とした「六武衆」シンクロに以下の効果を付与 ●相手フィールドのモンスター全ての攻撃力を500ダウン |
六武衆の破戒僧 | 闇 | 3 | 500 | 同名以外の自分「六武衆」モンスターが存在する場合、自身を手札から特殊召喚 | 自身がフィールドから墓地に送られた場合、「六武衆」速攻魔法をサーチ | 自身をS素材とした「六武衆」シンクロに以下の効果を付与 ●相手フィールドのモンスター全てのレベルを1つ下げる |
非チューナー
レベル3
カード名 | 属性 | 攻撃力 | 固有効果① | 備考 |
---|---|---|---|---|
六武衆の侍従 | 地 | 200 | 通常モンスター | ― |
六武衆のご隠居 | 地 | 400 | 相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、自身を手札から特殊召喚 | ― |
六武衆の露払い | 炎 | 1600 | 同名以外の自分「六武衆」モンスターが存在する場合、自分「六武衆」モンスターをリリースして、相手モンスターを破壊 | ― |
六武衆の御霊代 | 地 | 500 | 自分「六武衆」モンスターに自身を装備カード扱いで装備・または装備を解除して特殊召喚 装備モンスターの攻/守を500アップし、装備モンスターが戦闘破壊した場合1ドロー (装備モンスターが破壊される場合、自身を代わりに破壊) | ユニオン |
レベル4
カード名 | 属性 | 攻撃力 | 固有効果① | 固有効果② |
---|---|---|---|---|
六武衆の真影 | 闇 | 500 | 「影六武衆」の召喚・特殊召喚時、自身を手札から特殊召喚 | 墓地からレベル4以下の「六武衆」モンスターを除外して、除外したモンスターのレベル・攻/守をコピー |
レベル5
カード名 | 属性 | 攻撃力 | 固有効果① | 固有効果② | 固有効果③ |
---|---|---|---|---|---|
六武衆の師範 | 地 | 2100 | 同名モンスターは自分フィールドに1体までしか存在できない | 自分「六武衆」モンスターが存在する場合、自身を手札から特殊召喚 | 自身が相手の効果で破壊された場合、「六武衆」モンスターをサルベージ |
紫炎モンスター
『紫炎』は六武衆の主人であり、六武衆とは相互にサポートする関係にあります。
元々OCG最初期に紫炎の影武者が登場しており、そこから六武衆や紫炎モンスターに派生した、とも考えられます。
ちなみに、現時点で紫炎を指定するカードは効果モンスターのみを指定しており、紫炎の影武者及び魔法・罠は指定できないので注意。
紫炎モンスター
メインデッキの紫炎でも特に優秀なのは大将軍 紫炎。
六武衆が2体いれば特殊召喚でき、相手に魔法・罠の回数制限を与えます。
拘束力は弱いものの、魔法・罠を無効にできる真六武衆-シエンと並べれば実質魔法・罠の封殺が可能。
大将軍 紫炎も初期六武衆と同じ肩代わり効果を持ち、フィールドに維持しやすい制圧要員となるのが強みです。
カード名 | 属性 | 星 | 固有効果① | 固有効果② | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
天下人 紫炎 | 炎 | 4 | 罠耐性 | ― | 炎族 |
大将軍 紫炎 | 炎 | 7 | 自身が存在する限り、相手は1ターンに1度しか魔法・罠を発動できない | 自身が破壊される場合、代わりに「六武衆」モンスターを破壊できる | 自分「六武衆」モンスターが2体存在する場合、手札から特殊召喚できる |
紫炎の~モンスター
六武衆同様、紫炎にもその配下となる『紫炎の~』と名の付くモンスターが存在。
紫炎本人ではないけどOCG的にはほぼ差がないという説明がややこしいカードです。
カード名 | 属性 | 星 | 固有効果① | 固有効果② | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
紫炎の寄子 | 地 | 1 チューナー | 自分「六武衆」モンスターの戦闘時、自身を手札から墓地に送り、そのモンスターに戦闘破壊耐性を付与 | ― | ― |
紫炎の影武者 | 地 | 2 | 通常モンスター | ― | |
紫炎の足軽 | 地 | 2 | 自身の戦闘破壊時、レベル3以下の「六武衆」モンスターをリクルート | ― | ― |
紫炎の荒武者 | 地 | 4 | 召喚時、自身に武士道カウンターを1つ置く(最大1つ) 武士道カウンターが乗っている場合、攻撃力を300パンプ | 自身の武士道カウンターを1つ取り除き、武士道カウンターを乗せることができるカードに1つ置く | ― |
紫炎の参謀 | 地 | 4 | 自分「六武衆」モンスターが既に存在する状態での召喚時、種族を1つ宣言する 自身が存在する限り、宣言した種族は攻撃できず、お互いに特殊召喚できない | ― | ― |
紫炎の老中 エニシ | 光 | 6 | 表側表示モンスター1体を破壊 | ― | 通常召喚不可 墓地の「六武衆」モンスター2体を除外した場合のみ特殊召喚できる |
「六武衆」をサポートする魔法・罠
こちらは六武衆をサポートする魔法・罠。
ざっくり分けて「六武衆」・「六武」・「六武式」・「紫炎」・「その他」があり、それぞれサーチできたりできなかったりします。
また、武士道カウンターに関する魔法・罠も多く、それらは六武衆の軍大将でサーチすることができます。
六武衆魔法・罠
まずは「六武衆」魔法・罠を紹介。
中でも速攻魔法は六武衆の破戒僧からサーチでき、手札に引き込みやすいのが特徴です。
また実用性はさておき、影六武衆-ドウジでデッキから墓地に送ったり、影六武衆-リハンの発動コストにすることもできます。
特にリクルート効果を持つ六武衆の荒行が優秀。
モンスター2体が並ぶのでシンクロ・エクシーズ・リンク召喚などに繋ぐことができます。
リクルート対象はフィールドの六武衆と同じ攻撃力の六武衆のため、リクルートできる組み合わせは事前に確認しておきましょう。
参照するのは変動後の攻撃力であり、パンプアップする効果と併用する際は気をつけてください。
カード名 | 種別 | 固有効果① | 固有効果② |
---|---|---|---|
六武衆の荒行 | 速攻魔法 | 自分フィールドの「六武衆」モンスターと、攻撃力が同じで同名以外の「六武衆」モンスターをリクルート(フィールドのモンスターはエンドフェイズに破壊) | ― |
六武衆の影忍術 | 速攻魔法 | モンスター1体を墓地に送り、除外状態の「六武衆」モンスターを特殊召喚 | ― |
六武衆の理 | 速攻魔法 | 自分フィールドの「六武衆」モンスターを墓地に送り、自分・相手墓地の「六武衆」モンスターを蘇生 | ― |
六武衆の結束 | 永続魔法 | 「六武衆」モンスターの召喚・特殊召喚時、自身に武士道カウンターを置く(最大2つまで) | 武士道カウンターが置かれている自身を墓地に送り、置かれていたカウンターの数だけドロー |
六武衆推参! | 通常罠 | 「六武衆」モンスターを蘇生(エンドフェイズに破壊) | ― |
六武魔法・罠
「六武」魔法・罠は武士道カウンターに関する効果を持つものが多め。
特に重要なのはサーチ効果を持つ六武の門です。
六武の門は六武衆モンスターの召喚・特殊召喚2回ごとにサーチができ、特殊召喚できる六武衆を引き込むことで実質リクルートに。
カウンターさえ払えればターン中の回数制限がない点も強力です。
シンクロ・エクシーズ・リンク召喚することで特殊召喚回数を増やすことができるので、ドンドンサーチして戦力を増強することができます。
現時点で制限カードですが、六武衆の軍大将でサーチすることが可能。
カード名 | 種別 | 固有効果① | 固有効果② |
---|---|---|---|
六武院 | フィールド 魔法 | 「六武衆」モンスターが召喚・特殊召喚される度、自身に武士道カウンターを1つ置く 相手モンスターの攻撃力は、このカードに乗っているカウンターの数×100ダウンする | ― |
六武ノ書 | 速攻魔法 | 自分「六武衆」モンスター2体をリリースして、「大将軍 紫炎」をリクルート | ― |
六武の門 | 永続魔法 | 「六武衆」モンスターの召喚・特殊召喚時、自身に武士道カウンターを2つ置く | 自分フィールドの武士道カウンターを以下の数取り除き、その効果を発動 ●2つ:「六武衆」効果モンスターまたは「紫炎」効果モンスターの攻撃力を500パンプ ●4つ:デッキ・墓地から「六武衆」モンスターを手札に加える 6つ:「紫炎」効果モンスターを蘇生 |
忍の六武 | 通常罠 | 自分フィールドに属性の異なる「六武衆」モンスターが6体存在する場合、次の相手ターンをスキップ | ― |
六武派二刀流 | 通常罠 | 自分フィールドに存在するのが攻撃表示の「六武衆」モンスター1体のみの場合、相手フィールドのカード2枚を手札バウンス | ― |
六武式魔法・罠
「六武式」魔法・罠は六武衆の指南番からサーチ・サルベージが可能。
除去・特殊召喚と様々な効果があるので、状況によって適宜使い分けたいところです。
六武衆の指南番でのサーチタイミングは「指南番がフィールドから墓地に送られた場合」。
よって、シンクロ・リンク素材にすれば簡単に六武式魔法・罠を引き込むことができます。
カード名 | 種別 | 固有効果① | 固有効果② | 備考 |
---|---|---|---|---|
六武式三段衝 | 通常魔法 | 自分「六武衆」モンスターが3体存在する場合、以下から1つ選択して発動 ●相手の表側表示モンスターを全て破壊 ●相手の表側表示魔法・罠を全て破壊 ●相手のセット状態の魔法・罠を全て破壊 | ― | ― |
六武式襲双陣 | 速攻魔法 | 以下から1つ選択して適用 自分「六武衆」モンスターが2体以上存在する場合、両方適用できる ●手札・墓地から攻撃力2000以下の「六武衆」モンスターを特殊召喚 ●相手の攻撃力2000以下のモンスター1体を裏守備にする | 自分メインフェイズ時、墓地から自身を除外して、「六武衆」モンスターをサルベージ | 効果①②は1ターンに1度、いずれか1つしか発動不可 |
六武式真伝天魔六段衝 | 通常罠 | 自分「六武衆」シンクロが3種類以上存在する場合、相手カードを全て破壊 (武士道カウンター6つにつき、発動に必要なシンクロを1種類ずつ減らせる) | セットされたこのカードが相手の効果で破壊・除外された場合、デッキ・EXデッキから「六武衆」モンスターか「紫炎」効果モンスターをリクルート | ― |
六武式風雷斬 | 通常罠 | 武士道カウンターを1つ取り除き、以下から1つ選択して発動 ●相手モンスター1体を破壊 ●相手カード1枚を選択して手札バウンス | ― | ― |
紫炎魔法・罠
「紫炎」魔法・罠は紫炎の名を持ちますが、現時点で紫炎カードを指定するカードは「紫炎」効果モンスターのみを対象としており、魔法・罠をサポートするカードはありません。
その分強力な効果もあり、特に増援の亜種である紫炎の狼煙はレベル3以下の六武衆をサーチ可能。
レベル3以下には六武衆チューナーなど、テーマの初動となるカードも多く、増援と合わせて採用したいカードです。
その他、乗せられる武士道カウンターに制限のない紫炎の道場あたりが優秀でしょうか。
カード名 | 種別 | 固有効果① | 固有効果② |
---|---|---|---|
紫炎の霞城 | フィールド 魔法 | 「六武衆」モンスターを攻撃するモンスターの攻撃力を500下げる | ― |
紫炎の道場 | 永続魔法 | 「六武衆」モンスターが召喚・特殊召喚される度、自身に武士道カウンターを1つ置く | 武士道カウンターが置かれている自身を墓地に送り、置かれたカウンターの数以下のレベルを持つ「六武衆」効果モンスターまたは「紫炎」効果モンスターをリクルート |
紫炎の狼煙 | 通常魔法 | レベル3以下の「六武衆」モンスターをサーチ | ― |
紫炎の計略 | 通常罠 | 自分「六武衆」モンスターが戦闘破壊された場合、手札から「六武衆」モンスターを2体まで特殊召喚 | ― |
その他魔法・罠
最後にその他魔法・罠。
六武衆に関する効果を持ちますが六武衆カードではなく、紫炎魔法・罠同様にサーチ方法がないのが難点です。
しかし究極・背水の陣や諸刃の活人剣術といった魅力的なパワーカードも多いですね。
特に優秀なのは破壊効果を無効にできる六尺瓊勾玉。
アドバンテージ源である六武の門を守ることができ、より強固な盤面作りに貢献してくれるでしょう。
遊戯王カード 六尺瓊勾玉(ノーマル) リンク・ヴレインズ・パック2(LVP2) | むさかにのまがたま 六武衆 カウンター罠 ノーマル |
カード名 | 種別 | 固有効果① |
---|---|---|
漆黒の名馬 | 装備魔法 | 「六武衆」モンスターにのみ装備可 装備モンスターの攻/守を200パンプ 装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊 |
究極・背水の陣 | 通常罠 | 残りLPが100になるように払い、「六武衆」モンスターを可能な限り蘇生 (同名モンスターは1体まで、既にフィールドに存在するモンスターは特殊召喚できない) |
疾風!凶殺陣 | 永続罠 | 自分「六武衆」モンスターが戦闘を行った場合、自分「六武衆」モンスター全ての攻撃力を300パンプ |
神速の具足 | 永続罠 | ドローフェイズにドローしたカードが「六武衆」モンスターだった場合、そのモンスターを特殊召喚 |
中央突破 | 通常罠 | 選択した自分「六武衆」モンスターが相手モンスターを戦闘破壊した場合、自分「六武衆」モンスターまたは「大将軍 紫炎」は直接攻撃できる |
六尺瓊勾玉 | カウンター 罠 | 自分「六武衆」モンスターが存在する場合、カードを破壊する効果を無効にして破壊 |
諸刃の活人剣術 | 通常罠 | 「六武衆」モンスター2体を攻撃表示で蘇生 (蘇生したモンスターはエンドフェイズに破壊され、破壊されたモンスターの攻撃力分のダメージを受ける) |
遊戯王カード 中央突破(ノーマル) FORCE OF THE BREAKER(FOTB) | フォース・オブ・ザ・ブレイカー 通常罠 |
エクストラデッキの「六武衆」モンスター
そしてEXデッキ!
六武衆には融合・シンクロ・エクシーズ・リンクモンスターがおり、様々な召喚方法を使うことが可能。
特に制圧要員となるシンクロモンスターが優秀で、六武衆では主力となるでしょう。
融合モンスター
融合モンスターは現在、影六武衆-リハン1体のみ。
リハンは融合魔法を必要とせず、素材3体を墓地に送ることで特殊召喚することができます(融合召喚ではない)。
コストは必要ながら範囲の広い除去効果を持ち、メインデッキの影六武衆と類似の肩代わり効果を持ちます。
リハンはメインデッキの影六武衆と違い、戦闘破壊に対しても肩代わり効果を使えるので覚えておきましょう。
カード名 | 属性 | 星 | 攻撃力 | 素材指定 | 特殊召喚条件 | 固有効果① | 固有効果② |
---|---|---|---|---|---|---|---|
影六武衆-リハン | 光 | 5 | 2400 | 属性が異なる「六武衆」モンスター×3体 | 自分フィールドから融合素材を墓地へ送った場合のみEXデッキから特殊召喚できる (「融合」は必要としない) | 手札・フィールドの「六武衆」カードを除外して、フィールドのカードを除外 | 自分「六武衆」モンスターが戦闘・効果破壊される場合、墓地の自身を除外して肩代わり |
シンクロモンスター
シンクロモンスターは現在3体。
六武衆には特殊召喚できるチューナーがおり、シンクロ召喚は比較的容易でしょう。
特にモンスター効果を無効にできる真魔六武衆-シエンと、魔法・罠を無効にできる真六武衆-シエンが強力。
この2体を並べることでほぼ全ての効果を無効にでき、制圧盤面としてかなり優秀と言えます。
手札2枚消費で並べることもできる点もウマテイスト(詳しくは展開ルートの項で紹介)。
ちなみに、シエン≠紫炎のため、紫炎を対象にするサポートを受けられない点には注意。
特に六武の門のカウンター6つを使う蘇生効果に対応していないのは残念です。
一方、六武衆ではあるため、六武の門にカウンターを置いたりパンプアップしたりはできます。
カード名 | 属性 | 星 | 攻撃力 | 素材指定 | 固有効果① | 固有効果② | 固有効果③ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
真六武衆-シエン | 闇 | 5 | 2500 | 戦士族チューナー + 非チューナーの「六武衆」モンスター1体以上 | 相手魔法・罠の発動を無効にして破壊 | 自身が戦闘・効果破壊される場合、代わりに自分「六武衆」モンスターを破壊できる | ― |
真魔六武衆-エニシ | 光 | 6 | 1700 | チューナー + 非チューナー1体以上 | シンクロ召喚時、墓地の「六武衆」モンスターを任意の数除外して、その数だけ相手モンスターを手札バウンス | バトルフェイズ中、自分戦士族モンスターの攻/守は500パンプ | 自身が墓地に送られた場合、除外状態の「六武衆」モンスターを特殊召喚 |
真魔六武衆-シエン | 闇 | 6 | 2500 | 戦士族チューナー + 非チューナーの「六武衆」モンスター1体以上 | シンクロ召喚時、デッキ・墓地から「六武衆」モンスターまたは「紫炎」効果モンスターを手札に加える | 相手モンスター効果の発動を無効にして破壊 | 自身が戦闘・効果破壊される場合、代わりに自分モンスターを破壊できる |
エクシーズモンスター
エクシーズモンスターは六武衆の影-紫炎1体のみ。
ランク4はカードプールが多く優秀なモンスターも多いため、その辺と比較すると多少薄味でしょうか。
六武衆なので六武の門にカウンターが乗り、紫炎モンスターでもあるので蘇生できる点は強み。
カード名 | 属性 | ランク | 攻撃力 | 素材指定 | 固有効果① |
---|---|---|---|---|---|
六武衆の影-紫炎 | 地 | 4 | 2500 | レベル4「六武衆」モンスター×2体 | 自身のX素材を1つ取り除き、攻撃力200未満の自分「六武衆」モンスターの攻撃力を2000にする(相手ターンでも発動可) |
リンクモンスター
リンクモンスターは現時点で六武衆の軍大将1体のみ。
軍大将は武士道カウンターを置くことができるカードをサーチでき、アドバンテージ源である六武の門を引き込めるのが優秀です。
リンク先に六武衆が召喚・特殊召喚されると武士道カウンターを置くことができ、六武の門のサポートとしても悪くありません。
素材指定が「六武衆」モンスターを含む戦士族×2体と緩めなのも強み。
例えばリクルート効果を持つ聖騎士の追想 イゾルデや、M.X-セイバー インヴォーカーから六武衆を呼び出すことでリンク召喚することもできます。
カード名 | 属性 | L数 | 攻撃力 | 素材指定 | 固有効果① | 固有効果② | 固有効果③ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
六武衆の軍大将 | 地 | 2 | 1000 | 「六武衆」モンスターを含む戦士族×2体 | リンク召喚時、手札を1枚捨て、武士道カウンターを置く効果を持つカードをサーチ | 自身のリンク先に「六武衆」モンスターが召喚・特殊召喚される度、自身に武士道カウンターを1つ置く | 自身の攻撃力を、自分フィールドの武士道カウンターの数×100パンプ |
「六武衆」の立ち回り・展開ルート
基本の立ち回り
- 特殊召喚できる六武衆を展開してシエンモンスターをシンクロ召喚
- 六武衆をさらに展開し、シエンを守りつつ攻める
- 六武の門で六武衆をサーチして物量で攻める
六武衆の動きはざっくり上記を想定。
真魔六武衆-シエンと真六武衆-シエンの2体は、それぞれモンスター効果と魔法・罠を無効にでき、制圧要員として扱うことができます。
まずはこの2体のどちらかを出し、相手の動きを妨害するのが目標。
シンクロモンスターのシエンは六武衆(または自分モンスター)に破壊を肩代わりさせることもでき、複数の六武衆を展開することで場もちが良くなります。
制圧要員を維持しやすいのは大きなストロングポイントのため、なるべくシエンと六武衆を並べる盤面を構築したいところです。
ちなみに、手札に六武衆の破戒僧とレベル3・六武衆モンスターがいれば2枚の消費で2種類のシエンを並べることも可能。
詳しくは後述の展開ルートを参照してください。
さらに六武の門が発動中なら六武衆の召喚・特殊召喚2回ごとにサーチが可能。
シンクロ召喚などのフィールドのモンスターを素材とする召喚方法なら回数を稼ぎやすく、特殊召喚できる六武衆を引き込めばさらに展開することができます。
六武の門は六武衆の軍大将でサーチできるので、本筋の展開ルートの前に準備しておきたいですね。
手札2枚から真魔六武衆-シエンと真六武衆-シエンの2体を並べる展開ルート
- 採用カード:六武衆の破戒僧、六武衆の指南番、真六武衆-カゲキ、レベル3・六武衆モンスター、真魔六武衆-シエン、真六武衆-シエン
- 条件:手札に六武衆の破戒僧、レベル3・六武衆モンスターそれぞれ1枚ずつ、合計2枚
- 結果:フィールドに真魔六武衆-シエン(「相手モンスターのレベルを1つ下げる」効果が付与)と真六武衆-シエン(「相手モンスターの攻撃力を500下げる」効果が付与)の2体が並び、手札に六武式カード1枚
- 展開後の縛り:なし
- レベル3・六武衆モンスターを召喚し、(フィールドに六武衆モンスターがいるため)六武衆の破戒僧を自身の効果で手札から特殊召喚。
- 六武衆の破戒僧+レベル3・六武衆モンスターの2体を素材に、真魔六武衆-シエンをシンクロ召喚し、以下の効果を発動。
- 真魔六武衆-シエンで六武衆の指南番をサーチ。
- 破戒僧がS素材となった場合の効果で、真魔六武衆-シエンに「相手モンスターのレベルを1つ下げる」効果を付与。
- 破戒僧が墓地に送られた場合の効果で六武衆の荒行をサーチ。
- (フィールドに六武衆モンスターがいるため)サーチした指南番を自身の効果で特殊召喚。
- 六武衆の荒行を発動して、指南番(攻撃力200)と同じ攻撃力の真六武衆-カゲキをリクルート。
- 指南番+カゲキの2体を素材に真六武衆-シエンをシンクロ召喚し、以下の効果を発動。
- 指南番がS素材となった場合の効果で真六武衆-シエンに「相手モンスターの攻撃力を500下げる」効果を付与。
- 指南番が墓地に送られた場合の効果で六武式カードをサーチ・サルベージ。
こちらは六武衆の破戒僧、レベル3・六武衆モンスターの2枚から真魔六武衆-シエンと真六武衆-シエンの2体を並べる展開方法(オリジナル)です。
手札2枚で展開でき、初動に必要なカードはすべて紫炎の狼煙でサーチできるのがウリ。
真魔六武衆-シエンはモンスター効果、真六武衆-シエンは魔法・罠を無効にでき、この時点で2妨害盤面となります。
さらにS素材となった破戒僧と指南番により、相手モンスターのレベルが1つ下がる・攻撃力が500ダウン。
結果、相手の展開を妨害しつつ・戦闘破壊されにくくなります。
指南番で引き込んだ六武式カードも使うことができ、非常に強固な盤面と言えるでしょう。
手札に余裕があるならこの展開ルート前に六武衆の軍大将をリンク召喚し、六武の門を引き込んでおけば更なる展開も可能。
例えば展開に真六武衆-カゲキ、六武衆の師範あたりが絡めば、先に軍大将を出しつつ展開ルートに入ることができます(手札コスト込みで5枚消費)。
上記展開だけで6回召喚・特殊召喚しているので、六武の門に12つ+軍大将にXつのカウンターが乗ることになるでしょうか。
六武衆の軍大将の展開ルート
聖騎士の追想 イゾルデを使った展開
- 採用カード:聖騎士の追想 イゾルデ、影六武衆-フウマ、戦士族モンスター、装備魔法
- 条件:聖騎士の追想 イゾルデをリンク召喚する
- 結果:フィールドに六武衆の軍大将、六武の門
- 展開後の縛り:イゾルデでサーチした戦士族を召喚・特殊召喚できず、効果も発動できない
- 聖騎士の追想 イゾルデをリンク召喚し、戦士族をサーチ。
- イゾルデの効果でデッキから装備魔法1枚を墓地に送り、影六武衆-フウマをリクルート。
- イゾルデ+フウマの2体を素材に六武衆の軍大将をリンク召喚。
- 軍大将の効果で手順1にてサーチした戦士族を捨て、六武の門をサーチ。
M.X-セイバー インヴォーカーを使った展開
- 採用カード:M.X-セイバー インヴォーカー、影六武衆-キザル、地属性以外の六武衆モンスター
- 条件:M.X-セイバー インヴォーカーをエクシーズ召喚する
- 結果:フィールドに六武衆の軍大将、六武の門
- 展開後の縛り:なし
- M.X-セイバー インヴォーカーをエクシーズ召喚。
- インヴォーカーのX素材を1つ取り除き、影六武衆-キザルをリクルート。
- キザルの特殊召喚時効果で地属性以外の六武衆をサーチ。
- インヴォーカー+キザルの2体を素材に六武衆の軍大将をリンク召喚。
- 軍大将の効果で手順3にてサーチしたカードを捨て、六武の門をサーチ。
こちらは六武衆以外のカードを使った六武衆の軍大将→六武の門のサーチ方法。
イゾルデとインヴォーカーを使ったパターンはいずれも途中で手札が補充でき、六武の門をサーチする際の手札コストを用意することができます。
軍大将自体は六武衆だけでリンク召喚することもできますが、イゾルデやインヴォーカーを組み合わせることで消費を減らしつつ展開することが可能。
例えばインヴォーカーの場合、SRベイゴマックス+SRタケトンボーグのギミックにより、手札消費1枚・召喚権を残したまま軍大将のリンク召喚ができます。
軍大将を出しつつ六武衆の展開に移行するとどうしても消費がかさんでしまうため、テーマ外のギミックを挟むのも一考の余地があるでしょう。
M.X-セイバー インヴォーカーから真魔六武衆-シエン、真六武衆-シエン、大将軍 紫炎、六武衆の軍大将、六武の門を並べる展開ルート
- 採用カード
- モンスター:影六武衆-キザル、六武衆の指南番、六武衆の破戒僧、真六武衆-カゲキ、真六武衆-キザン、大将軍 紫炎
- 魔法・罠:六武式襲双陣、六武の門、六武衆の荒行
- EXデッキ:M.X-セイバー インヴォーカー、真魔六武衆-シエン、真六武衆-シエン、六武衆の軍大将×2
- 条件:手札コスト1枚、M.X-セイバー インヴォーカーをエクシーズ召喚する(この時点で召喚権0でもOK)
- 結果:フィールドに大将軍 紫炎、六武衆の軍大将、真魔六武衆-シエン(「相手モンスターの攻撃力を500下げる」効果を付与)、真六武衆-シエン、六武の門、武士道カウンターが合計12つ、手札に六武衆1体
- 展開後の縛り:なし
- M.X-セイバー インヴォーカーをエクシーズ召喚。
- インヴォーカーのX素材を1つ取り除き、影六武衆-キザルをリクルート。
- キザルの特殊召喚時効果で六武衆の破戒僧(闇属性)をサーチ。
- インヴォーカー+キザルの2体を素材に六武衆の軍大将Aをリンク召喚。
- 軍大将の効果で手札1枚を捨て、六武の門をサーチ。
- (フィールドに六武衆がいるため)破戒僧を自身の効果で手札から特殊召喚。
- 六武の門+軍大将にカウンターを置く(合計3つ)
- 破戒僧+軍大将Aの2体を素材に軍大将Bをリンク召喚。
- 六武の門にカウンターを置く(合計4つ)
- 破戒僧がフィールドから墓地に送られたことにより、六武衆の荒行をサーチ。
- 六武の門からカウンターを4つ取り除き、六武衆の指南番をサーチ。
- (フィールドに六武衆がいるため)指南番を自身の効果で手札から特殊召喚。
- 六武の門+軍大将にカウンターを置く(合計3つ)
- 六武衆の荒行を発動して、指南番(攻撃力200)と同じ攻撃力の真六武衆-カゲキをリクルート。
- 六武の門+軍大将にカウンターを置く(合計6つ)
- 六武の門+軍大将からカウンターを4つ取り除き、真六武衆-キザンをサーチしてそのまま特殊召喚。
- 六武の門にカウンターを置く(合計4つ)
- キザン+指南番の2体を素材に真魔六武衆-シエンをシンクロ召喚し、以下の効果を適用。
- 真魔六武衆-シエンの効果で六武衆モンスターを大将軍 紫炎サーチ。
- 指南番がS素材となった場合の効果で真魔六武衆-シエンに「相手モンスターの攻撃力を500下げる」効果を付与。
- 指南番が墓地に送られた場合の効果で六武式襲双陣をサーチ。
- 六武の門+軍大将にカウンターを置く(合計7つ)
- 六武式襲双陣を発動して、墓地の指南番を蘇生。
- 六武の門にカウンターを置く(合計9つ)
- カゲキ+指南番の2体を素材に真六武衆-シエンをシンクロ召喚。
- 六武の門+軍大将にカウンターを置く(合計12つ)
- (フィールドに六武衆が2体以上いるため)大将軍 紫炎を手札から特殊召喚。
こちらはインヴォーカーの展開から更に伸ばしたパターン(オリジナル)。
最終的に、フィールドに大将軍 紫炎、六武衆の軍大将、真魔六武衆-シエン(「相手モンスターの攻撃力を500下げる」効果を付与)、真六武衆-シエン、六武の門、武士道カウンターが合計12つの状態となります。
総攻撃は8000を超えており、後攻ワンキルもできる盤面です。
この時点でモンスター効果と魔法・罠をそれぞれ1回ずつ無効にすることが可能。
魔法・罠は大将軍 紫炎で1度しか発動できないため、実質完封となりますね。
武士道カウンターは六武の門+軍大将で合計12つあり、最大3回サーチ・サルベージができます。
特殊召喚が容易な六武衆の師範や真六武衆-キザンを引き込めばさらに展開でき、紫炎・シエンの肩代わり要員ともなるでしょう。
この展開の注意として、軍大将は自身のリンク先に召喚・特殊召喚された時にしかカウンターを置けないため、手順12あたりから置けたり置けなかったりしています(間違ってたらすまんかった)。
また、真魔六武衆-シエンのシンクロ召喚がかなり後になってしまうため、ニビルや増殖するGに引っかかりやすい点も気をつけたいところです。
「六武衆」と相性の良いカード
戦士族サポート
- サーチ:増援
- 手札から特殊召喚
- 自身を手札から特殊召喚:ジャンク・フォアード③、H・C 強襲のハルベルト④、フォトン・スラッシャー④、超量士レッドレイヤー⑤セリオンズ”ブルズ”アイン⑦
- 自身以外を特殊召喚:切り込み隊長③、ゴブリンドバーグ④
- 自身と戦士族:キリビ・レディ①、H・C モーニング・スター④+ヒロイック・コール
- 戦士族の戦闘時:増援部隊
- リクルート:聖騎士の追想 イゾルデ、M.X-セイバー インヴォーカー
- トークン生成:閃刀機-ホーネットビット
- 戦闘補助:新鋭の女戦士
- チューナー:TG ストライカー②、ジャンク・シンクロン③、GP-リオン③
六武衆は戦士族で統一されたおり、種族サポートを採用可能。
六武衆でも採用しやすい戦士族サポートをピックアップすると上記のようになりました。
優先度が高いのはやはり増援で、下級六武衆をサーチしてデッキの安定性を高めてくれます。
また、特殊召喚できる戦士族は聖騎士の追想 イゾルデや、六武衆の軍大将のリンク素材となるので重宝するでしょう。
特にレベル3はインヴォーカーのX素材にもでき、優先度が高いように感じます。
シンクロモンスターのシエン2体はいずれも戦士族チューナーを素材指定しており、これらも採用候補となるでしょう。
特にTG ストライカーとGP-リオンは自己特殊召喚ができ、六武衆に召喚権を残すことができます(リオンは自身を特殊召喚するだけなら縛りは発生しません)。
ジャンク・シンクロンはシンクロ・オーバーテイクからリクルートできるので結構面白そう。
そのまま通常召喚して六武衆の指南番を蘇生すれば、チューナー2体を並べることも。
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戦士族の汎用サポートは以下の記事にてまとめています。
六武衆は戦士族で統一されているので採用しやすいカードも多いハズ。
シンクロ召喚サポートと採用したいシンクロモンスター
六武衆はシンクロモンスターを主軸としているため、シンクロ召喚サポートは採用価値があると考えています。
使えそうなシンクロ召喚サポート、採用したいEXデッキをピックアップすると以下のようになりました。
シンクロ召喚サポート
- リクルート:シンクロ・オーバーテイク
- 攻撃制限:シンクロ・ゾーン
シンクロ召喚そのもののサポートではシンクロ・オーバーテイクを挙げておきます。
戦士族チューナーのジャンク・シンクロンをリクルートでき、召喚権を温存したままチューナーを展開することが可能。
戦士族チューナーで特殊召喚できるものがあまりいなかったので、採用しても面白いかなと思いました。
ただし、EXデッキが1枠埋まってしまうこと、発動前後にシンクロ以外をEXデッキから特殊召喚できない点には注意。
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採用したいシンクロモンスター
- 魔法封殺:ナチュル・ビースト
- コントロール奪取:ゴヨウ・ガーディアン、ゴヨウ・キング
- 効果無効:アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン+フルール・ド・バロネス
採用したいシンクロモンスターは上記の通り。
ナチュル・ビーストとゴヨウ・ガーディアンはS素材に地属性指定がありますが、六武衆は比較的地属性が多いため採用しやすいでしょう。
特に六武衆の指南番は特殊召喚しやすい地属性・レベル2チューナーで、ゴヨウ・ガーディアンは出しやすく感じます。
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ゴヨウ・キングはチューナー+シンクロモンスターをS素材として出すことが可能。
真魔六武衆-シエンのシンクロ召喚時に六武衆の指南番をサーチしてそのまま特殊召喚すれば、シームレスに呼び出すことができそうです。
類似のS素材にはクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンもいますが、無効範囲が真魔六武衆-シエンと被っているので微妙かなと。
また、ゴヨウ・キングの展開と同じ方法でフルール・ド・バロネスへ伸ばすことも。
こちらは真魔六武衆-シエン+指南番でアクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴンをシンクロ召喚し、指南番を蘇生してバロネスにアクセスします。
バロネスの方が真魔六武衆-シエンより無効範囲が広く、効果を使い終わったバロネスを真魔六武衆-シエンと入れ替えれば制圧要員を残すことが可能。
指南番やシエンが何度も特殊召喚されれば六武の門にカウンターも置きやすいため、かなり有用な戦術と言えそうです。
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遊戯王 HC01-JP022 アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン (日本語版 スーパーレア) HISTORY ARCHIVE COLLECTION |
シンクロ召喚そのもののサポートと汎用性の高いシンクロモンスターは以下の記事にてまとめています。
六武衆は特殊召喚に制限のかかる効果がないので、汎用シンクロなどは採用しやすいでしょう。
手札1枚からランク3エクシーズ召喚できるセット
- SRベイゴマックス+SRタケトンボーグ
- 転生炎獣ガゼル+転生炎獣スピニー
- 魔界発現世行きデスガイド+レベル3悪魔族
- ギャラクシー・ワーム×2
展開ルートの項でも紹介していますが、六武衆ではM.X-セイバー インヴォーカーから大量展開ができ、インヴォーカーをエクシーズ召喚できるランク3ギミックに採用価値があると考えています。
特に優秀なのは召喚権を使わず展開できるSRベイゴマックス+SRタケトンボーグのセット。
召喚権を温存でき、さらなる展開に繋がる可能性を秘めています。
遊戯王 HC01-JP041 SRベイゴマックス (日本語版 シークレットレア) HISTORY ARCHIVE COLLECTION |
遊戯王 DP25-JP010 SRタケトンボーグ (日本語版 ノーマル) デュエリストパック – 疾風のデュエリスト編 – |
それ以外のセットは召喚権を使ってしまいますが、手札1枚でランク3が出せるため、消費を減らすことが可能。
六武衆は特殊召喚に縛りが発生する効果がないため、このへんは好みで選んでも良さげです。
遊戯王 SD35-JP003 転生炎獣ガゼル (日本語版 スーパーレア) STRUCTURE DECK ストラクチャーデッキ ソウルバーナー |
遊戯王 SD35-JP004 転生炎獣スピニー (日本語版 スーパーレア) STRUCTURE DECK ストラクチャーデッキ ソウルバーナー |
遊戯王 RC03-JP005 魔界発現世行きデスガイド (日本語版 シークレットレア) RARITY COLLECTION─PREMIUM GOLD EDITION─ |
テーマレベルで相性の良いカード
出張要員としての「六武衆」
最後にテーマレベルでの相性を考察。
六武衆と他テーマとで混合型を作る場合、以下の特徴が挙げられます。
- 戦士族で統一された融合・シンクロ・エクシーズ・リンク召喚テーマ
- 特殊召喚を縛るカードはなし
- EXデッキの素材に六武衆・戦士族を指定するものが多い
六武衆は特殊召喚を縛るカードがなく、その点においては混合型を作りやすいのはメリットです。
一方、EXデッキのモンスターには素材に六武衆指定が多いのはネック。
特に主力であるシンクロモンスターのシエンは「戦士族チューナー+チューナー以外の六武衆1体以上」を指定しており、テーマ外のカードを採用するのが若干難しく感じます。
逆に言えば、戦士族チューナーを共有できるテーマとは組み合わせやすいでしょうか。
そのほか、比較的組み合わせやすいと考えられる戦士族テーマは以下を参照。
検討中……
ということで色々考えてみましたが、ピンとくるものが思いつかず……。
六武の門にカウンターを置きたいこともあり、「他テーマに展開を割くよりは六武衆に使いたい」という感覚はどうしてもあります。
意外と六武衆だけでできることも多いので、他と組み合わせなくても何とかなる感じもしますね。
一番良さげだったのは焔聖騎士ですが、やっぱりあまりピンとこず……。
イゾルデ周りでシナジーがありそうな気はしますが……。
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