ペンデュラム・エボリューション デッキレシピ
今回も3箱のストラクチャーデッキから組める魔術師デッキレシピを考えてみました。
旧オッドアイズ魔術師のデッキと比較してみると、ペンデュラム・エボルーションはレベルが揃っている分構築しやすかったように思います。
今回のデッキレシピでは、ペンデュラム・エボリューションを主体としたかったので、覇王系のカードはズァークだけにしました。
覇王龍ズァークを主軸としたデッキレシピはこの記事で紹介していますのでよろしくお願いします。
・【遊戯王】「覇王龍ズァーク デッキレシピ」回し方・構築についての私的評価考察【マキシマム・クライシス】
この記事は新ストラクチャーデッキ『ペンデュラム・エボリューション』で追加される新カードを使ったデッキレシピの回し方、構築やその派生案についてを紹介しています。
新規魔術師と相性の良いカード、新規カード考察はコチラ。
・【考察】「ペンデュラム・エボリューション」好相性サポートカード 私的評価考察【魔術師】
・【新規】「魔術師」カードリスト 私的評価考察・相場値段【ペンデュラム・エボリューション】
ストラクチャーデッキ-ペンデュラム・エボリューション-
BEFORE:ストラクチャーデッキ-武藤遊戯-/ストラクチャーデッキ-海馬瀬人-
2016年12月23日発売予定。・引用元:遊戯王カードWiki
ペンデュラム・エボリューション デッキレシピ
メインデッキ :40枚
エクストラデッキ:15枚
【 モンスター 】22
アストログラフ・マジシャン ×3
クロノグラフ・マジシャン
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン
虹彩の魔術師 ×3
黒牙の魔術師 ×2
白翼の魔術師
紫毒の魔術師 ×2
慧眼の魔術師 ×2
賤竜の魔術師
星読みの魔術師
時読みの魔術師
EMドクロバッド・ジョーカー
調弦の魔術師 ×2
【 魔法 】13
ブラック・ホール
ハーピィの羽根帚
星霜のペンデュラムグラフ ×3
天空の虹彩 ×2
オッドアイズ・フュージョン ×2
ペンデュラム・コール
同胞の絆 ×2
揺れる眼差し
【 罠 】5
時空のペンデュラムグラフ ×3
連成する振動 ×2
【 エクストラ 】15
覇王龍ズァーク
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン ×2
オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン
No.11 ビッグ・アイ
励輝士ヴェルズ・ビュート
No39. 希望皇ホープ
SNo39. 希望皇ホープ・ザ・ライトニング
星刻の魔術師 ×2
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン
爆竜剣士イグニスターP
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン
覚醒の魔導剣士
涅槃の超魔導剣士
ペンデュラム・エボリューション 回し方・運用想定
このデッキレシピの回し方を紹介していきます。
最初にすべきは虹彩の魔術師で星霜のペンデュラムグラフと時空のペンデュラムグラフを回収すること。
この2枚が発動できれば盤面はかなり安定するハズ。
序盤は天空の虹彩や連成する振動を使い、積極的に虹彩の魔術師を割ってサーチしていくというのがこのデッキレシピの回し方。
天空の虹彩、時空のペンデュラムグラフや錬成する振動は、アストログラフ・マジシャンのトリガーとすることもでき、後続を確保するためにも役立ちます。
永続カードを回収し終えた中盤以降は、虹彩の魔術師よりも紫毒の魔術師を中心に破壊していきます。
紫毒の魔術師は破壊された時に相手のカードを破壊することができ、除去能力が高いのです。
・【新規】「魔術師」カードリスト 私的評価考察・相場値段【ペンデュラム・エボリューション】
序盤の準備が完了したら、ペンデュラム、融合、エクシーズ、シンクロといった豊富な召喚方法でメインアタッカーを召喚して攻める。
今回のデッキレシピでは、ペンデュラム召喚を起点にそれ以降の召喚方法につなげていくという流れです。
ここからは召喚方法によって回し方を変えていきます。
エクシーズ
このデッキレシピで一番簡単な召喚方法がエクシーズ。
ペンデュラム召喚から展開することができ、ランク4へとつなげます。
また、魔術師をリクルートできる調弦の魔術師をP召喚し、レベル4を呼び出すことでもエクシーズ可能。
黒牙の魔術師で墓地の魔術師を蘇生するという手もあります。
メインでエクシーズするのは星刻の魔術師。
虹彩の魔術師を引き込み、間接的に星霜のペンデュラムグラフと時空のペンデュラムグラフのサーチを狙っていきます。
盤面が整ったら、ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンやホープ・ザ・ライトニングといったアタッカーでライフを削っていきましょう。
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シンクロ
シンクロ召喚も調弦の魔術師を絡めることで簡単にできます。
クリアウィング・シンクロ・ドラゴンは時読みの魔術師、レベル4魔術師にすれば爆竜剣士イグニスターPへとシンクロできますね。
調弦の魔術師からのシンクロはかなり狙いやすいです。
新規魔術師たちはレベル4で統一されており、基本的にはレベル8シンクロを主体に戦うことになるでしょう。
特にイグニスターPは下級魔術師たちと相性が良く、Pゾーンなどを破壊して発動する除去能力を持っています。
そして涅槃の超魔導剣士ですが、このデッキレシピではロマン枠といった感じ。
レベル4チューナーと時読みの魔術師を駆使すれば出せないことはありません。
より出しやすくするならレッド・リゾネーターを投入するといいでしょう。
融合
続いて融合召喚について。
このデッキレシピではオッドアイズ・フュージョンを天空の虹彩でサーチして融合へとつなぐことができます。
融合先はカウンター能力を持つオッドアイズ・ボルテックス・ドラゴンと、ズァークのことも考えてスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンにしてみました。
覇王龍ズァークは下級魔術師とアストログラフ、クロノグラフ・マジシャンの効果を駆使して出すことが可能。
いちおう、オッドアイズ・フュージョンを使えば正規の融合方法で出すことも。
魔術師を主軸に据えたかったのでこれもオマケ程度の感覚です。
*ズァークを軸としたデッキはコチラで扱っています。
・【遊戯王】「覇王龍ズァーク デッキレシピ」回し方・構築についての私的評価考察【マキシマム・クライシス】
遊戯王カード INOV-JP038 スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン(ウルトラレア)遊☆戯☆王ARC-V [インベイジョン・オブ・ヴェノム] |
ペンデュラム・エボリューション デッキレシピ・構築について
この項ではデッキレシピの構築面について紹介します。
ペンデュラム・エボリューションに収録される新規魔術師たちの強力な点。それは破壊時に発動する能力。
それらを使いやすいデッキレシピを目標にしました。
自分のカードを破壊する方法
魔術師たちの効果を発動するための自分のカードを破壊するギミック。
魔術師たちは自壊させることもできますが、破壊させるカードとも相性が良いのです。
このデッキレシピでは時空のペンデュラム・グラフのほかに、天空の虹彩と連成する振動を採用しています。
天空の虹彩はオッドアイズ・フュージョンやオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンをサーチできます。
先にも書いていますが、このギミックはスターヴ・ヴェノムを出しやすくするのにも一役買っています。
これは後述する7軸魔術師とも相性がいいのではないでしょうか。
連成する振動は紫毒の魔術師を破壊することで疑似的な時空のペンデュラムグラフとして運用できるのが強い。
相手ターンに除去ができるカードが増えると戦いやすいと思います。
遊戯王カード SD29-JP025 天空の虹彩(パラレル)遊戯王アーク・ファイブ [STRUCTURE DECK -マスター・オブ・ペンデュラム-] |
魔術師モンスターの比率
下級魔術師たちの比率は虹彩の魔術師を多めに採用しました。
ペンデュラムグラフカードをサーチできる虹彩の魔術師は積極的にデッキへ採用すべきカードだと考えています。
一方で白翼の魔術師は少なめ。
どうしても調弦の魔術師と比べて見劣りしちゃうんですよね。
ヤツは新規魔術の中でも最弱! 新規魔術師の面汚しよ……。
このデッキレシピ作ってて思いましたが、やっぱり魔術師デッキに調弦の魔術師は必須ではないでしょうか。
魔術師を回す場合、調弦の魔術師を起点にシンクロ、エクシーズといった多様な召喚方法へとつなぐことが可能。
エクシーズから星刻の魔術師を出せればアストログラフ・マジシャンをサーチすることも。
アストログラフ・マジシャンをサーチできるということは、間接的にズァークを出しやすくなるということでもあります。
*そのほか新規魔術師と相性の良いカードはこの記事を参照。
・【考察】「ペンデュラム・エボリューション」好相性サポートカード 私的評価考察【魔術師】
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その他ギミック
その他のギミックとして賤竜、慧眼の魔術師のギミックを投入。
これは魔術師のデッキレシピではおなじみのギミックですね。
ざっくり紹介すると、
①この2枚をPゾーンに設置し、慧眼の魔術師でデッキから魔術師を設置する。
②賤竜の魔術師で慧眼の魔術師を回収。
③天空の虹彩や時空のペンデュラムグラフなどで、①で設置したカードを破壊する。
④①へ戻る。
というのが旧来の魔術師のみを使ったコンボ。
新魔術師なら自分の能力で破壊することができ、③の手順をすっ飛ばして①へ戻ることが可能です。
このギミックは連続で使えれば大きなアドバンテージを生み出せます。
ぜひ回し方を覚えて帰ってほしいところ。
また、慧眼の魔術師の効果を使った際に星霜のペンデュラムグラフが発動でき、デッキを回転させる貴重なコンボです。
虹彩の魔術師からクロノグラフカードを回収するのが新しい魔術師たちの必勝パターン。
それらを引き込むギミックとしても重要ではないでしょうか。
このコンボが決まるとエクストラデッキのPモンスターがえらい溜まりますよ。
そして同胞の絆。
初手に大量の壁を展開するため、虹彩の魔術師をリクルートするカードとして使うことができます。
同胞の絆なら一度に2枚のPモンスターを呼び出すことができ、破壊されてもP召喚で戻すことが可能。
特殊召喚が制限されてしまうがのは欠点ですが、安定したスタートを実現できる良いカードだと思います。
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ペンデュラム・エボリューション 改善案・派生案
最後に、今回のデッキレシピの改善案と派生案を考えていきます。
取りたい軸の性質というのもありますが改善案はけっこう出てきました。
採用比率・追加採用したいカード
まず、ドローソースを投入してなかったので闇の誘惑。
でも正直、枠がキツい……。
枠があるなら紫毒の魔術師を3積みにしても良さそうです。
こいつの除去能力は半端じゃなかった。
キーカードとなる星霜のペンデュラムグラフですが、後半に腐る可能性もあるため2枚にしてもいいかもしれません。
まあそうすると初手にないんですけどね!
ズァーク関連では、ミラクルシンクロフュージョンを採用するとより出しやすくなりそうです。
素材にはオッドアイズ・フュージョンで落としたエクストラのモンスターも使えます。
ズァークを出すために
オマケオマケとは言ってきましたが、今回のデッキレシピではズァークを出すために、アストログラフ、クロノグラフ・マジシャンを採用しています。
でもこの2枚を採用すると星読み、時読みの魔術師も採用したくなり、その結果枠を圧迫します。
展開を補助するこの2枚は強い点もありますが、アタッカーとして見ると少々残念なステータスと個人的には思ってしまいます。
アストログラフ・マジシャンは後述するレベル7をメインとした構築ならうまく使えそうな気がします。
クロノグラフ・マジシャンもシンクロ素材としてはまあまあ使えるのではないでしょうか。
しかし、この2枚を同時に投入するのはなかなか難しい……。
どちらかを優先すべきかと言われたらアストログラフ・マジシャンが良いと思います。
破壊したときに後続を引っ張ってこれるため、竜剣士ラスターPのように使うことができるでしょう。
4軸にすべきか……?
あと初期から考えていましたが、たぶん虹彩の魔術師、黒牙の魔術師、紫毒の魔術師とクロノグラフカードだけを採用した4軸魔術師にした方が強い……。
浮いた枠には魔術師を破壊できるカードを増やすと良いと思います。
今回のデッキレシピでは連成する振動を増設するのがベターではないでしょうか。
前述したように紫毒の魔術師を相手ターンに破壊できるのは大きい。
意外と魔術師を自壊させることができなかったので、自分で破壊できるギミックは採用価値があるのではないでしょうか。
このストラクチャーで出張要員と呼べるのはこの上記5枚でしょうか。
ここからは紹介したデッキレシピをふまえ、新規魔術師たちと相性の良いテーマとの派生案を考察していきます。
ペンデュラム召喚のしやすさ、破壊をトリガーにするなどの観点から選定してみました。
EM・オッドアイズ・魔術師
EMにはEMペンデュラムマジシャンが、オッドアイズには今回のデッキレシピにも投入した天空の虹彩があります。
どちらも魔術師を破壊させることが可能です。
天空の虹彩はオッドアイズ・ミラージュ、オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴンをサーチすることもでき、これで足りないスケールの確保が容易になります。
じつはこの2枚、今回のデッキレシピにも採用したかったんですよね……。
EMはEMトランプガールを引き込めるというのも利点。
このカードを採用することで、融合魔法使わずにスターヴ・ヴェノムを呼び出すことも可能。
主人公デッキ的な見た目もたいへんよろしいデッキ構築です。
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メタルフォーゼ・魔術師
共通P効果で自分のカードを破壊できるメタルフォーゼも下級魔術師たちと相性がいいと思います。
魔術師は基本的にレベル4。ランク4エクシーズを狙うためにはメタルフォーゼ・ゴルドライバーがピッタリ。
メタルフォーゼを採用するなら、レスキュー・ラビットと通常Pモンスターである龍脈の魔術師を採用するという手も。
これでレスキュー・ラビットから星刻の魔術師を出せるようになるんですよね。
・【遊戯王】「メタルフォーゼ」好相性サポートカード 私的評価・考察【ザ・ダーク・イリュージョン】
遊戯王カード TDIL-JP023 メタルフォーゼ・ゴルドライバー(ノーマル)遊戯王アーク・ファイブ [ザ・ダーク・イリュージョン] |
SR十二獣・魔術師
十二獣も17年1月の制限改訂を見事に突破しました。
このテーマも十二獣の会局で魔術師を破壊でき、相性が良いといえるでしょう。
十二獣はモルモラット、ヴァイパー、十二獣の会局あたりを採用すればすぐに回すことができます。
新規魔術師たちはレベル4で統一されており、十二獣を経由せずにブルホーンを出すことも。
ここから十二獣ドランシアに繋ぐことができ、優秀な除去要員を立てることができますね。
*十二獣のギミックについてはコチラで紹介しています。
・【遊戯王】「十二獣」デッキレシピ 私的評価・考察【レイジング・テンペスト】
2017年1月に制限カードになってしまうSRベイゴマックスも、三つ目のダイスなどのチューナーをリクルートするのに使えます。
これでクリアウィング・シンクロ・ドラゴンを出しやすくできますね。
また、実は十二獣と融合テーマともシナジーが。
なぜなら十二獣ブルホーンで月光黒羊をサーチできるからです。
月光黒羊は融合をサーチする能力を持ち、これによりスターヴ・ヴェノムに使う融合魔法を引き込めるのです。
アモルファージ・魔術師
ちょっと面白そうだなあと思ったのがアモルファージと組み合わせたデッキレシピ。
Pゾーンのアモルファージが自壊したときにアストログラフ・マジシャンを呼び出すことができ、エクストラに加えられたモンスターと同じカードを回収することができます。
下級魔術師とアモルファージは共に錬成する振動と相性がよく、このカードを共有させることも充分可能ではないでしょうか。
他テーマにアモルファージを投入すること自体なかなか難しそうに思えます。
しかし、メタルフォーゼとの混合型が入賞したという話も聞いたことがありますので、魔術師でもかんばればイケるかもしれませんね。
ちなみにこの構築では、メタルフォーゼをアモルファージ・インフェクションのトリガーとしたり、P召喚したアモルファージをエクストラメタ要員として使っていたみたいです。
・【遊戯王】「アモルファージ」デッキレシピ 私的評価・考察―純構築―【シャイニング・ビクトリーズ】
遊戯王カード SHVI-JP031 アモルファージ・イリテュム(スーパーレア)遊戯王アーク・ファイブ [シャイニング・ビクトリーズ] |
竜剣士・竜魔王・魔術師
個人的に期待しているテーマは竜剣士と竜魔王の組み合わせ。
爆竜剣士イグニスターPがレベル4魔術師と白翼の魔術師、ラスターPから出せるというのが魅力。
エクストラデッキの竜剣士は後続をリクルートでき、連続でエクシーズや融合することも。
また、竜剣士ラスターP、竜剣士マスターPはPゾーンのカードを破壊することができます。
この点も魔術師たちと相性がいいと言えます。
スケールを整えられる竜呼相打つもあり、ランク4、レベル8シンクロを主体とするデッキレシピなら頭一つ抜けているのではないでしょうか。
Pデッキはレベル帯が揃っていると回しやすいというのも重要な評価ポイント。
レベル7軸魔術師
魔術師Pモンスターはレベル7が多く、それらに重点を置いたデッキレシピ。
レベル7をメインに据えるとオッドアイズ系のカードと組み合わせやすく、ランク7エクシーズにつなげやすくなります。
オッドアイズ系のカードは天空の虹彩でサーチでき、より安定したP召喚ができるでしょう。
また、レベル8シンクロへとつなげやすいのがも魅力のひとつ。
蘇生効果を持ったチューナーのグローアップ・バルブや、妨害効果のあるエフェクト・ヴェーラーなどを投入するのです。
相克の魔術師もレベル7であり、みんな大好き覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴンも召喚できます。
星刻の魔術師で相克の魔術師をサーチできるようになりました。
そのおかげでオッドアイズ・リベリオンも以前より出しやすくなったかもしれませんね。
ズァークに関連する覇王門Pモンスターたちもレベル7。
後述する4軸も強力だと思いますが、こちらもなかなか強そうです。
レベル4軸魔術師
端的に言ってしまうとEMEm竜剣士のようなデッキにしてしまおうという案。
竜剣士ラスターPとEMペンデュラムマジシャンで魔術師たちを破壊し、ここからアドバンテージを得ようという発想です。
展開をサポートする黒牙の魔術師や、サーチ担当の虹彩の魔術師が主な破壊対象。
アタッカーはイグニスターPやホープ・ザ・ライトニング、妨害はフレシアの蠱惑魔やジャイアントハンドが受け持ちます。
レベル4で固めることでデーモン・イーターやジゴバイトなどを採用することができ、より安定感を高めることも。
この記事ではディスっていた白翼の魔術師も、デーモンイーターたちを絡めることでレベル8シンクロへとつなげやすくなります。
今のカードプールなら、妨害要員はフレシアの蠱惑魔の代わりに十二獣ドランシアでも良さそう。
ブルホーンから重ねてエクシーズできますからね。
新規の魔術師たちが性能も回すときの使い方も調整版Emヒグルミと言える代物。
ぶっちゃけ、また環境が荒れるのではないかと不安になってしまうほどです。
それほどに、このデッキ構築には期待感があります。
ペンデュラム・エボリューション3箱での構築
ペンデュラム・エボリューション3箱だけのデッキレシピを考えていきます。
基本はペンデュラムからのエクシーズを主軸に戦うといいと思います。
構築と回し方
基本的な立ち回り、回し方としては、最初にも書いたように星霜のペンデュラムグラフ、時空のペンデュラムグラフの発動が重要。
これらが発動できればグッと安定するハズ。それを引き込む虹彩の魔術師は3積み候補。
連成する振動も半ば必須。
魔術師は自壊できますが、より能動的に破壊できるように投入しておきましょう。
時空のペンデュラムグラフだけで足りるかもしれませんが、錬成する振動はドローソースとしてもなかなか。2~3枚積んで良さそう。
除去要員としてダブル・サイクロンも案外悪くありません。
上記カードと同様にPゾーンの魔術師を破壊するために一役買ってくれます。
また、P召喚をカウンター罠で流されることも少なくなく、これをされると持ち直すのが厳しい。
ダブル・サイクロンで先に除去しておけばその心配は減りますので、この対策としては貴重な人材と言えるでしょう。
同様に、回す際にはP召喚時に一気に処理されないよう魔法罠の除去を心がけるといいと思います。
成金ゴブリン、チキンレースといった優秀なドローソースも大量に再録されています。
3箱だけで組んでも盤面を整えられるのではないでしょうか。
ストラクチャーのみの場合に発生する課題
一方で問題はアタッカーが少ないこと。
このストラクチャーはペンデュラムデッキ特有の場もちの良さ、優秀な除去カードで盤面を空ける能力に長けています。
しかし、3000打点を超えるモンスターが覇魔導士アーカナイト・マジシャンくらいしかいません。
こいつは出しにくいカードなので投入は正直、難しい。
いちおう、黒牙の魔術師や刻剣の魔術師で補正させることができ、さほど気にならないとも考えられます。
でもやっぱり最低でも2800打点クラスのアタッカーは欲しいところですね……。
この項の趣旨とはズレてしまいますがエクストラデッキで補強したいところ。
ペンデュラム・エボリューション まとめ
やっぱり色んな召喚方法が使えるデッキは面白いですね!
セフィラもそうでしたが、ペンデュラムデッキはそういうのが多くて好きです。
色んな召喚方法があるとその時その時でさまざまな回し方が楽しめるのが良い。
スケールのデメリットもなく、出張ペンデュラムテーマとしてもいけるかも。
環境的にはどうですかね。
正直、EMEmみたくならないか心配なんですけど……。
トリガーになるカードが規制されたから大丈夫?
でも十二獣の会局やメタルフォーゼがあるしなぁ……。
・【遊戯王】「覇王龍ズァーク デッキレシピ」回し方・構築についての私的評価考察【マキシマム・クライシス】
・【考察】「ペンデュラム・エボリューション」好相性サポートカード 私的評価考察【魔術師】
・【新規】「魔術師」カードリスト 私的評価考察・相場値段【ペンデュラム・エボリューション】
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