ペンデュラム・エボリューションと相性の良いカード
を考えていきます。
基本的には破壊して発動するカードと相性が良さそうです。
今年はそういうカードがいっぱい出たから相性の良いカードも多いですね。
この記事では新ストラクチャーデッキ『ペンデュラム・エボリューション』と相性の良いカード、テーマを考えていきます。
ストラクチャーを使ったデッキレシピ、新規カードの考察はコチラ。
・【3箱】「ペンデュラム・エボリューション デッキレシピ」回し方・構築についての私的評価考察【魔術師】
・【新規】「魔術師」カードリスト 私的評価考察・相場値段【ペンデュラム・エボリューション】
*覇王龍ズァークを出すデッキも考えてみました。
・【遊戯王】「覇王龍ズァーク デッキレシピ」回し方・構築についての私的評価考察【マキシマム・クライシス】
ストラクチャーデッキ-ペンデュラム・エボリューション-
BEFORE:ストラクチャーデッキ-武藤遊戯-/ストラクチャーデッキ-海馬瀬人-
2016年12月23日発売予定。・引用元:遊戯王カードWiki
魔術師サポート
魔術師のサポートカードは以前ストラクチャーにけっこう収録されています。
また主人公の使うテーマということでさまざまな場面でちょびっとずつ強化されてきました。
専用のギミックなどもあるのでそれぞれ見ていきましょう。
慧眼+賤竜の魔術師のギミック
魔術師のギミックとして優秀なのは慧眼の魔術師と賤竜の魔術師のセット。
慧眼の魔術師でPゾーンに魔術師をリクルートし、エクストラデッキに加えられた慧眼の魔術師は賤竜の魔術師で回収するというギミックです。
Pゾーンのカードを破壊できるなら、もう一度慧眼の魔術師を発動できるのがこのコンボの魅力。
新規の魔術師は自壊できるから、高確率で2回は発動できますねコレ…。
賤竜の魔術師は虹彩の魔術師や黒牙の魔術師も回収でき、こちらも連続で発動させることが可能。
慧眼の魔術師は破壊を含む効果であり、星霜のペンデュラムグラフのトリガーとすることも。
この2枚は新規魔術師たちととても相性の良いカードなので積極的に投入したいギミックではないでしょうか。
遊戯王カード SD29-JP004 賤竜の魔術師(スーパーレア)遊戯王アーク・ファイブ [STRUCTURE DECK -マスター・オブ・ペンデュラム-] |
ペンデュラム・コール
魔術師のサポートカードと言えば、当然ペンデュラム・コール。
このカードから簡単にスケールをそろえることができ、ペンデュラムデッキでは優秀なサーチカードです。
しかし、ペンデュラム・コール発動後はP効果を使えず、Pゾーンの魔術師を破壊できないという弱点も。
新しい魔術師たちは破壊された時に発動する効果を持っており、この点を考えると相性が悪いです。
・【新規】「魔術師」カードリスト 私的評価考察・相場値段【ペンデュラム・エボリューション】
この問題は新規魔術師だけでなく慧眼の魔術師を使う場合にも発生します。
ペンデュラム・コールの耐性を付与する効果は一見強そうですが、足かせになってしまうことがあるので注意。
とは言っても、ペンデュラム・コール発動後でもモンスターゾーンでは破壊することができます。
サーチしたカードをモンスターとして場に出して破壊することはでき、そこまで使いにくさは感じないかも。
また、時空のペンデュラムグラフと組み合わせると、相手のカードを墓地へ送る追加効果を使うこともできます。
スケールを整えるというメリットがデメリットを大きく上回っていると思うのでこちらも採用できると思います。
遊戯王カード SD29-JP026 ペンデュラム・コール(パラレル)遊戯王アーク・ファイブ [STRUCTURE DECK -マスター・オブ・ペンデュラム-] |
調弦の魔術師
最近登場したカードでは、調弦の魔術師が強い。
ペンデュラム召喚時に魔術師をリクルートでき、シンクロやランク4エクシーズへとつなげます。
調弦の魔術師にはエクストラデッキからP召喚できないという制約がありますが、これは賤竜の魔術師を使うことで解消することが。
やっぱり賤竜の魔術師は必要ですな。
このカードを使うことでストラクチャーで登場する星刻の魔術師やイグニスターPなんかも出せるのが魅力。
おかげで白翼の魔術師がだいぶ見劣りしてしまったとう事案も……。
遊戯王カード DBLE-JP002 調弦の魔術師(ウルトラパラレルレア)遊☆戯☆王ARC-V [DIMENSION BOX -LIMITED EDITION-] |
相性が良いペンデュラムサポート
汎用的な出張カードのペンデュラムモンスターと言えば、マジェスペクター・ユニコーンが有名ですね。
魔術師のスケールは①~⑧で問題なく投入することができます。
マジェスペクター・ラクーンでサーチ可能でペンデュラムデッキの除去担当として一役買ってくれます。
……と、言っていましたが来年の1月でマジェスペクター・ユニコーンが禁止へ。
ペンデュラムテーマの必須枠と言っても過言ではなかったカードだったので悲しい……。
気を取り直して、他のペンデュラムモンスターのサポートを考えていきます。
Pサポートは基本的に破壊をトリガーとするものが多く、これも新しい魔術師たちと相性が良いです。
例えば、連成する振動なら1ドロー+魔術師のモンスター効果で大きなアドバンテージを生み出します。
(連成する振動は再録確定済み)
連成する振動と破壊をトリガーとするカードのコンボはブンボーグやアモルファージで証明済み。
その節はお世話になりました。
・【遊戯王】「ブンボーグ」デッキレシピ私的評価・考察~009投入型~【シャイニング・ビクトリーズ】
・【遊戯王】「アモルファージ」デッキレシピ 私的評価・考察―純構築パート③―【シャイニング・ビクトリーズ】
連成する振動は相手ターンに紫毒の魔術師を破壊できるという点もメリットのひとつ。
このおかげで疑似的な時空のペンデュラムグラフとして機能させることができるのです。
揺れる眼差しも連成する振動と同様に破壊をトリガーとするカード。
2枚以上を同時に破壊しますが、新規魔術師の効果をタイミングを逃さず発動することができます。
連成する振動と違って魔法なので自分のターンに即発動できるのも良いですね。
(ペンデュラム・エボリューションに再録確定。)
破壊で思い出しましたが光帝クライスも破壊から2枚ドローが狙えます。
連成する振動と違って相手のカードも除去できますので意外と悪くないかも。
疑似的なEMペンデュラム・マジシャンになる……というのは言い過ぎか。
相性の良い展開札
基本的にはP召喚に頼る魔術師ですが、P召喚できない場面も考えられるため、他の展開札も入れておくといいと思います。
このテーマは全員が魔法使いなので、ジゴバイト、稲荷火、デーモンイーターといった霊使いのスタンドたちとも相性が良く、投入することができます。
これらのカードは去年猛威を振るったEMEmなんかにも投入されていた実績があります。
ランク4軸ペンデュラムテーマとの相性も悪くはないでしょう。
中でもデーモンイーターは自分のモンスターを破壊する効果を持ち、新しい魔術師との相性もピカイチ。
ジゴバイトはキングレムリンでサーチできるのが良いですね。
Pテーマのストラクチャーですがエクシーズも多様する関係でソウルチャージもいけそうです。
書いてる人が注目しているのは、同胞の絆。
白翼の魔術師以外は闇属性レベル4魔法使い族です。
それ以降の特殊召喚に制限がかかってしまいますが、一気にフィールドに展開することが可能。
デメリットも大きいですが覇王龍ズァークの召喚条件を整えるのにも使えると考えています。
ペンデュラムテーマで壁をそろえられるというのもデカいと思うんですよね。
・【遊戯王】「覇王龍ズァーク デッキレシピ」回し方・構築についての私的評価考察【マキシマム・クライシス】
遊戯王カード MB01-JP002 同胞の絆(ミレニアムゴールドレア)遊戯王アーク・ファイブ [MILLENNIUM BOX GOLD EDITION] |
好相性のエクストラデッキ
エクストラデッキには覇王龍ズァークのことも考えて、スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン、クリアウィング・シンクロ・ドラゴン、ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンは入れたいところ。
まあこの3枚は特に準備しなくても出せると思いますけど。
*エクストラデッキについてはこちらのデッキレシピも参照。
・【3箱】「ペンデュラム・エボリューション デッキレシピ」回し方・構築についての私的評価考察【魔術師】
問題になってくるのはメインデッキに投入する融合魔法カードですが、この枠にはオッドアイズ・フュージョンなんかどうでしょうか。
天空の虹彩でサーチできるというのが大きなメリット。
天空の虹彩は自分フィールドのカードを破壊でき、新規魔術師たちとの相性もいいです。
遊戯王カード INOV-JP038 スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン(ウルトラレア)遊☆戯☆王ARC-V [インベイジョン・オブ・ヴェノム] |
エクシーズモンスター
今回のストラクチャーはレベルが統一されているのでランク4に頼ることも多そう。
調弦の魔術師の使用頻度も高そうです。
新しい魔術師は破壊されることに意味があり、他のPデッキでは敬遠されがちな励輝士ヴェルズビュートも採用できますね。
ランク4テーマということで最近流行りの十二獣も一応採用可能。
ブルホーンからドランシアを作れば相手ターンにも除去が打てます。
後述しますがブルホーンで間接的に融合をサーチできるのも魅力。
ドランシアと似たような効果だとフレシアの蠱惑魔も良いと思います。
発売前の体感だと旧EMEmのような盤面もできそうな気がするんですよね……。
そして最有力株の大正義ホープ・ザ・ライトニング。
ダーク・リベリオンと役割が被っているのはマイナスですが、ズァークを出すことを考えなければこちらを優先すべきでしょうか。
シンクロモンスター
シンクロに関して、魔術師的に出したいのは涅槃の超魔導剣士。
レベル4主体の魔術師なら、レベル2チューナーを採用すれば比較的簡単に出すことができます。
たとえば、レッドリゾネーターでレベル4Pモンスターを特殊召喚し、スターダスト・チャージ・ウォリアーをS召喚。
その後P召喚で素材としたレベル4Pモンスターを呼び戻せば召喚条件が整います。
Pデッキではメタファイズ・ホルス・ドラゴンや爆竜剣士イグニスターPも強い。
イグニスターPは白翼の魔術師とレベル4Pモンスターで出すことができ、かなり相性の良いカードだと考えています。
後述しますがこのストラクチャーデッキ、竜剣士とかなり相性が良いのではないでしょうか。
イグニスターPと同等の効果を持ったスクラップ・ドラゴンも候補の1枚。
まあ2枚目以降のイグニスターPという立ち位置ですが。
相性の良いテーマ
最後に新規魔術師と相性のテーマを考えていきます。
基本的には自分のカードを破壊できるテーマと相性が良いハズ。
今年のテーマは自分のカードを破壊するというのが大きなサイクルだったので相性の良いテーマは多いと思います。
EM・オッドアイズ
魔術師と言えばEMとオッドアイズ。
EMにはEMペンデュラム・マジシャンとEMドクロバット・ジョーカーがおり、サーチと破壊を両立しているのが魅力。
オッドアイズはEMと魔術師両方と相性が良く、天空の虹彩でオッドアイズ・フュージョンをサーチできるのが良いところ。
融合をサーチできるためスターヴ・ヴェノムが出しやすくなるのです。
書いてて思い出しましたが、EMにはEMトランプガールがおり、ドクロバットジョーカーやペンデュラムマジシャンからサーチするのもよさそう。
ちなみに、今回紹介した天空の虹彩やペンデュラムコール、賤竜の魔術師、ドクロバット・ジョーカーは旧魔術師ストラクチャー『マスター・オブ・ペンデュラム』に収録されています。
新ストラクチャーの発売前に目を通しておくのもいいかも。
*旧魔術師ストラクチャー
メタルフォーゼ
破壊とPテーマと言えばメタルフォーゼ。
最近はよく出張させられています。
・【遊戯王】「メタルフォーゼ」好相性サポートカード 私的評価・考察【ザ・ダーク・イリュージョン】
スケールの幅が広くデメリットもないのが特徴で、アストログラフ、クロノグラフ・マジシャンたちもP召喚できるのがメリット。
どこへ行っても最低限の活躍をしてくれるペンデュラムテーマの汎用カードたちです。
新しい魔術師たちは自壊効果をもっていますが、モンスター効果を使うために破壊させようとすると意外とうまくいかないことが多かったです。
そのためメタルフォーゼで能動的に破壊できるのはありがたい。
メタルフォーゼを採用する場合は竜穴、龍脈の魔術師の採用も視野。
レスキューラビットからのエクシーズを狙うという戦法が考えられます。
SR十二獣
出張テーマとして今もっとも注目を集めているのがSR十二獣。
新規魔術師もレベル4を主体とするテーマ。
ブルホーンあたりは通常のエクシーズで出すことも可能です。
・【遊戯王】「十二獣」デッキレシピ 私的評価・考察【レイジング・テンペスト】
魔術師との相性を考えると、十二獣の会局で魔術師たちを破壊できる点が良いシナジーを見せてくれます。
ここからモルモラットの展開コンボでランク4を並べることができれば序盤の安定感は増すでしょう。
さらにSRベイゴマックスのほかにスピードロイドのチューナーである三つ目のダイスを採用すれば、クリアウィングも出しやすくなるのが良さげ。
それに加え、十二獣ブルホーンから月光黒羊→融合といった調子で間接的な融合サーチに。
スターヴ・ヴェノムの準備を手伝ってくれます。
さいあく来年の制限改訂でモルモラットとベイゴマックスあたりは使えなくなるかもしれません。
でも十二獣の会局さえ残っていれば十二獣ヴァイパーをサーチリクルートできればそこそこの活躍をみせてくれると思います。
*↑SRベイゴマックスは制限どまりでした!
竜剣士・竜魔王
かつてEmヒグルミと組んでペンデュラムの暗黒期を作った竜剣士。
新しい魔術師たちは調整版ヒグルミと言っても過言ではなく、正直不安です。(調整できたとは言ってない)
竜剣士・竜魔王は竜呼相打つでリクルートでき、竜剣士ラスターPと竜剣士マスターPはPゾーンの魔術師を破壊することができます。
スケールは③~⑤と狭いですが、ランク4を作るだけなら問題ありません。
シンクロには強力な爆竜剣士イグニスターP、融合はPゾーンを護れる剛竜剣士ダイナスターP、エクシーズはサーチの昇竜剣士マジェスターPとエクストラデッキの層も厚い。
シンクロとエクシーズの竜剣士は白翼の魔術師や調弦の魔術師を使って出すことも可能なのがポイント高し。
今考えてるテーマの中では一番相性の良いテーマではないでしょうか。
最後に
新しい魔術師たちは既存のドラゴンたちを模した能力を持っているということで、そういうコンセプトは好きです。
でも他のテーマと組ますとエライことになりそうで非常に心配しています。
まあ実際どうかわかりませんので杞憂に終わるといいんですけど。
・・【3箱】「ペンデュラム・エボリューション デッキレシピ」回し方・構築についての私的評価考察【魔術師】
・【新規】「魔術師」カードリスト 私的評価考察・相場値段【ペンデュラム・エボリューション】
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