世界を守護する力の壁よ!まだ見ぬ領域に到達せよ! 現れろ!リンク6!『ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ』!!
11期通常パックはアニメテーマが看板になることで統一されていますが、今回はVRAINSから『サイバース族』が選ばれました。
このパックでファイアウォールがテーマ化した訳ですが、サイバース族の強化としてどれほど力を発揮するでしょうか。
リンク6になったファイアウォール・ドラゴンにも注目です。
この記事では『サイバーストーム・アクセス』収録の新カード・相性の良いカードを考察しています。
新規カードを使ったデッキレシピはこちらの記事で紹介しているので構築のヒントにどうぞ!
*ツイッターアンケート(2022年12月3日より一週間)
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#サイバーストーム・アクセス で強化される #サイバース族 でデッキを組む?
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#遊戯王好きと繋がりたい— 昔の遊戯王ブログ (@mukasinoyuugiou) December 3, 2022
ファイアウォール
CYBERSTORM ACCESSでカテゴリ化される「ファイアウォール」と名のついたモンスター群。
属するモンスターは全てサイバース族で統一されており、光属性の《ファイアウォール・ドラゴン》以外は闇属性である。・引用元:遊戯王カードWiki
ついに出たリンク6!ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ!!
サイバース族はアニメVRAINSのキャラが多用する種族であり、多くのテーマがVRAINSで登場しています。
中でもVRAINSの主人公である遊作は、種族レベルでデッキを構築していました。(テーマレベルではコード・トーカーを使用)
今回は遊作の使用カードをモチーフに強化されていますね。
種族の特徴としては展開に特化した効果が多く、同時期に登場したリンク召喚のサポートが多めになっています。
詳しくはコチラも参照。
・【遊戯王】今すぐ使える「サイバース族」汎用サポート一覧 下級・エクストラ・魔法・罠【汎用】
今回のサイバース族強化でも注目ポイントの一つは、ついに『ファイアウォール』がテーマ化したことでしょう。
メインデッキに採用できるファイアウォールは光属性で統一され、以下の共通する効果を持っています。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがサイバース族リンクモンスターのリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。(固有効果)
テーマ化されたとは言っても、基本的にはサイバース族のリンク召喚をサポートする点では同じ。
特に、リクルート効果を持つファイアウォール・ディフェンサーが強力。
リクルート先をファイアウォール・ガーディアンにすることで実質リンク3つ分の素材、ファイアウォール・ファントムをリクルートすることでサイバネット魔法・罠を引き込むことができます。
そして、エクストラデッキには新エースのファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティが登場!
こいつはリンク6のリンクモンスターで、自分・相手ターンにフィールド・墓地の儀式・融合・シンクロ・エクシーズの種類まで相手カードをバウンス+パンプ。
リンク先のモンスターが戦闘破壊or墓地へ送られた場合に墓地のサイバース族を蘇生できる効果をもっています。
ちなみにリンク6はジ・アライバル・サイバース@イグニスターに続いて2体目。
リンクマーカーが相手方向に伸びているため、エクストラモンスターゾーンに置けば戦闘破壊時に後続を蘇生できるのが魅力。
バウンス効果は墓地に左右されるものの、フリーチェーンで使えるのが良いですね。
素材はリンク6と多少重いものの、サイバース族ならスプラッシュ・メイジとトランスコード・トーカーを組み合わせることでリンク素材5つ分は確保可能。
単純に出すことだけを考えるなら、そこまで難しくはなさそうに思います。
ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティはモンスターの種類(シンクロとか融合とか)に関する効果を持っていますが、それをサポートするモンスターも登場します。
それが儀式モンスターのサイバース・セイジと、融合モンスターのサイバース・ディセーブルム。
どちらもシンクロやエクシーズといった他の召喚方法をサポートする効果を持つのが特徴で、ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティのために様々な種類のモンスターを準備できます。
ちなみに、サイバース・セイジはチューナーで、サイバース・ディセーブルムとの合計レベルが7なので、サイバース・クアンタム・ドラゴンをシンクロできるようにデザインされているのかもしれません。
余談ですが、この記事を書いている時点で、他の召喚方法をサポートする効果を持ったサイバース族のシンクロ・エクシーズモンスターが来ていません。
同じパックで追加されるか、Vジャンプあたりで追加されそうな雰囲気があるので期待しておきましょう。
そのほか新規リンクモンスターには、リンク4以上のモンスターに耐性を付与するプロテクトコード・トーカー。
魔法・罠には除外から帰還させるサイバネット・ロールバック、ファイアウォールリンクモンスターのリンク先に蘇生できるサイバネット・サーキットが登場。
新規魔法・罠はライフ2000以下で発動できる効果があり、アニメのストームアクセスを再現しているのが地味に好き。
総評として、『ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティは出せれば強い!』
耐性がないのと一発でゲームエンドまで持っていけないので消費に見合っているのかは微妙……?
とはいえ、複数バウンスと蘇生が決まればワンキルできそうな気配があり、使い方次第では化けそうな気もします。
新規サイバース族と相性の良いカード
既存のサイバース族サポート
まずは既存のサイバース族サポートの紹介です。
とは言うものの、サイバース族に関しては相性の良いカードをこちらにまとめているので是非参照ください。
・【遊戯王】今すぐ使える「サイバース族」汎用サポート一覧 下級・エクストラ・魔法・罠【汎用】
上記記事で紹介したモンスターでも特に相性が良いのは、サーチ効果を持つフォーマッド・スキッパー、レディ・デバッガー。
魔法・罠ではサイバネット・マイニング。
この辺は汎用性が高いので困ったら採用しても良さそう。
エクストラでは、サイバネット・リチューアルをサーチできるサイバース・ウィッチ、リンク素材を吊り上げられるスプラッシュ・メイジ、トランスコード・トーカーあたりが良さげ。
特にサイバース・ウィッチは、このカードを起点としてサイバース・セイジとサイバース・ディセーブルムを並べることができます。
これからのサイバースの始動札の1枚となりそうです。
シンギュラリティと相性の良いエクストラ
次にエクストラデッキですが、今回はファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティに特化したカードを考えてみます。
まあ、サイバース族だと難しいかもしれませんが、初動でレベル3シンクロができるなら、ゴヨウ・ディフェンダーが使えるんじゃないか、という思いつきなんですが。
ゴヨウ・ディフェンダー1体から同名カード2枚を展開できるため、そこからランク3エクシーズに繋ぐことで、シンクロとエクシーズを墓地に送る準備ができます。
ディフェンダー2体で彼岸の黒天使 ケルビーニをリンク召喚し、クラウソラスの影霊衣を墓地に送るのも良さそうですね。
結果、ゴヨウ・ディフェンダーからシンクロとエクシーズor儀式モンスターの2種が墓地に送れるため、シンギュラリティのバウンス枚数を底上げすることができます。
エクストラデッキから直接墓地に送れるカード
続いて、エクストラデッキから直接墓地に送るカード。
こちらも特定のカードを直接墓地に送ることでシンギュラリティのバウンス枚数の底上げが狙い。
汎用性魔法ではおろかな重葬、月女神の鏃などがありますね。
最近ではドラグマや烙印といったテーマでエクストラから直接墓地に送るカードが多く、これらはサポートになると考えています。
例えば天底の使徒や氷剣竜ミラジェイドあたりですね(まあミラジェイドがフィールドに出ている時点で1種類としてカウントされますが)
烙印融合のギミックは規制がかかっているものの強力なため、枠に余裕があるなら採用しても良いかも。
儀式関連では宣告者の神巫、影霊衣の万華鏡といったカードでエクストラデッキから直接墓地へ送ることが可能。
特に宣告者の神巫は、虹光の宣告者を墓地に送ることで儀式カードのサーチができ、自身がチューナーなのでシンクロ素材にも使えます。
こう考えると宣告者の神巫+虹光の宣告者の採用は視野に入るでしょうか?
単純に大量のエクストラを一気に墓地に送る方法としては轟雷帝ザボルグがおり、一気に8枚もエクストラを墓地に送ることができます。
ただ、これが通るとほぼゲームエンドになるので、シンギュラリティの必要性が減る。
個人的に面白いと思っているのがオッドアイズ・フュージョン。
特定条件下でエクストラデッキのオッドアイズ2体を融合素材として墓地に送ることができる融合魔法です。
シンクロ・エクシーズのオッドアイズモンスターを素材にオッドアイズ・ボルテックス・ドラゴンを出せば、1枚でシンクロ・エクシーズ・融合をフィールド・墓地にに準備することができます。
最近新たなオッドアイズ儀式モンスターが登場したのも地味に追い風。
元々、ペンデュラムテーマはリンク召喚ともシナジーが強いので、案外面白い成果を発揮するかもしれませんね。
サイバース族でパーフェクトシンギュラリティを達成する方法
最後に、サイバース族のギミックで全ての種類のカードをフィールド・墓地に揃えつつ、ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティを召喚する方法を考えてみます。
とりあえずルートは思いついたので、参考資料として載せてみました。
これでノーベル賞は俺のもんだぜ。
本来なら、サイバース族でP召喚以外の全ての召喚方法を網羅した@イグニスターとかで、ダメ押しの1枚として使った方が良さげな雰囲気がありますが一応。
という訳で以下に展開方法を載せてみますが、まだ荒削りなので他にもっといいパターンもあるでしょう。
あと多分、シンギュラリティ用のシンクロとエクシーズも出ると思うので、そっちが出てからちゃんと考えた方が良いかも。
・条件:手札にバックアップ・セクレタリー1枚、ウィジェットキッド1枚、サイバース族モンスター2体(うち1体はレベル3)の合計4枚。墓地に魔法カード1枚。
・結果:フィールドにファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティが1体、墓地に儀式・融合・シンクロ・エクシーズの4種類がそろう。
①ウィジェットキッドでサイバース族Aを特殊召喚し、この2体でサイバース・ウィッチをリンク召喚。
②手札からバックアップ・セクレタリーを特殊召喚し、ウィッチの効果でサイバネット・リチューアルと サイバース・セイジをサーチ。さらに墓地からウィジェットキッドを蘇生。
③サイバネット・リチューアルを発動し、ウィジェットキッドを素材にセイジを儀式召喚。
④セイジの効果でフィールドのウィッチ+墓地のサイバース族Aを除外し、サイバース・ディセーブルムを融合召喚。
⑤ブルムで手札のレベル3サイバース族Bを特殊召喚。
⑥セイジ+ブルムでサイバース・クアンタム・ドラゴンをシンクロ召喚。
⑦バックアップ・セクレタリー+レベル3サイバース族Bでサイバース・リマインダーをエクシーズ召喚。
⑧リマインダーでサイバネット・ロールバックをサーチし、除外したサイバース・ウィッチを帰還。
⑨クアンタム+リマインダーでスプラッシュ・メイジをリンク召喚し、墓地からサイバース族1体を吊り上げ。
⑩メイジ+吊り上げたサイバース族でトランスコード・トーカーをリンク召喚し、メイジを吊り上げ。
⑪トランスコード+メイジ+ウィッチの3体でファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティをリンク召喚。
基本的にはレベル3中心で組めば行けると思うので、他のモンスターでも代用できる部分は多いと思います。
このパターンの場合、トランスコードを使うと展開中に他の種族を使えない点には注意。
手順⑥でサイバース・クアンタム・ドラゴンを出しているため、ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティの効果でアタッカーを蘇生できるのはウマテイスト。
トランスコード・トーカーを蘇生させて耐性を付与するのも良いですね。
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