公式から11期の新ルールについてアナウンスされました。
4月からはシンクロ、融合、エクシーズのモンスターをEXデッキから出す場合、メインモンスターゾーンにリンクモンスターを挟まず出せるようになります。
ただしリンクとペンデュラムモンスターは現在と同じという縛りで、シンクロ・融合・エクシーズが大きく強化されたことになります。
個人的には今のリンク環境が好きなので、この改訂がどう転ぶかわかりません。
ほぼ9期の環境に戻るから、あの時のような先攻封殺環境になってしまいそうで心配ではあります。
ただ、あのころのように大型モンスターを大量にポンポン出せるようになるかと思うとそれはそれで楽しみでもあります。
今日は11期に入る前に新環境で強いカード、台頭するカードを考えていこうと思います。
リンクマーカーという鎖が解かれた今、パワーアップするテーマはなんなのか？
シンクロテーマ
まずはシンクロテーマ。
10期ではハリファイバーがほぼ必須のテーマとなっていて、ガチで組もうと思ったらそれだけでハードルが高いテーマでした。
それがリンク召喚を挟まずに済むようになったので、展開力が非常にアップします。
特にシンクロはシンクロモンスターを素材にする強力なモンスターも多く、これは追い風。
代表的なカードとしては、シューティング・クェーサー・ドラゴンやコズミック・ブレイザー・ドラゴン。
リンク環境だとまず出せなかったのでこれは嬉しい。
連続シンクロが可能になったのでＴＧ ハイパー・ライブラリアンも復権。
また、シンクロ時に同名カードを呼び出すゴヨウ・ディフェンダーも復活。
ライブラリアンの連続ドローは楽しいので期待値が高いです。
個人的に注目しているのがジャンク・スピーダー。
チューナーを引っ張ってくるレベル5で、そこからさらに展開できます。
例えばジャンク・シンクロン＋ドッペル・ウォリアーでジャンク・スピーダーを出すと……
①ジャンク・スピーダー、ドッペルトークン×2、サテライト・シンクロン、ジェット・シンクロンが並ぶ。
②ジェット・シンクロン＋トークンでフォーミュラ・シンクロンを召喚。
③サテライト・シンクロンの効果でレベルを4にし、トークンを素材にレベル5シンクロを召喚。
⑤ジャンク・スピーダー＋レベル5シンクロ＋フォーミュラ・シンクロンでシューティング・クェーサー・ドラゴンをシンクロ召喚
……という流れが作れます。
墓地の準備ができれば手札1枚でできるコンボなので、一度はやってみたいですね。
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融合テーマ
9期の融合テーマといえばやぱりシャドール。
特殊召喚メタの効果を持った融合モンスターで構成され、EXデッキが強い環境でのメタとして期待できます。
最近ストラクチャーで強化されましたし、今後新規カードが来ることも予想されます。
エルシャドール・ミドラーシュで展開を妨害して、ネフィリムで攻撃できるようにするだけでもだいぶ強いと思うんですよね。
ふと思いましたが、超雷龍－サンダー・ドラゴンも一緒に並べやすくなるので割とアカンのでは……？
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エクシーズテーマ
エクシーズでは9期で猛威を振るったクラウンブレードのギミックが使えます。
サウザンドブレードが墓地にいる状態でトリッククラウンを墓地へ送ると両方蘇生するというコンボ。
リンク環境でも使えますが、11期ではランク4を何体も出せそうです。
テーマ的には超量に期待。
エクシーズを並べるテーマだったはずなのにリンク環境になって大きく弱体化してしまいました。
同じ理由で無限起動やクロノダイバーといったエクシーズを展開できるテーマは大きく躍進しそう。
特に無限起動要塞メガトンゲイルが出しやすくなるのが楽しみ。
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その他テーマ
シャドールもそうですが、EXデッキが強い環境になるとそれを妨害できるテーマが強くなります。
9期の環境でもネクロスや帝がエクストラデッキを縛る効果を持ち、環境を席巻しました。
暴れていた当時より規制されてしまいましたが、新環境で緩和される可能性はありますね。
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個人的イチオシ
最後に個人的イチオシカードの紹介。
それはアルティマヤ・ツィオルキン。
EXモンスターゾーンの縛りがなくなったため、好きなだけシンクロモンスターを並べることができます。
正直なところ、このカードについて書きたくてこの記事を書き始めました。
現在は使神官－アスカトルとボルト・ヘッジホッグを使ったコンボで出すこともできます。
新環境で一番たのしみなカードです。
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まとめ
最初は不安でいっぱいでしたが、記事を書いているうちに楽しみなことも増えました。
遊戯王は数年毎に環境がガラッと変わるので、それを楽しんだほうがいいですね。
踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ損。
個人的にはシンクロ召喚が好きなので、シンクロテーマが復権してくれると嬉しいです。
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