ペンデュラム召喚汎用サポート
Pゾーンにモンスターを配置することで大量展開ができるペンデュラム召喚のサポート特集。
ペンデュラム召喚はリンク召喚導入前後で大きく使い勝手が変わりましたが、弱体化はしたもののまだまだ強力な召喚方法のひとつです。
少しずつ新テーマも出てきているので、ここでサポートカードのおさらいをしておきたいと思います。
ペンデュラム召喚
遊戯王カードWiki
「ペンデュラム召喚」とは、ペンデュラムモンスターを駆使して行う新たな特殊召喚方法です。
ペンデュラム召喚を行う事によって、大量のモンスターを一気に特殊召喚する事ができます。
この記事ではペンデュラム召喚で使える汎用カードや、ギミックについてまとめました。
その他の召喚方法についてはこちらの記事で触れています。
ペンデュラム召喚以外の召喚方法を組み込む際には参考になるかと。
メインデッキのペンデュラムモンスター
汎用性の高いペンデュラムモンスター
まずはメインデッキに入る汎用性の高いペンデュラムモンスターを紹介。
先に羅列しておくと、マジェスペクター・ユニコーン、マジカル・アブダクター、竜剣士ラスターP、エキセントリック・デーモン、ペンデュラムーン、アストログラフ・マジシャンあたりが有用です。
特にマジェスペクター・ユニコーンはフリーチェーンでモンスターを手札バウンスする効果が強力。
レベル6がP召喚できるデッキなら毎ターン除去ができ、制圧要員として使うことができます。
長らく禁止カードでしたが、24年7月にようやく復帰。
アストログラフ・マジシャンは「フィールドのカードが破壊された時」という緩い条件で自身を特殊召喚できるレベル7Pモンスター。
破壊されたのがモンスターなら同名カードをサーチできるので、ペンデュラム以外でも採用されることがあります。
後述しますが、アストログラフ・マジシャンとヘビーメタルフォーゼ・エレクトラムを使った展開コンボが強力。
個人的記憶として強かったのは、やはり竜剣士ラスターP。
P効果でエクストラを肥やしたり、フィールドでは専用のシンクロや融合体として戦えたりと、どこにいても活躍できるカード。
ペンデュラム全盛期の環境では○○竜剣士という構築で八面六臂の活躍を見せました。
また、ペンデュラムモンスターではありませんが、霞の谷の巨神鳥は自身をバウンスすることで万能カウンターが撃てるレベル7モンスターです。
ペンデュラム召喚テーマなら何度も使い回すことができるため、強力な妨害札として機能します。
特殊召喚効果を持ったペンデュラムモンスター
次に特殊召喚効果を持ったペンデュラムモンスター。
ペンデュラムモンスターはP召喚で展開できるため、その他の展開方法は不要と考えがち。
ですがリンク召喚が導入され、エクストラデッキから展開する場合はリンクマーカーの先に出さなければならなくなってしまいました。
そのため現在は、リンクを伸ばすためにも別の特殊召喚方法が必要となってきています。
特に、ペンデュラム召喚ナシでリンク2を作り→ペンデュラム召喚でリンクに使った素材を戻してリンク3~4を作るという戦法は、大抵Pテーマに組み込めます。
このギミックを投入するためにも、特殊召喚効果を持つPモンスターの重要性は高いと考えています。
前置きが長くなりましたが、新ためて自前の特殊召喚効果を持ったPモンスターの紹介。
候補としては、覇王眷竜ダークヴルム、魔界劇団カーテン・ライザー、EMラディッシュ・ホース、無孔砲塔-ディセイブラスターあたり。
中でもカーテンライザーは初動で使うにはピッタリのモンスターなので、汎用的に採用を検討できるカードだと思います。
無孔砲塔-ディセイブラスターは自身を特殊召喚する効果の他、同じ縦列の効果を無効にできるため、リンク素材以外にも使えるのが魅力。
また、ヴァリアンツは共通効果でPゾーンから特殊召喚できる効果を持ち、召喚権を使わずに展開することが可能(ただし、EXデッキ以外からヴァリアンツしか特殊召喚できなくなる)。
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遊戯王 INFO-JP026 無孔砲塔─ディセイブラスター ノーマル N インフィニット・フォビドゥン INFINITE FORBIDDEN |
そのほか、リクルート効果を持つカードとして、音響戦士ギータス、レスキューラット、アストログラフ・マジシャン、クロノグラフ・マジシャンが使えそう。
レスキューラットは条件があるものの、単純に2体リクルートできるのが強い。
ちなみに構築は制限されますが、レスキューラビットでバニラPモンスターをリクルートするのもアリ。
ギータスはペンデュラムモンスターだけでなく音響戦士チューナーを呼び出すことができ、シンクロしたりハリファイバーを出したりできるのが魅力。
22年1月には、デメリットのないペンデュラム・チューナーの音響戦士ギタリスが登場し、その使い勝手は飛躍的に向上したと言えるでしょう。
ギタリスギータスセットは、かなり汎用的なペンデュラム出張セットと考えています。
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ペンデュラム召喚をサポートする魔法・罠
続いて、ペンデュラムモンスターをサポートする魔法・罠。
揺れる眼差し、連成する振動、金満な壺あたりは汎用性の高いサポートカードです。
特に連成する振動は、相手がPゾーンのカードを狙ってきた場合にスカせることができるので個人的に好き。
ペンデュラムモンスターは破壊をトリガーとするカードも多く、それらとのシナジーもあります。
また、「ペンデュラム」Pモンスターとペンデュラム魔法・罠をサーチできるデュエリスト・アドベントも強力。
ペンデュラムと名の付くペンデュラムモンスターだいたい強いの法則。
ペンデュラム魔法・罠ではペンデュラム・エボリューションが汎用性が高いと考えています。
これは、エクストラデッキの裏側のPモンスター(シンクロとか融合とか)が特殊召喚された場合にもう一度ペンデュラム召喚ができる永続魔法。
二度目のP召喚を行うことで、ペンデュラムテーマ特有の圧倒的物量で押し切ることができるでしょう。
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ペンデュラム召喚をサポートするエクストラデッキ
そしてお待ちかねのエクストラデッキ。
Pモンスターをエクストラデッキから大量展開するためには、リンクマーカーの先に出さなければなりません。
ゆえにペンデュラムテーマにリンクモンスターは半ば必須採用となっています。
逆に言えば、ペンデュラムとリンクの相性は悪くなく、リンク軸にする大抵のPテーマはうまくいきそうに思います。(ただしどのデッキも同じような感じになる)
比較的出しやすく、リンクマーカーを増やせるリンク2モンスターには、ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラムや軌跡の魔術師がいます。
エレクトラムは現在制限カードであるものの、単体での性能やアストログラフ・マジシャンとのコンボが強力。
特に理由がなければ真っ先に枠を割くべきカードでしょう。
さらに、軌跡の魔術師には進化体と呼べる奇跡の魔導剣士も存在。
リンク3なのでリンクマーカーが多くなるのは単純ながら大きいですね。
リンク召喚時にエクストラデッキからPモンスターの回収もできるため、素材にしたPモンスターを即手札に戻すこともできます。
奇跡の魔導剣士の出し方としては、後述するエレクトラムとアストログラフのコンボが使いやすいでしょう。
また先にも少し触れていますが、特殊召喚できるペンデュラムモンスターでリンク2を作り、P召喚で素材を戻す動きが強いです。
このため、汎用で使えるリンク3~4の双穹の騎士アストラム、召命の神弓-アポロウーサあたりが重宝するでしょう。
特にアストラムはI:Pマスカレーナでより強固な耐性を付与できるのも強みです。
マスカレーナは相手ターンにリンク召喚できる効果も優秀。
例えば、マスカレーナの素材に使ったPモンスターをP召喚で戻し、素材を出したまま相手にターンを回すとします。
こうすると閉ザサレシ世界ノ冥神による除去を狙うことができ、相手へのけん制にもなるのです。
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リンクモンスター以外ではシンクロのメタファイズ・ホルス・ドラゴンがおもしろい。
ペンデュラムモンスターを素材にすると相手モンスターを寝取れるため、交血鬼-ヴァンパイア・シェリダンをエクシーズすることができます。
素材に闇属性Pモンスターを指定する覇王眷竜も強い。
覇王眷竜クリアウィング、覇王眷竜スターヴ・ヴェノム、覇王眷竜ダーク・リベリオンの3枚で、それぞれ強力な効果を備えています。
ペンデュラム召喚の汎用ギミック・コンボ
アストログラフ・マジシャンとヘビーメタルフォーゼ・エレクトラムの極悪コンボ
そしてペンデュラムギミックとして忘れちゃいけないのが、アストログラフ・マジシャンとヘビーメタルフォーゼ・エレクトラムを使った極悪コンボ。
ペンデュラムテーマならとりあえず採用でき、簡単にアドバンテージを得られるギミックです。
このコンボの手順は以下の通り。
- エレクトラムのリンク召喚時にアストログラフをエクストラデッキへ。
- エレクトラムの起動効果でPゾーンのカードを破壊しつつ、アストログラフを手札に加える。
- カードが破壊されたことでアストログラフの効果が発動。自身を特殊召喚しつつ破壊されたPモンスターと同名カードをサーチ、エレクトラムの効果で1ドロー。
これだけでアストログラフのリクルートと1ドロー、エクストラにPモンスターが貯まると良いことずくめ。
ここからリンク3につなげても良いですし、ペンデュラム召喚してさらに伸ばすこともできます。
現在ではこのコンボから奇跡の魔導剣士に繋ぐことができ、自分側に向いたリンクマーカーを3つ用意することも。
素材としたアストログラフも奇跡の魔導剣士の効果で手札に戻ってくるため、単純にリンクマーカーが増えた感じになります。(強くないか?)
さらに、闇属性Pモンスターをもう1体用意できるなら、覇王眷竜スターヴ・ヴェノムのコンボに繋げることが可能。
覇王眷竜スターヴ・ヴェノムはモンスター効果をコピーでき、エレクトラムの効果をコピーしてアストログラフのコンボをやり直すことができるのです。
具体的には①アストログラフ+闇属性Pモンスターを素材にスターヴ・ヴェノム出し、エレクトラムの効果をコピー→②Pゾーンのカードを破壊してアストログラフを回収し、アストログラフを特殊召喚しつつ破壊したカードをサーチ、というもの(ドロー効果は発動しないので注意)。
ちなみに、スターヴ・ヴェノムのコピー効果は墓地のモンスターも対象にできます。
よって、このパターンの前にエレクトラム+アストログラフで奇跡の魔導剣士を出しても、問題なくこのパターンに戻すことが可能。
魔術師だとスターヴ・ヴェノムを2体展開することもでき、このパターンを連打してからランク8に繋ぐコンボもあるようです。
さらにさらに、簡易融合等でLL-インディペンデント・ナイチンゲールが出せる場合にはこちらをコピーしてバーンワンキルもできる模様。
Emセット
こちらはペンデュラム召喚とランク4エクシーズが得意なEmの出張セット。
基本はEmファイヤー・ダンサーとEmウォーター・ダンサーの2枚があれば展開でき、Pモンスター2体をフィールドに並べることができます。
Emファイヤー・ダンサーからPモンスター2体を並べる展開ルート
- 採用カード:Emファイヤー・ダンサー、Emウォーター・ダンサー
- 条件:手札にEmファイヤー・ダンサー
- 結果:フィールドにEmファイヤー・ダンサー、Emウォーター・ダンサーの2体が並ぶ
- 展開後の縛り:なし
- Emファイヤー・ダンサーを召喚し、効果でEmウォーター・ダンサーをサーチ。
- ウォーター・ダンサーをPゾーンに設置して、P効果で自身を特殊召喚。
この方法でPモンスター2体を並べることができ、ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラムをリンク召喚できるのが最大の強み。
ここにEmヒグルミが加わることにより、さらに展開を伸ばすことができます(以下に続く)。
Emファイヤー・ダンサー、Emヒグルミから奇跡の魔導剣士を含むモンスター5体を展開するパターン
- 採用カード
- メインデッキ:Emダメージ・ジャグラー、Emファイヤー・ダンサー、Emウォーター・ダンサー、Emヒグルミ、アストログラフ・マジシャン、融合
- EXデッキ:ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム、奇跡の魔導剣士
- 条件:手札にEmファイヤー・ダンサー、Emヒグルミ、スケール5以上のPモンスター
- 結果
- フィールド:Emファイヤー・ダンサー、Emウォーター・ダンサー、Emヒグルミ、Emダメージ・ジャグラー、奇跡の魔導剣士の5体。手札に融合1枚
- Pゾーン:アストログラフ・マジシャン、スケール5以上のPモンスター(スケール1~5)
- その他:1ドロー
- 展開後の縛り:なし
- Emファイヤー・ダンサーを召喚し、効果でEmウォーター・ダンサーをサーチ。
- ウォーター・ダンサーをPゾーンに設置して、P効果で自身を特殊召喚。
- ファイヤー・ダンサー+ウォーター・ダンサーの2体を素材に、ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラムをリンク召喚し、アストログラフ・マジシャンをEXデッキに加える。
- EmヒグルミをPゾーンに設置し、エレクトラムで破壊して以下の効果を適用。
- エレクトラムでEXデッキのアストログラフ・マジシャンをサルベージ+1ドロー。
- ヒグルミの効果でEmダメージ・ジャグラーをリクルート。
- 手順4をトリガーに、手札に加えたアストログラフ・マジシャンを特殊召喚(ヒグルミがデッキにいればサーチ)。
- エレクトラム+アストログラフで奇跡の魔導剣士をリンク召喚して、EXデッキのアストログラフをサルベージ。
- アストログラフとPモンスター(スケール5以上)をPゾーンに設置して、ペンデュラム召喚。
- EXデッキ:ヒグルミ、ウォーター・ダンサー、ファイヤー・ダンサーを奇跡の魔導剣士のリンク先に特殊召喚。
- ウォーター・ダンサーのP召喚時効果で融合をサーチ。
こちらはEmのコンボからエレクトラム+アストログラフのコンボに派生させたもの。
エレクトラムでヒグルミを破壊すればヒグルミの効果で後続をリクルートできるのがウマテイストですね。
ちなみに、デッキに2枚目のヒグルミがいるなら手札2枚でも同様の動きが可能。
この記事を書いている時点でヒグルミが制限カードのためできない感じです。
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遊戯王 AC04-JP019 Emウォーター・ダンサー (日本語版 ノーマルパラレル) ANIMATION CHRONICLE 2024 |
テーマとしてのEmは以下の記事で紹介中。
Emを主軸とする場合はここからさらに派生させます。
幻奏ペンデュラム出張セット
続いて幻奏出張セットを使った汎用ペンデュラムギミック。
特にオスティナート初動の方は召喚権を使わず、ペンデュラム召喚できる状態でエレクトラムをリンク召喚できるため、かなり優秀に思いました。
オスティナート1枚から召喚権を使わず、ペンデュラム召喚できる状態でエレクトラムを展開するルート
- 採用カード
メインデッキ:オスティナート、幻奏の歌姫ルフラン×3、幻奏の歌姫クープレ、幻奏協奏曲、任意のPモンスター
EXデッキ:幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ×2、ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム - 条件:手札にオスティナート1枚、合計1枚。自分フィールドにモンスターが存在しない。
- 結果
手札:任意のPモンスター1体、1ドロー
フィールド:ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム、幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ
Pゾーン:幻奏の歌姫ルフラン(スケール1)
EXデッキ:幻奏の歌姫ルフラン×2、幻奏の歌姫クープレ
召喚権:残り1回 - 展開後の縛り:なし
- オスティナートを発動し、デッキの幻奏の歌姫ルフランA・Bを墓地に送り、幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハAを融合召喚。
- スペクタキュラー・バッハAの効果で幻奏の歌姫ルフランCをリクルートし、ルフランCの特殊召喚時効果で幻奏の歌姫クープレをサーチ。
- サーチされたクープレの効果で墓地のルフランAを蘇生。
- クープレをPゾーンに置き、幻奏協奏曲をサーチ。
- 幻奏協奏曲でルフランA+スペクタキュラー・バッハAで、スペクタキュラー・バッハBを融合召喚。
- スペクタキュラー・バッハBの融合召喚時、ルフランAが自身の効果でPゾーン、墓地のルフランBがスペクタキュラー・バッハAの効果で蘇生。
- ルフランB・Cの2体でヘビーメタルフォーゼ・エレクトラムをリンク召喚し、エレクトラムでデッキからPモンスターをEXデッキへ。
- エレクトラムの効果でPゾーンのクープレを破壊して、手順5でEXデッキに送ったPモンスターをサルベージ+1ドロー。
これはオスティナート1枚からエレクトラムを展開するルート。
召喚権を使わず、任意のPモンスターをサーチでき、サーチしたモンスターをPゾーンに置くことでペンデュラム召喚ができます。
出張セットと言うには採用カードが若干多めなのが玉に瑕ですが、召喚権なしでここまで展開できるならかなり優秀でしょう。
遊戯王カード 幻奏の歌姫レフラン(レア) レガシー・オブ・デストラクション (LEDE) | ペンデュラム・効果モンスター 光属性 天使族 レア |
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また、手順5でEXデッキに送るモンスターをアストログラフ・マジシャンにした場合、
- 手順8でクープレを破壊した時、アストログラフをEXデッキから回収してそのまま特殊召喚。
- デッキから2枚目のクープレをサーチ。
という動きも。
要は幻奏出張セットからアストログラフ・エレクトラムセットに派生させられる訳ですね。
クープレは光属性しかペンデュラム召喚できない縛りがありますが、光属性Pテーマでは有力な選択肢となりそうです。
幻奏の歌姫ルフラン1枚から任意のPスケールのサーチ
- 採用カード
メインデッキ:幻奏の歌姫ルフラン×3、幻奏の歌姫クープレ、幻奏協奏曲、任意のPモンスター
EXデッキ:幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ、軌跡の魔術師 - 条件:手札に幻奏の歌姫ルフラン1枚、合計1枚。自分フィールドにモンスターが存在しない。
- 結果
フィールド:軌跡の魔術師、幻奏の歌姫ルフラン×2
Pゾーン:幻奏の歌姫ルフラン(スケール1)、任意のPモンスター
EXデッキ:幻奏の歌姫クープレ - 展開後の縛り:ペンデュラム召喚しないと軌跡の魔術師の縛りが発生したまま
- 幻奏の歌姫ルフランAを召喚して、幻奏の歌姫クープレをサーチ。
- クープレをPゾーンに置き、P効果で幻奏協奏曲をサーチ。
- 幻奏協奏曲を発動し、ルフランAとクープレ(Pゾーン)を素材に幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハを融合召喚。
- スペクタキュラー・バッハの融合召喚時、EXデッキからルフランAをPゾーンに、スペクタキュラー・バッハの効果でデッキからルフランBをリクルート。
- ルフランAのP効果でルフランCをデッキから墓地へ送り、スペクタキュラー・バッハをパンプアップ。
- ルフランB+スペクタキュラー・バッハで軌跡の魔術師をリンク召喚。
- 軌跡の魔術師のリンク召喚時、以下の順番でチェーンを組む。
チェーン1:軌跡の魔術師の効果で任意のPモンスターをサーチ(発動後、P召喚に成功するまでモンスター効果を発動できず、Pゾーンの効果無効の縛りが発生)。
チェーン2:墓地に送られたスペクタキュラー・バッハで墓地のルフランCを蘇生。 - 手順7でサーチしたPモンスターをPゾーンに置いてペンデュラム召喚(軌跡の魔術師の縛り解除)。
こちらはオスティナートを使わず、ルフランから展開をスタートさせるパターン。
オスティナート初動から見ると流石に見劣りしてしまいますが、任意のPモンスターをサーチすることでスケール1~〇でのペンデュラム召喚ができます。
軌跡の魔術師の縛りにより、手順8以降はペンデュラム召喚しないとモンスター効果とP効果が使えなくなってしまうため注意。
しかし、ペンデュラム召喚後にルフランが2体並べられるため、エレクトラムのリンク召喚ができるのはウマテイストです。
エレクトラムがリンク召喚できれば、アストログラフをEXデッキに加えるいつものパターンにアクセスすることも。
このルートは、ペンデュラム召喚以降もけっこう伸ばせる気がしました。
何よりこのルート最大の強みは、オスティナート初動と併用できること。
コンボパーツがほぼ被っており、オスティナートが引けなかった場合のサブプランとして最適でしょう。
オスティナート、ルフランの2枚から展開できるなら、若干多めの採用カードも許容できるでしょうか。
遊戯王カード 幻奏の音姫スペタキュラー・バッハ(レア) レガシー・オブ・デストラクション (LEDE) | 融合・効果モンスター 光属性 天使族 レア |
テーマとしての幻奏は以下の記事にて紹介しています。
幻奏はテーマ縛りがけっこう多いので、こうして出張セットが作れるのは正直驚きました。
勇者トークン関連カードと相性が良い?
これは書いている時にパッと思いついたので未検証ですが、ペンデュラム召喚と勇者トークンは相性が良さそう、という話。(*現在グリフォンライダーが禁止になったため使用不可)
勇者トークン関連カードは通常召喚したモンスターが効果を使っていない場合を条件とする効果が多いため、特殊召喚でカバーできるペンデュラム召喚とは相性が良いハズ。
聖殿の水遣い、アラメシアの儀、運命の旅路、流離のグリフォンライダーで万能カウンターが撃てれば理想。
ペンデュラム召喚はPゾーンのカードを守らなければならない都合上、パーミッション系のコンボを採用する価値は十分にありそうです。
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