リミッター開放レベルマックス!
レギュレーターオープン!ナビゲーション・オールクリアー!
次元を打ち破る無限の力、光を超え未来を切り拓け!
GO!デルタアクセル!カモン!TG グレイヴ・ブラスター!
『エイジ・オブ・オーバーロード』で登場する新カードを使った『TG/テックジーナス』のデッキレシピを考えていきます。
今回の強化はけっこうすごく、大型シンクロの目途が立つように。
以前はトライデント・ランチャーとハリファイバーの組み合わせが強かったのですが、ハリファイバーが禁止になったのが致命的致命傷でした。
それが新規カードのおかげで展開力が増し、ハリファイバーがなくとも大型シンクロに繋げられるようになったと思います。
比較的デッキ枠も空いていると思うので、汎用カードも積みやすいと思いました。
TG/テックジーナス
遊戯王カードWiki
EXTREME VICTORYでカテゴリ化した「TG」と名のついたカード群。
非常に多くのシンクロモンスターを擁するカード群で、通常召喚モンスターは全て下級モンスターである。
TG/テックジーナス デッキレシピ 2023
メインデッキ :42枚
エクストラデッキ:15枚
【 モンスター 】24
3TG ロケット・サラマンダー
3TG スクリュー・サーペント
3TG タンク・ラーヴァ
3TG ドリル・フィッシュ
3TG ブースター・ラプトル
3TG ラッシュ・ライノ
3TG ギア・ゾンビ
3TG サイバー・マジシャン
【 魔法 】15
1サンダー・ボルト
1パーピィの羽根箒
1ワン・フォー・ワン
3TG-ブレイクリミッター
3TG-オールクリア
3篝火
3原罪宝-スネークアイ
【 罠 】3
3TG-クローズ
【 エクストラ 】15
1TG グレイヴ・ブラスター
1TG ハルバード・キャノン
1TG ブレード・ガンナー
1シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX
2TG オーバー・ドラグナー
2TG スター・ガーディアン
1TG ハイパー・ライブラリアン
1TG ワンダー・マジシャン
1TG レシプロ・ドラゴン・フライ
2TG マイティ・ストライカー
2TG トライデント・ランチャー
回し方・運用想定・展開ルート
『エイジ・オブ・オーバーロード』収録の新カードを使った『TG/テックジーナス』のデッキレシピ2023バージョンです。
今回は新たに登場したリクルーターのTG ロケット・サラマンダーを使いたかったので、このモンスターからの展開パターンを考えてみました。
その方法は以下の通り。
TG ロケット・サラマンダーからの展開パターン
- 条件:手札にTG ロケット・サラマンダー1枚、TG スクリュー・サーペントorTG タンク・ラーヴァ1枚、合計2枚。
- 結果:フィールドにTG トライデント・ランチャー、TG グレイヴ・ブラスターの2体が並ぶ。
- TG ロケット・サラマンダーを召喚し、自身をリリースしてTG スクリュー・サーペントAをリクルート。
- スクリュー・サーペントAの効果でロケット・サラマンダーを蘇生し、この2体でTG オーバー・ドラグナーをシンクロ召喚。
- オーバー・ドラグナーの効果で墓地のロケット・サラマンダー、スクリュー・サーペントAを蘇生し、この3体でTG トライデント・ランチャーをリンク召喚。
- トライデント・ランチャーの効果で手札・デッキ・墓地から、スクリュー・サーペントB、TG タンク・ラーヴァ、オーバー・ドラグナーをそれぞれ特殊召喚。
- スクリュー・サーペントB+タンク・ラーヴァ(非チューナー扱い)でTG スター・ガーディアンをシンクロ召喚し、タンクラーヴァの効果でTGトークンを生成。
- スター・ガーディアンで墓地のタンク・ラーヴァを手札に加え、そのまま特殊召喚。
- タンク・ラーヴァ+TGトークンでTG レシプロ・ドラゴン・フライをシンクロ召喚。
- オーバー・ドラグナー+スター・ガーディアン+レシプロ・ドラゴン・フライでTG グレイヴ・ブラスターをシンクロ召喚。
遊戯王 SAST-JP050 TG トライデント・ランチャー (日本語版 アルティメットレア) SAVAGE STRIKE サベージ・ストライク |
遊戯王 SAST-JP039 TG スター・ガーディアン (日本語版 スーパーレア) SAVAGE STRIKE サベージ・ストライク |
このパターンを使うことで、手札2枚からレベル12のグレイヴ・ブラスターを展開することができました。
手札消費も2枚と比較的軽く、キーカードはTG-ブレイクリミッターで用意可能。
大型シンクロを出す方法の中でもかなり出しやすい部類に入るでしょう。
グレイヴ・ブラスターは、フリーチェーンでのエクストラから特殊召喚されたモンスターの除外、さらに除外されたモンスターを自分フィールドに特殊召喚が可能。
これを主軸に制圧・戦力を増強しつつ、アドバンテージを取っていくのが新・TGの戦略となります。
相手からの妨害はTG-クローズで防げればベスト。
展開ルートがハッキリしているので潰される可能性は高いですが、グレイヴ・ブラスターは先攻・後攻のどちらで出しても活躍してくれるのはうれしいところ。
また、妨害されやすいと言ってもTG-オールクリアで召喚権を増やせるため、リカバリーもしやすいんじゃないかと考えています。
デッキレシピ・構築・採用カード
TG/テックジーナスカード
まずは採用したTGカードの解説。
こちらはキーカードとなるTG ロケット・サラマンダー、TG スクリュー・サーペント、TG タンク・ラーヴァの優先度が高いです。
次点でスクリュー・サーペントとシンクロして、レベル5にできるレベル1非チューナーという感じ。
レベル5シンクロができると、オーバー・ドラグナーのシンクロ→素材2体を蘇生してトライデント・ランチャーをリンク召喚~というパターンを作りやすいです。
ここまでくればレベル10以上のシンクロ召喚に繋ぎやすいため、この流れができるようにしておくと良いでしょう。
遊戯王 SAST-JP009 TG スクリュー・サーペント (日本語版 レア) SAVAGE STRIKE サベージ・ストライク |
遊戯王カード TG タンク・ラーヴァ サベージ・ストライク(SAST) | テックジーナス チューナー・効果モンスター 地属性 昆虫族 ノーマル |
また、今回のデッキレシピではラッシュ・ライノ+レベル1チューナーでもレベル5シンクロができるようにしています。
相方となるレベル1チューナーは、サイバー・マジシャンorギア・ゾンビを想定。
こちらのパターンでもオーバー・ドラグナーへと繋ぐことができ、上記と似たような動きができます。
ただ、どう考えてもロケット・サラマンダーを絡ませられるスクリュー・サーペントの方が「美しい」展開だと思うので、他に採用したいギミックがあるならいらないかもしれません。
ぶっちゃけサーチが優秀なので、メインデッキのTGモンスターは、ロケット・サラマンダー、スクリュー・サーペント、タンク・ラーヴァの3種類で良い疑惑も。
少しディスり気味になってしまいましたが、ラッシュ・ライノ+レベル1チューナーのパーツを採用するメリットも多少あります。
それはマイティ・ストライカーのシンクロ素材を確保できること。
今回のレシピではレベル4+レベル1でのシンクロを狙うために、レベル1のチューナー・非チューナーの採用率が高く、タナボタでマイティ・ストライカーが出せそうだからです。
マイティ・ストライカーのことまで考えると、やっぱりレベル4+レベル1でのシンクロができる組み合わせの優先度が上がると考えられます。
このほか、テーマレベルでのTGの解説は以下の記事で。
今回採用していないカードや、相性が良いカードにも触れています。構築の参考にどうぞ!
シンクロサポート
続いてシンクロサポート。
について書こうと思いましたが、構築段階でリストラされました。
ラッシュ・ライノ+レベル1チューナーのギミックを採用するのに枠を開けた結果です。
最終段階まではバスター・モード出張セットが入っていました。
これで緊急テレポートで召喚権を使わずレベル6~9のシンクロを出す予定(だった)。
地味にTGにはバスター化したモンスターがおり、その点でも一応のシナジーはありました。
また召喚権を使わずに2体展開できるため、トライデント・ランチャーの素材としても優秀。
一部TGは特殊召喚に縛りが発生しますが、発生するのは効果の発動後です。
よって、バスター・モードのギミックで先に展開する分には問題ナシ。
ちなみにリストラ理由としては、「TGではレベル5シンクロしたいのに、バスター・モードのギミックではレベル6以下のシンクロができない」ため。
間違えやすいですが、サイキック・リフレクターからバスター・ビーストを蘇生する時、必ずレベルをひとつ以上上げなければならなず、レベル5シンクロができません。
でも先にも少し書いたように、TGの必須パーツは少なめで済みそうなため、余りがちな枠にバスター・モードをぶち込んでもいいかもしれない。
という感じで今回は採用見送りとなってしまいましたが、バスター・モードを含めたシンクロサポートは以下の記事でまとめています。
今回のデッキレシピに合わなかっただけで、「別の軸でなら使える」という場合もあるでしょう。
構築に悩んだら何かしらのヒントになるかも?
その他サポート
その他のサポートとして、篝火、原罪宝-スネークアイ、ワン・フォー・ワンのサーチ・リクルートカードを採用。
これらは全てロケット・サラマンダーを引っ張るカードです。
ロケット・サラマンダーさえ引き込めれば上記の展開ルートに繋ぐことができるため、サーチ・リクルートカードはガンガン積んでみました。
TGにもサーチカードはあるのでぶっちゃけ積みすぎだとは思いますが。
ちなみに、原罪宝-スネークアイと、ワン・フォー・ワンはコストが必要。
しかし、オーバー・ドラグナーを出すことを考えてTGモンスターを墓地に送っておけば、実質ノーコストとなるのでウマテイストです。
遊戯王 篝火(スーパーレア) ANIMATION CHRONICLE 2023(AC03) アニメーションクロニクル | かがりび |
遊戯王カード ワン・フォー・ワン(スーパーパラレルレア) 20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION(20TH) | 通常魔法 スーパーパラレル レア |
マストカウンター・対策・弱点
キーカードはTG ロケット・サラマンダー!
展開ルートの項を見てもらうとわかるように、このデッキレシピではロケット・サラマンダーを起点に大型シンクロを狙います。
よって、ロケット・サラマンダーを止められると非常に悲しい……!
ただし、手札にTG-オールクリアとスクリュー・サーペントがあればリカバリーは可能。
ここがマストカウンターかと言われると微妙に思います。
ちなみに、ロケット・サラマンダーの発動条件は「リリース」のため、マクロコスモス発動中で発動可能。
なぜ発動できるかは以下の記事で紹介しています。
手札誘発の打ちどころ
次にエフェクト・ヴェーラー、灰流うららといった手札誘発の打ちどころ。
まず灰流うららですが、ロケット・サラマンダー、及びトライデント・ランチャーに打たれると非常に困ります。
最悪、ロケット・サラマンダーの効果で自身をリリースしたところをうららで止められたとしても、前述のように手札にTG-オールクリアとスクリュー・サーペントがあればリカバリー可能。
トライデント・ランチャーにうららを打たれた場合、微妙なステータスのモンスターだけ残ってしまうので、こっちの方が嫌かな、と思います。
逆にサーチカードに打たれるのは好都合。
TG……というか、ロケット・サラマンダーをサーチ・リクルートする手段は豊富なため、1枚目のサーチカードをオトリに使う、というプレイングはアリでしょう。
エフェクト・ヴェーラーに関しては、トライデント・ランチャー、オーバー・ドラグナーあたりに打たれるとキツイ。
これらシンクロの中継ぎを出した時点で止められると、中途半端なステータスのモンスターが場に残ってしまい、相手の攻撃にさらされてしまいます。
ロケット・サラマンダーやスクリュー・サーペントを止められても困りますが、この場合でもTG-オールクリアがあればリカバリーできそうな気が。
よって、やっぱりオーバー・ドラグナー等を狙われる方がキツイでしょう。
こうして考えてみると、案外TGは手札誘発に強そうですね。
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墓地メタが刺さる
一方で、TGは墓地メタがけっこう刺さるように思います。
なぜなら、スクリュー・サーペント、オーバー・ドラグナーを筆頭に、墓地からの蘇生・展開をする効果が多いから。
中でもロケット・サラマンダーで自身をリリースしたところを墓穴の指名者に狙われる、というパターンは非常に遭遇してしまいそうであります。
これに関しても、TG-オールクリアでリカバリーできそうな気はしますが、気を付けておきたい部分ではあるでしょう。
また、マクロコスモス等を発動されると墓地にカードを溜められず、詰みかねません。
一応、永続カードはTGワンダー・マジシャンで処理できますが、シンクロ素材が除外されてしまうのがキツイ。
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ニビルに引っかかる
シンクロ召喚あるあるですが、連続シンクロを行う関係でニビルにもガッツリ引っかかります。
上記の展開ルートの場合、手順3のオーバー・ドラグナーを出したあたりでもうニビルの発動条件を満たしてしまいます。
ニビルで処理された後でも、トライデント・ランチャーを出していなければ、TG-オールクリアからリカバリーして大量展開できそうな感じもします。
が、大きな痛手になるのは明白。
そして何より、トライデント・ランチャーを出した後にニビルを使われると絶望的。
このへんはTGだけではカバーしきれないので何かしらの対策を入れても良いかも。
御前試合・群雄割拠・センサー万別に引っかかる
TGは属性・種族がばらけているため、御前試合・群雄割拠に引っかかってしまいます。
永続カードはワンダー・マジシャンで処理できるものの、ワンダー・マジシャンを出すための素材が展開できないとなると手も足も出ません。
ちなみに、TG-オールクリアでフィールドのTGモンスターを機械族にできますが、群雄割拠発動中は元々の種族が機械族でなければ場に出すことができないようです(wikiの群雄割拠を要確認)。
また、種族がバラけているということはセンサー万別に引っかからなそうですが、そうでもありません。
今回のレシピの場合、トライデント・ランチャーとタンク・ラーヴァから出すTGトークンが機械族、タンク・ラーヴァとレシプロ・ドラゴン・フライが昆虫族で被っています。
TGトークンは出さなくても良いので何とかなりますが、タンク・ラーヴァを素材にレシプロ・ドラゴン・フライを出すことができず、ここで止まってしまうのです。
そして何より、トライデント・ランチャーとグレイヴ・ブラスターが機械族で被ってる!
ということで、センサー万別も微妙に引っかかってしまいます。
しかし今回の展開ルートだと、手順4くらいまでは奇跡的にセンサー万別に引っかかっていません。
そこで、手順2から派生させてセンサー万別を処理することはできそうです。
例えば、オーバー・ドラグナーから蘇生した2体でワンダー・マジシャンをシンクロし、センサー万別を除去→オーバー・ドラグナー+ワンダー・マジシャンでレベル10シンクロする、みたいな。
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