捕食植物/プレデター・プランツデッキレシピ
捕食植物のデッキレシピを考えていきます。
展開札が多く、どんどんモンスターを出せそうなのが植物っぽくていいですね。
この記事では捕食植物(プレデター・プランツ)のデッキレシピ、回し方、改造案を紹介しています。
捕食植物と相性の良いカード、フュージョン・エンフォーサーズにて追加される新規カードの考察はコチラ。
・【考察】「捕食植物―プレデター・プランツ―」好相性サポートカード 私的評価考察【フュージョン・エンフォーサーズ】
・【新規】「捕食植物―プレデター・プランツ―」カードリスト 私的評価考察・相場値段【フュージョン・エンフォーサーズ】
*レジェンドデュエリスト編5収録のカードを使ったこちらのレシピもよろしくお願いします。
・【遊戯王】「捕食植物/プレデター・プランツ」デッキレシピ 動かし方・回し方・構築についての私的評価・考察【レジェンドデュエリスト編5】
捕食植物/プレデター・プランツ
ブースターSP-フュージョン・エンフォーサーズ-でカテゴリ化される「捕食植物」と名のついたモンスター群。
属するモンスターは全て闇属性・植物族で統一されている。・引用元:遊戯王カードWiki
捕食植物/プレデター・プランツ デッキレシピ
メインデッキ :40枚
エクストラデッキ:13枚
【 モンスター 】25
捕食植物セラセニアント ×3
捕食植物サンデウ・キンジー ×3
捕食植物スキッド・ドロセーラ ×2
捕食植物フライ・ヘル ×2
捕食植物プテロペンテス
捕食植物スピノ・ディオネア ×2
捕食植物ドロソフィルム・ヒドラ ×2
ローンファイア・ブロッサム ×3
夜薔薇の騎士
デブリ・ドラゴン
イービル・ソーン ×3
スポーア
ダーク・アームド・ドラゴン
【 魔法 】12
ブラック・ホール
ハーピィの羽根帚
融合 ×3
プレデター・プランター
捕食接ぎ木
増草剤 ×2
超栄養太陽 ×2
融合回収
【 罠 】3
神の宣告
捕食惑星 ×2
【 エクストラ 】13
捕食植物キメラフレシア ×3
グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン ×3
魔王龍ベエルゼ
レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン
月華竜ブラック・ローズ
ブラック・ローズ・ドラゴン
レッド・ワイバーン
遊戯王カード INOV-JP038 スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン(ウルトラレア)遊☆戯☆王ARC-V [インベイジョン・オブ・ヴェノム] |
回し方・運用想定
このデッキレシピの基本的な動かし方としては、とにかくキメラフレシアかスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンを出すのが第一条件。
キメラフレシアは手札融合でも出すことができますが、スターヴ・ヴェノムはフィールド融合でのみ出すことができます。
そのために増草剤やプレデター・プランター、捕食接ぎ木を使って展開していきます。
プレデターカードは捕食植物セラセニアントや捕食惑星でサーチ可能。
場を整えるのは比較的簡単だと考えています。
イービル・ソーンもスターヴ・ヴェノム用のカード。
自身の効果で同名カードを2枚リクルートでき、召喚権1回でスターヴ・ヴェノムの条件を整えることができて便利。
イービル・ソーンはローンファイア・ブロッサムでもリクルートできるため捕食植物と相性バッチリ。
グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンはサンデウ・キンジーで相手のモンスターを寝取って融合するのが主なルート。
今回のデッキレシピにはシンクロギミックを投入しています。
少しもったいないですがレベル8以上のシンクロモンスターを素材に融合召喚することもできます。
たとえば夜薔薇の騎士でローンファイア・ブロッサムを特殊召喚。
そこからドロソフィルム・ヒドラをリクルートすれば簡単にレベル8シンクロが可能です。
その他ギミック
プレデター・プランツ以外のギミックとしては、ローンファイア・ブロッサムによる圧縮や超栄養太陽のコンボ。
超栄養太陽で捕食植物スキッド・ドロセーラをコストにサンデウ・キンジーを呼び出せば捕食カウンターを乗せることが可能。
サンデウ・キンジーによる寝取り融合の準備が整います。
*今回使用しなかったカードのほかに相性の良いものについてはコチラもご確認ください。
・【考察】「捕食植物―ブレデター・プランツ―」好相性サポートカード 私的評価考察【フュージョン・エンフォーサーズ】
デッキレシピ・構築について
今回のデッキレシピでは、あえてドローソースを投入しませんでした。
圧縮はローンファイア・ブロッサムとイービル・ソーンでかなりできそうです。
だから無理に入れる必要はないかな、と。
この2種のカードをフルで使えれば5枚ものデッキ圧縮ができるワケですし。
プレデター・プランターと増草剤の比率は1枚と2枚。
個人的には増草剤の方が強いと思ったのでこんな感じに。
ただ、プレデター・プランターは捕食植物セラセニアントでサーチできるため1枚刺してあると便利だなと思っています。
一方で、スターヴ・ヴェノムを出すことを考えると召喚権を使ってしまう増草剤は微妙かもしれません。
そこら辺は使ってみてからの調整になります。
ロンファ主体なら増草剤も良いんですけどね。
捕食植物は火力面に不安が残るためダーク・アームド・ドラゴンも採用してみました。
融合を介せば比較的墓地は肥えやすく、召喚条件は整えやすいと考えています。
改善案・派生案
ローンファイア・ブロッサムなどで圧縮が容易とは言っても、やっぱりドローソースを積めるなら積みたいところ。
捕食植物は闇属性のため優秀なドローソースである闇の誘惑が使えます。
また、植物族でもあるためフレグランス・ストームも使用可能。
捕食植物はプレデター・プランターなどで展開しやすく、フレグランス・ストームの条件を整えやすいと考えています。
捕食植物はドローソースに恵まれていますね。
また、スターヴ・ヴェノムをより召喚しやすくするために闇属性の特殊召喚できるモンスターを増やしても良いと思います。
ウィキではグリーディー・ヴェノムとの相性も考えてトラゴエディアを採用する案も出ていました。
防御面に優れたバトル・フェーダーなんかもいいですね。
融合に関してはマスクチェンジ・セカンドもよさげ。
捕食植物は全員が闇属性でダークロウが出しやすい。
もっと展開札を採用して捕食カウンターを置きやすくしてもいいかもしれません。
プレデター・プランターを増設するか、二重召喚あたりを採用しても良いと思います。
キメラフレシアを主軸とするなら再融合もおススメ。
キメラフレシアからサーチできる蘇生カードなのでかなり相性が良いと思います。
捕食植物召喚獣
捕食植物は打点が全体的に低いのが心配です。
そのため召喚士アレイスターを採用して補強してはどうかという案。
ついでに召喚獣カリギュラも刺してみたら面白そう。
(純構築だとカリギュラしか出せないというのはあります。)
*召喚獣の詳しいギミックはこの記事で紹介しています。
・【遊戯王】「召喚獣」デッキレシピ 私的評価考察【フュージョン・エンフォーサーズ】
地味に融合の代わりになる召喚魔術をサーチできるようになるのも魅力。
手札融合可能なキメラフレシアへとつなぐことも。
捕食植物にはサンデウ・キンジーがいますが、それと融合だけで足りるかは少し疑問。
4枚目以降の融合として召喚魔術を入れるのもいいのではないでしょうか。
遊戯王 召喚師アレイスター(スーパーレア) フュージョン・エンフォーサーズ(SPFE) シングルカード SPFE-JP026-SR |
捕食植物シャドール
こちらも融合テーマなら出張することの多いシャドールとの混合案。
シャドールの出張要員として有名なのはシャドール・ヘッジホッグ、ファルコン、ビースト、影依融合。
融合素材となったときにアドバンテージを減らさないのが強力です。
キメラフレシアは闇属性を指定しておりシャドールを融合素材とすることも可能。
エルシャドール・ミドラーシュとの使い分けが考えられます。
シャドール・ファルコンをリバースできればシャドールモンスターを釣り上げることもできます。
そのままスターヴ・ヴェノムにつなげるのも面白い。
また、影依融合でドロソフィルム・ヒドラを落とすことができ、キメラフレシアが墓地へ送られた時は影依融合をサーチできる点も魅力。
オッドアイズ・魔術師・捕食植物
ペンデュラムモンスターを投入して融合のコストを軽減しようというデッキレシピ案。
オッドアイズ魔術師の中でも闇属性のカードを多めに採用し、スターヴ・ヴェノムやキメラフレシアの融合素材とする戦法です。
捕食植物はカウンターを置くこと、スターヴヴェノムの融合条件の関係でフィールドに展開しないといけません。
それゆえペンデュラムテーマとの相性は悪くないハズ。
属性的には闇属性ペンデュラムテーマである魔界劇団もいいのですが、こちらはP召喚に制限をかけてしまうカードがあるのがネック。
ということで今回はオッドアイズ魔術師を推しています。
・【構築】「魔界劇団」デッキレシピ 私的評価・考察【デステニー・ソルジャーズ】
ペンデュラムギミックを採用する何よりの利点は、融合カードと融合素材を兼用できるEMトランプ・ガールを使いまわせるということ。
これでデッキの融合魔法切れを気にせず戦うことができます。
スケール①のオッドアイズ・ペルソナ・ドラゴンや星読みの魔術師は闇属性。
特にペルソナ・ドラゴンはトランプガールをP召喚でき、天空の虹彩等でサーチできるため悪くないのではないでしょうか。
比較的安定しそうな期待感があります。
遊戯王 オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン(ウルトラレア) Vジャンプ特典(VJMP) シングルカード VJMP-JP114-UR |
捕食植物帝
キメラフレシアのウィキにもありますが、このカードはどこから墓地へ送られても融合・フュージョン魔法カードをサーチできます。
そのため轟雷帝ザボルグと相性が良いです。
・【新規】「捕食植物―ブレデター・プランツ―」カードリスト 私的評価考察・相場値段【フュージョン・エンフォーサーズ】
ザボルグでキメラフレシアを共に素材となるカードを墓地へ送り、サーチしたミラクルシンクロフュージョンでナチュル・エクストリオを出すという戦法。
捕食植物は展開札も多く、ザボルグのリリース素材を工面しやすいため割とイケそうなギミックです。
と、思いましたが既存の帝デッキにミラクルシンクロフュージョンとキメラフレシアを投入した方がラクかも……。
遊戯王カード TRC1-JP029 ナチュル・エクストリオ(スーパーレア)遊戯王アーク・ファイブ [THE RARITY COLLECTION] |
捕食植物・魂喰いオヴィラプター
個人的に面白いかなと思っているのが『恐獣の鼓動』で追加される新規モンスター『魂喰いオヴィラプター』とDNA改造手術、そして捕食植物を採用したデッキ。
オヴィラプターは下級の恐竜族を破壊して恐竜族を蘇生させる効果を持っています。
破壊対象はなんでもよく、相手のモンスターも対象にとれます。
なので、DNA改造手術と捕食カウンターを使って相手モンスターすべてを対象に取れるようにしてはどうかという案。
ぶっちゃけ、ただのネタデッキ。
ですがオヴィラプターでエクシーズ以外はほぼすべてのモンスターを対象に取れるようになるのでけっこう楽しそうです。
*オヴィラプターに関してはこちらもご覧ください。
・【3箱】「恐獣の鼓動」デッキレシピ 回し方・構築についての私的評価考察【恐竜族】
マキシマム・クライシスの新規カードを採用した場合
『フュージョン・エンフォーサーズ』の次弾『マキシマム・クライシス』にも捕食植物が追加されます。
新登場するのは、捕食植物オフリス・スコーピオ、捕食植物ダーリング・コブラ、捕食植物コーディセップスの3枚。(11月23日時点)
これらについても触れておきます。
オフリス・スコーピオは手札からモンスターを切って捕食植物をリクルートする効果を持ちます。
捕食カウンターが乗せられるなら、サンデウ・キンジーをリクルートして寝取り融合へつなげることが可能。
捕食カウンターを乗せたいならスピノ・ディオネヤなんかも良いですね。
ダーリング・コブラは捕食植物のモンスター効果で特殊召喚された場合に融合をサーチする効果。
オフリ・スコーピオと組み合わせれば即融合の準備が整います。
この盤面ならスターヴ・ヴェノムも出せますし、キメラフレシアなら除去されても融合をサーチできるため後続を途切れさせる心配がなくなります。
コーディセップスは墓地から自身を除外して捕食植物を2体蘇生し、それ以降融合モンスターしか出せなくなる効果です。
サンデウ・キンジーと捕食カウンターを乗せるカードを出せれば寝取り融合へとつなぐことができますね。
融合を使えば確実に2枚は墓地へ送れるので発動条件を整えるのは容易。
おろかな埋葬を入れておけば安定して効果を使えそうです。
新規カードはどれも優秀ですね。
なんか急に9期らしいテーマになった感じ。
特にオフリス・スコーピオとダーリング・コブラのコンボはロンファの連続リクルートから始動できる点が魅力。
圧縮量的にもイービル・ソーンとたいして変わりません。
イービル・ソーンよりこれらを優先した方がいいのかも。
最後に
捕食植物は効果が結構好きです。
そういえば今までカウンターを使うデッキは組んだことなかったかも。
ここ最近のテーマはカウンターを使うギミックがなかったので、今までと違った動きが楽しめそうなデッキ。
モンスター効果がおもしろい一方で、火力が貧弱に見えるのも特徴。
そこらへんを強化できたらもっと強くなるのではないでしょうか。
まあ全体的に見て強いかと言われたら……どうですかね?
中途半端と言われたら中途半端かもしれません。
サンデウ・キンジーの寝取り融合は強いですけど、結局対象に取れないカードには使えないですからね。
(たいていのカードはそうだけど。)
ただ、出始めたころのファーニマルは捕食植物以上に構築困難でした。
これから何かしらの強化で化ける可能性はあります。
Vジャンプに捕食植物の融合モンスターが収録されるという話も聞いたのでそちらにも期待したいところ。
これからの伸びしろがあるテーマだと思います。
・【考察】「捕食植物―ブレデター・プランツ―」好相性サポートカード 私的評価考察【フュージョン・エンフォーサーズ】
・【新規】「捕食植物―ブレデター・プランツ―」カードリスト 私的評価考察・相場値段【フュージョン・エンフォーサーズ】
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