「シンクロン・エクストリームについて考える」スターダスト・ウォリアーについて考える【ストラクチャーデッキ】

シンクロン・エクストリームのフラゲが出回っています。
　その名も「スターダスト・ウォリアー」　看板カードっぽいですね。
　効果はこんな感じです。

・スターダスト・ウォリアー
　星10　風属性
　戦士族・シンクロ　ATK/3000 DEF/2500
　Ｓモンスターのチューナー＋チューナー以外のＳモンスター1体以上
　リリースすることで特殊召喚を無効にし破壊する効果と、その効果でリリースされた場合、自身を蘇生する効果。さらに相手によってフィールドから離れた場合、「ウォリアー」SモンスターをS召喚扱いで特殊召喚する効果を持つ。
　(要約してるので詳しい効果を知りたい人はググってください。)

【追記】
注：テキストが修正されたそうです。

　スターダスト・ドラゴンの特殊召喚メタバージョンって感じですね。
　ということで、これと似た効果を持つスターダスト・ドラゴンからできることできないことを考えてみました。

　ひとまずスターダスト・ドラゴンのwikiはコチラ→該当wiki
　「・」以降がwikiからの抜粋です。

・誘発即時効果である以上、チェーンブロックを作る効果にしか対応できない
　つまりカオス・ソーサラー等の召喚ルール効果(チェーンを作らない)に対して無力な可能性があります。
　けれどテキストには『特殊召喚する際』とあります。
　たぶん魔法や召喚ルール効果のどちらでも発動しますよってことじゃないですかね？
　神の警告と同じと考えていいんじゃないでしょうか。

【追記】
　「特殊召喚する際」というのはチェーンに乗らない特殊召喚のことだそうです。
　つまり、カオス・ソーサラーは無効にできるけど死者蘇生はダメってことらしいです。
　下二つの考察はチェーンに乗る効果なので無駄になっちゃいましたね～。

・直前に発動した破壊効果に対してのみ、発動できる
　同時に複数のカードが発動した場合、チェーンの順番によっては無効にできないのではないでしょうか。
　アーティファクトを複数破壊したときとか。まれにありそうな気がします。

・効果解決時に破壊する事が確定していない効果に対しては、発動できない
　ということは、特殊召喚が確定していないヴァンパイア・シフトなんかには無力かもしれませんね。
　逆にスターダスト・ドラゴンには手が出せなかったディメンション・マジックには有効そうです。

・「この効果を適用したターン」とあるが、発動や効果が無効にされなければ、エンドフェイズ時に特殊召喚可能である
　破壊効果の発動を無効にできなかったり、破壊できなかった場合（不発）でも、特殊召喚できる
　創星神 ｓｏｐｈｉａのように特殊召喚を無効にできないモンスターに対して効果を発動してもエンドフェイズに蘇生できるかもしれません。
　ちょっとした緊急回避手段になりそうです。
　ちなみに、ｓｏｐｈｉａの特殊召喚に対して無効効果を発動することはできないので例としては適切ではありません。

　特殊召喚メタも充分強いんですが相手によってフィールドから離れた場合の「ウォリアー」Sモンスターを呼び出す効果がおかしい気がします。

　これ、2枚目のスターダスト・ウォリアー呼べちゃいますよね？

　間接的な耐性持ちです。
　せめて「このカード以外の」とかあってもよかったと思います。
　つまり、このカードを出されたら特殊召喚ナシで3000打点以上のモンスターを維持しなくてはなりません。　

【追記】
　現在はレベル8以下のウォリアーに変更されたそうです。
　情報メルシー。

　アレ？　簡単な気がしてきた。
　特殊召喚ナシは言い過ぎました。1度使われれば後は無制限にポンポコ呼べます。
　たとえば、マスク・チェンジを複数枚握っているなら連続使用で光牙を出して対応できます。
　というかHEROなら超融合で余裕でした。

　シャドールだって手札消費は激しいかもしれませんけどネフィリムを呼べれば恐くありません。
　最近の遊戯王は1回特殊召喚ができないくらいじゃへこたれませんね。

　最後に現環境でやっていけるか疑問を持ってしまいましたが特殊召喚メタは充分すぎるほど強力です。
　それはシャドールが証明してくれました。
　新規カードで判明しているので他にもアクセル・シンクロンっていうのがあります。
　レベル調整ができるチューナーのシンクロモンスターです。
　スターダスト・ウォリアーの説明が長くなったので一言だけにしますけど

　コイツのせいでフォーミュラ・シンクロンの再録は絶望的な気がしてきました

　まあ、こいつがいればいらないっちゃいらないんですけど。

新規魔法・罠

・くず鉄の像の像について
　wikiでは微妙な評価の前半の効果ですが、最近のテーマはフィールド魔法や永続カードを使うことが多いので悪くはない気がします。
　クリフォートはもちろんのこと、たとえば妖仙獣だったら修験の妖社を狙えるし。

・「クリフォートについて考えるその２」クリフォート帝軸【NEXT CHALLENGERS】
・「妖仙獣について考える」とりあえずデッキを組んでみる【ブースターSP－トライブ・フォース－】

　面白いのは(2)の効果。　
　墓地に送られるのはどこからでもいいのでさまざまなパターンが考えられます。
　カードガンナーで落としたカードにこれとジャンクモンスターが交じっていれば即座にシンクロ召喚が可能です。
　ガンナーは前回のストラクチャーに収録されていました。商売上手ですね！
・カテゴリ記事：HERO’s STRIKE

　手札抹殺、断札でも発動しますよね？
　こちらの方がより能動的な使い方ができそうです。
　断札が蘇生＋圧縮カードに早変わり！

　真っ先にマジカルシルクハットが思いついた筆者はクソデッキビルダーです。
　圧縮カードとして優秀なんですよ。シルクハットは。
　魔法、罠をピンポイントで送れるのはこれくらいですよ。　

　墓地からの蘇生に反応してドッペル・ウォリアーを出せるのも吉。
　(1)の効果はおまけ程度に考えて(2)の効果をうまく活用したいですね。

・スターライト・ジャンクションについて
　wikiにはゾンビ・キャリア等の蘇生可能なモンスターとの組み合わせが紹介されてますが、
　せっかくなのでシンクロン関係で統一したいんですよね。

　アンノウン・シンクロンを特殊召喚し、スターライト・ジャンクション発動、レベル4チューナーをリクルート。
　ジャンク・シンクロンを召喚し、アンノウン・シンクロン をサルベージ、ドッペル・ウォリアーを特殊召喚。
　とつなげていけばクェーサーが出せますね。
　ここまで手札4枚。キーカードのすべてがサーチできるので特化すれば成功率は高そう？

　ここまで来るとスターダスト・ウォリアーを出すよりクェーサーを狙った方がいい気がしますね。

　こうしてみるとくず鉄の像がかなり筆者好みです。
　マジカルシルクハットと組み合わせれば合計4回まで攻撃を防ぐことができます。
　場を整える手段としても良さそうです。これはシルクハットも採用の価値ありでしょうか。

　そうは言ってもいつも最終的には外すんですけどね