
「ドラゴンテイル」解説
ドラゴン族と魔法使い族で統一された融合召喚テーマ『ドラゴンテイル』の解説をしていきます。
ドラゴンテイルは「融合素材となった場合に魔法・罠をセットする」共通効果を持ち、それを使ってアドバンテージを稼ぐテーマ。
効果が比較的シンプルな部類だと思うので、融合初心者にも使いやすいテーマなのではないかと思いました。
ドラゴンテイル
遊戯王カードWiki
デッキビルドパック ジャスティス・ハンターズでカテゴリ化される「ドラゴンテイル」と名のついたカード群。
属するモンスターはドラゴン族・魔法使い族で統一されている。
三行で教える「ドラゴンテイル」
- ドラゴン族と魔法使い族で統一された融合召喚テーマ
- 属するモンスターは融合召喚の素材として墓地に送られた場合、魔法・罠をセットする共通効果を持つ
- 融合モンスターは「手札のモンスターを素材とする」・「モンスターが2体以上同時に墓地へ送られた場合に蘇生する共通効果」の特徴を持つ
『ドラゴンテイル』は12期に登場した融合召喚テーマで、属するモンスターはドラゴン族か魔法使い族で統一されています。
メインデッキのモンスターは融合素材として墓地に送られた場合、魔法・罠をセットできるのが特徴です。
メインデッキの「ドラゴンテイル」モンスター
ということでまずはメインデッキのモンスターについて紹介していきます。
繰り返しになりますが、属するモンスターはドラゴン族・魔法使い族で統一。
以下の共通効果を持ち、ドラゴン族の方は追加で発動する固有効果を持ちます。
このカード名の(X)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(X):このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ドラゴンテイル」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
(その後、(固有効果を適用)できる。)
共通効果で融合素材となった時に魔法・罠をセットでき、融合召喚によるディスアドバンテージを帳消しにできるのが最大の強み。
ドラゴンテイル罠は妨害性能が高く、これらをセットできるのは強力でしょう。
ちなみに、共通効果のトリガーは厳密には「融合召喚の素材になった場合」なので注意。
例えば精霊コロゾなどの融合召喚の以外の方法で融合素材にする効果は、ドラゴンテイルのトリガーにできません。
固有効果では、サーチ効果を持つ星辰槍手ルキアス、融合魔法の代わりになる星辰砲手ファイメナと星辰竜ムルルが優秀です。
ファイメナとムルルによる融合召喚は相手ターンに発動することもでき、融合召喚時に除去ができるモンスターを呼び出すことで制圧要員にもなるでしょう。
また、高レベルのドラゴン族はそれぞれ墓地で発動する効果を持ち、融合素材とした後でそちらの効果を使うとこも。
魔法使い族
カード名 | 属性 | 星 | 固有効果 |
---|---|---|---|
星辰槍手ルキアス | 地 | 4 | ①:召喚・特殊召喚時、同名以外の「ドラゴンテイル」モンスターをサーチ |
星辰砲手ファイメナ | 水 | 5 | ①:自分・相手メインフェイズ時、自身を手札から捨て、自分手札・フィールドのモンスターを素材として、ドラゴン族・魔法使い族1体を融合召喚 |
ドラゴン族
カード名 | 属性 | 星 | 共通効果の追加効果 | 固有効果 |
---|---|---|---|---|
星辰竜ムルル | 闇 | 3 | ②:共通効果 その後、相手表側モンスター1体の効果を無効 | ①:自分・相手メインフェイズ時、自分手札・フィールドのモンスターを素材として、「ドラゴンテイル」モンスター1体を融合召喚 (発動後、融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない縛りが発生) |
星辰竜ウルグラ | 炎 | 6 | ①:共通効果 その後、魔法・罠1枚破壊 | ②:自身が墓地に存在する場合、自身をデッキボトムに戻して、魔法使い族の「ドラゴンテイル」モンスター1体をサルベージ |
星辰竜パーン | 風 | 7 | ①:共通効果 その後、モンスター1体を破壊 | ②:自身が墓地に存在する状態で、自分表側融合モンスターが相手効果で破壊された場合、自身をデッキボトムに戻して、融合モンスター以外の「ドラゴンテイル」モンスター1体を蘇生 |
「ドラゴンテイル」をサポートする魔法・罠
続いて魔法・罠。
いずれもドラゴンテイルの名を持ち、モンスター側の共通効果でデッキから直接セットできます。
速攻魔法以外の魔法カードはセットしたターンにも使えるため、実質サーチしているのと同じに。
魔法カード
魔法カードではモンスターをサーチできる計都星辰、デッキ融合ができる羅睺星辰が優秀です。
ドラゴンテイルの共通効果は墓地に送られるならどこで融合素材になっても良く、羅睺星辰によるデッキ融合でも問題なく発動可能。
ドラゴン族のドラゴンテイルは墓地で発動する効果もあるので、それらを墓地に用意する手段としても使えます。
また、ドラゴンテイルの共通効果ではハンドアドバンテージを回復できませんが、計都星辰を中継することで手札を補充できるでしょう。
カード名 | 種別 | 固有効果① |
---|---|---|
計都星辰 | 通常魔法 | 「ドラゴンテイル」モンスター1体をサーチ 相手モンスターが存在する場合、さらに以下の効果を適用 ●自分手札・フィールドのモンスターを素材として、ドラゴン族・魔法使い族1体を融合召喚 |
羅睺星辰 | 通常魔法 | 手札・デッキ・フィールドのモンスターを素材として、「ドラゴンテイル」モンスター1体を融合召喚 (発動後、融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない縛りが発生) |
罠カード
罠カードはそれぞれ表側魔法の無効と攻撃表示モンスターのバウンス効果。
星辰の吼炎の「表側表示の魔法カードを無効にする」というのが若干ややこしいですが、永続魔法などのフィールドに残り続けるタイプはもちろんのこと、通常魔法や速攻魔法などの発動にチェーンすればそれも無効にできます。
融合・儀式召喚など、主力を出すために専用の魔法カードを使うテーマに対しては非常に強力な妨害となるでしょう。
カード名 | 種別 | 固有効果① |
---|---|---|
星辰の吼炎 | 通常罠 | 表側魔法カード1枚の効果を無効 その後、以下の効果を適用 ●同名以外の自分墓地・除外状態の「ドラゴンテイル」カード1枚をデッキボトムに戻す その後、1ドロー |
星辰の裂角 | 通常罠 | 攻撃表示モンスター1体を手札・EXデッキバウンス その後、以下の効果を適用 ●同名以外の自分墓地・除外状態の「ドラゴンテイル」カード1枚をデッキボトムに戻す その後、1ドロー |
エクストラデッキの「ドラゴンテイル」モンスター
そしてエクストラデッキ!
EXデッキには現在融合モンスターのみがおり、これらの素材とすることでメインデッキのモンスターの共通効果を発動できます。
融合モンスター
現在登場しているドラゴンテイル融合モンスターは「ドラゴンテイルモンスター+手札のモンスター1体(または1体以上)」の類似の素材で融合召喚可能。
手札側のモンスターは特に指定がなく、テーマ外のモンスターも素材にできるのが魅力です。
例えばシャドールを融合素材にすれば効果を発動できるので、テーマレベルで相性が良いと言えそう。
墓地発動するカードをコストにするのも良さげです。
また、融合モンスターは以下の共通効果を持ち、特定の条件を満たすと蘇生します。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、モンスターが2体以上同時に墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
トリガーは「モンスターが2体以上同時に墓地に送られた場合」であり、融合召喚する際に素材を墓地に送れば発動させられます。
送られるモンスターは自分でも相手でも良く、サンダーボルトなどの全体除去もトリガーに。
また、エクシーズ召喚以外の各種召喚方法でも基本的には2体以上同時に墓地へ送られるため、相手がそれらの特殊召喚をしても発動できそう。
個別効果を見ていくと、星辰法宮グラメルはドラゴンテイルカードの発動をトリガーにカード1枚を破壊する効果。
星辰爪竜アルザリオンは手札から融合素材にした数まで自分・相手のフィールド・墓地を手札バウンスする効果を持ちます。
ドラゴンテイルは融合素材となった時に発動する効果を持つため、グラメルの除去効果は融合召喚すれば即座に発動可能。
また、星辰砲手ファイメナの融合効果は相手ターンに効果を発動でき、これをトリガーにグラメルで除去ができます。
アルザリオンは融合召喚時にバウンスするため、こちらもファイメナと組み合わせれば相手ターンにバウンスが可能。
さらに自分のフィールド・墓地もバウンスできるので、使用済みの手札誘発などを回収する手段としても期待しています。
ドラゴンテイルを素材にアルザリオンを融合召喚→共通効果で魔法・罠をセットしつつ、素材をアルザリオンでサルベージする、というプレイングもできるはずなので、先攻1ターン目に罠を用意する手段としても使えそうです。
カード名 | 属性 | 種族 | 星 | 素材指定 | 固有効果① |
---|---|---|---|---|---|
星辰法宮グラメル | 水 | 魔法使い族 | 7 | 「ドラゴンテイル」モンスター + 手札のモンスター | 自分が「ドラゴンテイル」カードの効果を発動した時、相手カード1枚を破壊 |
星辰爪竜アルザリオン | 地 | ドラゴン族 | 8 | 「ドラゴンテイル」モンスター + 手札のモンスター1体以上 | 融合召喚時、融合素材とした手札モンスターの数まで、自分・相手のフィールド・墓地のモンスターを手札バウンス |
「ドラゴンテイル」の立ち回り・展開ルート
基本の立ち回り
- ドラゴンテイル×2体を素材にモンスターを融合召喚
- 共通効果で星辰の吼炎、星辰の裂角をセットし、妨害札に
ドラゴンテイルの超ざっくりした動きは上記の通りです。
基本はドラゴンテイルを素材に融合召喚し、共通効果で罠をセットすること。
これだけでモンスターのバウンス、魔法の無効がそれぞれ1回ずつでき、2妨害盤面となります。
あとは状況によって呼び出す融合モンスターを適宜選択していきましょう。
星辰法宮グラメルならドラゴンテイルカードの効果発動時にカード1枚を破壊。
ドラゴンテイル罠をトリガーに発動でき、除去枚数を上乗せできます。
相手ターンに効果が使える星辰砲手ファイメナや星辰竜ムルルと組み合わせ、妨害回数を増やすのもアリ。
星辰爪竜アルザリオンなら融合召喚時にバウンスができ、相手の壁を処理して攻撃を通せます。
同じくファイメナやムルルと組み合わせることで相手ターンでのバウンスも可能なため、妨害要員として見ることも。
さらに自分の墓地もバウンスできるため、一度使ったモンスターを回収する手段としても使えるでしょう。
ちなみに、共通効果はドラゴンテイル以外の融合素材となった場合も発動可能。
よって、魔法使い族やドラゴン族を素材指定する融合モンスターを出すのもアリです。
星辰槍手ルキアスから融合モンスター2体と罠2枚をセットする展開ルート
- 採用カード:
- モンスター:星辰槍手ルキアス、星辰砲手ファイメナ、星辰竜パーン、星辰竜ウルグラ、任意のドラゴンテイルモンスター
- 魔法・罠:計都星辰、羅睺星辰、星辰の吼炎、星辰の裂角
- EXデッキ:星辰法宮グラメル、星辰爪竜アルザリオン
- 条件:手札に星辰槍手ルキアス1枚、任意のドラゴンテイルモンスター1枚、合計2枚
- 結果:フィールドに星辰法宮グラメル、星辰爪竜アルザリオンの2体が並ぶ/セット状態の星辰の吼炎と星辰の裂角/墓地に星辰竜パーン、星辰槍手ルキアス/手札に星辰砲手ファイメナ
- 展開後の縛り:展開後、融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない
- 星辰槍手ルキアスを召喚して星辰砲手ファイメナをサーチ。
- ファイメナを自身の効果で手札から捨て、ルキアス+手札のドラゴンテイルモンスターの2体を素材として、星辰法宮グラメルを融合召喚。
- 手順2で融合素材としたドラゴンテイルモンスター2体の共通効果により、計都星辰と羅睺星辰をデッキからセット。
- 手順3をトリガーに、グラメルの効果で相手カード1枚を破壊。
- 計都星辰を発動してドラゴンテイルモンスターをサーチ。
- 羅睺星辰を発動し、手札・デッキの星辰竜パーン+ドラゴンテイルモンスター(+手札のモンスター)を素材として、星辰爪竜アルザリオンを融合召喚(発動後、融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない縛りが発生)。
- アルザリオンの融合召喚時、以下の効果が発動。
- アルザリオンの効果で、融合素材にした手札のモンスターの数まで自分・相手のフィールド・墓地のモンスターを手札バウンス。
- 融合素材としたドラゴンテイルモンスター2体の共通効果により、デッキから星辰の吼炎と星辰の裂角をセット。
- 墓地のウルグラをデッキボトムに戻し、ファイメナをサルベージ。
こちらは星辰槍手ルキアスから融合モンスター2体と罠カード2枚を並べる展開ルートです。
結果、フィールドに星辰法宮グラメル、星辰爪竜アルザリオンの2体が並び、星辰の吼炎と星辰の裂角の2枚がセットされている状態。
墓地には星辰槍手ルキアス、星辰竜パーン、手札には星辰砲手ファイメナがいます。
さらに展開途中でグラメルで相手カード1枚を破壊、アルザリオンによって自分・相手のフィールド・墓地のモンスターを1~枚手札バウンスできます。
この時点で星辰の吼炎と星辰の裂角により、魔法カードの無効とモンスターのバウンスが可能。
相手ターンに手札のファイメナで2体目のアルザリオンを融合召喚すれば、さらにモンスターをバウンスできます。
そして、上記いずれかのドラゴンテイルカードが発動した時、追加でグラメルの除去効果も発動するという流れ。
合計2~3妨害+αという感じでしょうか。
アルザリオンのバウンス効果は自分の墓地からモンスターを回収することもできるので、融合素材にしたドラゴンテイルモンスターや、手札誘発をサルベージできれば理想的です。
ちなみに、手順2の融合素材、手順5のサーチ先、手順6でデッキ融合する素材が被らなければ、モンスターを入れ替えてもできるはず(できなかったらすまんかった)。
また、共通効果を4回発動させる関係で、融合素材とするドラゴンテイルは全て異なるモンスターにする必要があります。
星辰竜ムルルから融合モンスター2体と罠2枚をセットする展開ルート
- 採用カード:
- モンスター:星辰竜ムルル、星辰砲手ファイメナ、星辰竜パーン、星辰竜ウルグラ、任意のドラゴンテイルモンスター
- 魔法・罠:計都星辰、羅睺星辰、星辰の吼炎、星辰の裂角
- EXデッキ:星辰法宮グラメル、星辰爪竜アルザリオン
- 条件:手札に星辰竜ムルル1枚、任意のドラゴンテイルモンスター1枚、合計2枚
- 結果:フィールドに星辰法宮グラメル、星辰爪竜アルザリオンの2体が並ぶ/セット状態の星辰の吼炎と星辰の裂角/墓地に星辰竜パーン/手札に星辰砲手ファイメナ
- 展開後の縛り:展開後、融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない
- 星辰竜ムルルを召喚・特殊召喚し、効果を発動。ムルル+手札のドラゴンテイルモンスターの2体を素材として、星辰法宮グラメルを融合召喚(発動後、融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない縛りが発生)。
- 手順1で融合素材としたドラゴンテイルモンスター2体の共通効果により、計都星辰と羅睺星辰をデッキからセット(ムルルの追加効果で相手モンスターの効果を無効)。
- 手順2をトリガーに、グラメルの効果で相手カード1枚を破壊。
- 計都星辰を発動して星辰砲手ファイメナをサーチ。
- 羅睺星辰を発動し、手札・デッキの星辰竜パーン+任意のドラゴンテイルモンスター(+手札のモンスター)を素材として、星辰爪竜アルザリオンを融合召喚(発動後、融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない縛りが発生)。
- アルザリオンの融合召喚時、以下の効果が発動。
- アルザリオンの効果で、融合素材にした手札のモンスターの数まで自分・相手のフィールド・墓地のモンスターを手札バウンス。
- 融合素材としたドラゴンテイルモンスター2体の共通効果により、デッキから星辰の吼炎と星辰の裂角をセット。
- 墓地のウルグラをデッキボトムに戻し、ムルルをサルベージ。
こちらは星辰竜ムルルを初動とした展開ルート。
結果、先に紹介した星辰槍手ルキアス初動のパターンとほぼ同じ動きができそうです。
初動として使えるモンスターが2体いるため、一度展開を潰されても再始動できる可能性があるのは大きな強みと言えるでしょう。
「ドラゴンテイル」と相性の良いカード
ドラゴン族・魔法使い族サポート
ドラゴンテイルはドラゴン族と魔法使い族で統一されており、種族サポートを採用する余地があるでしょう。
特に初動として使える星辰竜ムルル、星辰槍手ルキアス、星辰砲手ファイメナあたりを引き込めるカードを採用すると理想的。
ドラゴン族サポート
- 墓地肥し:竜の霊廟、竜の渓谷
- ドラゴン族を融合召喚:EMオッドアイズ・ディゾルヴァー
- 除去要員:アルバスの落胤
ドラゴン族の汎用サポートで使えそうなのはこのあたり。
高レベルのドラゴン族ドラゴンテイルは墓地で発動する効果を持ち、竜の霊廟や竜の渓谷といった墓地肥しは採用価値がありそうです。
と言っても、テーマの動きをしていれば自然と墓地に送れるので優先度はそこまで高くないかも。
![]() | 遊戯王カード 竜の霊廟(ウルトラレア) QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE(QCCP) | 通常魔法 ウルトラ レア |

![]() | 遊戯王カード 竜の渓谷(ウルトラレア) QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE(QCCP) | フィールド魔法 ウルトラ レア |

ドラゴン族の汎用サポートは以下の記事にてまとめています。
初動として使える星辰竜ムルルは闇属性・ドラゴン族・レベル3のため、それらのサポートも採用価値があるかも。
魔法使い族サポート
- バウンス:ウィッチクラフトゴーレム・アルル
- リクルート:白の聖女エクレシア、召喚僧サモンプリースト
- 魔法無効:沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン
- 融合召喚:合体竜ティマイオス、円融魔術
魔法使い族サポートで使えそうなのはこのあたり。
中でも召喚僧サモンプリーストは、初動として使える星辰槍手ルキアスをリクルートでき、ドラゴンテイルのギミックへとアクセスできます。
![]() | 遊戯王カード TRC1-JP013 召喚僧サモンプリースト スーパーレア 遊戯王アーク・ファイブ [THE RARITY COLLECTION] |

魔法使い族の汎用サポートはこちらで詳しく紹介中。
初動として使える星辰槍手ルキアスは地属性・魔法使い族・レベル4、星辰砲手ファイメナは水属性・魔法使い族・レベル5であり、これらをサポートするカードも一考の余地があるでしょう。
融合召喚サポートと融合モンスター
融合サポート
- サーチ:竜魔導の守護者、沼地の魔神王、融合再生機構
- サルベージ:融合回収
- 融合素材を特殊召喚:融合解除、ブランチ
- 融合素材となった時に発動する効果:
- 自身を特殊召喚:デスピアの大導劇神
- 融合をサーチ・サルベージ:ファーニマル・キャット、ファーニマル・ドルフィン
- ドロー:カプシェル
- 融合召喚を妨害されない:暴走魔法陣
融合・フュージョン魔法・罠
- フィールド融合:超融合、超越融合、置換融合、瞬間融合
- 連続融合:二重融合
- 3体融合:大融合
- 墓地融合:死魂融合
続いて融合召喚に関するカード。
ドラゴンテイルは融合素材となった場合に発動する共通効果を持つため、類似の条件をトリガーとするモンスターとは相性が良いと考えられます。
注目は融合素材となった場合に自身を特殊召喚できるデスピアの大導劇神。
ドラゴンテイルの融合モンスターは手札のモンスターを素材にでき、大導劇神を自身の効果によって特殊召喚できます。
大導劇神は融合・シンクロ・エクシーズ・リンクモンスターの特殊召喚時にモンスター効果を無効にできるので制圧要員としても優秀です。
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ドラゴンテイルは融合素材にさえしてしまえば共通効果で計都星辰をセット→モンスターをサーチしてテーマギミックへアクセスできるので、通常の融合も採用価値があるでしょう。
その場合、通常の融合をサポートする竜魔導の守護者、融合再生機構、融合回収あたりも採用価値があると思います。
特に融合再生機構や融合回収はデッキ融合で墓地に送った星辰砲手ファイメナをサルベージできるので相性が良さげ。
ファイメナを回収できれば相手ターンに融合召喚するための布石となるでしょう。
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![]() | 遊戯王OCG 融合回収 パラレル仕様 SPFE-JP044-P 遊☆戯☆王ARC-V [フュージョン・エンフォーサーズ] |

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融合モンスター
- ヴァレルロード・F・ドラゴン:闇属性・ドラゴン族×2
- ミュステリオンの竜冠:ドラゴン族+魔法使い族
- ガーディアン・キマイラ:手札・フィールドから1体以上・合計3体(カード名が異なる)
- 超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ:「ブラック・マジシャン」+「真紅眼の黒竜」またはドラゴン族の効果モンスター
素材指定が緩い汎用融合モンスターで採用できそうなのがこちら。
中でもミュステリオンの竜冠はドラゴンテイルと種族が合致しており相性抜群と言えます。
ガーディアン・キマイラは「カード名が異なるモンスター×3体」を、手札・フィールドから素材とすることで融合召喚可能。
手札から素材にした数だけドロー、フィールドから素材にした数だけ除去ができ、ドラゴンテイルの共通効果と合わせて大きなアドバンテージが期待できます。
ただし獣族のため、ドラゴンテイルカードでは融合召喚できない点に注意。
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![]() | 遊戯王カード ガーディアン・キマイラ ウルトラレア BATTLE OF CHAOS BACH | バトル・オブ・カオス 融合・効果モンスター 闇属性 獣族 ウルトラ レア |

そして超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ。
効果破壊耐性・対象耐性、素材に使用した通常モンスターの数までモンスターの破壊、手札コスト1枚で万能カウンターという非常に強力な効果を持ちます。
魔法使い族なのでドラゴンテイルカードでも融合召喚できる点で相性が良いと言えるでしょう。
融合素材にブラック・マジシャンが指定されているのでそちらを採用する必要がありますが、融合派兵や融合徴兵で引っ張れるので出すのはそこまで難しくないでしょう。
また、効果②のモンスター除去を無視するなら、沼地の魔神王などの代用モンスターでも融合召喚が可能。
ドラゴンテイルでは通常の融合を採用する価値もあると思うので、融合をサーチできる沼地の魔神王とセット投入する意義はあると考えています。
![]() | 遊戯王カード 超魔導竜騎士─ドラグーン・オブ・レッドアイズ(シークレットレア) QUARTER CENTURY ART COLLECTION(QCAC) | 融合 闇属性 魔法使い族 |

![]() | 遊戯王カード ブラック・マジシャン(ウルトラレア) QUARTER CENTURY CHRONICLE side:UNITY(QCCU) | 効果モンスター 闇属性 魔法使い族 ウルトラ レア |

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融合召喚そのもののサポートと汎用融合モンスターはこちら。
ドラゴンテイルでは採用しやすいカードが多いと感じました。
テーマレベルで相性の良いカード
出張要員としての「ドラゴンテイル」
最後にドラゴンテイルと他テーマとの相性を考察。
ドラゴンテイルと他テーマとで混合デッキを作る場合、ドラゴンテイルには以下の特徴が挙げられます。
- ドラゴン族と魔法使い族で統一された融合召喚テーマ
- 属するモンスターは融合素材として墓地に送られた場合、魔法・罠をセットする共通効果を持つ
- 特殊召喚を縛るのは星辰竜ムルル、羅睺星辰で、いずれも「発動後、融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない」縛りが発生
特殊召喚に関する制限は融合モンスターについてばかりのため、融合召喚主軸のテーマとは比較的相性が良いでしょう。
また、融合素材として墓地に送られた時に発動する共通効果を持ち、デッキ融合ができるテーマとは相性が良いと考えています。
シャドール
ということでまずはドラゴンテイルと同じく融合召喚を主軸とするシャドールを紹介。
シャドールは「効果で墓地に送られた場合」をトリガーとする共通効果を持ち、融合素材などにすることでその効果を発動できます。
ドラゴンテイルの共通効果と類似の条件で発動でき、この2テーマは相性が良いと言えるでしょう。
また、シャドールにはデッキ融合ができる影依融合が存在。
これでデッキのドラゴンテイルを融合素材にすれば、共通効果で魔法・罠をセットできます。
星辰竜ムルルが闇属性のため、制圧要員として優秀なエルシャドール・ミドラーシュの素材にできる点もグッドです。
ちなみに、シャドールの融合モンスターはミドラーシュくらいしか魔法使い族がおらず、残りはドラゴンテイル側のカードで融合召喚できない点には注意。
とはいえ、シャドールを素材にドラゴンテイルを融合召喚することはできるので、そこまで嚙み合わない訳でもないでしょう。
手札の複数のシャドールを星辰爪竜アルザリオンの素材にして、効果を連打できれば面白そう。
![]() | 遊戯王 SD37-JPP05 影依融合 (日本語版 スーパーレア) STRUCTURE DECK ─ リバース・オブ・シャドール ─ |

![]() | 遊戯王 SD37-JPP03 エルシャドール・ミドラーシュ (日本語版 スーパーレア) STRUCTURE DECK ─ リバース・オブ・シャドール ─ |

烙印
同じくデッキ融合ができる烙印もドラゴンテイルと相性が良さげ。
烙印融合でデッキ内のドラゴンテイルを融合素材にできるため、このカードも共通効果のトリガーにできます。
烙印融合のデメリットで発動ターン中に融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できなくなってしまうものの、ドラゴンテイルは融合召喚主軸なので気にならないのもウマテイスト。
ドラゴンテイルには闇属性の星辰竜ムルルがおり、神炎竜ルベリオンを融合召喚できるのも強みと言えます。
神炎竜ルベリオンが融合できれば氷剣竜ミラジェイドにアクセスでき、制圧要員を確保可能。
繰り返しになりますが、ムルルを融合素材にしているなら共通効果で魔法・罠をセットでき、ドラゴンテイルのギミックに繋げることもできるでしょう。
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