インフェルノイドデッキレシピ2023
『ターミナル・ワールド』収録の最新カードを使った『インフェルノイド』のデッキレシピを考えていきます。
新規カードのおかげもあり、ランダム墓地肥し系のカードを採用しなくて良くなったのは、かなり良い強化ではないかと思いました(でもあった方が良いかもしれない)。
今回の構築では芝刈り・推理ゲートなどは使わずに作っています。
でもやりたいことが多すぎて60枚デッキに……
インフェルノイド
遊戯王カードWiki
ザ・シークレット・オブ・エボリューションでカテゴリ化した「インフェルノイド」と名のついたモンスター群。
属するモンスターは全て炎属性・悪魔族で統一されており、《インフェルノイド・デカトロン》以外は全て特殊召喚モンスターである。
また、そのうちメインデッキに入るものはレベル1~10に1体ずつ存在し、以下の共通する召喚条件を持つ。
今回のレシピでは『ターミナル・ワールド』収録の最新カードを使用しています。
同じ弾でパワーアップ!したテーマはこちらにて解説。
暇つぶし程度にどうぞ!
インフェルノイド デッキレシピ 2023
メインデッキ :60枚
エクストラデッキ:15枚
【 モンスター 】31
2インフェルノイド・ネヘモス
2インフェルノイド・リリス
2インフェルノイド・アドラメレク
2インフェルノイド・ヴァエル
2インフェルノイド・ベルフェゴル
2インフェルノイド・アシュメダイ
1インフェルノイド・アスタロス
1インフェルノイド・ルキフグス
1インフェルノイド・ベルゼブル
1インフェルノイド・シャイターン
3インフェルノイド・デカトロン
3スネークアイ・エクセル
2蛇眼の炎燐
2スネークアイ・オーク
2ローンファイア・ブロッサム
1捕食植物オフリス・スコーピオ
1捕食植物ダーリング・コブラ
1魔サイの戦士
【 魔法 】27
1簡易融合
2融合
1異次元からの埋葬
3熾動する煉獄
3煉獄の災天
3煉獄の消華
3煉獄の虚夢
3煉獄の決界
2煉獄の死徒
3原罪宝-スネークアイ
3篝火
【 罠 】2
2煉獄の狂宴
【 エクストラ 】15
3インフェルノイド・イヴィル
1インフェルノイド・ティエラ
2インフェルノイド・フラッド
1賜炎の咎姫
1炎魔刃フレイムタン
1彼岸の黒天使 ケルビーニ
1転生炎獣レイジング・フェニックス
1リンクリボー
1PSYフレームロード・Ω
1旧神ヌトス
1メレオロジック・アグリゲーター
1金雲獣-馬龍
回し方・運用想定・展開ルート
炎属性・悪魔族の特殊召喚モンスターで構成された融合・リンク召喚テーマ『インフェルノイド』のデッキレシピ2023年バージョン。
新たに登場したリンクモンスターのインフェルノイド・フラッドが強いので、今回はリンク召喚軸という感じにしてみました。
今回はやりたいことが多すぎてまとめきれず、芝刈り型でもないのに60枚になってしまいました……
基本の立ち回り
- 熾動する煉獄などの墓地肥しカードで墓地を準備する
- 下級インフェルノイドで露払い、レベル5~8で攻撃、レベル9・10で制圧
- 盤面を崩されても墓地さえ肥えていれば共通効果でリカバリーできる
インフェルノイドの基本となる動きはこんな感じ。
レベル5以上のインフェルノイドは墓地からの特殊召喚ができ、熾動する煉獄などで積極的に墓地に送りましょう。
墓地が肥えているなら例え全体除去を食らってもリカバリーは容易。
継戦能力の高さはインフェルノイドのストロングポイントの一つです。
理想的な盤面としては、リンクモンスターのインフェルノイド・フラッドと、レベル9・10いずれかのインフェルノイドの2体を立てること(欲を言えばリリース要員も1~2体ほしい)。
と言っても、レベル10のインフェルノイド・ネヘモスを出した時点で全体除去をしてしまうため、レベル9のインフェルノイド・リリスが現実的でしょうか。
この時点で2妨害盤面となり、先攻で目標とする盤面として悪くありません。
リンク召喚の途中で賜炎の咎姫が絡んでいれば3妨害盤面も夢じゃないので、意識して構築すると良さげ。
手札3枚からインフェルノイド・フラッド、墓地に賜炎の咎姫を準備する展開ルート
- 条件:手札に煉獄の虚夢、レベル3以上を1体含むインフェルノイドモンスター2体、合計3枚。
- 結果:フィールドにインフェルノイド・フラッド、墓地に賜炎の咎姫がいる状態。
- 煉獄の虚夢を発動。そのまま自身と手札のインフェルノイド×2を墓地に送り、インフェルノイド・イヴィルを融合召喚。
- イヴィルで墓地のレベル3以上のインフェルノイドを除外し、そのレベルの数だけインフェルノイドをデッキから墓地に送る(インフェルノイド・デカトロン、レベル1~4、レベル5~8を1体ずつ含める)。
- 下級1体を含む墓地のインフェルノイド2体を除外し、墓地から上級インフェルノイドを特殊召喚。
- イヴィル+上級インフェルノイドで炎魔刃フレイムタンをリンク召喚(煉獄魔法・罠サーチ)。
- フレイムタンの効果で除外されている下級インフェルノイドをサルベージ。
- 墓地から上級インフェルノイド1体を除外し、サルベージした下級インフェルノイドを特殊召喚。
- フレイムタン+下級インフェルノイドで賜炎の咎姫をリンク召喚。
- 賜炎の咎姫で墓地のインフェルノイド・デカトロンを蘇生(デッキからインフェルノイドを墓地に送る)。
- 賜炎の咎姫+インフェルノイド・デカトロンでインフェルノイド・フラッドをリンク召喚。
ということで、インフェルノイド・フラッドを出す展開ルートを考えていきます。
こちらはメインデッキにインフェルノイド以外を採用しなくてもできるパターン。
このパターンを使うことで、フィールドにインフェルノイド・フラッド1体、墓地に賜炎の咎姫が1体が用意できます。
この盤面でできるのは、フラッドでチェーンに乗らない特殊召喚を無効、そして賜炎の咎姫で相手の特殊召喚時に除去と蘇生。
つまり2妨害の状態が完成します。
フラッドも賜炎の咎姫も、効果の発動にはコストとなるモンスターが必要なものの、手順8のデカトロンによって墓地を肥やせるため、コストとなるモンスターはほぼ用意可能。
手順4のイヴィルで墓地肥しができる煉獄カードを引き込む手もあります。
手順2のイヴィルで高レベルのインフェルノイドを除外できれば大量墓地肥しもでき、インフェルノイド・リリスを出してさらに妨害札を増やすこともできるでしょう。
ちなみに、フレイムタンで除外からサルベージしたモンスターは、通常そのターンに効果が使えません。
しかし、インフェルノイドの特殊召喚に関しては例外で可能(詳しくはwiki参照:インフェルノイド・フラッド)。
また手順1のインフェルノイド・イヴィルを出す方法は何でもよく、通常の融合魔法を使ってもOK。
ただし、煉獄の消華のサーチ効果を使うとこのルートが使えなくなる点には注意が必要です。
このルートではインフェルノイド以外のモンスターも使うため、煉獄の消華のデメリットに引っかかってしまいます。
遊戯王カード 賜炎の咎姫(ウルトラレア) PHANTOM NIGHTMARE(PHNI) | ファントム・ナイトメア リンク・効果モンスター 炎属性 悪魔族 ウルトラ レア |
スネークアイ・エクセル1枚でインフェルノイド・フラッド、墓地に賜炎の咎姫を準備する展開ルート
- 条件:手札にスネークアイ・エクセル1枚、合計1枚。
- 結果:フィールドにインフェルノイド・フラッド、墓地に賜炎の咎姫、インフェルノイド3体。
- スネークアイ・エクセルを召喚し、蛇眼の炎燐をサーチ。
- 手順1をトリガーに蛇眼の炎燐を自身の効果で特殊召喚し、原罪宝-スネークアイを手札に加える。
- 原罪宝-スネークアイを発動し、蛇眼の炎燐を墓地送ってインフェルノイド・デカトロンをリクルート(インフェルノイドを墓地に送る)。
- 手順3をトリガーに蛇眼の炎燐を永続魔法状態で置く。
- エクセルの効果で自身と蛇眼の炎燐を墓地に送り、スネークアイ・オークをリクルート。
- オークの効果で墓地のエクセルを蘇生。
- エクセル+オーク+デカトロンで賜炎の咎姫をリンク召喚し、デカトロンを蘇生(インフェルノイドを墓地に送る)
- 賜炎の咎姫+インフェルノイド・デカトロンでインフェルノイド・フラッドをリンク召喚。
こちらはスネークアイのギミックを出張させた展開ルート。
このルートでもフィールドにフラッド、墓地に賜炎の咎姫を準備することができます。
インフェルノイド・デカトロンが炎属性・レベル1であることを活かし、消費1枚での展開を目指します。
このパターンもう一つのストロングポイントは、デカトロンの効果を2回使えること。
結果、インフェルノイド2体の墓地肥しができ、インフェルノイドのテーマギミックに貢献してくれます。
初動となるスネークアイ・エクセルは篝火に対応しており、手札に引き込みやすいのも強み。
とはいえ他のパターンと比較して、展開にインフェルノイド・イヴィルが絡まず、大量墓地肥しとまではいかないのは欠点でしょうか。
遊戯王 スネークアイ・エクセル(スーパーレア) AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)(AGOV) |
遊戯王カード 蛇眼の炎燐(スーパーレア) PHANTOM NIGHTMARE(PHNI) | ファントム・ナイトメア スネークアイズ・ポプルス 炎属性 炎族 スーパー レア |
遊戯王 篝火(スーパーレア) ANIMATION CHRONICLE 2023(AC03) アニメーションクロニクル | かがりび |
捕食植物オフリス・スコーピオから2枚での展開ルート
- 条件:手札に捕食植物オフリス・スコーピオ1体、手札コスト1枚、合計2枚。
- 結果:フィールドにインフェルノイド・フラッド、墓地に賜炎の咎姫、インフェルノイドたくさん。
- 捕食植物オフリス・スコーピオを召喚し、手札コストを払って捕食植物ダーリング・コブラをリクルート。
- ダーリング・コブラで簡易融合をサーチ。
- オフリス・スコーピオ+ダーリング・コブラで彼岸の黒天使 ケルビーニをリンク召喚。
- ケルビーニの効果で魔サイの戦士を墓地へ送る。
- 魔サイの戦士の墓地効果でデッキのインフェルノイドを墓地へ送る。
- 簡易融合を発動し、インフェルノイド・イヴィルを融合召喚。
- イヴィルの効果により、手順5で墓地に送ったインフェルノイドを除外して墓地肥し。
- ケルビーニ+イヴィルで賜炎の咎姫をリンク召喚(煉獄魔法・罠をサーチ)。
- 賜炎の咎姫でイヴィルを蘇生し、この2体でインフェルノイド・フラッドをリンク召喚。
こちらはwikiを参考にした捕食植物を使った展開ルート。
このルートでは、手札消費2枚でフィールドにインフェルノイド・フラッド、墓地に賜炎の咎姫とたくさんのインフェルノイドを用意することができます。
手順5で墓地に送ったインフェルノイドを手順7のイヴィルで除外することにより、最大10枚ものインフェルノイドを墓地に準備することが可能。
これは脳汁が出てしまいそう。
賜炎の咎姫の素材は「効果モンスター2体以上」でよく、ケルビーニをリンク素材にすることができます(炎属性指定があるのかと思ってた)。
捕食植物2体が無駄にならないのがいいですね。
手順9で賜炎の咎姫の蘇生対象をイヴィルにしていますが、展開中にデカトロンを墓地に送れているなら、そっちを蘇生して墓地を肥やす方がアドバンテージになります。
このパターンは展開ルートが美しく感じるのでけっこう好きなのですが、初動となるオフリス・スコーピオが制限であることは大きな欠点。
簡易融合に制限がかかっている点もマイナスです。
けれど、オフリス・スコーピオはローンファイア・ブロッサムでリクルート可能。
初手に大きなアドバンテージを生み出すことを考えれば、リスク見合っていると言えそうです。
遊戯王OCG 捕食植物オフリス・スコーピオ レア MACR-JP009-R 遊☆戯☆王ARC-V [マキシマム・クライシス] |
ギミック積みすぎ問題
と、ここまで3つの展開ルートを紹介してきましたが、ぶっちゃけ展開ギミックを積みすぎなので減らした方が良さげ。
スネークアイギミックか、捕食植物ギミックのどちらかはリストラすべきでしょう。
個人的にはスネークアイギミックが好きなのですが、捕食植物ギミックの墓地肥し量を考えると……ネ。
しかし捕食植物ギミックの方は制限カードが多く、パーツをドローしてしまうとコンボが破綻してしまう可能性が高いのはちょっと。
このへんのメリット・デメリットを天秤にかけ、自分に合った構築に調整してください。
デッキレシピ・構築・採用カード
インフェルノイド・煉獄カード
採用したインフェルノイドモンスターは、下級が1枚ずつ、上級が2枚ずつ。
要は墓地から特殊召喚できるモンスターを多めに採用しています。
下級インフェルノイドは手札からしか特殊召喚できないので、必要な時はデカトロンでコピーすればいいかと。
逆に、下級インフェルノイドは手札からしか特殊召喚できないからこそ多めに採用する、という考えはアリかも。
ランダム墓地肥しの時は墓地から特殊召喚できるインフェルノイドを増やすことにメリットがありましたが、イヴィルの場合は落とせるモンスターを指定できるので。
インフェルノイドをサポートする煉獄魔法・罠は、「熾動する煉獄>煉獄の災天>煉獄の虚夢>その他」くらいの感覚で採用。
墓地肥しができるカードの優先度を高めに設定し、あとは煉獄の消華で適宜サーチする想定です。
熾動する煉獄やインフェルノイド・イヴィルで墓地肥しがしやすくなったので、今回は隣の芝刈りなどの大量墓地肥しカードも省いてみました。
一方、煉獄の消華のサーチ効果を使うとインフェルノイド以外の特殊召喚ができなくなるのはかなりネックだと感じています。
特にリンク召喚軸では賜炎の咎姫を中継するため、これが出せないのはかなりのストレス。
煉獄魔法・罠はイヴィルでもサーチできるので、最悪リストラしても良いかも。
同じ理由から、殻醒する煉獄・遡洸する煉獄も不採用。
リンク召喚軸だと自壊してしまう可能性が高いです。
テーマとしてのインフェルノイドについてはこちらを参照。
展開ルートや、採用しなかった相性の良いカードも紹介しています。
構築の参考にどうぞ!
炎属性・悪魔族サポート
続いて、炎属性・悪魔族サポート。
炎属性サポートには炎魔刃フレイムタン、賜炎の咎姫、転生炎獣レイジング・フェニックス。
悪魔族サポートには魔サイの戦士を採用しています。
炎魔刃フレイムタン、賜炎の咎姫の使い方は上記展開ルートを参照。
特に賜炎の咎姫はリンク3分の素材があればリンク4にアクセスできるため、リンク召喚軸では宗教上の理由がない限りは採用したいところです。
転生炎獣レイジング・フェニックスは賜炎の咎姫から出すことができるリンク4モンスター。
こちらは賜炎の咎姫の蘇生+破壊効果をトリガーに蘇生することができます。
インフェルノイドにおいてはインフェルノイド・フラッドが優先されるでしょうが、選択肢として投入しています。
遊戯王カード 賜炎の咎姫(ウルトラレア) PHANTOM NIGHTMARE(PHNI) | ファントム・ナイトメア リンク・効果モンスター 炎属性 悪魔族 ウルトラ レア |
遊戯王 DP28-JP005 転生炎獣レイジング・フェニックス ウルトラレア UR デュエリストパック ─爆炎のデュエリスト編─ サラマングレイト ソウルバーナー |
魔サイの戦士も捕食植物ギミックの一つですが、構築段階ではデスガイドとエクシーズダンテも入っていました。
デスガイドと魔サイの戦士からダンテをエクシーズすることで、大量墓地肥しをするのが狙い。
しかし枠の都合で泣く泣くリストラ対象に……
遊戯王カード 20AP-JP090 魔界発現世行きデスガイド(ノーマルパラレル)遊☆戯☆王ARC-V [20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVE] |
このほか、炎属性・悪魔族の汎用サポートはこちらにまとめています。
どちらもサポートが多く、採用候補に困ることはないでしょう。
スネークアイカード
そして今回のメインギミックの一つであるスネークアイカード。
上記展開ルートでも紹介したように、手札1枚からインフェルノイド・フラッドにアクセスできるのがウリとなります。
レベル1テーマなのでインフェルノイドの特殊召喚を邪魔しにくいのも特徴で、けっこう気に入っているギミック。
篝火も採用することで初動の安定性も抜群です。
今回は採用していませんが、ディアベルスターと罪宝も採用することで、コントロール寄りにしても良いでしょう。
遊戯王 DUNE-JP060 《反逆の罪宝─スネークアイ》 (レア) デュエリスト・ネクサス DUELIST NEXUS |
遊戯王カード 蛇眼の炎燐(スーパーレア) PHANTOM NIGHTMARE(PHNI) | ファントム・ナイトメア スネークアイズ・ポプルス 炎属性 炎族 スーパー レア |
遊戯王 黒魔女ディアベルスター(ウルトラレア) AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)(AGOV) |
スネークアイ・ディアベルスターに関しては以下の記事にて紹介。
構築の参考になれば幸いです。
- 【遊戯王】明日のための「スネークアイ」評価・解説/展開ルート・相性の良いカードなど【2023年版】
- 【遊戯王】明日のための「ディアベルスター&罪宝」評価・解説/展開ルート・相性の良いカードなど【2023年版】
融合召喚サポート
さらに融合召喚サポートについて。
融合サポートには展開ルートで紹介した捕食植物セットと簡易融合、そして通常の融合魔法も突っ込んでいます。
特に簡易融合は手札1枚でイヴィルを出すことができ、墓地肥し効果からその後の展開に大きく寄与します。
また、イヴィルはインフェルノイド×2と緩い素材なので、通常の融合魔法から出すのもアリ。
簡易融合を手札に引いてしまった場合でも、融合を積んでおけば捕食植物ギミックからのサーチ先を確保できる、という意味合いもあります。
遊戯王OCG 捕食植物オフリス・スコーピオ レア MACR-JP009-R 遊☆戯☆王ARC-V [マキシマム・クライシス] |
汎用の融合サポートについてはこちらをご覧ください。
ことイヴィルを出すことに関しては、汎用の融合ギミックにも使い道があると考えています。
捕食植物セットは実質リンク召喚サポートでもあるので、一応リンク召喚サポートの記事も載せておきます。
採用したエクストラデッキ
構築について最後に紹介するのはエクストラデッキ。
今回は除外サポートとしてPSYフレームロード・Ω。
レベル1サポートとしてリンクリボー。
インフェルノイド・ティエラ用に旧神ヌトス、メレオロジック・アグリゲーター、金雲獣-馬龍を採用しました。
特にPSYフレームロード・Ωは自力でフィールドから離れることができ、インフェルノイドの特殊召喚を邪魔しないのが大きな強み。
毎ターン除外状態のカードを墓地に戻すこともできるので、インフェルノイドの墓地リソースを回復させることもできるのがウマテイストです。
遊戯王/PSYフレームロード・Ω(スーパーレア)/レアリティ・コレクション─20th ANNIVERSARY EDITION─ RC02-JP025 |
インフェルノイド・ティエラ用に採用した3枚は、墓地に送られた時に発動する効果持ち。
ティエラを素材3体以上で融合した時の効果により、EXから直接墓地に送ることで効果を使えます。
中でも旧神ヌトスは自分のカードも破壊できるのが長所。
そのまま立っているとインフェルノイドの展開を阻害してしまうティエラを自壊させる手段として採用しています。
あとメレオロジック・アグリゲーターの無効効果が地味に強い。
遊戯王 RC04-JP027 旧神ヌトス (日本語版 ウルトラレア) RARITY COLLECTION ─QUARTER CENTURY EDITION─ |
マストカウンター・対策・弱点
キーカードはインフェルノイド・イヴィル!
今回の構築だと初動札が多いのでアレですが、インフェルノイドの起点として考えると、一番止められて困るのはインフェルノイド・イヴィルでしょう。
イヴィルは大量墓地肥しがしやすく、その後の展開に大きく寄与してくれます。
よってイヴィルそのもの、またはイヴィルを出すための融合魔法がマストカウンターとなるでしょう。
手札誘発の打ちどころ
汎用誘発のエフェクト・ヴェーラー、灰流うららもインフェルノイド・イヴィルに打たれると非常に困る。
ただし、イヴィルは墓地に送られた時に煉獄魔法・罠をサーチできるので、熾動する煉獄を引き込めればリカバリーは可能。
イヴィルはレベル1なので、リンクリボーの素材にすれば墓地に送ることができます。
逆に言えば、イヴィルを出す前に止められると何もできずに終わる可能性は高いでしょう。
遊戯王OCG エフェクト・ヴェーラー ノーマルパラレル 20AP-JP077-P 遊☆戯☆王ARC-V [20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVE] |
遊戯王 RC03-JP010 灰流うらら (日本語版 ウルトラレア) RARITY COLLECTION─PREMIUM GOLD EDITION─ |
墓地メタにめちゃくちゃ弱い
インフェルノイドはテーマの特性上、墓地メタにめちゃくちゃ弱いです。
墓地が肥えていなければ展開できず、何もできずに終わってしまいます。
特に相手の後攻0ターン目から使えるディメンション・アトラクターは天敵。
墓地メタに対する対策はしておいた方が良さそうです。
ニビルに引っかかる……?
次にニビルに引っかかるか問題。
リンク召喚軸のインフェルノイドの場合、特殊召喚の回数が増えがちなので簡単にニビルの召喚条件を満たしてしまうでしょう。
ただ、インフェルノイドの場合は墓地リソースさえ潤沢なら墓地から特殊召喚してリカバリーはできそう。
墓地が肥えてない状態だと危険ですが、それ以外なら案外ダメージは少なそうに思います。
ちなみに、ニビルの効果でこちらにレベル11のトークンが生成されますが、インフェルノイドが参照するのは効果モンスターのレベルだけ。
よって、ニビルのトークンはインフェルノイドの展開を邪魔しない点は覚えておきましょう。
遊戯王 RC04-JP016 原始生命態ニビル (日本語版 コレクターズレア) RARITY COLLECTION ─QUARTER CENTURY EDITION─ |
センサー万別に引っかかる
最後にいつもの拘束系永続罠に引っかかるか問題。
インフェルノイドは炎属性・悪魔族で統一されており、御前試合・群雄割拠に引っかからないのは大きなアドバンテージです。
しかも、賜炎の咎姫も同じ炎属性・悪魔族。
リンク召喚軸にとってこれはかなりの追い風です。
これなら御前試合と群雄割拠を採用しても良いかも。
一方、センサー万別には普通に引っかかってしまうので注意。
永続罠はインフェルノイド・リリスで吹き飛ばせるので、通常のテーマよりは問題にならなそうですが。
コメント