「インフェルノイド」解説
炎属性・悪魔族の融合・リンク召喚テーマ『インフェルノイド』の解説をしていきます。
インフェルノイドは隣の芝刈りや名推理などの大量墓地肥しから、しつこく展開していくのが強み。
個人的な印象でもかなり強いテーマと記憶しています。
改めて見てみると、スネークアイなんかの新しいテーマともかなり相性が良いですね。
この記事ではテーマとしての『インフェルノイド』や展開ルート・相性の良いカードを紹介しています。
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インフェルノイド
遊戯王カードWiki
ザ・シークレット・オブ・エボリューションでカテゴリ化した「インフェルノイド」と名のついたモンスター群。
属するモンスターは全て炎属性・悪魔族で統一されており、《インフェルノイド・デカトロン》以外は全て特殊召喚モンスターである。
また、そのうちメインデッキに入るものはレベル1~10に1体ずつ存在し、以下の共通する召喚条件を持つ。
三行で教える「インフェルノイド」
- 炎属性・悪魔族の特殊召喚モンスターで構成された融合・リンク召喚テーマ
- 属するモンスターの多くが通常召喚できず、墓地コストを払って手札・墓地から特殊召喚できる
- 墓地肥しと非常に相性がよく、墓地が多ければ多いほど継戦能力が高くなる
メインデッキの「インフェルノイド」モンスター
『インフェルノイド』は炎属性・悪魔族で統一されたモンスター群で、属するモンスターのほとんどが特殊召喚モンスターという異色のテーマ。
このテーマに属するモンスターのうち、インフェルノイド・デカトロン以外のメインデッキのモンスターは、以下の共通効果を持っています。
このカードは通常召喚できない。 自分フィールドの効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、 自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター○体を 除外した場合のみ手札(・墓地)から特殊召喚できる。
この共通効果により、ほとんどのインフェルノイドは通常召喚できません。
が、逆に言えばテーマ外のカードに召喚権を残しやすく、召喚時効果を持った汎用モンスターを使いやすいのは強みと言えるでしょう。
特殊召喚に必要な手札・墓地の除外コストは、レベル1~4は1体、レベル5~8は2体、レベル9・10は3体となっています。
さらに、レベル5以上のインフェルノイドは墓地からの特殊召喚ができ、墓地肥しと非常に相性が良いのが特徴。
展開できる合計レベルに制限があるものの、墓地さえ肥えていればしつこく何度も蘇生させ、戦線を維持することができます。
ちなみに、この特殊召喚は同名カードのターン1制限がなく、同じターンに同名モンスターを複数回特殊召喚できる点は覚えておきましょう。
また、特殊召喚時に参照するフィールドのレベル・ランクは効果モンスターだけのため、効果を持たないシンクロ・エクシーズなどは気にせず使うことができます。
特にリンクモンスターに関してはレベルもランクも持たず、インフェルノイドの展開を阻害しません。
以上の特性から、リンクモンスターをエクストラデッキの主軸に据えることができそうです。
さらに上記の特殊召喚効果の他、共通効果を持つレベル1~8のインフェルノイドは以下の共通効果持ち。
(2):(自分・)相手ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。
この効果は、下級インフェルノイド(除外コスト1体)は相手ターンのみ、レベル5~8(除外コスト2体)は自分・相手ターンに発動できます。
ぶっちゃけ、相手の墓地を除外することとインフェルノイドのギミックにそこまでシナジーを感じませんが、墓地メタとしてはそこそこ使えます。
一方で自身をコストとして墓地に送れるため、他のインフェルノイドを特殊召喚するための除外コストとすることが可能。
インフェルノイド的には除外コスト用に墓地に送れることの方が重要でしょう。
共通効果を持つレベル1~4のインフェルノイド
インフェルノイドをざっくり解説したところで、今度はレベル別にモンスターを紹介していきます。
まずは下級インフェルノイド。
レベル1~4のインフェルノイドの除外コストは1体であり、最もコストが少ないです。
ただし他のレベル帯と違い、手札からしか特殊召喚できない点には注意。
固有効果はフィールドのカードを対象とする効果で統一され、除去系の効果が多め。
ステータスもそこまで高くないため、体感としてはモンスターというより、「除去効果を持つ永続魔法・罠」という感じがしています。
カード名 | 星 | 固有効果 |
---|---|---|
インフェルノイド・シャイターン | 1 | セットカードをデッキバウンス(魔法・罠をチェーン不可) |
インフェルノイド・ベルゼブル | 2 | 相手表側表示カードを手札バウンス |
インフェルノイド・ルキフグス | 3 | モンスターを破壊(発動後、自身は攻撃不可) |
インフェルノイド・アスタロス | 4 | 魔法・罠を破壊(発動後、自身は攻撃不可) |
共通効果を持つレベル5~8のインフェルノイド
レベル5~8のインフェルノイドは除外コストが2体。
レベル5以上のインフェルノイドは墓地からも特殊召喚でき、墓地肥し系のカードとの相性がより良くなっています。
と言っても、レベル・ランクの合計が8以下でないと特殊召喚できないため、3体以上並べるのは難しいかも。
打点は2000を超え、アタッカーとして運用できるラインに到達。
下級インフェルノイドと打って変わり、固有効果は攻撃時に発動するもので統一されています。
カード名 | 星 | 固有効果 |
---|---|---|
インフェルノイド・アシュメダイ | 5 | 自身がモンスターへの攻撃でダメージを与えた時ハンデス |
インフェルノイド・ベルフェゴル | 6 | 自身の攻撃宣言時、相手EXを除外(相手が選択) |
インフェルノイド・ヴァエル | 7 | 相手モンスターを攻撃したバトルフェイズ終了時、フィールドのカードを除外 |
インフェルノイド・アドラメレク | 8 | 戦闘破壊時にもう一度攻撃可 |
共通効果を持つレベル9~10のインフェルノイド
レベル9・10のインフェルノイドが要求する除外コストは3体。
墓地から除外できるとはいえ、まあまあ重いコストとなっています。
しかし効果はその分強力。
それぞれ特殊召喚時にモンスターor魔法・罠の全体除去ができ、モンスターor魔法・罠に対するパーミッション効果も持っています。
ちなみに、全体除去効果とパーミッション効果は対になっており、インフェルノイド・リリスは魔法・罠の全体除去とモンスター効果のパーミッション。
インフェルノイド・ネヘモスはモンスターの全体除去と魔法・罠のパーミッションとなっております。
カード名 | 星 | 固有効果① | 固有効果② |
---|---|---|---|
インフェルノイド・リリス | 9 | 特殊召喚時、煉獄カード以外の魔法・罠を全破壊 | モンスターの効果発動時、モンスターをリリースしてその効果を無効にして除外 |
インフェルノイド・ネヘモス | 10 | 特殊召喚時、フィールドの他モンスターを全破壊 | 魔法・罠の効果発動時、モンスターをリリースしてその効果を無効にして除外 |
共通効果を持たないインフェルノイド
以上の特殊召喚する共通効果を持ったインフェルノイドの他、共通効果を持たない代わりに通常召喚できるインフェルノイドもいます。
それがレベル1のインフェルノイド・デカトロン。
インフェルノイドでは現在このカードだけが通常召喚可能となっています。
通常召喚できるとモンスターゲートや名推理と組み合わせやすくなるため、けっこう重要な立ち位置だったりします。
カード名 | 星 | 固有効果 |
---|---|---|
インフェルノイド・デカトロン | 1 (チューナー) | 召喚・特殊召喚時、デッキからインフェルノイドを墓地に送り、そのレベル分だけレベルを上げ、カード名と効果をコピー |
効果は墓地に送ったインフェルノイドの名称と効果のコピー、そしてそのレベル分だけ自身のレベルを上げます。
墓地が肥やせるので特殊召喚のための除外コストを用意したり、下級インフェルノイドの除去効果をコピーして使えるのが強み。
レベル変動効果でエクシーズしたり、チューナーなのでシンクロにも使えます。
ちなみに、デカトロンには遊戯王でありがちな効果のターン1制限がありません。
よって、複数並べればその数だけ発動できるのもウマテイスト。
「インフェルノイド」をサポートする魔法・罠―「煉獄」
インフェルノイドをサポートする魔法・罠は『煉獄』で統一され、煉獄の消華やインフェルノイド・イヴィルでサーチが可能。
比較的永続カードが多いですが、自身の効果で墓地に送れるものが多いのも特徴でしょうか。
カードプールが広い反面、墓地発動できるカードは少ないので、隣の芝刈りなどを採用する際には枚数に悩みそうですね。
ちなみに、煉獄カードの一部にはシンクロ召喚テーマの『インフェルニティ』をサポートするものも。
そこで今回は、明確にインフェルニティを指定しているものは除外し、インフェルノイドと汎用で使える煉獄カードをまとめて紹介していきます。
「煉獄」魔法
煉獄魔法は墓地肥し系の効果が多く、インフェルノイドの初動を安定させるのに役立つでしょう。
熾動する煉獄、煉獄の災天あたりは優先度が高そうです。
煉獄の決界も優秀で、インフェルノイドの特殊召喚と除外状態からのサルベージができます。
墓地が肥えていない状態でもインフェルノイドが出せるようになるため、こちらも初動を安定させるカードとして見ることができるでしょう。
煉獄の虚夢はフィールドのインフェルノイドのレベルを下げられるため、「レベル・ランクの合計が8以下の場合」というインフェルノイドの特殊召喚条件を大幅に緩和することが可能。
結果インフェルノイドが大量展開でき、リンク素材などにすることができます。
煉獄の虚夢の発動中はインフェルノイドの戦闘ダメージが半減してしまいますが、インフェルノイド以外は通常のダメージが与えられるため、何らかの素材にすると良さげ。
テーマ内で唯一の融合魔法でもあります。
カード名 | 種別 | 固有効果① | 固有効果② | 固有効果③ |
---|---|---|---|---|
熾動する煉獄 | 通常魔法 | 手札のインフェルノイドor煉獄魔法・罠を公開して手札全てを捨て、捨てた枚数ドロー | 自分フィールドにモンスターがいないor悪魔族のみの場合、このターン墓地に送られていない自身を除外して、除外状態のインフェルノイドを11体まで墓地に戻す(デュエル中一度まで) | ― |
無の煉獄 | 通常魔法 | 手札が3枚以上の場合、1ドローし、エンドフェイズに手札を全て捨てる | ― | ― |
煉獄の死徒 | 速攻魔法 | インフェルノイドに相手からの効果耐性付与 | インフェルノイドが効果破壊される場合、自身を除外して身代わりにできる | ― |
煉獄の虚夢 | 永続魔法 | レベル2以上のインフェルノイド全てをレベル1にし、相手への戦闘ダメージ半減 | 魔法・罠ゾーンの自身を墓地に送り、手札・フィールドを素材にインフェルノイドを融合召喚(相手にのみEXから特殊召喚されたモンスターがいる場合、デッキから6体まで素材にできる) | ― |
煉獄の決界 | 永続魔法 | インフェルノイド全ての攻撃力を、除外状態のインフェルノイド×100パンプ | 自分フィールドにモンスターがいないor悪魔族のみの場合、以下から選択して発動 ●除外状態のインフェルノイドをサルベージ ●手札からインフェルノイドを召喚条件無視で特殊召喚 | ― |
煉獄の災天 | 永続魔法 | 手札を1枚捨て、デッキから悪魔族を墓地に送る | 魔法・罠ゾーンの自身を墓地に送り、EXから特殊召喚された相手モンスターの数までインフェルノイドを手札・デッキから墓地に送る | ― |
煉獄の消華 | 永続魔法 | 手札を1枚捨て、煉獄魔法・罠をサーチ(発動後、インフェルノイドしか召喚・特殊召喚不可) | インフェルノイドと相手モンスターが戦闘を行ったダメージ計算時、魔法・罠ゾーンの自身を墓地に送り、戦闘を行った2体を除外 | ― |
煉獄の氾爛 | フィールド 魔法 | 自分スタンバイフェイズ、インフェルノイドトークン(悪魔族・炎・星1・攻/守0)を特殊召喚 | インフェルノイドを自身の効果で特殊召喚する場合、フィールドのインフェルノイドもコストにできる | 相手はレベルの一番高いインフェルノイドしか攻撃・効果対象にできない |
煉獄魔法の注意ポイントとして、煉獄の消華のサーチ効果を使うとインフェルノイドしか召喚・特殊召喚できなくなります。
墓地肥し要員を召喚したり、エクストラデッキからテーマ外のアタッカーを出すことができなくなるので気を付けましょう。
「煉獄」罠
煉獄罠はインフェルノイドを特殊召喚する効果が多め。
インフェルノイドは通常召喚できないため、こうした展開札が多いのはありがたい。
特に煉獄の狂宴は一度に3体までインフェルノイドを展開できるパワーカード。
インフェルノイド・デカトロンを2体呼び出せば2枚の墓地肥しもでき、1枚で大きなアドバンテージを生み出します。
殻醒する煉獄と遡洸する煉獄は毎ターンアドバンテージを稼げる優秀な永続罠。
ですが、インフェルノイド以外がいると自壊するデメリットがけっこう重い。
遡洸する煉獄に関しては煉獄の決界と役割が被っている部分もあるため、競合相手となるでしょうか。
カード名 | 種別 | 固有効果① | 固有効果② | 固有効果③ |
---|---|---|---|---|
蒼焔の煉獄 | 通常罠 | 手札からインフェルノイドを召喚条件無視で特殊召喚(ターン終了時まで効果無効) | ― | ― |
煉獄の落とし穴 | 通常罠 | 相手の攻撃力2000以上のモンスターの特殊召喚時、そのモンスターを効果無効にして破壊 | ― | ― |
煉獄の狂宴 | 通常罠 | 手札・フィールド(表側表示)の煉獄魔法・罠を墓地に送り、レベルの合計が8になるようにインフェルノイドを3体までリクルート(召喚条件無視) | ― | ― |
殻醒する煉獄 | 永続罠 | 自分スタンバイフェイズ毎にインフェルノイドを2体までデッキから墓地に送る | 自分フィールドにインフェルノイド以外のモンスターがいる場合、自身を墓地に送る | ― |
遡洸する煉獄 | 永続罠 | 相手スタンバイフェイズ毎にインフェルノイド1体をサルベージ | 自分スタンバイフェイズ毎に除外状態のインフェルノイド1体を墓地に戻す | 自分フィールドにインフェルノイド以外のモンスターがいる場合、自身を墓地に送る |
ちなみに、煉獄の落とし穴は明らかにインフェルノイドとは関係のないカード。
しかし、煉獄の消華からサーチできる妨害札としては中々の性能だと考えています。
デッキ枠に余裕があれば採用しても面白いでしょう。
エクストラデッキの「インフェルノイド」モンスター
そしてエクストラデッキ!
インフェルノイドには現在、融合モンスターとリンクモンスターがおり、それぞれ召喚方法で分けて紹介していきます。
インフェルノイド融合モンスター
カード名 | 星 | 素材指定 | 固有効果① | 固有効果② |
---|---|---|---|---|
インフェルノイド・イヴィル | 1 | インフェルノイド×2 | 融合召喚時、墓地からインフェルノイド1体を除外し、デッキからそのレベルと同じ枚数のインフェルノイドを墓地に送る | 自身が墓地に送られる・除外された場合、煉獄魔法・罠をサーチ |
インフェルノイド・ティエラ | 11 | インフェルノイド・ネヘモス + インフェルノイド・リリス + インフェルノイド1体以上 | 融合素材の数だけ以下の効果を適用 ●3種類以上:お互いのEXから3枚墓地に送る ●5種類以上:お互いのデッキトップ3枚墓地に送る ●8種類以上:お互いの除外状態のカードを3枚まで墓地に戻す ●10種類以上:お互いの手札を全て捨てる | ― |
インフェルノイドの融合モンスターは現在2体。
どちらも攻撃・制圧・除去に使える効果をほぼ持たず、墓地肥し系の効果を持っているのが特徴となっています。
よってインフェルノイドにおいては主軸とならず、もっぱら墓地肥しギミックの1つとして扱うのがベターだと思いました。
エクストラのモンスターをそういう風に使うテーマはけっこう珍しいですね。
特にインフェルノイド・ティエラはレベル11のため、そのまま立たせていると他のインフェルノイドを出すことができません(レベル・ランクが8を超える)。
そのため、自身の効果でEXから旧神ヌトスを墓地に送り、自壊させるといったテクニックも。
インフェルノイドリンクモンスター
カード名 | L数 | 素材指定 | 固有効果① | 固有効果② | 固有効果③ |
---|---|---|---|---|---|
インフェルノイド・フラッド | 4 | インフェルノイドを含むモンスター2体以上 | 相手が特殊召喚する際、モンスターをリリースし、その特殊召喚を無効にして除外する | 自分の墓地からカードが除外された場合、フィールドのカードを除外 | リンク召喚した自身が相手によって破壊された場合、インフェルノイドをリクルート(召喚条件無視) |
リンクモンスターは現在1体。
インフェルノイド・フラッドは「チェーンに乗らない特殊召喚を無効」・「墓地から除外された場合にフィールドのカードを除外」・「自身が破壊された場合にインフェルノイドをリクルートする」効果を持っています。
いずれも強力な効果であり、インフェルノイドの主力と言っても過言ではないでしょう。
先にも触れていますが、リンクモンスターはレベル・ランクを持たず、インフェルノイドの特殊召喚を阻害しません。
フィールドのレベルを気にせず展開できるというのは、インフェルノイドにおいて革命的と言えます。
リンク4なのでインフェルノイドだけで出そうとすると消費はかさみますが、賜炎の咎姫を中継すれば多少抑えることが可能。
素材指定が緩いのでトークンを使っても良いかも。
「インフェルノイド」の立ち回り・展開ルート
基本の立ち回り
- 熾動する煉獄などの墓地肥しカードで墓地を準備する
- 下級インフェルノイドで露払い、レベル5~8で攻撃、レベル9・10で制圧
- 盤面を崩されても墓地さえ肥えていれば共通効果でリカバリーできる
インフェルノイドの超ざっくりした立ち回りは上記の通り。
とにかく墓地さえ潤沢なら共通効果で復帰できるので、負けないようにしぶとく食らいつければ良さそうです。
理想はリンクモンスターのインフェルノイドと、レベル9・10いずれかのインフェルノイドの2体を立てること(欲を言えばリリース要員も1~2体ほしい)。
この時点で2妨害盤面になっています。
さらにリンク召喚の途中で賜炎の咎姫が絡んでいれば、3妨害盤面も夢じゃないでしょう。
手札3枚からインフェルノイド・フラッド、墓地に賜炎の咎姫を準備する展開ルート
- 条件:手札に煉獄の虚夢、レベル3以上を1体含むインフェルノイドモンスター2体、合計3枚。
- 結果:フィールドにインフェルノイド・フラッド、墓地に賜炎の咎姫がいる状態。
- 煉獄の虚夢を発動。そのまま自身と手札のインフェルノイド×2を墓地に送り、インフェルノイド・イヴィルを融合召喚。
- イヴィルで墓地のレベル3以上のインフェルノイドを除外し、そのレベルの数だけインフェルノイドをデッキから墓地に送る(インフェルノイド・デカトロン、レベル1~4、レベル5~8を1体ずつ含める)。
- 下級1体を含む墓地のインフェルノイド2体を除外し、墓地から上級インフェルノイドを特殊召喚。
- イヴィル+上級インフェルノイドで炎魔刃フレイムタンをリンク召喚(煉獄魔法・罠サーチ)。
- フレイムタンの効果で除外されている下級インフェルノイドをサルベージ。
- 墓地から上級インフェルノイド1体を除外し、サルベージした下級インフェルノイドを特殊召喚。
- フレイムタン+下級インフェルノイドで賜炎の咎姫をリンク召喚。
- 賜炎の咎姫で墓地のインフェルノイド・デカトロンを蘇生(デッキからインフェルノイドを墓地に送る)。
- 賜炎の咎姫+インフェルノイド・デカトロンでインフェルノイド・フラッドをリンク召喚。
このパターンにより、フィールドにインフェルノイド・フラッド1体、墓地に賜炎の咎姫が1体いる状態になります。
フラッドでチェーンに乗らない特殊召喚を無効にでき、賜炎の咎姫で相手の特殊召喚時に除去と蘇生が可能、2妨害盤面が完成します。
メインデッキにインフェルノイド以外のカードを採用せずに済むのもストロングポイント。
どちらの効果もコストとしてモンスターが必要ですが、手順8でデカトロンによって墓地を肥やせるため、多分コストとなるモンスターを用意できます。
手順4でイヴィルから墓地肥しができる煉獄カードを引き込んでも良いでしょう。
フレイムタンで除外からサルベージしたモンスターはそのターン効果が使えないのですが、インフェルノイドの特殊召喚は例外で可能(詳しくはwiki参照:インフェルノイド・フラッド)。
また手順1で煉獄の虚夢を使っていますが、融合召喚さえできれば良いので他の融合魔法でも大丈夫です。
一方デメリットとして、インフェルノイド以外のモンスターも使うため、煉獄の消華のサーチ効果を使えない点には注意が必要です。
遊戯王カード 賜炎の咎姫(ウルトラレア) PHANTOM NIGHTMARE(PHNI) | ファントム・ナイトメア リンク・効果モンスター 炎属性 悪魔族 ウルトラ レア |
スネークアイ・エクセル1枚でインフェルノイド・フラッド、墓地に賜炎の咎姫を準備する展開ルート
- 条件:手札にスネークアイ・エクセル1枚、合計1枚。
- 結果:フィールドにインフェルノイド・フラッド、墓地に賜炎の咎姫、インフェルノイド3体。
- スネークアイ・エクセルを召喚し、蛇眼の炎燐をサーチ。
- 手順1をトリガーに蛇眼の炎燐を自身の効果で特殊召喚し、原罪宝-スネークアイを手札に加える。
- 原罪宝-スネークアイを発動し、蛇眼の炎燐を墓地送ってインフェルノイド・デカトロンをリクルート(インフェルノイドを墓地に送る)。
- 手順3をトリガーに蛇眼の炎燐を永続魔法状態で置く。
- エクセルの効果で自身と蛇眼の炎燐を墓地に送り、スネークアイ・オークをリクルート。
- オークの効果で墓地のエクセルを蘇生。
- エクセル+オーク+デカトロンで賜炎の咎姫をリンク召喚し、デカトロンを蘇生(インフェルノイドを墓地に送る)
- 賜炎の咎姫+インフェルノイド・デカトロンでインフェルノイド・フラッドをリンク召喚。
こちらはスネークアイのギミックを使ったインフェルノイド・フラッドの展開ルート。
デカトロンが炎属性・レベル1であることを活かし、消費1枚での展開を可能にしています。
このパターンの場合、展開途中でデカトロンを2回出せるので、墓地肥しを2回できるのも強みですね。
起点となるスネークアイ・エクセルは炎族のため、篝火に対応しているのもウマテイテト。
遊戯王 スネークアイ・エクセル(スーパーレア) AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)(AGOV) |
遊戯王カード 蛇眼の炎燐(スーパーレア) PHANTOM NIGHTMARE(PHNI) | ファントム・ナイトメア スネークアイズ・ポプルス 炎属性 炎族 スーパー レア |
遊戯王 篝火(スーパーレア) ANIMATION CHRONICLE 2023(AC03) アニメーションクロニクル | かがりび |
捕食植物オフリス・スコーピオから2枚での展開ルート
- 条件:手札に捕食植物オフリス・スコーピオ1体、手札コスト1枚、合計2枚。
- 結果:フィールドにインフェルノイド・フラッド、墓地に賜炎の咎姫、インフェルノイドたくさん。
- 捕食植物オフリス・スコーピオを召喚し、手札コストを払って捕食植物ダーリング・コブラをリクルート。
- ダーリング・コブラで簡易融合をサーチ。
- オフリス・スコーピオ+ダーリング・コブラで彼岸の黒天使 ケルビーニをリンク召喚。
- ケルビーニの効果で魔サイの戦士を墓地へ送る。
- 魔サイの戦士の墓地効果でデッキのインフェルノイドを墓地へ送る。
- 簡易融合を発動し、インフェルノイド・イヴィルを融合召喚。
- イヴィルの効果により、手順5で墓地に送ったインフェルノイドを除外して墓地肥し。
- ケルビーニ+イヴィルで賜炎の咎姫をリンク召喚(煉獄魔法・罠をサーチ)。
- 賜炎の咎姫でイヴィルを蘇生し、この2体でインフェルノイド・フラッドをリンク召喚。
こちらはwikiを参考にした捕食植物を使った展開ルート。
手札消費2枚でフィールドにインフェルノイド・フラッド、墓地に賜炎の咎姫とたくさんのインフェルノイドを用意することができます。
おそらくこのパターンが一番簡単かつ大量に墓地を肥やしつつ展開できるでしょう。
賜炎の咎姫は素材に炎属性指定がありそうに見えますが、実は「効果モンスター2体以上」でリンク召喚可能。
よって、ケルビーニを素材にできるワケですね。
賜炎の咎姫での蘇生対象をイヴィルにしていますが、途中でデカトロンを墓地に送れているならそっちを蘇生して墓地を肥やすのもアリ。
最大の弱点はキーカードであるオフリス・スコーピオと簡易融合が制限であること。
しかし、オフリス・スコーピオはローンファイア・ブロッサムでリクルートでき、初動としてはそこまで悪くないでしょう。
遊戯王OCG 捕食植物オフリス・スコーピオ レア MACR-JP009-R 遊☆戯☆王ARC-V [マキシマム・クライシス] |
遊戯王OCG 捕食植物ダーリング・コブラ ノーマル MACR-JP010 遊☆戯☆王ARC-V [マキシマム・クライシス] |
「インフェルノイド」と相性の良いカード
炎属性・悪魔種族サポート
インフェルノイドは炎属性・悪魔族で統一されており、これらの汎用サポートを採用することができます。
この中からインフェルノイドでも使えそうなものをピックアップしたのがこちら。
- サーチ・リクルート:火霊媒師ヒータ、原罪宝-スネークアイ
- アタッカー:焔征竜-ブラスター、炎霊神パイロレクス
- 墓地肥しセット:魔サイの戦士+魔界発現世行きデスガイド+彼岸の旅人 ダンテ+彼岸の黒天使 ケルビーニ
- リンクモンスター:炎魔刃フレイムタン、賜炎の咎姫
- 融合サポート:暗黒界の登極
特にリンクモンスターの炎魔刃フレイムタン、賜炎の咎姫の優先度は高いでしょう。
先に紹介した展開ルートでも重要なポジションを占めており、インフェルノイド・フラッドを主軸とする場合は宗教上の理由がない限り採用したいですね。
遊戯王カード 賜炎の咎姫(ウルトラレア) PHANTOM NIGHTMARE(PHNI) | ファントム・ナイトメア リンク・効果モンスター 炎属性 悪魔族 ウルトラ レア |
炎属性サポートでは、インフェルノイド・デカトロンをリクルートできる原罪宝-スネークアイも候補。
こちらも展開ルートの方で先に紹介していますが、蛇眼の炎燐でサーチができます。
スネークアイと相性が良いディアベルスターを混ぜるのも良さげ。
一方、炎属性には汎用サーチの火霊媒師ヒータがいますが、こちらはインフェルノイドのキーカードを引き込めないので優先度は落ちるかもしれません。
手札コストとしてインフェルノイドを墓地に送りつつ、壊獣やラヴァ・ゴーレムを手札に加えられるので、そこまでナシではないと思いますが。
遊戯王 火霊媒師ヒータ(ウルトラレア) デュエリスト・ネクサス(DUNE) | 効果モンスター 炎属性 魔法使い族 ウルトラ レア |
悪魔族サポートからは汎用ランク3ギミックの魔サイの戦士+魔界発現世行きデスガイドを紹介。
デスガイドから魔サイの戦士のリクルートすることで、彼岸の旅人 ダンテor彼岸の黒天使 ケルビーニを呼び出すことができ、それぞれの効果で墓地を肥やすことができます。
また、魔サイの戦士が墓地に送られた場合に悪魔族を墓地に送ることができ、これで任意のインフェルノイドを墓地に準備できる、という寸法。
ダンテの方は大量展開墓地肥しに、ケルビーニは更なるリンク召喚を見越して、といった風に使い分けても良いでしょう。
遊戯王 RC03-JP005 魔界発現世行きデスガイド (日本語版 シークレットレア) RARITY COLLECTION─PREMIUM GOLD EDITION─ |
このほか、炎属性・悪魔族の汎用サポートはこちらにまとめています。
どちらも汎用カードが多いので採用候補は沢山ありますね。
融合召喚サポート
続いて、融合召喚サポートについて。
インフェルノイドにおいて融合召喚は墓地肥し手段の一つ。
特に、インフェルノイド・イヴィルから大量のインフェルノイドを墓地に送れるため、このカードを出しやすくするのが勝ち筋の一つとなるでしょう。
よってイヴィルを1枚から出すことができる簡易融合は採用候補。
展開ルートの方でも触れていますが、簡易融合を引き込めるオフリス・スコーピオ+ダーリング・コブラの捕食植物セットも採用価値があると考えています。
遊戯王OCG 捕食植物オフリス・スコーピオ レア MACR-JP009-R 遊☆戯☆王ARC-V [マキシマム・クライシス] |
遊戯王OCG 捕食植物ダーリング・コブラ ノーマル MACR-JP010 遊☆戯☆王ARC-V [マキシマム・クライシス] |
また、イヴィルさえ出せれば良いので通常の融合魔法を3積みしたり、融合再生機構からサーチするのもアリな気がしています。
煉獄の消華で煉獄の虚夢をサーチしても良いのですが、この場合インフェルノイドしか出すことができず、賜炎の咎姫を使えないのはよろしくありません。
そのほか、融合召喚そのもののサポートはこちらの記事にて紹介。
繰り返しになりますが、イヴィルを出すだけなら通常の融合魔法でもよく、融合魔法をサーチするカードは採用しても良さそうに思いました。
採用したいエクストラデッキ
そのほか、エクストラデッキは基本的にリンクモンスターで固めるのが良さげ。
リンクモンスターはレベル・ランクを持たないため、インフェルノイドの展開を阻害しません。
リンクモンスターは候補が多いので絞り切れませんが、インフェルノイドでも使えそうなのは、転生炎獣レイジング・フェニックス、警衛バリケイドベルグ、プロキシー・F・マジシャン、リンクリボーの4体くらいでしょうか。
中でもバリケイドベルグはエンドフェイズながら永続魔法をサルベージでき、ランダム墓地肥しで墓地に送ってしまった煉獄魔法を回収する手段として使えそう。
遊戯王 WPP1-JP065 警衛バリケイドベルグ (日本語版 スーパーレア) WORLD PREMIERE PACK 2020 |
遊戯王 転生炎獣レイジング・フェニックス(シークレットレア) 爆炎のデュエリスト編(DP28) サラマングレイト 炎属性 サイバース族 |
インフェルノイド・フラッドは素材指定が緩めなのでこちらの汎用サポートも使えるかもしれません。
先に紹介している捕食植物セットも、実質リンク召喚サポートと考えることもできますね。
さらに、インフェルノイドはデカトロンのおかげで比較的シンクロ・エクシーズもしやすいテーマ。
とはいえ、高レベル・ランクのモンスターがいるとインフェルノイドの展開の邪魔になってしまいます。
そこで候補となるのが「自力でフィールドから離れられるモンスター」たち。
フィールドから離れてしまえばレベル・ランクを参照しなくて済むため、問題なくインフェルノイドを展開できます。
その候補しては、PSYフレームロード・Ω、獣神ヴァルカン、邪竜星-ガイザー、ブラック・ローズ・ドラゴン、スクラップ・ドラゴンあたり。
特にPSYフレームロード・Ωは、相手スタンバイフェイズ毎に除外状態のカードを墓地に戻すことができ、墓地リソースを回復することができます。
シンクロギミックを採用するなら真っ先に候補とすべきカードでしょう。
遊戯王/PSYフレームロード・Ω(スーパーレア)/レアリティ・コレクション─20th ANNIVERSARY EDITION─ RC02-JP025 |
そしてそして、インフェルノイド・ティエラで直接墓地に送ることを想定したモンスター。
ティエラは一気に3種類のモンスターをEXから墓地に送ることができ、これを活用しない手はありません。
候補としては、旧神ヌトス、捕食植物キメラフレシア、メレオロジック・アグリゲーター、深海姫プリマドーナ、共命の翼ガルーラ、金雲獣-馬龍あたり。
特に旧神ヌトスはティエラを自壊させる方法としても使うことが可能。
ティエラのレベルが高く、インフェルノイドの展開を邪魔になってしまうので、こうした自壊ギミックも候補となります。
遊戯王 RC04-JP027 旧神ヌトス (日本語版 ウルトラレア) RARITY COLLECTION ─QUARTER CENTURY EDITION─ |
墓地肥しと墓地発動できるカード
そして、インフェルノイドでも重要なギミックとなる墓地肥しと、墓地発動ができるカード。
墓地さえ潤沢ならインフェルノイドは何度でも展開できるので、なるべく一気に大量の墓地を準備したいところです。
一度に大量に墓地に送れるカードの候補は以下の通り。
- モンスター:クリバンデット、マスマティシャン、ライトロード、カードガンナー
- 魔法・罠:名推理、モンスターゲート、針虫の巣窟、隣の芝刈り、デビル・コメディアン、手札抹殺、手札断殺
大量墓地肥しとなるとやはり、名推理、モンスターゲート、隣の芝刈りあたりの優先度が高いでしょうか。
名推理やモンスターゲートを採用すると手札誘発を入れにくくなるので構築難度が上がりそうです。
遊戯王 RC04-JP053 名推理 (日本語版 スーパーレア) RARITY COLLECTION ─QUARTER CENTURY EDITION─ |
遊戯王OCG モンスターゲート パラレル仕様 20AP-JP030-P 遊☆戯☆王ARC-V [20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE] |
大量墓地肥しはランダムなことが多いため、墓地発動ができるカードも候補となるでしょう。
汎用的に使える墓地発動カードはこちら。
- 手札補充:錬装融合
- 除去:ギャラクシー・サイクロン、ペロペロケルペロス
- 効果無効:ブレイクスルー・スキル、巨神封じの矢、迷い風
- 防御札:魔晶龍ジルドラス、超電磁タートル、妖精伝姫-シラユキ
- 蘇生できるチューナー:ジェット・シンクロン、ゾンビキャリア
中でも魔晶龍ジルドラスは、相手によって魔法・罠が除去された場合、除去されたカードを再セットすることが可能。
インフェルノイドは比較的永続魔法・罠が多いため、除去からのリカバリー手段として使えそうです。
あと墓地肥しと直接関係ありませんが、除外状態から墓地に戻せる異次元からの埋葬、除外枚数だけパンプアップする紅蓮魔獣 ダ・イーザも面白いカードです。
遊戯王 SD37-JP019 超電磁タートル (日本語版 ノーマル) STRUCTURE DECK ─ リバース・オブ・シャドール ─ |
遊戯王OCG 異次元からの埋葬 ノーマル SR04-JP025 遊☆戯☆王ARC-V [STRUCTURE DECK R -恐獣の鼓動-] |
テーマレベルで相性の良いカード
出張要員としての「インフェルノイド」
最後に他のテーマと組み合わせた場合のインフェルノイドを考えていきます。
インフェルノイドと他のテーマの混合型を作る場合、次の特徴が考えられます。
- 炎属性・悪魔族の融合・リンク召喚テーマ
- インフェルノイドの共通効果による特殊召喚は、レベル・ランクの合計が8以下の時にしかできない
- 煉獄の消華のサーチ効果を使うとインフェルノイド以外の召喚・特殊召喚ができない
- 殻醒する煉獄と遡洸する煉獄はインフェルノイド以外がいると自壊する
こうしてまとめてみると、わりと他のテーマと組み合わせにくい特徴が多いです。
しかし、煉獄魔法・罠は最悪使わない選択肢もあると思うので、なんとかなるんじゃないかと。
スネークアイ+ディアベルスター
展開ルートの方で先出ししていますが、インフェルノイドはスネークアイ、及びスネークアイと相性が良いディアベルスターと組み合わせることができそうです。
スネークアイと組み合わせる最大のメリットは、原罪宝-スネークアイによってインフェルノイド・デカトロンをリクルートできること。
デカトロンはインフェルノイドのキーカードの一つのため、組み合わせることに意味があると考えています。
上記の展開パターンにもあるように、スネークアイ・エクセルからインフェルノイド・フラッドに繋げられるのも強み。
遊戯王 スネークアイ・エクセル(スーパーレア) AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)(AGOV) |
ディアベルスターはスネークアイと相性が良い他、黒魔女ディアベルスターで原罪宝-スネークアイを引き込むことが可能。
これに加え、裏切りの罪宝-シルウィアでカード効果を無効にすることもできます。
インフェルノイド側だけだと制圧効果に若干の物足りなさを感じてしまうので、この穴をディアベルスターで埋められれば理想的。
インフェルノイド・フラッドの特殊召喚を無効にする効果のコストとして、黒魔女ディアベルスターを使えば即座に蘇生できる点も見過ごせません。
遊戯王 黒魔女ディアベルスター(ウルトラレア) AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)(AGOV) |
テーマとしてのスネークアイ、ディアベルスターは以下の記事にて紹介しています。
ディアベルスターを使うと賜炎の咎姫との嚙み合わせが多少気になりますが、かなり相性が良いと感じています。
- 【遊戯王】明日のための「スネークアイ」評価・解説/展開ルート・相性の良いカードなど【2023年版】
- 【遊戯王】明日のための「ディアベルスター&罪宝」評価・解説/展開ルート・相性の良いカードなど【2023年版】
闇黒世界-シャドウ・ディストピア-ギミック
闇黒の魔王ディアボロスをはじめとする『ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-』で登場したリリースに関する効果を持つ闇属性サポートもインフェルノイドと相性が良さげ。
候補としては、闇黒の魔王ディアボロス、悪王アフリマ、闇黒世界-シャドウ・ディストピア-、悪魔嬢リリスあたりとなります。
闇黒世界-シャドウ・ディストピア-発動中は、リリースコストを相手モンスターに肩代わりさせることが可能。
つまり、インフェルノイドが持つ「フィールドのモンスターをリリースして相手墓地を除外する」共通効果でリリース除去ができるようになります。
リリース除去は遊戯王でも強力な除去方法のため、これをテーマ内全員が使えるとなるとなかなか。
また、闇黒の魔王ディアボロスは自身をリリースしてハンデスができます。
能動的にフィールドから離れられるため、インフェルノイドの特殊召喚を阻害しないのは大きなメリットでしょう。
遊戯王/第10期/ストラクチャーデッキR─闇黒の呪縛─/SR06-JP022 闇黒世界─シャドウ・ディストピア─【スーパーレア】 |
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