「E-HERO/イービルヒーロー」解説
悪魔族の融合召喚テーマ『E-HERO/イービルヒーロー』の解説をしていきます。
専用融合のダーク・フュージョンがあり、登場時期だけ見れば専用融合の走りみたいなテーマですね。
悪魔化したE・HEROという側面もあり、闇落ちが好きな人には心くすぐられるテーマでもあるでしょう。
E-HERO/イービルヒーロー
遊戯王カードWiki
デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編5-でカテゴリ化された「E-HERO」と名のついたモンスター群。
カテゴリ名の関係上、該当モンスターは全てHEROにも属している。
属するモンスターは岩石族の《E-HERO デス・プリズン》を除き、悪魔族で統一されている。
三行で教える「E-HERO/イービルヒーロー」
- 悪魔族でほぼ統一された融合召喚テーマ
- 融合モンスターはダーク・フュージョンの効果によってのみ特殊召喚できる共通効果を持つ
- 戦闘に関する効果と破壊耐性持ちが比較的多い
『E-HERO/イービルヒーロー』は5期に登場したカードで、属するモンスターのほとんどは悪魔族で統一されています(岩石族のE-HERO デス・プリズン以外)。
最大の特徴は「ダーク・フュージョン」と密接に関係する融合召喚テーマということ。
融合モンスターにはダーク・フュージョンの効果で対象耐性を付与できたり、ダーク・フュージョンをサポートするカードの恩恵を受けたりすることができます。
メインデッキの「E-HERO/イービルヒーロー」モンスター
ということでまずはメインデッキのモンスターを紹介。
先にも書きましたが、E-HERO デス・プリズンのモンスターは悪魔族で統一されています。
一部モンスターはテキストにダーク・フュージョンのカード名が記されており、E-HERO アダスター・ゴールドなどでサーチが可能。
また、レベル5以上はマリシャス・ベイン、悪魔族のレベル6以上はマリシャス・デビルの融合素材にできる点は抑えておきたいところですね。
テーマ的に重要なのは、E-HERO アダスター・ゴールド、E-HERO デス・プリズン、E-HERO シニスター・ネクロム、E-HERO ヘル・ライダーの4体。
中でもアダスター・ゴールドはキーカードのほぼ全てを引き込むことができ、デッキの潤滑油として活躍してくれるでしょう。
デス・プリズン、シニスター・ネクロム、ヘル・ライダーの3体は組み合わせると多くのE-HEROを融合召喚可能。
詳しくは展開ルートの項を参照してください。
レベル2
カード名 | 属性 | 固有効果① | 固有効果② |
---|---|---|---|
E-HERO ヘル・ブラット | 闇 | 自分モンスターが存在しない場合、手札から自身を攻撃表示で特殊召喚 | このカードをリリースして「E-HERO」をアドバンス召喚したエンドフェイズ時、1ドロー |
遊戯王 DP22-JP019 E-HERO ヘル・ブラット (日本語版 ノーマル) デュエリストパック – レジェンドデュエリスト編5 – |
レベル4
カード名 | 属性 | 固有効果① | 固有効果② | 備考 |
---|---|---|---|---|
E-HERO アダスター・ゴールド | 光 | 自身を手札から捨て、同名以外の「ダーク・フュージョン」またはそのカード名が記されたカードをサーチ | 自分融合モンスターが存在しない場合、自身は攻撃不可 | ― |
E-HERO デス・プリズン | 光 | 「ダーク・フュージョン」でのみ特殊召喚できる自分融合モンスターが存在する場合、自身を手札から特殊召喚 | デッキから「HERO」モンスターを墓地に送り、自身を「HERO」モンスターの融合素材とする場合、素材指定されたモンスター1体の代わりにできる(他の素材は代用できない) | 岩石族 |
E-HERO トキシック・バブル | 水 | 自身を手札から特殊召喚 (発動後、「HERO」モンスターしか特殊召喚できない縛りが発生) | 特殊召喚時、「ダーク・フュージョン」でのみ特殊召喚できる自分融合モンスターが存在している場合、2枚ドロー | ― |
E-HERO ヘル・ゲイナー | 地 | 自分メインフェイズ1時に自身を除外して、自分悪魔族1体に2回攻撃を付与 | 効果①を発動するために自身を除外した場合、2回目のスタンバイフェイズに自身を攻撃表示で特殊召喚 | ― |
遊戯王 レジェンドデュエリスト編5 E─HERO ヘル・ゲイナー ノーマル DP22 デュエリストパック イービルヒーロー 地属性 悪魔族 ノーマル |
レベル5
カード名 | 属性 | 固有効果① |
---|---|---|
E-HERO シニスター・ネクロム | 闇 | 墓地から自身を除外して、手札・デッキから同名以外の「E-HERO」を特殊召喚 |
レベル6
カード名 | 属性 | 固有効果① | 固有効果② |
---|---|---|---|
E-HERO ヘル・ライダー | 風 | 召喚・特殊召喚時、「ダーク・フュージョン」サーチ・サルベージ | 墓地から自身とモンスター4体を除外して、デッキから「超融合」をセット 発動後、相手ターン終了時まで、「HERO」モンスターしか特殊召喚できない縛りが発生し、「ダーク・フュージョン」でのみ特殊召喚できる融合モンスターを、それ以外の効果で特殊召喚できる |
レベル7
カード名 | 属性 | 召喚条件 | 固有効果① |
---|---|---|---|
E-HERO マリシャス・エッジ | 地 | 相手モンスターが存在する場合、モンスター1体をリリースして、表側表示でアドバンス召喚できる | 守備貫通 |
遊戯王 DP22-JP017 E-HERO マリシャス・エッジ (日本語版 ノーマル) デュエリストパック – レジェンドデュエリスト編5 – |
「E-HERO/イービルヒーロー」をサポートする魔法・罠
続きまして魔法・罠の紹介。
テーマ名を冠した魔法・罠はありませんが、ほとんどのカードがテキストに「ダーク・フュージョン」のカード名が記されているのが特徴です。
ダーク・フュージョンのカード名が記されていればアダスター・ゴールド等でサーチできるので、適宜必要なカードを用意していきましょう。
E-HEROを融合召喚できる魔法・罠
カード名 | 種別 | 固有効果① |
---|---|---|
ダーク・フュージョン | 通常魔法 | 手札・フィールドのモンスターを素材として墓地に送り、悪魔族を融合召喚 この効果で特殊召喚したモンスターにこのターン中、相手からの対象耐性を付与 |
ダーク・コーリング | 通常魔法 | 手札・墓地のモンスターを素材として除外して、「ダーク・フュージョン」でのみ特殊召喚できるモンスター1体を「ダーク・フュージョン」による融合召喚扱いで融合召喚する |
ダーク・コンタクト | 通常魔法 | 以下の効果から1つ選択して発動(同名カードの効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない) ●フィールド・墓地・除外状態のモンスターを素材としてデッキに戻し、「ダーク・フュージョン」でのみ特殊召喚できるモンスター1体を「ダーク・フュージョン」による融合召喚扱いで融合召喚する ●「覇王城」か「ダーク・フュージョン」をサーチ |
こちらはE-HEROを融合召喚できる魔法・罠。
E-HERO融合モンスターは基本的にダーク・フュージョンによってしか融合召喚できませんが、ダーク・コーリングやダーク・コンタクトはダーク・フュージョン扱いで融合召喚するため、問題なく出すことができます。
ダーク・コーリングとダーク・コンタクトは墓地融合もできるので、単純な消費を考えるとダーク・フュージョンより軽くなることも多いでしょう。
遊戯王 DP22-JP021 ダーク・フュージョン (日本語版 ノーマル) デュエリストパック – レジェンドデュエリスト編5 – |
遊戯王 DP22-JP022 ダーク・コーリング (日本語版 ノーマル) デュエリストパック – レジェンドデュエリスト編5 – |
それ以外の魔法・罠
カード名 | 種別 | 固有効果① | 固有効果② |
---|---|---|---|
イービル・アサルト | 通常魔法 | 手札1枚を捨て、レベル4以下の「E-HERO」をサーチorリクルート (発動後、「HERO」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない縛りが発生) | このターンに墓地に送られていない自身を墓地から除外して、墓地から「ダーク・フュージョン」をサルベージ |
イービル・マインド | 通常魔法 | 自分悪魔族が存在する場合、相手墓地のモンスター数によって以下から1つ選択して発動 ●1枚以上:1ドロー ●4枚以上:「HERO」モンスターまたは「ダーク・フュージョン」をサーチ ●10枚以上:「融合」魔法または「フュージョン」魔法をサーチ | ― |
覇王城 | フィールド 魔法 | 自身が存在する限り、自分は「ダーク・フュージョン」でのみ特殊召喚できる融合モンスターを、「ダーク・フュージョン」の効果以外でも融合召喚できる | 自分悪魔族と相手モンスターの戦闘時、デッキ・EXデッキから「E-HERO」モンスターを墓地に送り、自分モンスターの攻撃力を、墓地に送ったモンスターのレベル×200パンプ |
ダーク・スプレマシー | 通常罠 | 自分墓地の「ダーク・フュージョン」及びそのカード名が記された魔法カードの数まで、相手表側カードの効果を無効 | このターンに墓地に送られていない自身を墓地から除外して、墓地・除外状態の「HERO」モンスター5体までをデッキに戻す |
一方こちらはそれ以外の魔法・罠です。
特に優秀なのはリクルート効果を持つイービル・アサルト。
初動札となるデス・プリズンを呼び出すことができ、E-HEROの展開にアクセスできます。
発動後はHEROしか特殊召喚できなくなってしまうものの、召喚権を温存できるので他のギミックと組み合わせやすいのも魅力。
エクストラデッキの「EーHERO/イービルヒーロー」モンスター
そしてエクストラデッキ!
こちらは融合モンスターのみが存在し、メインデッキ同様悪魔族で統一されています。
融合モンスター
テーマの主力となる融合モンスターは以下の共通効果を持ち、「ダーク・フュージョン」の効果でしか特殊召喚できないのが特徴の一つ。
このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
とはいうものの、テーマ内にはダーク・フュージョンの効果扱いで融合召喚するカードが複数あり、現代遊戯王ではそこまでハードルは高くないでしょう。
また、ネオス・フュージョンなどの召喚条件を無視できるカードならこの縛りを無視できる点は覚えておきたいところです。
効果の傾向としては戦闘・バーンや耐性を付与する効果が多め。
当記事では融合素材の指定によって3つに分類してみました。
E・HEROを融合素材とするモンスター
まずは一番オーソドックスなE・HEROを素材とするモンスター。
素材に名称指定があり、融合徴兵などと相性が良いのが強みです。
当然、E・HEROとの混合型にも採用しやすいのも利点でしょう。
遊戯王 LVP3-JP032 E─HERO インフェルノ・ウィング (日本語版 ノーマル) リンク・ヴレインズ・パック3 |
遊戯王カード E─HERO ヘル・スナイパー(ノーマル) LINK VRAINS PACK 3(LVP3) | リンクヴレインズパック3 イービルヒーロー 融合 炎属性 悪魔族 |
カード名 | 属性 | 星 | 素材指定 | 固有効果① | 固有効果② |
---|---|---|---|---|---|
EーHERO インフェルノ・ウィング | 炎 | 6 | E・HERO フェザーマン + E・HERO バーストレディ | 守備貫通 | 自身が相手モンスターを戦闘破壊して墓地に送った場合、そのモンスターの元々の攻/守のうち、高い方の数値だけバーン |
EーHERO インフェルノ・ウィング-ヘルバック・ファイア | 炎 | 6 | E・HERO フェザーマン またはE・HERO バーストレディ + 「HERO」モンスター | 特殊召喚時、融合モンスターを除く「ダーク・フュージョン」またはそのカード名が記されたカードをサーチ・サルベージ | 自分「HERO」モンスターが相手モンスターを戦闘破壊した場合、相手に2100バーン |
EーHERO ヘル・スナイパー | 炎 | 6 | E・HERO クレイマン + E・HERO バーストレディ | 魔法カードからの効果破壊耐性 | 自分スタンバイフェイズ時、自身が表側守備の場合、相手に1000バーン |
EーHERO ライトニング・ゴーレム | 光 | 6 | E・HERO スパークマン + E・HERO クレイマン | フィールドのモンスター1体を破壊 | ― |
EーHERO ワイルド・サイクロン | 地 | 8 | E・HERO ワイルドマン + E・HERO フェザーマン | 自身の攻撃時、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠を発動できない | 自身が相手に戦闘ダメージを与えた場合、相手フィールドにセットされた魔法・罠を全て破壊 |
EーHERO ネオス・ロード | 闇 | 10 | E・HERO ネオス (またはそのカード名が記された融合モンスター) + フィールドの効果モンスター | 特殊召喚時、または自身が存在する状態でモンスターが相手墓地に送られた場合、相手表側モンスター1体のコントロールを奪取 | 戦闘・効果破壊耐性 |
注目はEーHERO インフェルノ・ウィング-ヘルバック・ファイアとEーHERO ネオス・ロード。
ヘルバック・ファイアはサーチ・サルベージ効果を持ち、更なる展開に寄与してくれます。
ダーク・コーリングやダーク・コンタクトを引き込めばヘルバック・ファイアの素材にしたモンスターを素材にE-HEROを出せるので、融合モンスターを2体並べることもできるでしょう。
ネオス・ロードはコントロール奪取ができ、トリガーは自身の特殊召喚時と相手墓地にモンスターが送られた時。
相手が何らかの特殊召喚素材としてモンスターを墓地に送っても発動するので、呼び出されたモンスターを自軍に引き込むことができます。
これも一種の制圧効果と考えられる優秀なモンスターでしょう。
EーHEROを融合素材とするモンスター
こちらは融合素材にE-HEROを指定するモンスター。
中でもEーHERO マリシャス・ベインは全体除去効果を持ち、後攻での切り返しに優れています。
素材もテーマ内では緩い方なので、場に出す機会も多いでしょう。
カード名 | 属性 | 星 | 素材指定 | 固有効果① | 固有効果② |
---|---|---|---|---|---|
EーHERO マリシャス・デビル | 炎 | 8 | E-HERO マリシャス・エッジ + レベル6以上の悪魔族 | 自身が存在する限り、相手バトルフェイズ中は相手モンスター全てが攻撃表示になり、攻撃可能な場合はこのカードを攻撃しなければならない | ― |
EーHERO マリシャス・ベイン | 闇 | 8 | 「E-HERO」モンスター + レベル5以上のモンスター | 戦闘・効果破壊耐性 | 自分メインフェイズ時、自身の攻撃力以下の相手モンスター全てを破壊して、攻撃力を破壊したモンスターの数×200パンプ (発動後、「HERO」モンスターでしか攻撃宣言できない縛りが発生) |
遊戯王 DP22-JP020 E-HERO マリシャス・デビル (日本語版 ノーマル) デュエリストパック – レジェンドデュエリスト編5 – |
遊戯王 DP22-JP012 E-HERO マリシャス・ベイン (日本語版 ウルトラレア) デュエリストパック – レジェンドデュエリスト編5 – |
融合素材に種族指定のみがあるモンスター
そして素材に種族指定があるモンスター。
E-HEROを採用しなくても良いので汎用性が高く、種族サポートとしての一面も持ちます。
特に初期の岩石族はフィニッシャーが少なかったので、ダーク・コーリングと適当な悪魔族を採用してダーク・ガイアを出していた記憶があります。
カード名 | 属性 | 星 | 素材指定 | 固有効果① | 固有効果② | 固有効果③ |
---|---|---|---|---|---|---|
EーHERO ダーク・ガイア | 地 | 8 | 悪魔族 + 岩石族 | 自身の元々の攻撃力は、融合素材としたモンスターの攻撃力を合計した数値になる | 自身の攻撃宣言時、相手モンスター全てを攻撃表示にする(リバースモンスターの効果は発動しない) | ― |
EーHERO ダーク・ナイト | 地 | 8 | 悪魔族 + 戦士族 | 相手モンスター全ての攻撃力は、融合素材としたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値分ダウン | 2回攻撃 | 特殊召喚した表側の自身が相手によってフィールドから離れた場合、墓地の悪魔・戦士族1体を守備で蘇生 |
EーHERO ダーク・ガイアとEーHERO ダーク・ナイトはそれぞれ攻撃力を変動することが可能。
さらにダーク・ナイトは2回攻撃ができ、E・HERO オネスティ・ネオスでパンプアップすれば攻撃力4100×2回攻撃でワンキルラインに到達します。
「E-HERO/イービルヒーロー」の立ち回り・展開ルート
基本の立ち回り
- E-HERO デス・プリズンを初動にしてダーク・フュージョンで融合
- 先攻はEーHERO ネオス・ロードで妨害、後攻はEーHERO マリシャス・ベインで切り返し
- HEROギミックも積極的に取り入れる
E-HEROの基本的な動きは上記を想定。
デス・プリズンからの展開で様々な融合モンスターにアクセスできるので、先攻・後攻で出すモンスターを使い分けていきましょう。
具体的な展開ルートは後述します。
先攻ではネオス・ロードを融合召喚し、相手モンスターをコントロール奪取。
特殊召喚の素材にしたモンスターはたいてい墓地に行くので、これをトリガーに呼び出されたモンスターを奪うことができます。
エースモンスターを奪えなくても、シンクロ・チューナーなどの踏み台となるモンスターを奪えれば展開が止まり、制圧要員となるでしょう。
後攻ではEーHERO マリシャス・ベインで全体除去からの攻撃。
相手が大量展開していてもマリシャス・ベインなら処理できるので、巻き返しはしやすいと考えています。
と言っても、破壊耐性持ちはマリシャス・ベインでは突破できないので、そのへんはネオス・ロードと使い分け。
逆にネオス・ロードは1体しか処理できず、対象耐性も突破できないのでマリシャス・ベインに分があります。
このように、デス・プリズンから状況によって呼び出すE-HEROを選択し、有利に戦うのが基本のプレイングとなります。
一方、E-HEROのみだと2妨害以上の制圧盤面も後攻ワンキルもできず、現代遊戯王では若干物足りなさを感じます。
この点は他のHEROギミックと組み合わせればカバーできると思うので、積極的に取り入れて混合型にするのがベターに思いました。
E-HERO デス・プリズンを初動とした基本の展開ルート
- 採用カード:E-HERO デス・プリズン、E-HERO シニスター・ネクロム、E-HERO ヘル・ライダー/ダーク・フュージョン
- 条件:手札にE-HERO デス・プリズン1枚、合計1枚
- 結果:フィールドにE-HERO デス・プリズン(融合素材代用モンスター化)、E-HERO ヘル・ライダーの2体が並ぶ/手札にダーク・フュージョン1枚
- 展開後の縛り:なし
- E-HERO デス・プリズンを召喚し、デッキからE-HERO シニスター・ネクロムを墓地に送り、融合素材代用モンスター化。
- 墓地からシニスター・ネクロムを除外して、E-HERO ヘル・ライダーをリクルート。
- ヘル・ライダーの特殊召喚時、ダーク・フュージョンをサーチ。
こちらはwikiを参考にした基本の展開ルート。
結果、フィールドにE-HERO デス・プリズン(融合素材代用モンスター化)、E-HERO ヘル・ライダーの2体が並び、手札にダーク・フュージョン1枚という状態になります。
この時点でデス・プリズンを融合素材の代用として使えるため、さまざまなモンスターの融合召喚が可能。
現時点で出せるモンスターは以下の通り。
- EーHERO インフェルノ・ウィング-ヘルバック・ファイア
- EーHERO ネオス・ロード
- EーHERO マリシャス・デビル
- EーHERO マリシャス・ベイン
- EーHERO ダーク・ガイア
先にも書いていますが、先攻ではネオス・ロードで制圧・妨害、後攻ではマリシャス・ベインで相手盤面を崩すのがベターでしょう。
また、ヘルバック・ファイアならテーマ内のカードをサーチでき、更なる展開も可能。
例えば、E-HERO トキシック・バブルならサーチ後に特殊召喚して2枚ドロー。
ダーク・コンタクトなら墓地のデス・プリズンとヘル・ライダーを素材に、もう1体E-HEROを出すこともできるでしょう。
この展開は初動となるデス・プリズンの引き込みやすさも魅力。
デス・プリズンはE-HERO アダスター・ゴールドでのサーチ、イービル・アサルトでのリクルートに対応しており、展開をスタートさせるのが容易。
特にイービル・アサルトなら召喚権を使わずこの展開ができ、他のギミックと組み合わせて制圧・ワンキルも視野に入るでしょう。
ただし、イービル・アサルトの発動後はHEROしか特殊召喚できなくなるので、その点には注意が必要です。
E-HERO シニスター・ネクロムを初動とした展開ルート
- 採用カード
- モンスター:E-HERO シニスター・ネクロム、E-HERO デス・プリズン、E-HERO アダスター・ゴールド、E・HERO シャドー・ミスト
- 魔法・罠:ダーク・コンタクト
- 条件:墓地にE-HERO シニスター・ネクロムを送る
- 結果:フィールドにE-HERO デス・プリズン(融合素材代用モンスター化)/墓地にE-HERO アダスター・ゴールド、E・HERO シャドー・ミスト/除外状態のE-HERO シニスター・ネクロム/召喚権残り1回
- 展開後の縛り:なし
- 墓地からE-HERO シニスター・ネクロムを除外して、E-HERO デス・プリズンをリクルート。
- デス・プリズンでデッキからE・HERO シャドー・ミストを墓地に送り、融合素材代用モンスター化。
- 手順2をトリガーに、シャドー・ミストでE-HERO アダスター・ゴールドをサーチ。
- 手札からアダスター・ゴールドを捨て、ダーク・コンタクトをサーチ。
こちらはシニスター・ネクロムを初動とした展開方法(オリジナル)。
シニスター・ネクロムの墓地送りから、デス・プリズン→(中略)→ダーク・コンタクトのサーチへと繋いでいきます。
シャドー・ミストを中継してE-HEROのギミックに戻ってくるのが美しいので結構好きな流れですね。
ダーク・コンタクトはフィールド・墓地・除外状態のモンスターを融合素材にすることができ、シニスター・ネクロムなど使って融合召喚が可能。
さらにデス・プリズンを名称指定がある素材の代用として使えるため、EーHERO インフェルノ・ウィング-ヘルバック・ファイアなどを出すことができます。
初動はシニスター・ネクロムを墓地に送るだけで良く、おろかな埋葬を使えば召喚権を温存することも。
召喚権を使って良いなら終末の騎士なども使えるので、始動が容易なのもストロングポイントです。
このギミックを使った展開をさらに下記で紹介していきます。
遊戯王カード E・HERO シャドー・ミスト(スーパーレア) QUARTER CENTURY CHRONICLE side:UNITY(QCCU) | 効果モンスター 闇属性 戦士族 スーパー レア |
遊戯王 RC03-JP002 終末の騎士 (日本語版 シークレットレア) RARITY COLLECTION─PREMIUM GOLD EDITION─ |
魔界発現世行きデスガイドを初動とした展開ルート
- 採用カード
- モンスター:魔界発現世行きデスガイド、破壊神 ヴァサーゴ、魔サイの戦士、E-HERO シニスター・ネクロム、E-HERO デス・プリズン、E-HERO アダスター・ゴールド、E・HERO シャドー・ミスト
- 魔法・罠:ダーク・コンタクト、ダーク・フュージョン
- EXデッキ:彼岸の黒天使 ケルビーニ、EーHERO インフェルノ・ウィング-ヘルバック・ファイア、EーHERO ネオス・ロード
- 条件:手札に魔界発現世行きデスガイド1枚、合計1枚
- 結果:フィールドにEーHERO インフェルノ・ウィング-ヘルバック・ファイア、EーHERO ネオス・ロードの2体が並ぶ
- 展開後の縛り:なし
- 魔界発現世行きデスガイドを召喚し、破壊神 ヴァサーゴをリクルート。
- デスガイド+ヴァサーゴの2体を素材に彼岸の黒天使 ケルビーニをリンク召喚。
- ケルビーニの効果でデッキから魔サイの戦士を墓地に送り、自身をパンプアップ。
- 手順3をトリガーに、魔サイの戦士でE-HERO シニスター・ネクロムを墓地に送る。
- 墓地からシニスター・ネクロムを除外して、E-HERO デス・プリズンをリクルート。
- デス・プリズンでデッキからE・HERO シャドー・ミストを墓地に送り、融合素材代用モンスター化。
- 手順6をトリガーに、シャドー・ミストでE-HERO アダスター・ゴールドをサーチ。
- 手札からアダスター・ゴールドを捨て、ダーク・コンタクトをサーチ。
- ダーク・コンタクトを発動し、除外状態のシニスター・ネクロム+墓地のヴァサーゴ(代用化)の2体をデッキに戻し、EーHERO インフェルノ・ウィング-ヘルバック・ファイアを融合召喚。
- ヘルバック・ファイアの効果でダーク・フュージョンをサーチ。
- ダーク・フュージョンを発動し、ダーク・フュージョンを発動し、デス・プリズン(代用化)+ケルビーニの2体を素材にEーHERO ネオス・ロードを融合召喚。
こちらはデスガイドを初動とした悪魔族の展開ギミックを組み込んだ展開パターン(オリジナル)。
デスガイドからシニスター・ネクロムを墓地に送り、上記の展開にアクセスする訳ですね。
結果、フィールドにEーHERO インフェルノ・ウィング-ヘルバック・ファイア、EーHERO ネオス・ロードの2体を並べることができます。
ヘルバック・ファイアのバーンとネオス・ロードのコントロール奪取が合わされば大きなダメージが期待でき、ワンキルも視野に入るでしょう。
状況によってはヘルバック・ファイア+デス・プリズンでEーHERO マリシャス・ベインを融合召喚し、全体除去を狙うのもアリ。
ちなみに、手順5の時点でリンク素材3体分が手札1枚で用意できます。
デス・プリズンで墓地に送るカードをD-HERO ディアボリックガイにすればもう1体展開でき、合計4体分のリンク素材を確保することも。
【イラスト違い】遊戯王 PAC1-JP019 魔界発現世行きデスガイド (日本語版 シークレットレア) PRISMATIC ART COLLECTION |
遊戯王 RC04-JP043 彼岸の黒天使 ケルビーニ (日本語版 シークレットレア) RARITY COLLECTION ─QUARTER CENTURY EDITION─ |
捕食植物セットを初動とした展開ルート
- 採用カード
- モンスター:捕食植物オフリス・スコーピオ、捕食植物ダーリング・コブラ、魔サイの戦士、E-HERO シニスター・ネクロム、E-HERO デス・プリズン、E-HERO アダスター・ゴールド、E・HERO シャドー・ミスト
- 魔法・罠:ダーク・フュージョン、融合魔法
- EXデッキ:彼岸の黒天使 ケルビーニ、EーHERO ネオス・ロード
- 条件:手札に捕食植物オフリス・スコーピオ、コスト用モンスター1枚、合計2枚
- 結果:フィールドにEーHERO ネオス・ロードの合計1体/手札に融合魔法/墓地にモンスターが7体
- 展開後の縛り:なし
- 捕食植物オフリス・スコーピオを召喚し、手札のモンスター1体を捨てて捕食植物ダーリング・コブラをリクルートして、融合魔法をサーチ。
- オフリス・スコーピオ+ダーリング・コブラの2体を素材に彼岸の黒天使 ケルビーニをリンク召喚。
- ケルビーニの効果でデッキから魔サイの戦士を墓地に送り、自身をパンプアップ。
- 手順3をトリガーに、魔サイの戦士でE-HERO シニスター・ネクロムを墓地に送る。
- 墓地からシニスター・ネクロムを除外して、E-HERO デス・プリズンをリクルート。
- デス・プリズンでデッキからE・HERO シャドー・ミストを墓地に送り、融合素材代用モンスター化。
- 手順6をトリガーに、シャドー・ミストでE-HERO アダスター・ゴールドをサーチ。
- 手札からアダスター・ゴールドを捨て、ダーク・フュージョンをサーチ。
- ダーク・フュージョンを発動し、デス・プリズン(代用化)+ケルビーニの2体を素材にEーHERO ネオス・ロードを融合召喚。
捕食植物セットを初動とした展開方法(オリジナル)。
ちなみにこの方法でも途中でシニスター・ネクロムを墓地に送る展開を採用しております。
この時点でフィールドにEーHERO ネオス・ロードが1体、手札に融合魔法という盤面。
手間のわりに弱そうな盤面ですが、墓地にモンスターが7体おり、捕食植物セットでミラクル・フュージョンを引き込んでおけば、E・HERO サンライザーの融合召喚ができます。
サンライザーで2枚目のミラクル・フュージョンを用意することもでき、残りの墓地で適当なE・HEROを融合すれば後攻ワンキルもできるでしょう。
遊戯王OCG 捕食植物オフリス・スコーピオ レア MACR-JP009-R 遊☆戯☆王ARC-V [マキシマム・クライシス] |
遊戯王OCG 捕食植物ダーリング・コブラ ノーマル MACR-JP010 遊☆戯☆王ARC-V [マキシマム・クライシス] |
遊戯王 RC03-JP034 ミラクル・フュージョン (日本語版 シークレットレア) RARITY COLLECTION─PREMIUM GOLD EDITION─ |
また、捕食植物セットでテーマ外の融合魔法を引き込んでおくのも手。
例えば、フュージョン・デステニーをサーチしてD-HERO デストロイフェニックスガイを出せば、不安の残る先攻制圧力を補ってくれるでしょう。
結果、ネオス・ロードのコントロール奪取と合わせて合計2妨害となります。
ちなみに、こちらの方法でも手順5の時点でリンク素材3体分の展開ができています。
デスガイド初動と違って手札コストが余計にかかるものの、デス・プリズンでディアボリックガイを墓地に送ればリンク素材4体分になるのはこちらも同じ。
遊戯王 RC03-JP035 超融合 (日本語版 ウルトラレア) RARITY COLLECTION─PREMIUM GOLD EDITION─ |
遊戯王カード フュージョン・デステニー(ウルトラレア) QUARTER CENTURY CHRONICLE side:UNITY(QCCU) | 通常魔法 ウルトラ レア |
遊戯王 BODE-JP039 D─HERO デストロイフェニックスガイ (日本語版 ウルトラレア) バースト・オブ・デスティニー |
「E-HERO/イービルヒーロー」と相性の良いカード
この項ではE-HEROと相性が良いカードを紹介。
E-HEROはHEROに属する悪魔族であり、それらのサポートを採用することができるでしょう。
HEROサポート
- サーチ:E・HERO エアーマン、E・HERO シャドー・ミスト、X・HERO ヘル・デバイサー
- 墓地肥し:V・HERO ヴァイオン
- リクルート:D-HERO ディアボリックガイ
- 手札から特殊召喚:E・HERO ソリッドマン
- 蘇生:E・HERO リキッドマン
- EXデッキから特殊召喚:フェイバリット・コンタクト、インスタント・コンタクト
- 除去要員:E・HERO サンライザー、D-HERO デストロイフェニックスガイ+フュージョン・デステニー
- 戦闘補助:E・HERO オネスティ・ネオス
- フィールド魔法サポート:フェイバリット・ヒーロー
まずはHERO全般をサポートするカード。
サーチカードであるE・HERO エアーマンとE・HERO シャドー・ミスト、戦闘補助ができるE・HERO オネスティ・ネオスあたりは、どのHEROにもだいたい採用することができますね。
これらを採用する場合、ヒーローアライブ、E-エマージェンシーコールあたりも候補となるでしょうか。
【イラスト違い】遊戯王 PAC1-JP027 E・HERO エアーマン (日本語版 シークレットレア) PRISMATIC ART COLLECTION |
遊戯王カード E・HERO シャドー・ミスト(スーパーレア) QUARTER CENTURY CHRONICLE side:UNITY(QCCU) | 効果モンスター 闇属性 戦士族 スーパー レア |
遊戯王 HC01-JP015 E・HERO オネスティ・ネオス (日本語版 シークレットレア) HISTORY ARCHIVE COLLECTION |
そして、単体性能の高いD-HERO デストロイフェニックスガイと、デッキ融合ができるフュージョン・デステニーのセット。
E-HEROのみだと先攻盤面がやや心もとないですが、デストロイフェニックスガイも一緒に並べれば安定感が増すでしょう。
融合素材が「レベル6以上のHEROモンスター+D-HEROモンスター」で、E-HEROとは微妙にかみ合わないのは少しネック。
とはいえ、オネスティ・ネオス+ディアボリックガイで出せるので、E-HEROにも無理なく採用できるでしょう。
遊戯王 BODE-JP039 D─HERO デストロイフェニックスガイ (日本語版 ウルトラレア) バースト・オブ・デスティニー |
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遊戯王カード D─HERO ディアボリックガイ(ウルトラレア) QUARTER CENTURY CHRONICLE side:UNITY(QCCU) | 効果モンスター 闇属性 戦士族 ウルトラ レア |
ネオスサポート
- サーチ:E・HERO ブレイヴ・ネオス
- リクルート:ネオスペース・コネクター、ENウェーブ、ENシャッフル
- デッキ融合:ネオス・フュージョン
- 防御札:E・HERO スピリット・オブ・ネオス
EーHERO ネオス・ロードの属するネオスサポートも相性が良さげ。
中でもE・HERO スピリット・オブ・ネオスは防御札として使いやすく、ネオス・フュージョンなどをサーチできるのが魅力です。
自身をデッキに戻して通常モンスターのE・HEROをリクルートすることもでき、融合素材を確保する際にも使えそうです。
遊戯王 POTE-JP001 E・HERO スピリット・オブ・ネオス (日本語版 スーパーレア) パワー・オブ・ジ・エレメンツ |
遊戯王 SUB1-JP048 ネオス・フュージョン (日本語版 ノーマルパラレル) SECRET UTILITY BOX |
悪魔族サポート
- サーチ:刻まれし魔の詠聖
- 墓地肥し:煉獄の災天、魔サイの戦士+魔界発現世行きデスガイドセット
- リクルート:メタル化・強化反射装甲+メタル・デビルゾアX
続きまして悪魔族サポート。
中でも刻まれし魔の詠聖はサーチカードのアダスター・ゴールドをサーチでき、芋づる式にE-HEROギミックにアクセスすることができます。
刻まれし魔の詠聖も魔を刻むデモンスミスでサーチでき、魔を刻むデモンスミスはマリシャス・ベインの素材にできる点はかなり相性が良いと言えそうです。
遊戯王カード 魔を刻むデモンスミス(ウルトラレア) インフィニット・フォビドゥン(INFO) | 効果モンスター 光属性 悪魔族 ウルトラ レア |
煉獄の災天と魔サイの戦士はシニスター・ネクロムをデッキから墓地に送ることができる点で相性が良いでしょう。
シニスター・ネクロムの墓地送りからデス・プリズンをリクルート→先に紹介した展開ルートにアクセスできます。
煉獄の災天は2枚目以降のおろかな埋葬という感じですが、召喚権を使わずシニスター・ネクロムを墓地に準備できる点は魅力的。
遊戯王カード おろかな埋葬(ノーマル) TACTICAL-TRY DECK 征服王エルドリッチ(TT01) | 通常魔法 ノーマル |
展開ルートでも紹介していますが、魔サイの戦士を発動するには一旦墓地に送る必要があるので、魔界発現世行きデスガイドでリクルート→エクシーズ・リンク素材にするのがいいでしょう。
この時、デスガイドで破壊神 ヴァサーゴをリクルートし、彼岸の黒天使 ケルビーニをリンク召喚するのも良さげ(ケルビーニは天使族なので注意)。
ヴァサーゴは墓地で融合素材の代用となり、ケルビーニで魔サイの戦士→シニスター・ネクロムを墓地に送ることができます。
ちなみに、シニスター・ネクロムは闇属性なので終末の騎士やダーク・グレファーにも対応しています。
【イラスト違い】遊戯王 PAC1-JP019 魔界発現世行きデスガイド (日本語版 シークレットレア) PRISMATIC ART COLLECTION |
遊戯王 RC04-JP043 彼岸の黒天使 ケルビーニ (日本語版 シークレットレア) RARITY COLLECTION ─QUARTER CENTURY EDITION─ |
悪魔族の汎用カードはこちらの記事で紹介中。
白銀の城の召使い アリアーヌで初動札となるデス・プリズンをリクルートできれば良かったのですが、デス・プリズンは岩石族なので注意。
融合召喚サポート
- 融合・フュージョンカードをサーチ:竜魔導の守護者(通常魔法のみ)、捕食植物オフリス・スコーピオ+捕食植物ダーリング・コブラセット
- 融合素材代用モンスター:沼地の魔神王、破壊神 ヴァサーゴ
- 融合素材をサルベージ:融合再生機構
- 融合召喚そのものに耐性:暴走魔法陣
そして主要ギミックの融合サポート!
竜魔導の守護者や捕食植物セットはダーク・フュージョンを引き込めるので採用候補となりそうです。
特に捕食植物セットは彼岸の黒天使 ケルビーニをリンク召喚でき、デッキからレベル3を墓地に送ることが可能。
この方法で魔サイの戦士を墓地に送れるので、シニスター・ネクロム→ヘル・ライダーのリクルートに繋がります。
遊戯王OCG 捕食植物オフリス・スコーピオ レア MACR-JP009-R 遊☆戯☆王ARC-V [マキシマム・クライシス] |
遊戯王OCG 捕食植物ダーリング・コブラ ノーマル MACR-JP010 遊☆戯☆王ARC-V [マキシマム・クライシス] |
E-HEROは名称指定の融合素材が多く、融合素材代用モンスターにも採用価値があるでしょう。
中でも破壊神 ヴァサーゴはレベル3の悪魔族であり、デスガイドに対応している点は覚えておいて損はないでしょう。
先にも紹介していますが、デスガイドとヴァサーゴでケルビーニを作れるので、この方法でも魔サイの戦士を墓地に送ることができます。
融合召喚そのもののサポートはこちらにまとめています。
ネオス軸の場合は融合派兵なんかを足しても面白そうですね。
テーマレベルで相性の良いカード
出張要員としての「E-HERO/イービルヒーロー」
最後にE-HEROと他テーマとの相性を考察。
他テーマとの混合デッキを作る場合、E-HEROには以下の特徴が挙げられます。
- 悪魔族でほぼ統一された融合召喚テーマ
- 特殊召喚を縛るのは3枚(以下参照)
- 墓地融合ができる
そして特殊召喚に制約がかかるカードは以下の通り。
- E-HERO トキシック・バブル:発動後、「HERO」モンスターしか特殊召喚できない
- イービル・アサルト:発動後、「HERO」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない
- E-HERO ヘル・ライダー:発動後、相手ターン終了時まで、「HERO」モンスターしか特殊召喚できない
初動となるデス・プリズンさえいれば大半のE-HEROを融合召喚でき、出張性は高めと考えています。
特殊召喚縛りの発生するカードも展開ルートでは基本的に使わず、HERO縛りなのでHEROテーマなら組み合わせやすいでしょう。
また、ダーク・コーリングやダーク・コンタクトで墓地融合ができるのも強み。
マリシャス・ベインやダーク・ガイアは素材指定が緩いので、アダスター・ゴールドなどと一緒に出張させることもできます。
シャドール
ということでまずはE-HEROと同じ融合召喚テーマのシャドールを紹介。
シャドールは影依融合でデッキ融合ができ、E-HEROを墓地に送ることができます。
また、影依の偽典で墓地から除外して融合召喚することも可能。
墓地・除外状態のカードはダーク・コンタクトで融合素材にできるため、E-HEROとは相性が良いと考えました。
遊戯王 SD37-JPP05 影依融合 (日本語版 シークレットレア) STRUCTURE DECK ─ リバース・オブ・シャドール ─ |
遊戯王カード 影依の偽典(エクストラシークレットレア) RARITY COLLECTION QUARTER CENTURY EDITION (RC04) | シャドールーク 永続罠 |
デモンスミス
光属性・悪魔族の融合・リンク召喚テーマのデモンスミスもE-HEROとは相性が良いでしょう。
先に書きましたが、刻まれし魔の詠聖でアダスター・ゴールドをサーチでき、E-HEROの初動を安定させるのに一役買ってくれるのが最大の強み。
刻まれし魔の詠聖も魔を刻むデモンスミスでサーチでき、魔を刻むデモンスミスはマリシャス・ベインの融合素材にもなれます。
デモンスミス側のギミックはちょっと使いにくいかもしれませんが、E-HEROの潤滑油として考えるとかなりのシナジーが期待できそうです。
遊戯王カード 魔を刻むデモンスミス(ウルトラレア) インフィニット・フォビドゥン(INFO) | 効果モンスター 光属性 悪魔族 ウルトラ レア |
テーマとしてのデモンスミスは以下の記事にて解説。
HERO以外のテーマではかなり相性の良いテーマだと思います。
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