PR

【遊戯王】「灰滅」デッキレシピ 2024 展開・回し方の解説と考察【ワールドプレミアパック2024】

ホーム » 融合召喚 » 灰滅 » 【遊戯王】「灰滅」デッキレシピ 2024 展開・回し方の解説と考察【ワールドプレミアパック2024】
記事内に広告が含まれています。

「灰滅」デッキレシピ2024

 闇属性・炎族の融合召喚テーマ『灰滅』のデッキレシピを考えていきます。

 このテーマは滅亡龍 ヴェイドスと灰滅の都 オブシディムがあれば展開でき、全体除去などのリセットカードが多いのが魅力。

 火山噴火をモチーフとした大量破壊ギミックが楽しいデッキですね。

灰滅
 WORLD PREMIERE PACK 2024でカテゴリ化される「灰滅」と名のついたカード群。
 属するモンスター(及び関連モンスター)は全て闇属性・炎族で統一されている。

遊戯王カードWiki
関連記事

関連記事

灰滅 デッキレシピ 2024

メインデッキ  :50枚
エクストラデッキ:14枚

【 モンスター 】24
3滅亡龍 ヴェイドス
2灰滅せし都の先懸
2灰滅せし都の呪術師
3灰滅せし都の巫女
2灰滅せし都の英雄
3灰滅せし都の王
2惑星探査車
1ブラック・ホール・ドラゴン

【 魔法 】17
1ブラック・ホール
1ハーピィの羽根箒
2超融合
2篝火
3灰滅の都 オブシディム
2灰滅の復燃
3灰滅の憤怒
3ヴェイドスの目覚め

【 罠 】9
2終わりなき灰滅
2果てなき灰滅
2死魂融合
2DNA改造手術
1ミメシスエレファント

【 エクストラ 】14
2灰滅せし成れの果て
2滅亡き闇 ヴェイドス
1アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン
1レイダーズ・ナイト
2ヘルフレイムバンシー
1共命の翼ガルーラ
1スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン
1重爆撃禽 ボム・フェネクス
2起爆獣ヴァルカノン
1爆撃獣ファイヤ・ボンバー

遊戯王OCGデュエルモンスターズ WORLD PREMIERE PACK 2024

 

回し方・運用想定・展開ルート

 闇属性・炎族で統一された融合召喚テーマ『灰滅』のデッキレシピ2024バージョン。

 滅亡龍 ヴェイドスと灰滅の都 オブシディムのコンボを起点に、融合モンスターや永続罠を駆使して戦っていきます。

基本の立ち回り

  • 滅亡龍 ヴェイドスで灰滅の都 オブシディムを破壊して、永続罠のサーチ・セットと灰滅モンスターをリクルート
  • リクルートしたモンスターでパターン分岐
  • 滅亡龍 ヴェイドスで引き込んだ永続罠で除去・妨害

 基本的な立ち回りはざっくり上記を想定。

 滅亡龍 ヴェイドスで灰滅の都 オブシディムを破壊して、永続罠のサーチ・セットと灰滅モンスターのリクルートに繋ぐのが展開の軸となります。


 この方法で灰滅せし都の王をリクルートすれば、灰滅せし都の王の効果でさらに展開が可能(攻撃力2800以上の滅亡龍 ヴェイドスが相手フィールドにいるため)。

 ここからリクルートするモンスターによって展開は分岐します。

 今回の構築では以下の2パターンを想定。

  • 灰滅せし都の英雄→相手フィールドに出したヴェイドスの処理とオブシディム(2枚目)の確保
  • 灰滅せし都の巫女→灰滅の憤怒を引き込んで間接サーチと墓地効果で融合

 どちらの方法でも戦闘・効果で相手のヴェイドスは処理でき、オブシディムもサーチ・サルベージで用意できます。

 状況によって適宜最適な盤面を選択したいところ。


 また、滅亡龍 ヴェイドスの特殊召喚時にサーチ・セットした永続罠によっても戦術が変化。

 永続罠は2種類あるので、やはり2パターンの動きができます。

  • 終わりなき灰滅→処理したヴェイドスをサルベージして再び相手フィールドに特殊召喚し、コントロール奪取して攻撃力を下げる
  • 果てなき灰滅→ヴェイドスを残したままターンを回し、相手ターンに滅亡き闇 ヴェイドスを融合召喚してモンスターと魔法・罠を全体除去

 基本的には終わりなき灰滅でデバフを狙った方がヴェイドスを各種素材にされる可能性が低いのでベター。

 滅亡き闇 ヴェイドスの融合召喚はどうしても処理したい魔法・罠がある時に狙う感じになるでしょうか。


 以上の展開で盤面を整え、融合モンスターなどのアタッカーで攻めていければ理想的。

 全体的に制圧要員が少ないのが多少気になるものの、全体除去ができるのでカードアドバンテージは取りやすいでしょう。

 

灰滅の基本となる展開ルート

  • 採用カード:滅亡龍 ヴェイドス、灰滅せし都の王/灰滅の都 オブシディム
  • 条件:手札に滅亡龍 ヴェイドス、灰滅の都 オブシディムが1枚ずつ、合計2枚
  • 結果:フィールドに灰滅せし都の王、灰滅モンスターの2体が並ぶ(相手フィールドに滅亡龍 ヴェイドス)/手札に灰滅永続罠1枚/召喚権残り1回
  • 展開後の縛り:なし
  1. 灰滅の都 オブシディムを発動。
  2. 手札の滅亡龍 ヴェイドスを自身の効果で相手フィールドに特殊召喚し、オブシディムを破壊して灰滅永続罠をサーチするかセットする。
  3. 手順2をトリガーに、灰滅の都 オブシディムの効果③で灰滅せし都の王をリクルート。
  4. (相手フィールドに攻撃力2800以上の滅亡龍 ヴェイドスが存在するため)、灰滅せし都の王の効果で灰滅モンスターをリクルート。

 こちらは滅亡龍 ヴェイドス、灰滅の都 オブシディムでできる基本の展開方法。

 ほぼ同じ盤面はヴェイドスの目覚め1枚でできますが、デッキ・EXデッキから炎族しか特殊召喚できなくなってしまう点には注意が必要です。


 この時点でフィールドに灰滅せし都の王、灰滅モンスターの合計2体が並び、手札に灰滅永続罠1枚、召喚権残り1回、さらに相手フィールドには滅亡龍 ヴェイドスがいる状態。

 ここから手順2でサーチ・セットした永続罠により2つの動きができます。


 果てなき灰滅の場合、灰滅せし都の王+灰滅モンスター+相手の滅亡龍 ヴェイドスを素材に、滅亡き闇 ヴェイドスの融合が可能。

 2体のヴェイドスにより、自分・相手のモンスター+相手の魔法・罠を全て破壊することができます(滅亡き闇 ヴェイドスは破壊耐性で残る)。

 終わりなき灰滅の場合、相手に出したヴェイドスをコントロール奪取して攻撃力を下げることが可能。

 2800の全体デバフをかけられればワンキルされる心配もないでしょう。


 さらに、手順4で灰滅せし都の王からリクルートした対象により、展開を変化させることが可能。

 今回は灰滅せし都の英雄と灰滅せし都の巫女の2パターンに派生させます。

 

基本展開から灰滅せし都の英雄をリクルートする派生パターン

  • 追加の採用カード:灰滅せし都の英雄/灰滅の都 オブシディム(2枚目)
  • 条件:基本展開の手順4で灰滅せし都の英雄をリクルートする
    • この時点でフィールドに灰滅せし都の王、灰滅せし都の英雄の2体(相手に滅亡龍 ヴェイドス)/墓地に灰滅の都 オブシディム/手札に灰滅永続罠1枚/召喚権残り1回
  • 結果:フィールドに灰滅せし都の王、灰滅せし都の英雄の2体/墓地に灰滅の都 オブシディム/手札に灰滅永続罠1枚、1ドロー/召喚権残り1回
  • 展開後の縛り:なし
  1. 基本展開の手順4で灰滅せし都の英雄をリクルートする
    • この時点でフィールドに灰滅せし都の王、灰滅せし都の英雄の2体(相手に滅亡龍 ヴェイドス)/墓地に灰滅の都 オブシディム/手札に灰滅永続罠1枚/召喚権残り1回
  2. 灰滅せし都の英雄の効果②で滅亡龍 ヴェイドス(炎族)を破壊し、デッキからオブシディム(2枚目)を置く(ヴェイドスの全体除去を発動しない)。
  3. エンドフェイズ時、オブシディム(2枚目)の効果②で墓地のオブシディム(1枚目)をデッキボトムに戻し、1ドロー。

 基本展開からの派生その1、灰滅せし都の英雄をリクルートするパターン。

 この方法では灰滅せし都の英雄での除去により、相手に出したヴェイドスを処理することができます。


 灰滅せし都の英雄はフリーチェーンで除去できるので、相手ターンにヴェイドスを処理することで全体除去も可能。

 この時自分モンスターも巻き込まれてしまいますが、終わりなき灰滅を用意しておけばヴェイドスをサルベージでき、オブシディムもあるので基本展開をやり直すことができます。

 

基本展開から灰滅せし都の巫女をリクルートする派生パターン

  • 追加の採用カード:灰滅せし都の巫女、滅亡龍 ヴェイドス(2体目)/灰滅の憤怒/灰滅せし成れの果て、滅亡き闇 ヴェイドス
  • 条件:基本展開の手順4で灰滅せし都の巫女をリクルートして、灰滅の憤怒をサーチする。
    • この時点でフィールドに灰滅せし都の王、灰滅せし都の巫女の2体(相手に滅亡龍 ヴェイドス)/墓地に灰滅の都 オブシディム/手札に灰滅の憤怒、灰滅永続罠1枚/召喚権残り1回
  • 結果:フィールドに融合モンスター1体/手札に灰滅永続罠1枚/召喚権残り1回+2パターンの盤面
  • 展開後の縛り:展開後、炎族しかEXデッキから特殊召喚できない
  1. 基本展開の手順4で灰滅せし都の巫女をリクルートして、灰滅の憤怒をサーチする。
    • この時点でフィールドに灰滅せし都の王、灰滅せし都の巫女の2体(相手に滅亡龍 ヴェイドス)/墓地に灰滅の都 オブシディム/手札に灰滅の憤怒、灰滅永続罠1枚/召喚権残り1回
  2. 灰滅の憤怒を発動して、デッキから滅亡龍 ヴェイドス(2体目)を墓地に送り、そのままサルベージ(発動後、炎族しかEXデッキから特殊召喚できない縛りが発生)。
  3. 灰滅の憤怒を墓地から除外して、以下のモンスターを融合召喚。
    • 灰滅せし都の王+灰滅せし都の巫女:灰滅せし成れの果てを融合召喚し、灰滅の都 オブシディムをサルベージ
    • 灰滅せし都の王+灰滅せし都の巫女+滅亡龍 ヴェイドス(2体目):滅亡き闇 ヴェイドスを融合召喚して、相手魔法・罠を全て破壊

 基本展開からの派生その2、灰滅せし都の巫女をリクルートするパターン。

 灰滅せし都の巫女のリクルートから灰滅の憤怒をサーチして融合召喚につなぎます。


 融合先が灰滅せし成れの果てなら、オブシディムがサルベージでき、灰滅せし都の英雄をリクルートした時と似たような盤面に。

 灰滅の憤怒で灰滅せし都の英雄を間接サーチしているなら特殊召喚でき、相手のヴェイドスを破壊できます。

 灰滅の憤怒でレベル5以下の灰滅を墓地に送ったとしても、終わりなき灰滅でサルベージ可能。


 融合先が滅亡き闇 ヴェイドスなら、相手の滅亡龍 ヴェイドスと合わせてお互いのモンスター+相手の魔法・罠を全て破壊することができます。

 この時、滅亡き闇 ヴェイドスは自身の耐性で維持できるのがウマテイスト。

 

灰滅せし都の巫女を初動とした展開ルート

  • 採用カード:灰滅せし都の巫女、任意のレベル4の灰滅モンスター、滅亡龍 ヴェイドス/灰滅の都 オブシディム/ヘルフレイムバンシー
  • 条件:手札に灰滅せし都の巫女1枚、次のうちいずれか1枚(灰滅の都 オブシディムまたはレベル4の灰滅モンスター)、合計2枚
  • 結果:フィールドにヘルフレイムバンシー1体/灰滅の都 オブシディムが発動中/手札に滅亡龍 ヴェイドス
  • 展開後の縛り:なし
  1. 灰滅せし都の巫女を召喚して、灰滅の都 オブシディムまたはレベル4の灰滅モンスターの足りない方をサーチ。
  2. 灰滅の都 オブシディムを発動して、共通効果①によりレベル4の灰滅モンスターを特殊召喚。
  3. 灰滅せし都の巫女×レベル4の灰滅モンスターの2体を素材として、ヘルフレイムバンシーをエクシーズ召喚。
  4. ヘルフレイムバンシーのX素材を1つ取り除き、滅亡龍 ヴェイドスをサーチ。

 こちらは灰滅せし都の巫女を初動とした展開ルート。

 この方法でフィールドにヘルフレイムバンシー1体/灰滅の都 オブシディムが発動中/手札に滅亡龍 ヴェイドスがいる、という状態に。

 これで灰滅の都 オブシディムと滅亡龍 ヴェイドスを用意でき、上記基本展開につなぐことができるでしょう。

 ただし、すでに灰滅せし都の巫女を使っているので、灰滅せし都の英雄パターンにのみ派生させることができます。

 

デッキレシピ・構築・採用カード

灰滅カード

 灰滅モンスター及びその優先度は「滅亡龍 ヴェイドス>灰滅せし都の巫女>灰滅せし都の王>その他」くらいの感覚。

 ヴェイドスは初動となるので優先順位が高く、巫女はサーチ要員、灰滅せし都の王はコンボパーツとなります。

 灰滅せし都の王は減らしても良い気はするのですが、オブシディムがあれば特殊召喚できるのであんまり腐らない気もします。

 下級モンスターは灰滅せし都の巫女だけいればとりあえず大丈夫だと思うのですが、ヘルフレイムバンシーを使う場合は調整案件となりそうです。


 魔法・罠の優先度は「灰滅の都 オブシディム>その他」。

 オブシディムがあれば灰滅モンスター全てを手札から特殊召喚できるので、3積みして積極的に引き込みたいところです。

 他のカードはサーチできるので少なめでも大丈夫と考えました。


 問題となるのは特殊召喚縛りが厳しいヴェイドスの目覚め。

 今回のデッキレシピは純構築なので3積みしていますが、他のテーマと組み合わせるならリストラ要員となるでしょう。

 テーマとしての灰滅はこちらで解説。

 今回採用していない相性の良いカードや、組み合わせたいテーマもこちらで紹介しています。

 

闇属性・炎族サポート

 今回は属性・種族サポートとして、篝火、ヘルフレイムバンシー、ブラック・ホール・ドラゴン、レイダーズ・ナイト、アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンあたりを採用。

 特に篝火はサーチャーである灰滅せし都の巫女を引っ張れるので、間接的に灰滅の都 オブシディムを引き込む手段となるでしょう。

 ヘルフレイムバンシーで滅亡龍 ヴェイドスをサーチできる点も見過ごせません。

遊戯王カード 篝火(ウルトラレア) QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE(QCCP) | 通常魔法 ウルトラ レア

遊戯王 ヘルフレイムバンシー(レア) AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)(AGOV)

 ブラック・ホール・ドラゴンはヴェイドスの全体除去から特殊召喚するのが狙い。

 効果破壊耐性もあり、場に出た後も全体除去に巻き込まれないのが魅力です。

遊戯王 ブラック・ホール・ドラゴン(ウルトラレア) AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)(AGOV)

 闇属性のサポートカードはこちらで紹介(炎族サポートは未作成)。

 構築の参考にどうぞ!

 

融合召喚サポート/エクストラデッキ

 続いて融合召喚サポートとEXデッキについて紹介します。

 融合召喚サポートには超融合と死魂融合を採用。

 汎用融合モンスターには、共命の翼ガルーラ、スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン、重爆撃禽 ボム・フェネクス、起爆獣ヴァルカノン、爆撃獣ファイヤ・ボンバーあたりを採用しました。


 超融合は相手モンスターのみでも融合召喚でき、オブシディムで種族変更されていれば相手モンスターだけで灰滅せし成れの果てを融合召喚できます。

 
 死魂融合は墓地融合で起爆獣ヴァルカノンを出すのが狙い。

 そのために今回は惑星探査車も採用しています。

遊戯王 RC03-JP035 超融合 (日本語版 ウルトラレア) RARITY COLLECTION─PREMIUM GOLD EDITION─

遊戯王 SD43-JP035 死魂融合 (日本語版 ノーマル) ストラクチャーデッキ ─ALBA STRIKE─

遊戯王カード 【起爆獣ヴァルカノン】 VE01-JP004-UR 《Vジャンプエディション》

 融合召喚サポートはこちらの記事にて紹介中。

 テーマ内の融合召喚できるカードはクセが強めなので、通常の融合魔法を採用するのも良さげに思います。

 

テーマギミックサポート

 さらにフィールド魔法を引き込む手段として惑星探査車を採用。

 種族変更カードとしてDNA改造手術、ミメシスエレファントを投入しました。


 先にも紹介したように、惑星探査車は死魂融合との兼ね合いからテラ・フォーミングより優先して投入。

 灰滅は共通効果で特殊召喚できるので、召喚権はこちらに回すことができます。

遊戯王カード SR03-JP013 惑星探査車(ノーマル)遊☆戯☆王ARC-V [STRUCTURE DECK R -機械竜叛乱-]

 DNA改造手術とミメシスエレファントは相手モンスターを炎族に変更でき、果てなき灰滅や超融合で相手モンスターを素材にした融合を狙います。

 オブシディムでは相手ターン中に種族変更することができませんが、この2枚は相手ターンにも種族変更でき、果てなき灰滅・超融合との組み合わせで強力な除去札に。

 DNA改造手術はモンスター全てを指定種族にでき、滅亡き闇 ヴェイドスで大量除去が狙えます。

 ミメシスエレファントは1体しか種族変更できないものの毎ターン変更でき、相手モンスターを機械族に変更して起爆獣ヴァルカノンの融合素材にする、という流れもできそうです。

遊戯王 CA-26-N 《DNA改造手術》 Normal

遊戯王カード ミメシスエレファント(ノーマル) WORLD PREMIERE PACK 2023(WPP4) | 永続罠 ノーマル

 

マストカウンター・対策・弱点

キーカードは灰滅の都 オブシディム!

 展開ルートを見てもらえば分かるように、灰滅は滅亡龍 ヴェイドスで灰滅の都 オブシディムを破壊することでモンスターを並べていきます。

 よって、オブシディムがこのテーマのキーカードと言えるでしょう。


 ただ、だからといって安易に破壊してしまうと灰滅モンスターをリクルートされてしまうので注意。

 オブシディムを残しておくと共通効果で展開できるのでそれはそれで問題ですが、処理するタイミングには気を付けたいですね。

 また、オブシディムのリクルート効果は破壊・除外をトリガーとするため、バウンスでなら安全に除去することができるでしょう。

 

手札誘発の打ちどころ

 灰流うららの打ちどころは、灰滅の都 オブシディムか灰滅せし都の王でのリクルート・灰滅せし都の巫女のサーチ時がベター。

 特にオブシディムは滅亡龍 ヴェイドスで破壊している可能性が高く、そこで展開が止まると相手にモンスター1体を献上することになってしまいます。

 
 ちなみに、うららは滅亡龍 ヴェイドスを相手フィールドに特殊召喚する時にも打つことが可能(永続罠を手札に加える効果を含むため)。

 しかし、ここで打つと灰滅の都 オブシディムが残ってしまい、手札から展開される可能性があります。

 そのため、オブシディムのリクルート効果を狙う方がベターでしょう。


 次点は灰滅せし都の巫女のサーチに対して。

 初手で巫女を出す場合はオブシディムを引き込む可能性が高く、その前に止められれば理想的。

 ただし巫女にうららを打ってしまうと、その後でオブシディムを発動→破壊して展開される可能性は十分にあり得るでしょう。

遊戯王 RC03-JP010 灰流うらら (日本語版 ウルトラレア) RARITY COLLECTION─PREMIUM GOLD EDITION─

 エフェクト・ヴェーラーを打つのは、灰滅せし都の巫女か灰滅せし都の王がベター。

 巫女に関しては上述のようにオブシディムをサーチする前に止めるのが狙いです。

 ここまで書いてきて思いましたが、うららでオブシディムを、ヴェーラーで巫女を止めることができれば、灰滅を完封できる可能性はかなり高いでしょう。

遊戯王OCG エフェクト・ヴェーラー ノーマルパラレル 20AP-JP077-P 遊☆戯☆王ARC-V [20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVE]

 

魔法・罠除去が少なめ

 灰滅は魔法・罠を除去できるカードが滅亡き闇 ヴェイドスくらいしかなく、やや少なめと考えています。

 現時点で滅亡き闇 ヴェイドスを出す方法が素材3体以上の融合くらいしかないので、消費が激しいのもネック。

 果てなき灰滅で相手モンスターを素材にすることはできるものの、手軽さを考えるとやっぱり微妙……


 と言っても最近のテーマは魔法・罠に全く触れないものもあるので、灰滅は触れるだけマシかもしれません。

 また汎用カードで補強できる部分でもあり、環境によっては除去カードを増やした方が良いかも。

遊戯王 RC04-JP062 ライトニング・ストーム (日本語版 ウルトラレア) RARITY COLLECTION ─QUARTER CENTURY EDITION─

遊戯王カード ハーピィの羽根帚(ノーマル) TACTICAL-TRY DECK 怪盗コンビEvil★Twin(TT01) | 通常魔法 ノーマル

 

制圧要員不足

 灰滅は2体のヴェイドスによる全体除去が得意なテーマですが、一方で効果を無効にできる制圧要員がいないのは弱点と言えるでしょう。

 一応、速攻魔法の灰滅の復燃でモンスター効果を無効にでき、このカードは灰滅せし都の巫女でサーチすることが可能。

 ですが2妨害以上の盤面を作ろうとすると難しそうで、現代遊戯王ではこちらの妨害を踏み抜いて展開されてしまう危険性があります。

 

センサー万別に引っかかる

 最後にいつもの拘束系永続罠に引っかかるか問題。

 灰滅は属性・種族が統一されており、純構築で御前試合・群雄割拠に引っかかることはないでしょう。


 一方でセンサー万別には引っかかってしまうので注意。

 ただ、センサー万別が発動している場合、オブシディムで自分ターン中は相手モンスターの種族が統一されるため、その時点で相手が複数展開していると墓地に送らなければなりません(多分)。

 よって、相手が受けるデメリットの方が大きく、そもそも発動されない、ということはありそう。 

遊戯王カード 御前試合(ノーマル) 蟲惑魔の森(SD45) | ストラクチャーデッキ こわくまのもり 永続罠

群雄割拠 ノーマル 遊戯王 デッキビルドパック スピリット・ウォリアーズ dbsw-jp045

遊戯王カード センサー万別(ノーマル) アルバ・ストライク SD43-JP038

執筆者

新規カードの相性考察やデッキレシピ構築が大好きな遊戯王エンジョイ勢!

初代遊戯王リアタイ世代でその頃からOCGに触れてきました。
9期の頃からブログを始め、以後『10年以上』更新を続けています!

hassakuをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました