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【遊戯王】明日のための「灰滅」評価・解説/展開ルート・相性の良いカードなど【2024年版】

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「灰滅」解説

 相手の種族を変更できるフィールド魔法と、相手フィールドに特殊召喚できる滅亡龍 ヴェイドスを主軸とする『灰滅』の解説をしていきます。

 このテーマは全体除去効果が多いのが特徴のひとつ。

 モチーフが火山噴火らしく、それと全体除去がピッタリ合致しているのが面白いですね。

灰滅
 WORLD PREMIERE PACK 2024でカテゴリ化される「灰滅」と名のついたカード群。
 属するモンスター(及び関連モンスター)は全て闇属性・炎族で統一されている。

遊戯王カードWiki

 この記事ではテーマとしての『灰滅』や個別カード、相性の良いカードについて紹介しています。

『ワールドプレミアパック2024』収録の最新カードを使ったデッキレシピ2024版は以下の記事にて公開中。

 構築の参考にどうぞ!

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三行で教える「灰滅」

  • 闇属性・炎族で統一された融合召喚テーマ
  • モンスターは灰滅の都 オブシディムがあると手札から特殊召喚でき、相手の種族を変更する戦術が得意
  • 滅亡龍 ヴェイドスは自身を相手に送りつけつつ、フィールド魔法を破壊できる

メインデッキの「灰滅」モンスター

『灰滅』は12期に登場した海外先行の融合召喚テーマで、属するモンスターは闇属性・炎族で統一されています。

 モンスターはフィールド魔法の灰滅の都 オブシディムがあると手札から特殊召喚でき、展開力は高め。

 オブシディムは相手モンスターを炎族に変更する効果を持ち、それによって灰滅カードの効果対象とする戦術を得意とします。


 また、関連カードに滅亡龍 ヴェイドスがおり、こちらを相手に送りつフィールド魔法を破壊することが可能。

 オブシディムは破壊されるとモンスターをリクルートできるので、これによってアドバンテージを得るのもギミックのひとつです。

「灰滅」モンスター

 先にも紹介したように灰滅モンスターは闇属性・炎族で統一。

 さらに以下の共通効果を持ちます。

このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドゾーンに「灰滅の都 オブシディム」が存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):(固有効果)

 この共通効果①により、灰滅の都 オブシディムが発動中なら手札から特殊召喚が可能。

 特殊召喚縛りも発生しないので、様々な召喚方法の素材にできるのは利点ですね。

 ちなみに、オブシディムは相手のフィールドゾーンに発動しても特殊召喚条件を満たすことが可能。

 ヴェイドスの目覚めなどを使う時には覚えておきましょう。


 下級モンスターは今のところレベル4で統一。

 テーマ的にはヘルフレイムバンシーをエクシーズ召喚しやすく、炎族をサーチできます。


 中でも灰滅せし都の巫女はテーマ内のカード全てをサーチでき、初動の安定性に貢献してくれるでしょう。

 灰滅の都 オブシディムを引き込めば手札から後続を特殊召喚することも。

レベル4

カード名固有効果②
灰滅せし都の先懸攻撃力2800以上の相手モンスターが存在する場合、自身をリリースして、相手カード1枚を手札バウンス
灰滅せし都の呪術師自分墓地・除外状態の炎族3体をデッキに戻す
この効果で「灰滅」モンスターを戻した場合、さらに「灰滅の都 オブシディム」をサーチ
灰滅せし都の巫女召喚・特殊召喚時、同名以外の「灰滅」カードをサーチ

 レベル5以上のモンスターも共通効果①で特殊召喚できるので展開力は容易。

 レベル7の灰滅せし都の英雄はフィールドの炎族を除去でき、オブシディムや果てなき灰滅によって種族を変更することにより、除去範囲を広げることができます。

 レベル8の灰滅せし都の王は相手に攻撃力2800以上のモンスターがいれば灰滅モンスターをリクルートでき、滅亡龍 ヴェイドスを送りつけることで条件を満たすことができるでしょう。

レベル7

カード名固有効果②
灰滅せし都の英雄自分・相手メインフェイズ時、フィールドの炎族1体を破壊
この効果で「滅亡龍 ヴェイドス」を破壊した場合、デッキから「灰滅の都 オブシディム」をフィールドゾーンに表側表示で置く

レベル8

カード名固有効果②
灰滅せし都の王自分メインフェイズ時、手札から同名以外の「灰滅」モンスターを特殊召喚
攻撃力2800以上の相手モンスターが存在する場合、代わりにリクルートすることもできる

 

「灰滅」に関する効果を持つモンスター

 灰滅にはテーマ名を冠さないものの、灰滅に関する効果を持つものも存在。

 それがこちらの滅亡龍 ヴェイドスです。

 こちらも灰滅モンスターと同じく闇属性・炎族で統一され、以下の効果を持ちます。

カード名固有効果①固有効果②
滅亡龍 ヴェイドス9自分・相手メインフェイズ時、自身が手札に存在する場合、自身を相手フィールドに特殊召喚して、フィールドゾーンのカードを破壊する
その後、デッキから「灰滅」永続罠をサーチするかセットする
自身が相手フィールドから墓地に送られた場合、フィールドのモンスター全てを破壊

 効果①でフィールドゾーンのカードを破壊することによって相手フィールドへ特殊召喚でき、灰滅永続罠をサーチ・セットすることが可能。

 灰滅の都 オブシディムは破壊された時に灰滅モンスターをリクルートできるので、滅亡龍 ヴェイドスをトリガーにできます。

 この効果は自分・相手ターンに発動でき、相手の先攻1ターン目に相手のフィールド魔法を処理できるのもちょっとした強み。


 また、歯車街などの破壊をトリガーにするフィールド魔法を破壊することも可能。

 歯車街はタイミングを逃す可能性がありますが、ヴェイドスで永続罠のサーチ・セットを行わなければ歯車街の効果を使えます(詳しくはwikiのこちらを参照→砂塵の大竜巻)。


 効果②は相手フィールドから墓地に送られた場合にフィールドのモンスターを全て破壊する効果。

 自分モンスターも巻き込んでしまうものの、全体除去はシンプルに強力です。

 トリガーには灰滅せし都の英雄の除去効果が使える他、果てなき灰滅で融合素材にしてしまうのも手。

 これで破壊耐性を持った滅亡き闇 ヴェイドスを出せば全体除去を無視できるので、自分側にモンスターを残すことができます。


 余談ですが、滅亡龍 ヴェイドスのモチーフはヴェスヴィオ火山の噴火のよう。

 この全体除去効果から、噴火によって住民を巻き込んでいくシーンがハッキリとイメージできるのがかなり好きですね(モチーフとゲームシステムが合致しているテーマが好きなので)。

 

「灰滅」をサポートする魔法・罠

 続いて、魔法・罠の紹介。

 こちらもテーマ名を冠するカードとそれ以外のカードが存在します。

「灰滅」魔法・罠

 灰滅魔法・罠は炎族に関する効果を持つものが多く、灰滅せし都の巫女でサーチ可能。

 さらに永続罠は滅亡龍 ヴェイドスでサーチ・セットできるのも特徴です。

魔法カード

 魔法カードでも特に重要なのがフィールド魔法の灰滅の都 オブシディム。

 灰滅モンスターが持つ共通効果①の発動条件となり、展開力を向上してくれます。

 
 固有効果では、自分ターン中に相手モンスターを炎族に変更でき、灰滅せし都の英雄の除去対象にしたり、果てなき灰滅で融合素材に巻き込むことが可能。

 フィールドゾーンで破壊されれば灰滅モンスターをリクルートできるので、滅亡龍 ヴェイドスとコンボできます。


 ヴェイドスでオブシディムを破壊して灰滅せし都の王をリクルートすると、灰滅せし都の王で灰滅モンスターをリクルートでき、大きく展開することが可能。

 詳しくは展開ルートの項で紹介していきます。

カード名種別固有効果①固有効果②固有効果③
灰滅の都 オブシディムフィールド
魔法
自分ターン中、相手フィールドの特殊召喚された表側モンスターは炎族になる自分エンドフェイズ時、墓地の同名カードをデッキに戻す
その後、1ドロー
フィールドゾーンの自身が破壊・除外された場合、「灰滅」モンスターをリクルート
灰滅の憤怒通常魔法デッキから闇属性・炎族1体を墓地に送る
その後、墓地からレベル5以上の炎族をサルベージ
発動後、炎族しかEXデッキから特殊召喚できない縛りが発生
墓地から自身を除外して、自分手札・フィールドのモンスターを素材として、炎族を融合召喚
灰滅の復燃速攻魔法同名以外の「灰滅」カードを墓地・除外状態からデッキボトムに戻し、相手効果モンスター1体の効果を無効

 

永続罠カード

 永続罠は滅亡龍 ヴェイドスでデッキからサーチ・セットが可能。

 特に果てなき灰滅は超融合と類似の効果を持ち、相手モンスターを巻き込みつつ融合召喚ができます。

 相手フィールドの滅亡龍 ヴェイドスを素材にすれば全体除去もでき、大きなアドバンテージを得ることができるでしょう。


 ちなみに、自分・相手モンスターを融合素材にする効果は、相手モンスターのみを使って融合召喚することも可能。

 具体的には「相手フィールドの滅亡龍 ヴェイドス+相手フィールドのモンスター」みたいな感じですね。

 詳しくは類似効果を持つ超融合などでググってください。


 元々の持ち主が自分となるモンスターをコントロール奪取できる終わりなき灰滅もなかなか強力。

 滅亡龍 ヴェイドスを回収できるのはもちろんのこと、壊獣なども自軍に戻すことができ、リリース除去と合わせて大きなアドバンテージになるでしょう。

カード名固有効果①固有効果②備考
終わりなき灰滅発動時の効果処理として、「灰滅」モンスターか「滅亡龍 ヴェイドス」をサルベージ元々の持ち主が自分となる相手モンスターのコントロールを奪取
その後、相手の表側モンスター全ての攻撃力を、コントロール奪取したモンスターの元々の攻撃力分ダウン
同名カードは1ターンに1度しか発動できず、効果②は1ターンに1度までしか使用できない
果てなき灰滅自分・相手メインフェイズ時、「滅亡龍 ヴェイドス」を含む、自分・相手モンスターを素材として、炎族を融合召喚
この効果で融合召喚したモンスターの攻撃力を素材にしたモンスターの数×500パンプアップ
墓地から闇属性・炎族1体と自身を除外して、相手モンスターをターン終了時まで炎族にする

 

「灰滅」に関する魔法・罠

カード名種別固有効果①
ヴェイドスの目覚め速攻魔法デッキから「灰滅の都 オブシディム」を自分か相手のフィールドゾーンに表側表示で置く
その後、相手のフィールドゾーンにカードが存在する場合、レベル5以上の闇属性・炎族をサーチ
発動後、炎族しかデッキ・EXデッキから特殊召喚できない縛りが発生

 こちらは灰滅の都 オブシディムをサポートするヴェイドスの目覚め。

 このカード1枚でオブシディムの発動と滅亡龍 ヴェイドスのサーチができ、即座にテーマギミックにアクセスすることができます。

 発動後の特殊召喚縛りがキツいものの、純構築では初動の安定性にかなり貢献してくれるでしょう。

 

エクストラデッキの「灰滅」モンスター

 そしてエクストラデッキ!

 こちらには現在融合モンスターのみがおり、灰滅モンスターと灰滅に関する効果を持つヴェイドスが存在しています。

 テーマ内では果てなき灰滅で自分・相手モンスターを素材に、または灰滅の憤怒の墓地効果によって融合召喚することができます。

融合モンスター

「灰滅」融合モンスター

カード名素材指定固有効果①固有効果②
灰滅せし成れの果て8炎族×2体融合召喚時、墓地のフィールド魔法をサルベージ自身と相手炎族モンスターとの戦闘時、相手モンスターを破壊
この効果を自分ターンに発動した場合、もう一度攻撃できる

 灰滅の名を持つ融合モンスターは現在のところ、灰滅せし成れの果て1体のみ。

 融合素材に炎族×2体を指定しているので灰滅モンスターのみで融合できる他、灰滅の都 オブシディムで炎族に変更した相手モンスター×2体を果てなき灰滅・超融合で素材にできるのがストロングポイントです(相手の滅亡龍 ヴェイドスを含む)。

 炎族との戦闘時に効果破壊と追加攻撃ができ、オブシディムでの種族変更が活きる効果となっております。

 

「灰滅」に関する融合モンスター

カード名素材指定固有効果①固有効果②固有効果③
滅亡き闇 ヴェイドス10「滅亡龍 ヴェイドス」

レベル9以下の炎族×2体以上
融合召喚時、相手魔法・罠を全て破壊効果破壊耐性と、相手モンスター効果からの対象耐性相手がフィールドで効果を発動した時、自分の表側の「灰滅」カードを墓地に送り、そのカードを破壊

 そしてこちらが滅亡龍 ヴェイドスを融合素材とする滅亡き闇 ヴェイドス。

 融合素材が合計3体以上必要なのでかなり重いですが、果てなき灰滅・超融合と組み合わせると除去枚数が増え、むしろメリットに。

 相手フィールドの滅亡龍 ヴェイドスは融合素材として墓地に送られても全体除去が発動できるため、果てなき灰滅とのコンボは積極的に狙っていきたいですね。


 さらに融合召喚時に相手魔法・罠の全体除去が可能。

 融合素材とした滅亡龍 ヴェイドスのモンスター除去と合わせ、相手フィールドを全て破壊できます。

 モチーフが火山噴火であることを考えると、全体除去がモチーフのイメージとピッタリ合致して気持ち良い!

 

「灰滅」の立ち回り・展開ルート

基本の立ち回り

  • 滅亡龍 ヴェイドスで灰滅の都 オブシディムを破壊して、永続罠のサーチ・セットと灰滅モンスターをリクルート
  • リクルートしたモンスターでパターン分岐
  • 滅亡龍 ヴェイドスで引き込んだ永続罠で除去・妨害

 灰滅の基本となる動きはざっくり上記を想定しています。

 展開ギミックの根幹となるのは滅亡龍 ヴェイドス、灰滅の都 オブシディム、灰滅せし都の王の3枚。

 オブシディムを破壊して滅亡龍 ヴェイドスを相手フィールドに特殊召喚すれば、灰滅せし都の王のリクルートと永続罠をサーチ・セットできます。

 この時点で攻撃力2800以上の滅亡龍 ヴェイドスが相手フィールドにおり、灰滅せし都の王で他の灰滅モンスターのリクルートが可能に。


 これ以降は灰滅せし都の王で呼び出すモンスターによって2パターンを想定しています。

  • 灰滅せし都の英雄→相手フィールドに出したヴェイドスの処理とオブシディム(2枚目)の確保
  • 灰滅せし都の巫女→灰滅の憤怒を引き込んで間接サーチと墓地効果で融合

 どちらのパターンでも戦闘・効果によって相手フィールドに出したヴェイドスの処理は可能。

 灰滅せし都の巫女パターンの場合も、灰滅せし成れの果てを融合すればオブシディムをサルベージできます。


 さらに、滅亡龍 ヴェイドスを特殊召喚した時に引き込む永続罠によってもパターンが分岐。

  • 終わりなき灰滅→処理したヴェイドスをサルベージして再び相手フィールドに特殊召喚し、コントロール奪取して攻撃力を下げる
  • 果てなき灰滅→ヴェイドスを残したままターンを回し、相手ターンに滅亡き闇 ヴェイドスを融合召喚してモンスターと魔法・罠を全体除去

 と言っても、現時点では終わりなき灰滅をサーチした方が良さげ。

 果てなき灰滅パターンだとヴェイドスを残したままターンを回す必要があり、ヴェイドスを各種素材にされてしまう可能性が高いでしょう。


 あとはヴェイドスモンスターの全体除去と融合モンスターなどで攻めていければ理想。

 全体除去系の効果が多いので、比較的カードアドバンテージが取りやすいテーマと考えています。

 

灰滅の基本となる展開ルート

  • 採用カード:滅亡龍 ヴェイドス、灰滅せし都の王/灰滅の都 オブシディム
  • 条件:手札に滅亡龍 ヴェイドス、灰滅の都 オブシディムが1枚ずつ、合計2枚
  • 結果:フィールドに灰滅せし都の王、灰滅モンスターの2体が並ぶ(相手フィールドに滅亡龍 ヴェイドス)/手札に灰滅永続罠1枚/召喚権残り1回
  • 展開後の縛り:なし
  1. 灰滅の都 オブシディムを発動。
  2. 手札の滅亡龍 ヴェイドスを自身の効果で相手フィールドに特殊召喚し、オブシディムを破壊して灰滅永続罠をサーチするかセットする。
  3. 手順2をトリガーに、灰滅の都 オブシディムの効果③で灰滅せし都の王をリクルート。
  4. (相手フィールドに攻撃力2800以上の滅亡龍 ヴェイドスが存在するため)、灰滅せし都の王の効果で灰滅モンスターをリクルート。

 こちらはwikiを参考にした基本となる展開ルート。

 この時点でフィールドに灰滅せし都の王、灰滅モンスターの合計2体が並び、手札に灰滅永続罠1枚、召喚権残り1回。

 さらに相手フィールドに滅亡龍 ヴェイドスがいる状態に。

 この盤面はヴェイドスの目覚めを使えば1枚初動でできますが、炎族しかデッキ・EXデッキから特殊召喚できなくなってしまいます。


 基本の立ち回りでも紹介していますが、ここから手順2で引き込んだ永続罠によって動きが変わります。

 果てなき灰滅なら、灰滅せし都の王+灰滅モンスター+相手の滅亡龍 ヴェイドスで滅亡き闇 ヴェイドスを融合召喚。

 滅亡龍 ヴェイドスと滅亡き闇 ヴェイドスの効果により、お互いのモンスターと相手魔法・罠を全て除去できます(滅亡き闇 ヴェイドスは破壊耐性で残る)。


 終わりなき灰滅なら、先に相手フィールドに出した滅亡龍 ヴェイドスを処理しておき、相手ターンに墓地の滅亡龍 ヴェイドスをサルベージして特殊召喚→コントロール奪取して攻撃力を下げる、という流れ(特殊召喚にはオブシディムが必要)。

 ただし、どちらの場合でも相手にターンを回す必要がある点には注意が必要です。


 さらに、灰滅せし都の王でリクルートするモンスターによって2パターンの動きに派生。

 具体的な展開は以下に続きます。

 

基本展開から灰滅せし都の英雄をリクルートする派生パターン

  • 追加の採用カード:灰滅せし都の英雄/灰滅の都 オブシディム(2枚目)
  • 条件:基本展開の手順4で灰滅せし都の英雄をリクルートする
    • この時点でフィールドに灰滅せし都の王、灰滅せし都の英雄の2体(相手に滅亡龍 ヴェイドス)/墓地に灰滅の都 オブシディム/手札に灰滅永続罠1枚/召喚権残り1回
  • 結果:フィールドに灰滅せし都の王、灰滅せし都の英雄の2体/墓地に灰滅の都 オブシディム/手札に灰滅永続罠1枚、1ドロー/召喚権残り1回
  • 展開後の縛り:なし
  1. 基本展開の手順4で灰滅せし都の英雄をリクルートする
    • この時点でフィールドに灰滅せし都の王、灰滅せし都の英雄の2体(相手に滅亡龍 ヴェイドス)/墓地に灰滅の都 オブシディム/手札に灰滅永続罠1枚/召喚権残り1回
  2. 灰滅せし都の英雄の効果②で滅亡龍 ヴェイドス(炎族)を破壊し、デッキからオブシディム(2枚目)を置く(ヴェイドスの全体除去を発動しない)。
  3. エンドフェイズ時、オブシディム(2枚目)の効果②で墓地のオブシディム(1枚目)をデッキボトムに戻し、1ドロー。

 基本展開からの派生その1、灰滅せし都の英雄をリクルートするパターン。

 ちなみに、wikiではこの記事で言うところの基本展開からこのパターンにアクセスする方法が紹介されていました。


 こちらのパターンでは、灰滅せし都の英雄で相手フィールドに出したヴェイドスを処理することが可能。

 墓地にヴェイドスを送れるので、終わりなき灰滅からサルベージするパターンに繋がります。

 また、灰滅せし都の英雄は除去はフリーチェーンのため、相手ターンにヴェイドスを除去すれば全体除去にも。

基本展開から灰滅せし都の巫女をリクルートする派生パターン

  • 追加の採用カード:灰滅せし都の巫女、滅亡龍 ヴェイドス(2体目)/灰滅の憤怒/灰滅せし成れの果て、滅亡き闇 ヴェイドス
  • 条件:基本展開の手順4で灰滅せし都の巫女をリクルートして、灰滅の憤怒をサーチする。
    • この時点でフィールドに灰滅せし都の王、灰滅せし都の巫女の2体(相手に滅亡龍 ヴェイドス)/墓地に灰滅の都 オブシディム/手札に灰滅の憤怒、灰滅永続罠1枚/召喚権残り1回
  • 結果:フィールドに融合モンスター1体/手札に灰滅永続罠1枚/召喚権残り1回+2パターンの盤面
  • 展開後の縛り:展開後、炎族しかEXデッキから特殊召喚できない
  1. 基本展開の手順4で灰滅せし都の巫女をリクルートして、灰滅の憤怒をサーチする。
    • この時点でフィールドに灰滅せし都の王、灰滅せし都の巫女の2体(相手に滅亡龍 ヴェイドス)/墓地に灰滅の都 オブシディム/手札に灰滅の憤怒、灰滅永続罠1枚/召喚権残り1回
  2. 灰滅の憤怒を発動して、デッキから滅亡龍 ヴェイドス(2体目)を墓地に送り、そのままサルベージ(発動後、炎族しかEXデッキから特殊召喚できない縛りが発生)。
  3. 灰滅の憤怒を墓地から除外して、以下のモンスターを融合召喚。
    • 灰滅せし都の王+灰滅せし都の巫女:灰滅せし成れの果てを融合召喚し、灰滅の都 オブシディムをサルベージ
    • 灰滅せし都の王+灰滅せし都の巫女+滅亡龍 ヴェイドス(2体目):滅亡き闇 ヴェイドスを融合召喚して、相手魔法・罠を全て破壊

 基本展開からの派生その2、灰滅せし都の巫女をリクルートするパターン(オリジナル)。

 灰滅せし都の巫女のリクルートから灰滅の憤怒をサーチして融合召喚につなぎます。


 灰滅せし成れの果てを出す場合、融合召喚時にオブシディムをサルベージ可能。

 灰滅の憤怒で灰滅せし都の英雄を間接サーチしているなら特殊召喚でき、相手の滅亡龍 ヴェイドスを破壊できます。

 相手の滅亡龍 ヴェイドスは灰滅せし成れの果ての戦闘時に効果破壊できるので、灰滅せし都の英雄をサーチしなくても良し。


 滅亡き闇 ヴェイドスを出す場合、融合召喚時に魔法・罠の全体除去が可能。

 さらに相手の滅亡龍 ヴェイドスを戦闘破壊した時にモンスターを全破壊できるので、相手フィールドを更地にできます(滅亡龍 ヴェイドスは耐性で残る)。

 ただし、この方法だとオブシディムが用意できず、巫女+王+滅亡龍 ヴェイドスの3体素材での融合となるため、消費が多くなってしまうのが多少ネック。

 とはいえ、盤面リセットができるのは非常に強力な動きと言えるでしょう。

灰滅せし都の巫女を初動とした展開ルート

  • 採用カード:灰滅せし都の巫女、任意のレベル4の灰滅モンスター、滅亡龍 ヴェイドス/灰滅の都 オブシディム/ヘルフレイムバンシー
  • 条件:手札に灰滅せし都の巫女1枚、次のうちいずれか1枚(灰滅の都 オブシディムまたはレベル4の灰滅モンスター)、合計2枚
  • 結果:フィールドにヘルフレイムバンシー1体/灰滅の都 オブシディムが発動中/手札に滅亡龍 ヴェイドス
  • 展開後の縛り:なし
  1. 灰滅せし都の巫女を召喚して、灰滅の都 オブシディムまたはレベル4の灰滅モンスターの足りない方をサーチ。
  2. 灰滅の都 オブシディムを発動して、共通効果①によりレベル4の灰滅モンスターを特殊召喚。
  3. 灰滅せし都の巫女×レベル4の灰滅モンスターの2体を素材として、ヘルフレイムバンシーをエクシーズ召喚。
  4. ヘルフレイムバンシーのX素材を1つ取り除き、滅亡龍 ヴェイドスをサーチ。

 こちらは灰滅せし都の巫女を初動とした展開ルート(オリジナル)。

 この方法により、フィールドにヘルフレイムバンシー1体/灰滅の都 オブシディムが発動中/手札に滅亡龍 ヴェイドスの盤面が作れます。

 召喚権は使ってしまうものの、これで灰滅の都 オブシディムと滅亡龍 ヴェイドスを準備でき、上記基本展開にアクセス可能。

 この方法ならヴェイドスの目覚めを使わずに済み、EXデッキの特殊召喚縛りが発生しないのもウマテイストです。

遊戯王 ヘルフレイムバンシー(レア) AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)(AGOV)

 

「灰滅」と相性の良いカード

闇属性・炎族サポート

 灰滅は滅亡龍 ヴェイドスを含めて闇属性・炎族で統一されており、これらの汎用サポートを採用する価値があるでしょう。

 また実用性はさておき、下級モンスターはレベル4が3種類いるため、同胞の絆にも対応。

 一応、灰滅せし都の巫女で永続罠をサーチしておけば相手ターンに融合召喚できるのでナシではないと思いますが、そこまで有用ではないでしょうか。


 また、灰滅せし都の英雄と灰滅せし都の王のレベル差が1つのため、トランスターンとダウンビートに対応。

 相互にリクルートできるようになるので面白そうに思います。

遊戯王カード 同胞の絆(スーパーレア) QUARTER CENTURY CHRONICLE side:UNITY(QCCU) | 通常魔法 スーパー レア

遊戯王OCG トランスターン ノーマル SD26-JP026 遊戯王ゼアル [機光竜襲雷]

遊戯王/ダウンビート(ノーマル)/エクストリーム・フォース

闇属性サポート

  • ドロー:闇の誘惑
  • 墓地肥し:終末の騎士、ダーク・グレファー、クリバンデット
  • 特殊召喚無効:霊王の波動
  • 破壊耐性:ブラック・ホール・ドラゴン
  • アタッカー:アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン+レイダーズ・ナイト

 闇属性で採用候補となるのはこのあたり。

 灰滅は比較的高レベルのモンスターが多く、ダーク・グレファーを特殊召喚しやすいのはちょっとした強みですね。

 灰滅モンスターを墓地に貯めておくとヴォルカニック・エンペラーの特殊召喚条件を満たしやすいので、構築によっては墓地肥し要員を採用するメリットがあると考えます。


 特に相性が良いと考えられるのはブラック・ホール・ドラゴン。

 対象を取らない効果でモンスターが破壊された時に手札・墓地から特殊召喚でき、滅亡龍 ヴェイドスの全体除去をトリガーに呼び出すことができます。

 ブラック・ホール・ドラゴンは効果破壊耐性を持ち、場に出てからはヴェイドスの除去に巻き込まれないのも強み。

遊戯王 ブラック・ホール・ドラゴン(ウルトラレア) AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)(AGOV)

遊戯王OCG ダーク・グレファー ノーマル SD30-JP017 遊戯王アーク・ファイブ[STRUCTURE DECK -ペンデュラム・ドミネーション-]

 また、灰滅は共通効果で展開しやすくレベル4が多いため、アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン+レイダーズ・ナイトのセットを採用しやすいのも良さげ。

 闇属性ではフィニッシャーとして優秀なので採用候補となりそうです。

遊戯王カード レイダーズ・ナイト(ウルトラレア) QUARTER CENTURY CHRONICLE side:UNITY(QCCU) | エクシーズ・効果モンスター 闇属性 戦士族 ウルトラ レア

遊戯王 PHRA-JP041 アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン (日本語版 ウルトラレア) ファントム・レイジ

 闇属性の汎用サポートは以下の記事にて紹介中。

 構築の参考にどうぞ!

 

炎族サポート

  • サーチ・ドロー:篝火、ヘルフレイムバンシー、炎帝近衛兵
  • 自身を手札から特殊召喚:火天獣-キャンドル、インフェルノ
  • 除去要員:ヴォルカニック・クイーン
  • アタッカー:ヴォルカニック・エンペラー

 炎族サポートはこのあたりと相性が良さげ。

 特に下級炎族をサーチできる篝火、炎族なら何でもサーチできるヘルフレイムバンシーの優先度はかなり高いでしょう。

 ちなみに、ヘルフレイムバンシーの素材は「レベル4×2体」であり、炎族以外のモンスターでも可。

 なので、ブリキンギョなどの汎用レベル4を採用してもいいかもしれませんね。

遊戯王カード QCCP-JP198 篝火 (アルティメットレア) QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE クォーター センチュリー クロニクル サイド プライド 魔法 レリーフ アルティメット レア

遊戯王 ヘルフレイムバンシー(レア) AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)(AGOV)

 そしてアタッカーのヴォルカニック・エンペラー。

 フィールド・墓地から炎族3体を除外すれば特殊召喚でき、灰滅なら比較的出しやすいモンスターと考えられます。

 ヴォルカニックとの混合前提ですが、ヴォルカニック・インフェルノと組み合わせると相手モンスターの効果を無効にでき、制圧要員とすることも。

遊戯王 ヴォルカニック・エンペラー(ウルトラレア) 爆炎のデュエリスト編(DP28) 特殊召喚・効果モンスター 炎属性 炎族

遊戯王 ヴォルカニック・インフェルノ(レア) 爆炎のデュエリスト編(DP28) 永続罠

 

融合召喚サポート

 続きまして融合召喚サポート。

 灰滅は基本的に融合召喚しかしないため、このへんのサポートも投入できそうです。

融合召喚をサポートするカード

  • 融合・フュージョンカードをサーチ:竜魔導の守護者
  • 名称コピー:E・HERO プリズマー
  • 融合素材をサーチ・サルベージ:融合徴兵、融合回収、融合準備
  • 融合素材をリクルート・蘇生:融合派兵、融合強兵、融合解除
  • デッキから融合素材を除外:チェーン・マテリアル

 滅亡き闇 ヴェイドスが滅亡龍 ヴェイドスを素材指定しているため、融合徴兵・融合派兵・融合強兵などを使えるのは強みのひとつと言えるでしょう。

 滅亡龍 ヴェイドスは相手ターンにも特殊召喚できるので、融合徴兵のデメリットを軽減できるのも良さげ。


 上記3枚は竜魔導の守護者でき、竜魔導の守護者は素材指定されているモンスターを裏守備で蘇生可能。

 よって、滅亡龍 ヴェイドスを蘇生させる手段として使うことができます。 

遊戯王 SD36-JP018 竜魔導の守護者 (日本語版 ノーマル) STRUCTURE DECK リボルバー

遊戯王 融合徴兵 レア CROS-JP053-R

遊戯王 SD41-JP030 融合派兵 (日本語版 ノーマル) STRUCTURE DECK ─ サイバー流の後継者 ─

 また、実用性はさておきデッキ融合ができるチェーン・マテリアルも相性が良いでしょう。

 滅亡き闇 ヴェイドスは複数のモンスターを融合素材にできるので、デッキの灰滅モンスター全てを素材に融合することも(する意味はさておき)。

 チェーン・マテリアルの罠ゆえの遅さも、果てなき灰滅と組み合わせれば無視できます。


 ちなみに、チェーン・マテリアルの効果を適用できるかはカードによって変わるようなので、現時点では謎。

 一応、類似効果の超融合は適用できるみたいなので、できる体で紹介しています(wiki:チェーン・マテリアル)。

遊戯王 PTDN-JP067-N 《チェーン・マテリアル》 Normal

融合魔法・罠

  • フィールド融合:超融合、超越融合、置換融合、瞬間融合
  • 墓地融合:死魂融合

 汎用融合魔法・罠では超融合の優先度が高いです。

 相手フィールドに出した滅亡龍 ヴェイドスを融合素材にでき、灰滅の都 オブシディムと組み合わせると強力な除去札として機能します。


 死魂融合は相手ターンに起爆獣ヴァルカノンを出せる点が優秀。

 灰滅では惑星探査車を採用しやすいため、合わせて投入するのはどうでしょうか。

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汎用融合モンスター

  • 同じ属性・同じ種族×2体:共命の翼ガルーラ
  • 闇属性×2体:スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン
  • 機械族+炎族:重爆撃禽 ボム・フェネクス、起爆獣ヴァルカノン、爆撃獣ファイヤ・ボンバー

 こちらは素材指定の緩い汎用融合モンスター。

 特に機械族+炎族で出せるモンスターは灰滅でも出しやすく、採用価値があるでしょう。

 起爆獣ヴァルカノンは除去効果を持つため、果てなき灰滅や超融合で相手ターンに出せれば制圧札として使えると考えています。

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 同じ属性・同じ種族×2体で融合できる共命の翼ガルーラはほぼ超融合用。

 灰滅の都 オブシディムで自分ターン中は相手モンスターを種族統一できるので、属性統一されたテーマなら相手モンスターだけで融合することができます。

遊戯王カード 共命の翼ガルーラ(スーパーレア) WORLD PREMIERE PACK 2023(WPP4) | 融合・効果モンスター 闇属性 鳥獣族 スーパー レア

 融合召喚そのものの汎用サポートはこちらの記事を参照。

 融合召喚主軸の灰滅では使えるカードも多そうです。

 

フィールド魔法サポート

  • サーチ:テラ・フォーミング、惑星探査車、盆回し

 灰滅では灰滅の都 オブシディムを破壊した時にリクルートできるので、フィールド魔法を引き込む手段も重要。

 最もシンプルなサーチ手段としてはテラ・フォーミングが挙げられます。

 惑星探査車は機械族なので起爆獣ヴァルカノンの融合素材にできるのも良さげ。


 また、ヴェイドス以外にもフィールド魔法を破壊できるカードを採用するとより展開しやすくなるでしょう。

遊戯王 PAC1-JP036 テラ・フォーミング (日本語版 シークレットレア) PRISMATIC ART COLLECTION

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種族変更できるカード

  • DNA改造手術
  • ミメシスエレファント
  • リプロドクス

 こちらは灰滅のギミックをサポートする種族変更カード。

 使い勝手が良いのはやっぱりDNA改造手術で、お互いのモンスター全てを宣言した種族に変更することができます。

 相手ターン中も種族変更できれば果てなき灰滅の融合効果で除去ができ、制圧力が格段に上がるでしょう。


 また、モンスター1体のみですが、ミメシスエレファントでも相手ターン中に種族を変更することが可能。

 こちらは相手モンスターを機械族にしてボムフェネクスの融合素材にでき、小回りが利くのがいいですね。

遊戯王 CA-26-N 《DNA改造手術》 Normal

遊戯王カード ミメシスエレファント(ノーマル) WORLD PREMIERE PACK 2023(WPP4) | 永続罠 ノーマル

リプロドクス レア 遊戯王 サイバネティック・ホライゾン cyho-jp048

 

テーマレベルで相性の良いカード

出張要員としての「灰滅」

 最後に灰滅と他テーマとの相性を考察。

 灰滅と他テーマとで混合デッキを作る場合、以下の特徴が挙げられます。

  • 闇属性・炎族の融合召喚テーマ
  • 特殊召喚を縛るのは灰滅の憤怒、ヴェイドスの目覚めの2枚
  • 灰滅の都 オブシディムで相手の種族を炎族に変更できる
  • フィールド魔法を破壊してリクルートする戦術が得意

 さらに特殊召喚縛りが発生するカードの具体的な制約は以下の通り。

  • 灰滅の憤怒:発動後、炎族しかEXデッキから特殊召喚できない
  • ヴェイドスの目覚め:発動後、炎族しかデッキ・EXデッキから特殊召喚できない

 炎族はカードプールが少なく、EXデッキの特殊召喚縛りが発生してしまうのはキツいと考えられます。

 テーマ内で使う分には問題ないですが、混合型を作る際には気を付けたいところです。

 
 また、滅亡龍 ヴェイドスでフィールド魔法を破壊できるので、破壊された時に発動するフィールド魔法との組み合わせも良さげ。

 先にも書きましたが、永続罠のサーチ・セットをしなければタイミングを逃すことはないので、これらのトリガーにできます。

 

スネークアイ

 ということでまずは灰滅と同じスネークアイの紹介。

 灰滅の基本展開は召喚権を使わないため、スネークアイ側に残すことができます。

 これにより、リンク素材を増やすことができるでしょう。

 篝火を共有できるのも利点。

遊戯王 スネークアイ・エクセル(スーパーレア) AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)(AGOV)

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遊戯王カード AGOV-JP010 蛇眼の炎龍(ウルトラレア) AGE OF OVERLORD UR ウルトラ レア

 

ヴォルカニック

 同じく炎族のヴォルカニックも灰滅とシナジーがあると考えられます。

 主にヴォルカニック・エンペラーの特殊召喚コストにできる点がメリットで、灰滅は闇属性なので墓地に送りやすいのが強み。

 相手モンスターをリリースして特殊召喚したヴォルカニック・クィーンを、終わりなき灰滅で回収するのも面白いでしょう。

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遊戯王 ヴォルカニック・インフェルノ(レア) 爆炎のデュエリスト編(DP28) 永続罠

遊戯王OCG ヴォルカニック・クイーン ノーマル LODT-JP005

 

古代の機械/アンティーク・ギア

 歯車街を滅亡龍 ヴェイドスで破壊できるので、古代の機械/アンティーク・ギアとも相性が良いでしょう。

 古代の機械は元々歯車街を破壊するためのギミックが多いので、それらで灰滅の都 オブシディムを破壊することもできそうです。


 歯車街から古代の機械暗黒巨人をリクルートすれば2枚もサーチでき、古代の機械融合を引き込めばデッキ融合も可能。

 また、古代の機械は機械族のため、起爆獣ヴァルカノンなどの融合素材にできるのも利点です。

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壊獣

 終わりなき灰滅で相手フィールドに出したモンスターを回収できるので、壊獣と組み合わせるのも面白いと考えています。

 灰滅の一部モンスターは攻撃力2800以上の相手モンスターがいると効果を使えるものがおり、壊獣を送りつけることでその条件を満たすことも可能。

 壊獣自体が汎用除去として優秀なので、少量を灰滅に突っ込むだけでも機能しそうです。

 ちなみに多次元壊獣ラディアンが闇属性かつ攻撃力2800のため、単品採用するなら一番ベターでしょうか。

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遊戯王OCG 妨げられた壊獣の眠り レア EP16-JP030-R 遊☆戯☆王ARC-V [EXTRA PACK 2016]

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執筆者

新規カードの相性考察やデッキレシピ構築が大好きな遊戯王エンジョイ勢!

初代遊戯王リアタイ世代でその頃からOCGに触れてきました。
9期の頃からブログを始め、以後『10年以上』更新を続けています!

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