「アルカナフォース」解説
コイントスによって発動する効果が変わる光属性・天使族テーマ『アルカナフォース』の解説をしていきます。
非常にランダム性の高いテーマですが、逆にギャンブル好きにはたまらない効果が揃っています。
最近は光の結界を引き込みやすくなったので初期の頃より安定していると思いますが。
アルカナフォース
遊戯王カードWiki
LIGHT OF DESTRUCTIONでカテゴリ化した「アルカナフォース」と名のついたモンスター群。
属するモンスターは全て光属性・天使族で統一されており、いずれもコイントスで効果を決定する強制効果を共通して持つ。
三行で教える「アルカナフォース」
- 光属性・天使族で統一された融合召喚テーマ
- 属するカードの多くがコイントスに関する効果を持つ
- サポートカードはコイントスの結果を指定・変更するカードが多い
『アルカナフォース』は5期に登場したモンスター群であり、属するモンスターは光属性・天使族で統一。
召喚・反転召喚・特殊召喚時にコイントスを行い、その結果によって適用される効果が変わる点で共通しています。
メインデッキの「アルカナフォース」モンスター
メインデッキのモンスターはざっくり「通常召喚できるもの」と「通常召喚できないもの」が存在。
いずれもコイントスの裏表によって変わる効果を持ち、基本的には表がメリット、裏がデメリットとなっております。
通常召喚できるアルカナフォース
通常召喚できるアルカナフォースでも優秀なのは、アルカナフォースV-THE HIEROPHANT、アルカナフォースXV-THE DEVIL、アルカナフォースXIX-THE SUNあたり。
このへんのカードは登場後しばらく経ってから追加されたカードのため、裏のデメリット効果が軽かったり、他のカードと組み合わることでアドバンテージとなるものが多くなっています。
特にアルカナフォースXV-THE DEVILは自身を手札から捨てることにより、キーカードである光の結界をサーチ可能。
光の結界はアルカナフォースの裏表効果を好きに選択できるため、テーマでも非常に重要なカードとなっています。
THE HIEROPHANTとTHE SUNはそれぞれ特殊召喚効果持ち。
展開力が増すと切り札のアルカナフォースEXを出しやすくなり、リンク召喚などもしやすくなります。
THE HIEROPHANTの裏の効果は相手フィールドに特殊召喚するので基本的にデメリットですが、アルカナフォースEX-THE CHAOS RULERのコストにするなどして処理が可能。
三戦の才や三戦の号の発動条件を満たすのにも良さげ。
THE SUNは表の効果でコイントスを行う魔法カードを引き込むこともでき、テーマ外のカードを引っ張ることができます。
遊戯王 アルカナフォースXV─THE DEVIL(ノーマルパラレル) ANIMATION CHRONICLE 2023(AC03) アニメーションクロニクル |
遊戯王 SUDA-JP004 アルカナフォースV─THE HIEROPHANT (日本語版 ノーマル) スプリーム・ダークネス |
レベル1
カード名 | 表の効果 | 裏の効果 |
---|---|---|
アルカナフォース0-THE FOOL | 自身を対象にする自分カードの効果を無効にして破壊 | 自身を対象にする相手カードの効果を無効にして破壊 |
レベル4
カード名 | 表の効果 | 裏の効果 | その他固有効果 |
---|---|---|---|
アルカナフォースI-THE MAGICIAN | 魔法カードの発動時、自身の元々の攻撃力を倍にする | 魔法カードが発動する度、相手は500LP回復 | ― |
アルカナフォースIII-THE EMPRESS | 相手が通常召喚する度、手札から「アルカナフォース」モンスター1体を特殊召喚 | 相手が通常召喚する度、自分手札1枚を墓地に送る | ― |
アルカナフォースIV-THE EMPEROR | 自分「アルカナフォース」モンスターの攻撃力を500パンプ | 自分「アルカナフォース」モンスターの攻撃力を500ダウン | ― |
アルカナフォースV-THE HIEROPHANT | フィールド・墓地に同名カードが存在しないレベル4以下の「アルカナフォース」モンスター1体をリクルート | デッキから「アルカナフォース」モンスター1体を相手フィールドに特殊召喚 | 自身を手札から捨て、このターン中、「アルカナフォース」モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚時に相手は効果を発動できない |
アルカナフォースVI-THE LOVERS | 「アルカナフォース」モンスターをアドバンス召喚する場合、自身を2体分のリリースにできる | 「アルカナフォース」モンスターをアドバンス召喚できない | ― |
アルカナフォースVII-THE CHARIOT | 自身が相手モンスターを戦闘破壊して墓地に送った場合、そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚 | 自身のコントロールを相手に移す | ― |
レベル6
カード名 | 表の効果 | 裏の効果 | その他固有効果 |
---|---|---|---|
アルカナフォースXIV-TEMPERANCE | 自身が存在する限り、自分が受ける戦闘ダメージは半分になる | 自身が存在する限り、相手が受ける戦闘ダメージは半分になる | 戦闘ダメージ計算時、自身を手札から捨て、自分に発生する戦闘ダメージを0にする |
レベル7
カード名 | 表の効果 | 裏の効果 | その他固有効果 |
---|---|---|---|
アルカナフォースXV-THE DEVIL | 自身の攻撃宣言時、モンスター1体を破壊して、そのコントローラーに500バーン | 自身の攻撃宣言時、フィールドのモンスター全てを破壊 | 自身を手札から捨て、デッキ・墓地から「光の結界」を手札に加える |
アルカナフォースXVIII-THE MOON | 自分スタンバイフェイズ時、「ムーントークン」(光・天使族・星1・攻/守0)1体を生成 | 自分エンドフェイズ時、自分モンスター1体のコントロールを相手に移す | ― |
アルカナフォースXIX-THE SUN | コイントスを行う効果を持つ魔法カード1枚をデッキからセット | お互いの魔法・罠ゾーンのカード全てを破壊 | コイントスを行う効果を持つモンスターが存在する場合、自身を手札から特殊召喚 |
レベル8
カード名 | 表の効果 | 裏の効果 |
---|---|---|
アルカナフォースXXI-THE WORLD | 自分エンドフェイズ時、自分モンスター2体を墓地に送り、次の相手ターンをスキップ | 相手のドローフェイズ毎に、相手墓地の一番上のカードを相手の手札に加える |
通常召喚できないアルカナフォース
そしてアルカナフォースの切り札でもある通常召喚できないモンスター。
こちらは光属性・天使族・レベル10・攻/守4000で統一され、名称も『アルカナフォースEX』で統一。
さらに以下の共通効果によってのみ特殊召喚できます。
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在するモンスター3体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚に成功した時、コイントスを1回行い以下の効果を得る。
●表:
●裏:
特殊召喚コストとなるモンスターはテーマ外でも良く、展開力の高い汎用モンスターを投入しても良さげ。
ただし、「墓地に送る」必要があり、ペンデュラムモンスターやトークンはコストにできないので注意が必要です。
カード名 | 表の効果 | 裏の効果 |
---|---|---|
アルカナフォースEX-THE DARK RULER | 2回攻撃 この効果で2回戦闘を行った場合、バトルフェイズ終了時に守備になり、次のターン終了時まで表示形式変更不可 | 自身が破壊される場合、フィールドのカード全てを破壊 |
アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER | 相手モンスターを戦闘破壊した時、自分墓地からサルベージ | 自身を対象にする効果の発動を無効にして破壊 この効果で無効にする度、自身の攻撃力を1000ダウン |
メインデッキのアルカナフォースEXでもTHE DARK RULERが特に優秀。表の効果で2回攻撃でき、ワンキル可能な火力を誇ります。
裏の効果では破壊される場合に全体除去ができるので、相手カードを道連れにすることが可能。
光の結界など、こちらのキーカードも巻き添えになってしまいますが、相手も迂闊に処理できないことを考えるとなかなか強力です。
「アルカナフォース」をサポートする魔法・罠
続いて魔法・罠の紹介。
アルカナフォースをサポートするカードの多くはコイントスに関する効果を持ち、それが最大の特徴と言えます。
テーマ名を冠する魔法・罠はありませんが、アルカナフォースXIX-THE SUNはコイントスを行う魔法カードをセットでき、こちらで引き込むことが可能。
魔法カード
魔法カードでも特に重要なのが光の結界。
アルカナフォースのコイントスの結果を自由に選択でき、好きな効果を使えるようになります。
これがないと運要素が強くなるので、デッキの安定性を高めるためにもほぼ必須。
テーマ内ではアルカナフォースXV-THE DEVILからサーチできる他、コイントスを行う魔法カードなのでTHE SUNでセットできます。
サーチカードの光の波動も強力。
手札コストが必要ですがアルカナフォースモンスター2体をサーチでき、初動の安定性をかなり高めてくれます。
THE DEVILとTHE SUNを引き込めば、光の結界を用意しつつTHE SUNの特殊召喚+コイントスを行う魔法カードのセットができ、大きなアドバンテージとなるでしょう。
遊戯王カード SUDA-JP053 光の波動 (ノーマル) スプリーム・ダークネス SUDA 永続魔法 アルカナフォース |
遊戯王カード SUDA-JP054 アルカナスプレッド (ノーマル) スプリーム・ダークネス SUDA 魔法 アルカナフォース |
カード名 | 種別 | 固有効果① | 固有効果② | 固有効果③ | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
アルカナスプレッド | 通常魔法 | コイントスを1回行い、その裏表によって以下の効果を適用 自分「光の結界」が存在する場合、コイントスを行わず、どちらか1つを選んで適用 ●表:レベル4以下の「アルカナフォース」モンスター1体をリクルート ●裏:コイントスを行う効果を持つモンスター1体を蘇生 | 墓地から自身を除外して、コイントスを行う効果を持つカードをサルベージ | ― | ①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか発動不可 |
アルカナリーディング | 通常魔法 | コイントスを1回行い、その裏表によって以下の効果を適用 自分「光の結界」が存在する場合、コイントスを行わず、どちらか1つを選んで適用 ●表:同名以外のコイントスを行うカードをサーチ ●裏:相手は自身のデッキから1枚選んでサーチ | 墓地から自身を除外して、手札から「アルカナフォース」モンスター1体を召喚する | ― | |
光の結界 | フィールド 魔法 | 自分スタンバイフェイズ時、コイントスを1回行い、裏が出た場合、自身の効果②③を、次の自分スタンバイフェイズまで無効にする | 自分「アルカナフォース」モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚時に発動する効果は、コイントスを行わず、どちらか1つを選んで適用する | 自分「アルカナフォース」モンスターが相手モンスターを戦闘破壊した場合、破壊したモンスターの元々の攻撃力分、自分LPを回復 | ― |
光の波動 | 永続魔法 | 自分スタンバイフェイズ時、自分「光の結界」が存在しない場合、コイントスを行い、裏が出た場合、自身の効果②③を、次の自分スタンバイフェイズまで無効にする | 自分天使族全ての攻/守を300パンプ | 手札を1枚捨て、カード名が異なる「アルカナフォース」モンスター2体をサーチ (発動後、「アルカナフォース」モンスターしか特殊召喚できない縛りが発生) | ― |
罠カード
罠カードはざっくりと効果を書き換えるものが多めです。
注意したいのが光の結界と併用する場合。
光の結界はコイントスを行わずに裏表を指定するため、アルカナコールも逆転する運命も発動条件を満たせないんですよね。
カード名 | 種別 | 固有効果① |
---|---|---|
アルカナコール | 通常罠 | 墓地の「アルカナフォース」モンスター1体を除外して、自分「アルカナフォース」モンスター1体のコイントスする効果を、除外したモンスターの効果に変更する(コイントスの結果はそのまま) |
逆転する運命 | 通常罠 | 自分「アルカナフォース」モンスター1体のコイントス裏表の結果を入れ替える |
エクストラデッキの「アルカナフォース」モンスター
そしてエクストラデッキ!
EXデッキには現在融合モンスターのみが存在します。
融合モンスター
融合モンスターはメインデッキの通常召喚できないモンスターと同じく『アルカナフォースEX』の名を持ち、ステータスも光属性・天使族・レベル10と、攻/守以外は一致。
さらに、アルカナフォースEXと類似の方法によって特殊召喚する以下の効果を持ちます。
カード名が異なる「アルカナフォース」モンスター×3
自分・相手フィールドの上記のカードを墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
一番の違いは相手フィールドのアルカナフォースもコストにできること。
一部のアルカナフォースはデメリットで相手フィールドに移動しますが、この特殊召喚条件によってリカバリーできます。
一方でコストにできるのがアルカナフォース限定になってしまい、展開力の高い汎用モンスターを使えなくなったのは欠点でしょう。
カード名 | 素材指定 | 表の効果 | 裏の効果 | その他固有効果 |
---|---|---|---|---|
アルカナフォースEX-THE CHAOS RULER | カード名が異なる アルカナフォース モンスター×3 | 手札・デッキからレベル10の「アルカナフォース」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚 | コイントスを行う効果を持つカードをサーチ | 「光の結界」が存在する限り、相手はフィールドのモンスター効果を発動できない |
上記の特殊召喚条件を持つのは現在、アルカナフォースEX-THE CHAOS RULERのみ。
表の効果でレベル10のアルカナフォースのリクルート、裏の効果でコイントスを行うカードをサーチすることができます。
先にも触れましたが、アルカナフォースEX-THE DARK RULERなら4000打点の2回攻撃ができ、リクルートすれば相手LPを大きく削ることができるでしょう。
裏の効果はテーマ外もサーチでき、THE SUNでは引っ張れないモンスターや罠カードを用意できるのが魅力ですね。
さらに光の結界が存在すれば相手はフィールドでモンスター効果を発動できず、制圧力も高め。
「アルカナフォース」の立ち回り・展開ルート
基本の立ち回り
- 光の結界を発動してアルカナフォースの裏表の効果を選択
- アルカナフォースXIX-THE SUNで魔法カードを引き込んでサポート
- コストが用意できたらアルカナフォースEXを呼び出して一気に攻める
アルカナフォースの立ち回りはざっくりと上記を想定しています。
キーカードとなるのはフィールド魔法の光の結界。
これがないとアルカナフォースの効果がランダムになってしまい、ギャンブル性が高くなってしまいます。
光の結界はアルカナフォースXV-THE DEVIL、アルカナフォースXIX-THE SUNで用意でき、この2体は光の波動からサーチ可能。
なので引き込むのはそこまで難しくないですが、相手からすればマストカウンターとなるのでしっかり守りたいですね。
光の結界が発動できたらTHE SUNでサポート魔法引き込み盤面を整える。
3体以上のモンスターが出せればアルカナフォースEXを特殊召喚できるので、あとは攻めるだけです。
光の結界発動中ならアルカナフォースEX-THE CHAOS RULERでフィールドのモンスター効果も封殺でき、高火力を安全に通すことができるでしょう。
以下の展開ルートを使えば、光の波動と手札コスト1枚でTHE CHAOS RULERまでアクセスできるので、参考にしてみてください。
光の波動からアルカナフォースEX-THE CHAOS RULERを特殊召喚する展開ルート
- 採用カード:アルカナフォースV-THE HIEROPHANT、アルカナフォースXV-THE DEVIL、アルカナフォースXIX-THE SUN/光の波動、光の結界、アルカナリーディング/アルカナフォースEX-THE CHAOS RULER
- 条件:手札に光の波動1枚、手札コスト1枚、合計2枚
- 結果:フィールドにアルカナフォースEX-THE CHAOS RULER1体並ぶ/光の波動、光の結界が発動中/召喚権残り1回
- 展開後の縛り:展開後、アルカナフォースモンスターしか特殊召喚できない
- 光の波動を発動し、手札1枚を捨てて、アルカナフォースXV-THE DEVILとアルカナフォースXIX-THE SUNの2枚をサーチ(発動後、アルカナフォースモンスターしか特殊召喚できない縛りが発生)。
- THE DEVILの効果で自身を手札から捨て、光の結界をサーチしてそのまま発動。
~光の結界発動中のため、以降はアルカナフォースの裏表好きな効果を選択可能~ - (コイントスをするカードが存在するため)THE SUNを自身の効果で手札から特殊召喚し、「●表:」の効果でアルカナリーディングをセット。
- アルカナリーディングを発動し、「●表:」の効果でアルカナフォースV-THE HIEROPHANTをサーチ。
- 墓地のアルカナリーディングを除外して、サーチしたTHE HIEROPHANTを召喚。
- THE HIEROPHANTの召喚時、フィールド・墓地に同名カードが存在しない任意のレベル4以下のアルカナフォースをリクルート。
- フィールドのアルカナフォース3体を墓地へ送り、アルカナフォースEX-THE CHAOS RULERの特殊召喚し「●表:」か「●裏:」を選択して発動。
こちらはwikiで紹介されていた展開ルートを参考にしたもの。
結果、フィールドにアルカナフォースEX-THE CHAOS RULER1体が並び、光の波動、光の結界が発動中という盤面に。
召喚権が温存されており、追加で他モンスターを呼び出すこともできます。
THE CHAOS RULERの「●表:」でアルカナフォースEX-THE DARK RULERを呼び出せば、攻撃力4000×2回攻撃が可能。
後攻ワンキルができるだけの火力が得られます。
THE CHAOS RULER自身も3300打点あり、相手フィールドのモンスター効果も封殺できるため、攻撃を通しやすいのが強み。
また、先攻1ターン目でも以下の方法でワンキルが狙えます。
遊戯王カード SUDA-JP053 光の波動 (ノーマル) スプリーム・ダークネス SUDA 永続魔法 アルカナフォース |
アルカナフォースXXI-THE WORLDで相手ターンをスキップする派生展開
- 追加の採用カード:アルカナフォースXXI-THE WORLD、アルカナフォースEX-THE DARK RULER/アルカナスプレッド
- 条件:上記展開ルートの手順6まで進め、THE HIEROPHANTの召喚時にアルカナフォースXXI-THE WORLDを相手フィールドにリクルート
- この時点で自分フィールドにアルカナフォースV-THE HIEROPHANT、アルカナフォースXIX-THE SUNの2体が並ぶ/光の波動、光の結界が発動中/召喚権残り1回/相手フィールドにアルカナフォースXXI-THE WORLDがいる状態
- 結果:フィールドにアルカナフォースEX-THE CHAOS RULER、アルカナフォースXXI-THE WORLDの2体が並ぶ/光の波動、光の結界が発動中/召喚権残り1回
- 展開後の縛り:展開後、アルカナフォースモンスターしか特殊召喚できない
- 上記展開ルートの手順6まで進め、THE HIEROPHANTの召喚時にアルカナフォースXXI-THE WORLDを相手フィールドにリクルート
- この時点で自分フィールドにアルカナフォースV-THE HIEROPHANT、アルカナフォースXIX-THE SUNの2体が並ぶ/光の波動、光の結界が発動中/召喚権残り1回/相手フィールドにアルカナフォースXXI-THE WORLDがいる状態
- 自分フィールドのTHE HIEROPHANT、THE SUNの2体、相手フィールドのTHE WORLDを墓地に送り、アルカナフォースEX-THE CHAOS RULERを特殊召喚し、「●裏:」の効果でアルカナスプレッドをサーチ。
- アルカナスプレッドの「●裏:」の効果でTHE WORLDを蘇生し、「●表:」の効果を得る。
- エンドフェイズ時、THE WORLDの効果でモンスター2体を墓地に送り、相手ターンをスキップ。
こちらもwikiを参考にした派生展開。
上記の展開ルートからさらに伸ばし、アルカナフォースXXI-THE WORLDのターンスキップを利用して先攻1ターン目からワンキルを狙うことができます(実質2ターン)。
ここからの流れとしては、THE WORLDの効果で自身とTHE CHAOS RULERの2体を墓地に送ってターンスキップ。
スキップ後に回ってきた自分ターンで光の波動を初動とした展開をやり直し、THE CHAOS RULERを特殊召喚したら、「●表:」の効果でアルカナフォースEX-THE DARK RULERを呼び出します。
結果、相手フィールドがガラ空きの状態で攻撃力4000×2回攻撃ができ、先攻1ターン目からワンキルが達成できる訳ですね。
「アルカナフォース」と相性の良いカード
光属性・天使族サポート
- サーチ:サイバー・エンジェル-弁天
- 特殊召喚:フォトン・スラッシャー、光の精霊 ディアーナ、Emトリック・クラウン、創造の代行者 ヴィーナス+神聖なる球体、神の居城-ヴァルハラ+ヘカテリス
- 戦闘補助:オネスト
- 特殊召喚メタ:閃光の結界像
アルカナフォースは光属性・天使族で統一されており、属性・種族サポートを採用する価値があるでしょう。
特に神の居城-ヴァルハラは展開力を上げられるのでシンプルに強力。
ヴァルハラをサーチできるヘカテリスと一緒に採用したいですね。
展開しやすいモンスターのEmトリック・クラウン、創造の代行者 ヴィーナス+神聖なる球体も良さげ。
メインデッキのアルカナフォースEXはテーマ外のモンスターをコストにすることもでき、これらを当てることができます。
このへんはTHE WORLDのターンスキップを発動させる時にも使えるので、デッキの枠を割く価値があるでしょう。
遊戯王 SR12-JPP05 創造の代行者 ヴィーナス (日本語版 シークレットレア) STRUCTURE DECK R ─ ロスト・サンクチュアリ ─ |
遊戯王 SR12-JP009 神聖なる球体 (日本語版 ノーマル) STRUCTURE DECK R ─ ロスト・サンクチュアリ ─ |
光属性と天使族の汎用サポートは以下の記事にて解説。
汎用ギミックも紹介しているのでアルカナフォースでも使えるものがあるかも。
コイントスに関する効果を持つカード
- サーチ:表裏の女神、デスペラード・リボルバー・ドラゴン
- 戦闘補助:モンスターBOX
- コイントスをもう1度行う:セカンド・チャンス
続いてコイントスに関する効果を持つカード。
とはいうものの、光の結界が発動中のアルカナフォースはコイントスをしないので、使えるものが意外と少ないと感じました。
そんな中でも使えそうだったのがサーチ効果を持つ表裏の女神、デスペラード・リボルバー・ドラゴンの2枚。
これらはTHE SUNをサーチでき、THE SUNを特殊召喚できれば光の波動→THE DEVIL→光の結界と引き込むことができます。
特に表裏の女神はフィールドに出た時点でTHE SUNの特殊召喚条件を満たせるので優先度は高め。
デスペラード・リボルバー・ドラゴンは一旦墓地に送る必要があるため、スクラップ・リサイクラーやおろかな埋葬などを併用しましょう。
テーマレベルで相性の良いカード
出張要員としての「アルカナフォース」
最後にテーマレベルでの相性を考察。
アルカナフォースと他テーマとで混合型を作る場合、アルカナフォースには以下の特徴が挙げられます。
- 光属性・天使族の融合召喚テーマ
- 特殊召喚を縛るのは光の波動のみで「発動後、アルカナフォースモンスターしか特殊召喚できない」
- コイントスを行うカードが多いが、光の結界発動中はコイントスを行わずに効果を選択する
特殊召喚を制限するカードは光の波動のみですが、発動後にアルカナフォースしか特殊召喚できず、かなり重い縛り。
先に組み合わせる側のギミックで展開することはできますが、その場合は展開順に気を付ける必要があります。
宣告者
ということでまずは天使族の汎用テーマである宣告者を紹介。
メインデッキの宣告者の多くは自身と天使族を手札から捨てることで相手効果を無効にでき、パーミッション能力に長けています。
アルカナフォースは天使族で統一されており、宣告者のコストにすることが可能。
パーミッション効果を持つ宣告者は基本的に手札から使うため、アルカナフォースの特殊召喚縛りを気にせず採用できる点でも相性が良いでしょう。
ドライトロン
続いて儀式召喚テーマのドライトロン。
ドライトロンというか、ドライトロンと相性が良いサイバー・エンジェル-弁天を使うための組み合わせですね。
弁天はリリースされると光属性・天使族をサーチでき、これでアルカナフォースをサーチできないか、と考えました。
また、ドライトロンは展開力が高く、THE WORLDのターンスキップコストや、アルカナフォースEXの特殊召喚条件を満たすのにも役立ちそう。
共通効果でドライトロンを特殊召喚したターンは「自分は通常召喚できないモンスターしか特殊召喚できない」縛りが発生しますが、アドバンス召喚はセーフ。
アルカナフォースEXは通常召喚できないモンスターなのでドライトロンの縛りに引っかかりません。
遊戯王カード 竜輝巧─バンα(ウルトラレア) QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE(QCCP) | ドライトロン 効果モンスター 光属性 機械族 |
遊戯王 RC04-JP025 サイバー・エンジェル─弁天─ (日本語版 クォーターセンチュリーシークレットレア) RARITY COLLECTION ─QUARTER CENTURY EDITION─ |
テーマとしてのドライトロンは以下の記事にて解説。
と、ここまで書いておいてアレですが、ドライトロンと弁天を組み合わせたコンボは虚無の統括者でもでき、あちらでやった方が良さげな気も……。
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